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京都水族館のダイオウグソクムシさん。 【ファイルC291】2016.08.24 

【ファイルC291】2016.08.24 京都水族館のダイオウグソクムシさん。

深海にすむ不思議な生物だねえ。

前回は、オネムなペンギンの赤ちゃんについて記事を書きました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/folder/1518536.html

あれから1年も放置していた京都水族館の記事を蔵出ししますね。

今回はダイオウグソクムシさんをご紹介します。

深海生物なので光に弱く、光(特に日光)にあたり続けると弱り死亡する可能性があるため、通常水族館の展示は、こんな感じで暗くてオレンジ色の照明になっています。


 




ダイオオグソクムシさんは漢字で書くと『大王具足虫』で、『具足(ぐそく)』は、日本の甲冑(かっちゅう)や鎧・兜(よろい・かぶと)の別称です。

いかにも甲冑をまとったようないでたちの海生甲殻類だねえ。


英名は、Giant Isopod(巨漢の等脚類)で、命名がお座なりで、何の風情も愛想もありません。欧米人はあまり海洋動物に親しみがないようなのです。


動物界節足動物門軟甲綱等脚目ウオノエ亜目スナホリムシ科オオグソクムシ属ダイオウグソクムシで、

 学名はBathynomus giganteus(バティノムス・ギガンテウス)です。
 Bathyは深海を意味するラテン語で、フランスの鳥類学者、甲殻類学者、博物学者のアルフォンス・ミルヌ=エドワール=Alphonse Milne-Edwardsが1879年に命名しています。

こんにちは。


 




ダースベーダーみたいだねえ。


 ダイオウグソクムシさんの情報はあまりなかったので、Wikipediaを中心に参照します。

ダイオオグソクムシさんのお住まいは、メキシコ湾や、西大西洋周辺の深海200~1000メートルほどの深さの海底砂泥地です。

英名にジャイアントとあるように、世界最大の等脚類で、体長は20 - 40センチメートル。最大50センチメートル近くにもなります。


体重は1キログラムを上回り、日本最大の等脚類であるオオグソクムシでさえ最大15センチメートルほどであることを考えると、いかに巨大かわかろうというものです。


外見はダンゴムシのようにも見えるのですが、分類上はフナムシに近い生き物とされています。

目は、昆虫のように複眼で、約3500個の個眼から形成されていて、節足動物の複眼としては最大級です。

触角は2対あって、等脚類の特徴である第一触角は、フナムシ程度の大きさでは肉眼でも判別しにくいほど小さいのですが、本種はその大きさから容易に第一触角を見つけることができ、口部分は2対の格子状の顎が重なっています。


歩脚は、等脚類の特徴である7対の符節から構成されています。

脚の間には卵を抱く保育嚢があり、受精卵も節足動物としては最大級です。尾部に棘が生えており、一番後ろの脚のさらに後の末端部には、ヒレ状に発達している遊泳肢があって、それを用いて背面を海底に向けながら、身体をくねらせて遊泳を行います。

外敵や攻撃を受けた場合は背面にはならず泳いで逃げることもあり、不完全ながらダンゴムシのように身体を丸め、背甲で身を守るともいわれるそうです。


脱皮する過程が、日本の鳥羽水族館で2016年2月12日に撮影・記録されました。


↑その時の記事はこちら。↓


※    ※    ※


謎の深海生物ダイオウグソクムシが脱皮!!動画「ゆっくり、こんな動き」 鳥羽水族館で


 




鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で13日、飼育中の深海生物「ダイオウグソクムシ」の脱皮が国内で初めて確認された。同館は脱皮時の動画撮影にも成功しており、ホームページで「謎に満ちたダイオウグソクシの習性を明らかにするデータのひとつになるのでは」と期待を寄せている。


同館のホームページなどによると、脱皮を確認したのは雄の「No.5」(体長約25センチ、体重約1・2キロ)と呼んでいるダイオウグソクムシ。正月ごろから徐々に体の前半分の白化が進行し、脱皮の兆候とみて観察していた。12日午前7時半ごろ、見回りに来た飼育スタッフが、体の後半部の脱皮に気が付いたという。


同館では、平成19年9月にメキシコ湾の海底800メートルで捕獲されて入館したダイオウグソクムシに「No.1」と名付けて飼育。5年以上の絶食記録を残して26年2月に死んだ。


水族館が死後まもなく解剖したところ、体内から正体不明の液体を検出。液体からは菌も発見され、食べなくても生きていける長寿に関係した“夢の酵母”の可能性があるとして話題になった。


今回脱皮が確認された「No.5」も24年12月以降、3年以上の断食を続けているという。



 上手くみられないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=EeJmz1Ng93E

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ 脱皮の過程を記録できた映像は少なくとも日本国内では初、世界初の記録の可能性もあったようですが、4月1日に亡くなってしまいました。死因は不明だそうです。

分からないことだらけで、水族館の飼育員さんも試行錯誤で飼育されているのでしょうね。


ダイオウグソクムシさんは、「深海の掃除屋」と呼ばれていて、深海底に沈降してきた大型魚類やクジラなどの死骸や弱った生き物等の有機物を摂食します。

他の等脚類のように弱った仲間や死体を食べる共食いを行っている可能性もあるらしいのですが、詳細は不明なのだそうです。


さらに、上記の記事でも触れられていましたが、ダイオウグソクムシさんは、大型の割に極めて少食で飢餓に強いという特徴があります。


鳥羽水族館において2007年9月から飼育されていた体長29センチメートルの個体「No.1」は、2009年1月2日に50グラムのアジを食べて以来、2014年2月14日に死亡するまでの5年1か月間(1869日間)にわたり餌を口にしませんでした。


↑ その時の記事がこちら。↓


 ※    ※    ※

鳥羽水族館の「絶食ダイオウグソクムシ」No.1死ぬ-絶食日数5年43日

 2014年02月14日 伊勢志摩経済新聞
http://iseshima.keizai.biz/headline/1962/

鳥羽水族館の「絶食ダイオウグソクムシ」No.1死ぬ-絶食日数5年43日(写真は元気だった頃のNo.1)






鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽)で飼育し絶食記録を更新し続けていた謎の深海生物のダイオウグソクムシNo.1が2月14日、絶食日数5年43日(1869日)、生存日数6年158日(2350日)の記録を残して死んだ。


丸5年の絶食記録を更新したダイオウグソクムシNo.1






2007年9月9日に入館したNo.1。2009年1月2日に約50グラムのアジ1匹を食べて以来絶食を続け、飼育員の森滝丈也さんを困らせていた。

この日は今年2回目のエサやりの予定でマスコミ各社の取材を受ける準備をしていたが、17時ごろエサを水槽に入れたが全く反応しないため取り上げたところ死んでいることが確認された。


今後、死因などについて調査・研究を行う予定。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

しかも、2013年2月に飼育を開始し、4か月間絶食した後に死亡した個体「No.9」を解剖したところ、さらになんと!消化管に未消化の魚が106gほど残っていたということです。


このように、餌の少ない環境でここまでの巨体になることは、ダイオウイカさんと並んで深海生物の巨大症(deep-sea gigantism)の例としてよく引用されるのですが、その巨大化のメカニズムについては未だに多くの部分が解明されていないそうです。


ことほど左様に、めったに餌を食べないので、餌を食べたというだけでニュースになってしまいます。↓


 ※    ※    ※

「びっくり」ダイオウグソクムシ餌を食べる


 2015年12月2日 22:09 日テレNEWS 24
http://www.news24.jp/articles/2015/12/02/07316373.html

 要約

三重県の鳥羽水族館で、5年以上もエサを食べずに生き続けたことで話題になった、深海に住む生物・ダイオウグソクムシ。名古屋市の水族館でエサを食べる珍しい瞬間が撮影された。

上記動画(©日テレ、名古屋港水族館提供)のスチル画像(レタッチ加工)


 




 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ 食費が節約できてとても経済的ですが、ダイエッターの人にとっては、4か月も絶食しても、なおかつ胃に未消化物が残っているなんて、悪夢だねえ。


ダイオウグソクムシさんは1878年にオスがメキシコ湾の海底から発見され、1891年にはメスも、めっかっちゃいました。

漁網や篭にかかった有用魚類を食い荒らすことから、漁師達には嫌われているそうです。

あれ?!

“漁網や篭にかかった有用魚類を食い荒らす”って、小食だという説明と矛盾しているねえ。


ダイオウグソクムシさんは巨躯の割に肉が少なく、臭みも強いために食用には適さないといわれるようですが、地域によっては食用利用されるということです。また、素揚げにすると旨みが強く美味という話もあるようです。


“ダイオウ”グソクムシさんではなく、親戚筋の“オオ”グソクムシさんなら、静岡県 焼津市 (やいづし)で、001-173 駿河湾深海で獲れたオオグソクムシ2匹(7cm前後)を10,000円以上の寄附でもらえるそうです【現在品切れ中の模様】。↓

http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/22212/94140#

“ダイオウ”グソクムシさんではなく、“オオ”グソクムシさんの食レポが、日刊SPAの記事『深海の奇怪生物「オオグソクムシ」を女性記者が食べてみた【試食会リポート】2014.04.02』でUPされていました。↓

http://nikkan-spa.jp/614524

↑ この記事によると、『「オオグソクムシ」の揚げ物、それはエビに近い。味噌はおろか身も非常に少ないそうだ。1匹あたり耳かき2匙程度しか身が取れないものの、味を聞かれたらほとんどの人がエビまたはカニと答えるだろう。』ということです。


身がスカスカだから、絶食しても大丈夫なんだろうねえ。


でも、普通、身がみちみちぱんぱんになって、これ以上このままの外殻のサイズでは成長できないから、脱皮するはずなのに、身がスカスカなんて、脱皮する意味が無いと思うねえ。


ということで、超省エネ絶食生物なので、殆ど動いてくれません。


最後に、やっと少し頭を上げてご挨拶してくれました。


 




さようなら、元気でね。

でも、飼育員さんが心配するから、たまには餌も食べてね。

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京都水族館のペンギンさんは通りの名前がついているよ(下)。 【ファイルC291】2015.07.06 

【ファイルC291】2015.07.06 京都水族館のペンギンさんは通りの名前がついているよ(下)。

ペンギンの赤ちゃんはオネムだねえ。

前回に引き続き京都水族館にお住いのペンギンさんの記事です。


前回ご紹介した京都の通りの名前を覚える歌と、その時にやっていた、ゆかいなペンギンペタペタタイムの記事はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55615694.html

前回もご紹介しましたが、ペンギンさんの魅力は好き勝手な行動です。

その魅力については、おたる水族館のトレーナーのお兄さんの、言う事を全然聞いてくれないフンボルトペンギンさんの思いっきり無理がありすぎて、そのぐだぐださ加減が却って笑ってしまうという秀逸なショーをご紹介したことがあります。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/49679863.html

それでも、勝手気ままで、なんの苦労も無さそうな赤ちゃんは、こう見えて好奇心いっぱいなんだけど、他の欲求と戦う試練が試されるという厳しい生活を強いられているのです。


さっそくケープペンギンさんの赤ちゃんです。

こんにちは。


 




いつになくご機嫌なペンギンのあかちゃんです。


目が合うと、なんとウインクをしてくれたよ。


 




大サービスです。やはり小っちゃいながらも水族館の一員として観客サービスに懸命に頑張っているのでした。


ところが、なんとここで突然の睡魔が襲ってきたのです。


 




↑ 瞼が重くなって半開きの目は、殆ど“眼とろん星人化”しています。

負けるな赤ちゃん!


少し持ちこたえます。


 




でも赤ちゃんの精いっぱいの懸命な抵抗もむなしく、あっけなく睡魔に軍配が上がったのでした。


 




寝る子はよく育つというからねえ。

でも、立ったまま寝るなんて器用だねえ。


こちらは成鳥です。


 




やはり、ペンギンさんは、岩場とか、氷の上が似合うねえ。

それでもなんといっても、ペンギンさんがその能力をいかんなく発揮できるのは、水中です。


 




空を飛ぶように、すいすいと泳ぎます。


 




水中ランデヴーで、水の中でも仲良しさん。


 




前回出てきたご夫婦かな?

 

ということで、さいごに手を振ってご挨拶。


 




さようなら、元気でね。


随分と以前にご紹介したように、世界にお住いのペンギンさんは、全18種類です(亜種としての括り方にもよるのですが、一番オーソドックスな説では、そうなっています)。

野生種は全種南半球にお住まいで、北半球にもかつてお住まいだったペンギンさんは、絶滅しています。

従って、北半球にお住いのペンギンさんは皆さん全員が飼育されている人たちなのでした。

それで、北半球一ペンギンさんの飼育頭数が多いのがなんと我が日本国なのです。飼育技術も世界のトップクラスです。

そのため、野生ペンギンさんの保護のための国際会議には、野生種が生息していないにもかかわらず、日本からも会議に参加するよう要請があるのでした。

現在、日本在住のペンギンさんは、現存する世界のペンギン全18種類のうちなんと11種類が飼育されているのです。


物好きな私はその11種類の写真をコンプリートしました。えっへん!

現在日本在住のペンギンさん11種類の過去記事はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/51538691.html

 ということで、京都水族館はまだ続きます。

京都水族館のペンギンさんは通りの名前がついているよ(上)。 【ファイルC290】2015.07.02 

【ファイルC290】2015.07.02 京都水族館のペンギンさんは通りの名前がついているよ(上)。

さすがは古都京都の水族館だねえ。

 去年の秋に行った京都水族館の記事が溜まっているので、今更ながらご紹介するのでした。
 前回のオオサンショウウオさんの記事はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55438127.html

今回は、京都水族館のペンギンさんたちの記事です。

それで新しくできた京都水族館には、ケープペンギンさんがお住まいなのでした。東京の上野動物園にもお住まいだねえ。

ケープペンギンさんは、ナミビア南部から南アフリカ沿岸部を繁殖地とするので、2010FIFA南アフリカワールドカップサッカーの時には、いろんな施設で日本代表チームの応援をしたペンギンさんです。


私が行った時は『ペンギンペタペタタイム』というのをやっていました。

ペンギンゾーンの扉を開けて、ペンギンの皆さんが、一般の人の通る通路をお散歩するというプログラムです。

今もやっているのか、京都水族館のHPを見たら、タイムスケジュールが見当たらないので、シーズンイベントのような感じなのかな?

京都水族館のHPはこちら。↓

http://www.kyoto-aquarium.com/

最初に出てきたのが多分“まるちゃん”。間違っていたらごめんなさい。


 




この好奇心旺盛で喧嘩が強いらしい“まるちゃん”のように、京都水族館のペンギンさんの名前は、京都の通りの名前から付けられています。

例えば、この“まるちゃん”でいうと、『丸ちゃん【丸太町通(まるたまちどおり)】” 』という具合です。


古都である京都は、平安京以来、碁盤の目のように通りで区切られている条里制なのですが、東西南北の通りには古式ゆかしい名前がついています。

このことも含め、京都の人には京都こそが日本の本当の都(みやこ)だという強い自負というか、プライドがあって、その辺が、東京も含め他の地方の人にすれば、京都の人と接すると、なんか自分が田舎者扱いされているのではないかという疑心暗鬼に陥ることがあるのでした。


現在、住居表示という制度が特に都市部では積極的に導入され、政令指定都市では京都市を除いて採用されています。

それは、区画整理とセットで行われ、町や字(あざ)と、番地=街区符号(がいくふごう)、号=住居番号で示されます。札幌市は、条丁目制を用いているのですが、それでも制度としては住居表示に区分されます。


ところが上述のように政令指定都市の中でも京都だけが特別扱いの例外で、例えば、京都市役所の住所なら「京都市中京区寺町通御池上ル(なかぎょうくてらまちどおりおいけあがる)上本能寺前町488」というように、途中に「上ル」という表記が入っています。

主に、京都の住所の表示は、「その建物と直接面している通り」か「南北の通り」を先に表記して、その後にその「通り」と交差する、当該建物に近い方の通りを表記するのが基本的なルールなのだそうです。

先に表記した通りと後に表記した通りが交差している地点からみてその建物が北側にあれば「上ル(あがる)」、南側にあれば「下ル(さがる)」、東側なら「東入ル(ひがしいる)」、西側なら「西入ル(にしいる)」と続くので他所からくる観光客にとってみればややこしいのです。


例えば、マクドナルド 四条河原町店の住所は、下の地図のように『京都市下京区四条通寺町東入ル貞安前之町610-5』になります。


 




お店の接しているのが四条通(しじょうどおり)、これと交差している最寄りの南北の通りが寺町通(てらまちどおり)で『寺町通』の『通』は省略されています。

その四条寺町(しじょうてらまち)の交差点の東側にあるので、『東入ル』なのですね。

住所は四条通寺町なのですが、阪急の『四条河原町駅』が最寄駅なので、四条河原町店なのでしょう。


京都は、人口147.4万人 (2010年)を有する100万都市=Megapolis(メガポリス)でありながら、京都の市街地においては例外的にこういった伝統的な呼び名がそのまま用いられているのが1000年の古都の貫禄なのです。


でも、通りの名だと、東西南北の順が良く分かりません。

それで、これを覚えるためのわらべ唄があります。↓


◆ まるたけえびすにおしおいけ あねさんろっかくたこにしき♪

それについて、『古都めぐり』さんのサイトから引用させていただきます。【眼とろん星人が若干手を加えました】

http://www.kotomeguri.com/k_mame/toori_song.html

京都市内の通りは、唐の都であった長安にならって条坊制を採用し、東西南北に碁盤の目になっています。通りが碁盤の目状であったので、通り名を覚えるために生まれたのが通り唄です。


 




◆ 東西の通りの名前の唄

まるたけえびすにおしおいけ(丸太町通・竹屋町通・夷川通・二条通・押小路通・御池通)

あねさんろっかくたこにしき(姉小路通・三条通・六角通・蛸薬師通・錦小路通)

しあやぶったかまつまんごじょう(四条通・綾小路通・仏光寺通・高辻通・松原通・万寿寺通・五条通)

せった(せきだ)ちゃらちゃらうおのたな (雪駄屋町通・魚の棚通)


ろくじょう、しっちょう(ひっちょう・しちじょう)とおりすぎ(六条通、七条通)

はっちょう(はちじょう)こえればとうじみち(八条通、東寺道)

くじょうおおじでとどめさす(九条大路)


※ ↑『せったちゃらちゃらうおのたな』の後は、『古都めぐり』さんのサイトではこうなっています。↓

【ろくじょうさんてつ(六条通・三哲通)】

【しちじょうこえればはっくじょう(七条通・八条通・九条通)】

【じゅうじょうとうじでとどめさす(十条通、『東寺』)】


調べてみると、十条通は戦後出来たものだから新しいものだというサイトもあるようなのですが、今の塩小路通(しおこうじどおり)は、かつては江戸時代、三哲通(さんてつどおり)とも呼ばれていて、最近奈良平城京で十条大路が発見されたという記事もあるようなので、この辺のところはよくわかりません。

当ブログでも、牛若丸と弁慶の京の五条の橋の位置が変わっているという記事を書いたことがあります。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/49760775.html

また、【じゅうじょうおおじでとどめさす(十条通=十条大路)】や【くじょうとうじでとどめさす(九条通、『東寺』)】というのもあるようです。


◆ 南北の通りの名前の唄

てらごこふやちょうとみやなぎさかい(寺町通・御幸町通・麩屋町通・富小路通・柳馬場通・堺町通)

たかあいひがしくるまやちょう(高倉通・間之町通・東洞院通・車屋町通)

からすりょうがえむろころも(烏丸通・両替町通・室町通・衣棚通)

しんまちかまんざにしおがわ(新町通・釜座通・西洞院通・小川通)

あぶらさめがいでほりかわのみず(油小路通・醒ヶ井通・堀川通)

よしやいのくろおおみやへ(葭屋町通・猪熊通・黒門通・大宮通)

まつひぐらしにちえこういん(松屋町通・日暮通・智恵光院通)

じょうふくせんぼんはてはにしじん(浄福寺通・千本通・『西陣』)


ついでに、これについて、話題として取り上げていた、

『まるたけえびす〜秘密のケンミンSHOW〜』という動画を見つけたので、貼っておきますね。



うまく観られないときはこちら。↓

https://www.youtube.com/watch?v=tazfm7eipQs

京都のタクシー会社の研修では、この歌を覚えるそうです。

これによると、『京都府民は東西の通りの歌は歌えるが、南北の通りの歌は歌えない!?』ということだそうです。

私も『まるたけえびす』の方は聴いたことがあるのですが、『てらごこふやちょうとみやなぎさかい』の方は知りませんでした。

どちらも江戸時代から作者不詳で伝承されていたのですが、南北の通りの唄の方が途中で一旦、忘れ去られ、再度見直されて広められてから時間が経っていないためなのだそうです。

だから、京都大学の山中伸弥博士も、京大卒の故笹井芳樹博士も、南北の通りの唄はご存じなかったのでは?と思われます。

※ 山村紅葉(やまむら もみじ)さんが唄っている、普段唄っている唄というのは、こちらにありました。↓
 『京美人三人娘が唄う 京都通り名の唄』さんのサイトより。
http://www.kit-net.ne.jp/wonder/topic/torina/torina.htm
♪ 坊さん頭は 丸太町
  つるっとすべって 竹屋町
  水の流れは 夷川(えべすがわ)
  二条で買うた 生薬(きぐすり)を
  ただでやるのは 押小路
  御池で出逢うた 姉三(あねさん)に
  六銭もろうて 蛸買うて(たここうて)
  錦で落として 四かられて(しかられて)
  綾まったけど(あやまったけど) 仏仏と(ぶつぶつと)
  高(たか)がしれてる 松(ま)どしたろ ♪

“まるちゃん”の次に出てきたのが、いちばんのんびり“あぶらちゃん=油ちゃん【(油小路通(あぶらこうじどおり)】”です(多分)。


 




きっとのんぎりして、いろんなところで油を売っているので、油小路通の“あぶらちゃん”なのでしょう。

この子は、この時、まだ生後10か月の赤ちゃんだそうです。

ペンギンさんは成長が早いから、今頃は、もう保護色の赤ちゃんの羽から大人の羽に新しく生え変わる「換羽(かんう)」をして、立派な若者になっているのでしょうね。

京都水族館のペンギンさんのお名前には、他に“えびすちゃん”、“あやちゃん”、“まつちゃん”、“ちゃらちゃん”、“はちちゃん”等々の名前が付けられているようです。


こちらが、仲良しご夫婦のペンギンさんで(名前は未確認)、前が奥様で喉が黒い後ろにいるのがご主人です。夫唱婦随ならぬ、婦唱夫随なのだねえ。


 




ただ、てんでバラバラに通路を往復でお散歩するのだけなのですが、それぞれの性格が違って、却ってそれが新鮮なのでした。


 




 




好奇心旺盛で喧嘩の強い“まるちゃん”は肩で風を切って歩いています。


 




なんか、高倉健さんみたいで、カッコいいのですが、いかんせん、リュックサックを背負うことが出来ないであろう、なで肩が、せっかくの迫力をそいでいるのでした。


ガンをつけてくる、まるちゃん。喧嘩上等だねえ。


 




というか、好奇心満々で可愛いのです。こういう子は頭が良いんだろうねえ。


私のカメラのレンズが珍しいのか、こっちを見たままです。


 




相対的に、コンパクトデジカメより、一眼レフの大きなレンズの方が、好奇心からなのか、警戒心からなのか、こっちを向いてくれるような気がします。

ということで、重い一眼レフやレンズを持ってうろうろしている自分の行動を正当化せずにはやっていられないのでした。

我が国の皇太子殿下が一眼レフより重い、中判カメラを肩から吊るして登山をなさっているシーンを拝見したことがあるのですが、殿下は、もう自然も写真も本当にお好きなのだなあと感心するとともに、畏れ多いことながら親近感を持った次第です。


結局、最後までもたもたぐずぐずしているのが、問題児のあぶらちゃん。


 




お姉さんにせかされても、なかなか動いてくれません。


『急がなきゃ、門がしまっちゃうよお!』


 




↑ って、羽をばたつかせて、急いでいるポーズを取りはするのですが、ペンギンさんは、それも、ましてや生後10か月の赤ちゃんですから、空を飛べるわけが無く、当然一歩も前に進みません。


人間にもいますよね。ゆっくり遅刻して来て、待ち合わせ場所の近くから急にわざとらしく走ってくる人が・・・。


こういう、人のいうことを中々聞いてくれないいい加減さが、いかにもペットではない野生なので、とても見ていて気持ちが良いのでした。


本当にペンギンさんは良いねえ。

ということで、(下)に続きます。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55621060.html

京都水族館のオオサンショウウオさんだよ。 【ファイルC289】2015.01.03 

【ファイルC289】2015.01.03 京都水族館のオオサンショウウオさんだよ。

凄く可愛いけど、なんか、最近お困りの様子だねえ。

前回は、京都水族館のイルカさんのお話をしました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55360358.html

今回は、京都水族館イチオシのオオサンショウウオさんをご紹介します。

さっそくごあいさつ。


 




こんにちは。


オオサンショウウオさんは、動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 両生綱 有尾目 サンショウウオ上科 オオサンショウウオ科 オオサンショウウオ属 に属します。

¬

ワシントン条約附属書Iに記載があり、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)です。

英名はJapanese giant salamander。ジャパニーズジャイアントサラマンダーというカッコいいお名前がついている日本の固有種です。

3000万年前から、今と変わらない化石が出ているので、”生きた化石”とも呼ばれている古代種です。古代魚とか、古代種とかカッコいいねえ。


ナショナルジオグラフィックに、国の特別天然記念物でありながら、その生態がほとんどわかっていなかったオオサンショウウオの研究を行う、

兵庫県のオオサンショウウオ生息地、市川上流の兵庫県朝来市生野町にあった廃校を利用した『日本ハンザキ研究所』を設立して野生のオオサンショウウオさんを調査されている栃本武良(とちもと たけよし)さんという先生の楽しい記事が載っていたので、主にその記事を参考にして話を進めますね。↓

http://nationalgeographic.jp/nng/article/20111115/290562/

日本ハンザキ研究所のホームページ↓

http://www.hanzaki.net/

『日本ハンザキ研究所』の『ハンザキ』とはオオサンショウウオの古い標準和名で、その名の由来は、「からだを半分に裂いても生きていそうな動物だから」「からだが半分に裂けているような大きな口の動物だから」、「ハジカミ(山椒のこと)> ハミザキ > ハンザキ」のように変化したとする説や、体表の模様が花柄のようにも見えることから「花咲き」から転訛した、といった諸説があるそうですが、どれもいまひとつ決定打に欠けるようです。


そういわれてみれば、からだをギッタギタに切り刻まれても、もとの形に分割蘇生するプラナリアさんに頭の形が似てなくもありません。


 




もちろん、オオサンショウウオさんはそんなことをすれば、死んでしまいます。特別天然記念物ですから、捕まえたり、危害を加えないでね。


一方、「山椒魚(サンショウウオ)」という名前の由来ですが、これは山椒のような香りを発することによるのだそうです。平安時代以前からの雅(みやび)な古称にも「はじかみいを」というのがあって、これも、「山椒(はじかみ)魚(いを)」という意味なのだそうです。


オオサンショウウオさんは、戦後間もない1952年に特別天然記念物になったのですが、それ以前は、山間部では貴重なタンパク源として普通に食されていました。特に産後の肥立ちを良くするということで、出産直後の女性にふるまわれたり、その卵は栄養価が高く結核に効くとされたために川で獲ってきて売る人もいたそうです。


美食家で有名な、かの北大路魯山人先生の著作『魯山人味道』によると、さばいた際にやはり、名の由来通り、強い山椒の香りが家中に立ち込めたそうです。

最初、身は堅いのですが、数時間煮続けると柔らかくなり、香りも抜けて非常に美味であったということです。


うへえ、ぼくのことを食べちゃダメだよお!


 




オオサンショウウオさんのお住まいは、日本の岐阜県以西の本州と四国、九州の一部で、分布の中心は中国山地の渓流だということです。

もちろん、この『中国山地』というのは、『日本の中国山地』です!

京都にもお住まいなので、京都水族館イチオシなのですね。この水族館は建設反対運動とかあったりして、まあ、京都の自然や生態系、環境問題も考えてますよってこともあるのでしょうが、私は単純にオオサンショウウオさんが好きだから。


兵庫県朝来市生野町の『日本ハンザキ研究所』や、オオサンショウウオの飼育下繁殖に日本で唯一継続的に成功している『日本の中国の広島市の安佐動物公園(園内だけでなく、野生での保護・調査も行っている)』などの研究でいろいろと徐々に生態が明らかになっているようです。


だから、私は現在の中華人民共和国で、チベットや東トルキスタン、内モンゴル、満州といった、もともとの版図ではない国までリアルタイムで侵略している支那のことを『中国』と呼ぶのは反対なのです。学術的にも歴史的地理的に、中華人民共和国の一般的呼称として、あの国は『支那』と呼ぶしかないのです。

以前、福沢諭吉さんのからみで、その問題を論じたことがあるのですが、↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54392146.html

あくまでこれはごくごく一例で、書くべきことが山ほどあって、この問題の連載になかなかかかることが出来ません。いつのことになるやら・・・。


『日本の中国』にもお住まいの日本の『オオサンショウウオ』さんは、支那の『チュウゴクオオサンショウウオ』さんと並んで、

世界最大の両生類で、かつ、日本の河川にすむ最大級の生物です。

全長は80㎝強が平均のようです。

これまで知られている記録の中で、信頼できるものとして最大の個体は、2002年に死亡した広島県の150.5センチメートルのもので、『日本の中国の広島市』にある安佐動物公園の動物科学館に標本が展示されていて、来園者は自由に見ることができるそうなので、広島に行く機会があったらば、ぜひ一度観てみたいものだねえ。


実はオオサンショウウオさんは、外見による性別の判別は困難で、夏の終わりの繁殖期に総排泄腔のまわりが盛り上がっていればオスと分かる程度らしいのです。しかしながら、オスでも盛り上がっていない個体がいるので、もうなにがなにやら分からないのです。

ジャイアントパンダさんもオスメスの区別がつきにくくて、よく間違えますよね。


指は、前脚が4本、後脚が5本あって、足の裏は、肉球のような感じになっていて、プニプニなんだそうです。全国の肉球愛好家の皆さんにはたまりませんね。


 




基本的に夜行性です。しかし、活動的な繁殖期前の夏季には昼間も動いている個体も見受けられそうです。これは後述する繁殖に適した巣穴を探しているためと考えられているようです。


一般には下流に顔を向けて河床に陣取り、典型的な待ち伏せ型の狩りを行います。口の前を通った獲物を、がぶっと水ごと丸呑みにします。


かつてはサワガニが好物と言われていたのですが、本当は、待ち伏せているところに通ったものなら何でも食べるようで、調査によると、胃の中からカエル、ヘビ、ネズミ、モグラ、キリギリス、イシガメ(甲羅ごと消化)、果ては人間が捨てた生ゴミ、といったものが出てきたこともあるそうです。


昼間、不用意に河床の岩の下に手を入れた人が噛まれることもあるので、生息地の河川に入るときは注意してね。

なんか、オオサンショウウオさんの前を悠然と泳いでいるお魚さんは、危ないと思うねえ。いつ、ぱっくんちょって丸呑みされるか分からないからねえ。


 




オオサンショウウオさんは冬眠をしません。

厳冬期には河床に出て狩りをする個体は減りますが、3~5月にもなると非常に多くの個体が出てきます。

そして、7~9月の産卵期直前には、適した繁殖巣穴を探して移動する行動も見られるようになります。


川岸の水面下の穴で、湧水がみられる場所が一番のお勧め好物件で、メスはお住まいのえり好みが厳しいので、良い巣穴をめぐっては、オス同志での仁義なき戦い 広島死闘篇が繰り広げられます。

その結果、首を噛みきられて死ぬオスがいたりして、のんびり屋さんに見えて厳しい競争があるようです。体に噛み傷を残したり、手足の指などを失うものも圧倒的にオスに多いということです。


そして戦いで勝ち残ったオスは獲得した好物件の巣穴に陣取って、メスを招き、産卵授精を行います。


なんか動作がにぶくて動かないから、『癒される』と好まれて、ぬいぐるみなんかにもなっているんですけれど、本人たちは、これで結構大変なのですね。

 京都市水族館のオオサンショウウオコーナー↓
http://www.kyoto-aquarium.com/shop/osansho.html

そして、産卵行動が始まると、いったん闘争に負けたオスたちもドサクサに紛れて巣穴に入ってきて、ちゃっかり放精するというのは、お魚とかにもみられる行動ですね(スニーキング行動というそうです)。


産卵は、9月頃の水温低下がトリガーになっているようで、メスは1頭あたり300~700個の卵を産みます。

卵塊はビーズのように一つながりになっており、卵の直径3センチメートル前後、卵黄部分だけでも直径5~8ミリメートルもあります。40~50日で孵化し、

翌年の1~3月にかけて巣穴から巣立っていきます。受精卵の状態から孵化するまでの間、卵や幼生は、巣穴の中で、闘争に勝った、巣穴のあるじであるオスに守られ続けます。

巣穴をめぐる争いに勝ち残った一番強いオスが子供を守るというのは、とても合理的だねえ。


幼生は、ウーパールーパー【メキシコサンショウウオ=メキシコサラマンダー】のような外鰓(がいさい)を持ち、巣立つ時点では全長4センチメートルほどで全身まっ黒。


川底の礫【れき:粒の直径が2mm以上の砕屑物(さいせつぶつ:粒子〜塊のこと)】の下などに潜み水生昆虫などを食べていると考えられていて、4~5年かけて全長20~25センチメートルくらいになったところで、外鰓がなくなって変態が完了します。

ちなみに、ウーパールーパーの方は、外鰓を持った幼生の容姿のまま性的熟成をして生き続け、このような成熟の仕方をネオテニー(幼形成熟)と呼ばれその中でも、幼形成熟するトラフサンショウウオ科の個体はアホロートルと呼ばれます。


ちなみに1920年にL・ボルクさんが『人類ネオテニー説』を提唱しています。

チンパンジーの幼形が人類と似ている点が多いため、ヒトはチンパンジーのネオテニーだという説で、それによるとヒトの進化のなかで、幼児のような形態のまま性的に成熟するようになる進化が起こって、いまの人類があるのだそうです。


サンショウウオさんのネオテニーがアホロートルさんで、

チンパンジーさんのネオテニーが人類なのかもしれないんだねえ。


変態後の成長速度は、1年あたり1センチメートルに達しません。


水族館で、実験的に、あえて多くの餌を与えて飼育したところ、5年で50センチメートルにまで成長した例があるようですが、野生の環境下ではそのような豊富な餌はえられないので、やはりゆっくりと少しずつ大きくなるしかないみたいです。


繁殖するまでになる年齢は野生ではまだ分かっていないのですが、世界で唯一継続的な繁殖実績がある日本の中国は広島市安佐動物公園では、飼育下うまれの個体が16歳9ヶ月で産卵に成功しています。

それで、オオサンショウウオさんの寿命ですが、それが正確なところが分からないようなんですよ。


生後4~5年かけて20~25センチメートルくらいになったところで、外鰓がなくなって変態が完了しそれから一年で1センチも大きくならないので、80センチほどになるまでに、最速でも60歳以上になるはずですよね。ところが、ハンザキ研究所では80センチくらいになってから、何年も全然成長してない個体がいる一方、時々、測定の誤差かもしれないけれど、縮む個体もいるそうなのです。

縮むって、へんなのお!


それで、オオサンショウウオさんの寿命です。


ちなみに、今のところ報告されている最高齢のオオサンショウウオさんは、岡山で116歳で死んだものだといわれているそうです。

ところが、その記録の信頼性はいまひとつなんだって。

というのは、かつてオオサンショウウオさんを食用にしていた地域では、川から獲ってきたのを池に住まわせて飼う習慣があったらしいのですが。40センチメートルで獲ってきてそれから何年間、池にいたということから、だいたい何歳だろうという計算で、まず最初の時点の年齢もはっきりしていないし、途中で別の個体と間違って入れ替わっていたとしても区別がつかないし、なんだか頼りない話だねえ。


じつは、歴史上で、もっとも信頼できる最長の飼育記録は、実は日本ではなく海外のものだというから驚きです。

それは、例の日本史の教科書に出てくるシーボルトさんがオランダに持って帰った個体で(シーボルトさんは今のドイツ【神聖ローマ帝国】出身で、オランダ人に成りすまして来日)、それがアムステルダムの動物園の飼育下で51年も生きたという記録が残っているんだって。


オオサンショウウオさんは、日本の固有種なので、オランダには他の個体がいないから、他の個体と間違いようがないし、実はシーボルトさんが持ち帰った当初、2頭船に乗せていて、航海の途中で、おっきな方が小さいほうをかみ殺したらしいのですね。そのかみ殺された、傷のある標本を、この前、ハンザキ研究所研究員の田口さんがオランダまで行って実際に観てきたそうです。

それが、ちょっと丸まっている標本なので、測りにくかったようなのですが、70センチ以上はあって。それをかみ殺したもっと大きい個体が、その後、51年生きたということは・・・。


やっぱり、オオサンショウウオの成長スピードから考えて、その個体はかるく100歳オーバーの寿命だったはずなんですよね。


でも、人間が大人の研究者になってから、100年以上もオオサンショウウオさんを観察することは無理だし、もう何代も研究者が代替わりして研究をバトンタッチするしか方法が無いのです。


なんか、以前ご紹介した上野動物園の主、ガラパゴスゾウガメさんみたいに長生きなんだねえ。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/50924465.html

実は、私にとって、STAP細胞の話は、こういうオオサンショウウオさんの話と地続きなのでした。

科学なんていうのは、電子レンジでチンするみたいに、予算を付けて時間が来れば、自動的に答えが出てくるわけではないのです。

実験にマウスが使われるのは、繁殖力が旺盛で、短期間に継代していくからなんですね。ところが自然は、人間が研究するのに都合よくできていません。人間に研究してもらうために、自然は存在しているわけではないからです。

蟹を食べるときにカラを剥くのが面倒くさいといっても、蟹さんは、人間に食べられるために進化しているわけではないのと同じです。

少しずつ試行錯誤をして、失敗を繰り返して、時間がかかって、なんか不思議だな?って、そういう好奇心から、生命や世界の不思議を考えるのが楽しくて、分からないものは分からないまま、なんなんだろうな?っていうのが『科学する心』なんだと思うんですよ。


小保方博士に目を吊り上げて文句を言っている人って、きっと科学とか好きじゃないし、分かっていないんだなって思いますよ。

私の記事に『だって200回もできたって言ってたじゃないか!』とヒステリックにコメントした人がいましたが、小保方博士の責任範囲のSTAP“様”細胞なら200回できたということは、この前の検証実験で検証されていて、あとは、若山博士の責任範囲であるそのSTAP“様”細胞が、多能性を持つSTAP細胞かキメラマウスの作成等で確認することになっていたわけですがら、小保方博士は嘘をついていたわけではないのです。

そうやって、小保方博士を嘘つき呼ばわりしていた人は、私や小保方博士に謝罪するかっていうと、全くしないんですよ。

この人たち、科学なんて関係ありませんから。この人たちは、日本の優秀な研究や科学者を潰すのが目的なんです。


亡くなった笹井博士なんて、本当に科学が好きだったんだろうな、小保方博士もそうなんだろうなって、見ていてわかります。だから私は応援してるんですよ。


iPS細胞の山中博士の業績は、遡ること40年ほど前にイギリスのサー・ジョン・ガートンという科学者の、たとえば、オタマジャクシの腸の核をカエルの卵に移植すると、そこからちゃんとクローンのカエルができるという仕事が源流になっていて、そこからカエルが戻るのに、どうして哺乳類はできないんだって、いろんな人がいろんな試みをされて、山中博士はそうした卵の環境を使わずに、4つの(今では3つ)の遺伝子を導入して分化細胞をiPS細胞にリプログラミングすることに成功されたのです。


バカンティ博士や、大和博士は、植物では酸や物理的刺激で初期化ができるのだったら、哺乳類ではできないのかな?というとんでもない非常識なことを思いついて、そのとんでもない非常識に、若くて向こう見ずな小保方博士は、勇敢に一生懸命にチャレンジなさったんですよ。こういう若い意気のいい女性科学者が出てきたということだけで、私は感動しているんです。間違いのないガチガチの形式的な完成度が高い論文を書く研究者は、そもそもそんな研究なんてしません。


STAPネイチャー論文が発表されてから、やっと一年たったところなんですよ。それをまだ誰も検証実験に成功した人がいないから、存在しないことが証明されているとか、『ES細胞のコンタミでは胎盤形成寄与能が説明できない!ES細胞とTS細胞も混ざらない!』と、世界超一流の科学者である故笹井博士が命がけで訴えたのに、それを頭の悪い人が寄ってたかって、日本の科学研究や日本人研究者を潰し、自分の劣等感をごまかし、虚栄心を満足させるために、もみ消して。


本当にこの人たちは、科学なんて好きでも何でもなくて、科学の何たるかについて無知なんですね。


オオサンショウウオさんの生態なんて、何の意味があるのかって、そんなもの言い出したら、科学なんて最初からないんですよ。

STAP細胞も、なんか特許の問題とか金儲けの問題が絡んでいるか目を吊り上げて騒ぐ人がいるだけで、STAPの研究もオオサンショウウオさんの生態の研究も、本質的な部分は何ら違いはないのです。意味とか、研究成果とか、対投資研究効率とか、税金の無駄だとか、そもそも一年や二年のスパンでヒステリックに騒ぐ人の気持ちが理解できません。


おそらくは、軽く100歳オーバーだと思われているオオサンショウウオの寿命が本当はどのくらいなのか判明する頃まで、あと何年かかるか分からず、それまで私が生きているとは思えないんですが、そういうことを面白がる好奇心が、科学の根っこにあるはずなんです。


基礎研究なんて、“こういう人達の考えるような意味”では、最初から税金の無駄に決まっているのです。

オタマジャクシのサー・ジョン・ガートン博士って英国で『サー』の爵位を持っているからには、貴族ですよね。ダーウィンなんて一生定職につかなくても非常に裕福な暮らしが出来、人事とか教授会とかのアカデミーの雑事に煩わされることなく、その生活のほどんどを研究に没頭することができたのです。

もともと基礎研究なんて、金持ちの道楽なんです。アマチュアイズムなのです。でも、科学の飛躍的発展=パラダイムチェンジはこういう人たちによってしかなされないので、研究費が税金なんてけしからんとか、研究費の返還請求しろとか、もう常軌を逸しています。

その発言者自らの定義にしたがえば、自分自身が“税金の無駄”であるはずの研究に寄生(パラサイト)してご飯を食べているくせに、サイエンスとは無関係なメディア関係者、特に自称サイエンスライターなる面妖な連中が、STAP研究に見当違いのイチャモン付けて、訳が分かりません。そういう人は、科学になんて、手を染めずに、もっと違った、『お金儲け』の仕事につけばいいんです。

私は、まあ、iPS細胞や、STAP細胞で医療が進歩することはいいことだとは思いますが、一方では「そんなに長生きしてどうするの?」っていう気持ちもあるんです。

だから、私はそんなことよりも、そういった生命のメカニズム、不思議の方に興味があるのです。

それで、お金儲けとは全く関係ない話だけど、私にはすごく面白くて不思議な話が続きます。


オオサンショウウオが毎日毎日勤勉に捕食のための狩りに出かけているというわけでもないということなんですね。平均すると3日に1度くらいしか狩りに出ない。食べるためにあくせくしないんですね。省エネのナマケモノさんみたいです。


ところが、すべてのサンショウウオさんがそういった周期で狩猟行動をとっているわけではなくて、毎日、狩りに出る個体もいれば、1週間に1回しか出猟しない個体もいるんだって。

あくまで、平均は「3日に1度出猟」ということで、しかも『日本ハンザキ研究所』の調査対象である兵庫県朝来市生野町、市川上流以外の地域のオオサンショウウオさんと同じかどうかというのは保証の限りではありません。気候や獲れることのできる餌の量等の環境も違うでしょうからね。


ちなみに、先述の田口研究員が調査したところ、毎日出猟する個体が17年追跡して成長がゼロ。ところが1週間に一回しか出猟しない個体は、十何年かで5.5センチも成長していたのだそうです。寝る子は育つっていうことなのかな?へたに狩りに動き回ったら、摂取カロリーと、消費カロリーが均衡していたりして。


広い水槽なのに、なぜか一塊に折り重なって、“おしくらまんじゅう”したままじっとしていて、だれがだれか分からない状態のオオサンショウウオさん


 




それで、オオサンショウウオさんには一つ頭が痛い問題が発生しています。

それは外来雑種の問題で、京都水族館ではその展示説明もしています。


今までご紹介したのが日本の固有種オオサンショウウオさん。

(英名:Japanese Giant Salamander)


 




特徴が『鼻先は平たい』『イボは対にならない』『小さな模様』

パネル表示の下の水槽に、比較対象のためにお住いのオオサンショウウオさん。


 




「なんか呼んだ?」


 




先述しましたが、オオサンショウウオさんと同じ系統のサンショウウオが、中華人民共和国にもいて日本では『チュウゴクオオサンショウウオ』と呼ばれています。

チュウゴクオオサンショウウオさん

(英名:Chinese Giant Salamander ←ちゃんと、『Chinese=支那の』オオサンショウウオになっています)


 




『鼻先は急に平たくなる』『イボは少なく対になる』『大きな模様』

もともとの自然分布は、大陸支那の青海省、山西省南部、四川省南部、雲南省,広西省、広東省の山岳の河川(標高100-1500m)です。


水面上に鼻だけ出して、のんびりしているチュウゴクオオサンショウウオさん。


 




この子はこの子で可愛いのです。


 




チュウゴクオオサンショウウオさんは、京都の賀茂川などで、人為的に持ち込まれたものが定着し、日本固有のオオサンショウウオとの雑種(ハイブリッド)を生みだしているという問題が生じているのです。


京都水族館のパネル展示

雑種(ハイブリッド)

オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種

(英名:Hybrid of Japanese and Chinese Giant Salamander)


 




京都市の鴨川を中心に確認され、食欲旺盛で繁殖力も強いとされています。

色・模様はさまざま 日本固有種に似たものも支那固有種に似たものもいます。

というか、交雑できるんだったら、固有種といえないのかな?でも、この「同地域に分布する生物集団が自然条件下で交配し、子孫を残すならば、それは同一の種とみなす。」というマイヤーの定義は、異論があるようだから、断定はできません。人為的に無理やり移入されてきたわけだし。


それで、京都の基本知識の復習なんですけれど、京都で『かもがわ』といえば、

高野川(たかのがわ)との合流点(出町:でまち)以北を賀茂川(かもがわ)、以南を鴨川(かもがわ)と漢字表記が使い分けられるんですね。


 




それで、出町の合流点の北にあるのが下鴨神社(しもがもじんじゃ=賀茂御祖神社:かもみおやじんじゃ)、賀茂川を北西にさかのぼったところにあるのが上賀茂神社(かみがもじんじゃ=賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)なんですね。

両社は京都三大祭のひとつで、源氏物語にも出てくる、葵祭(あおいまつり)で有名です。

ところが、現河川法では全長を国が管理する一級河川鴨川(淀川水系)と総称されます。

鴨川は、市街地東部を南へ貫通し伏見区下鳥羽で桂川(かつらがわ)と合流し淀川(よどがわ)に入ります。


iPS細胞の山中伸弥博士は、昼休みに鴨川沿いを30分走るのを習慣となさっているということですが、京都大学の西が鴨川で、上流に北に向かったすぐのところが出町【京大最寄りのバス停の一つ、百万遍(ひゃくまんべん)の今出川通(いまでがわどおり)を西への延長線上にある】なので、賀茂川沿い、もしくは、高野川沿いも走っておられるのかもしれないねえ。


それで、ハンザキ研究所のプールには、京都で捕獲された交雑種がなんと百数十頭も、収容されているのだそうです。

ハンザキ研究所の栃本所長によると、「日中国交回復したのが1972年でしょう。中国では養殖しているのは食べていいから、ある業者が1トン単位で買い付けて、あちこちで商談をまとめて。賀茂川沿いの料亭で出していたのをマスコミがけしからんといって批判したので、こっそり川に捨てたんじゃないか、とかね。いろいろ説はあります」とうことなんだって。


この場合は、『賀茂川』じゃなくて『鴨川』のはずです。夏の納涼床(のうりょうゆか、のうりょうどこ)、あるいは川床(京都鴨川では「ゆか」、貴船、高雄では「かわどこ」、大阪北浜では「かわゆか」と読む)、で有名な先斗町(ぽんとちょう)や、祇園(ぎおん)料亭のあるあたりなのでしょうが、そんな芸者さんが来るような一見さんお断りの高級料亭で出すというのは、余程美味しいんだろうねえ。


それでもって、京都大学の両生類研究者、松井正文教授が中心になって、この問題に取り組んでいるそうなのですが、見つけた雑種があまりに多く、かといって、野放しにして交雑が進むがままにしておくわけにもいかないので、結局、日本ハンザキ研究所で預かることになったのだそうです。


京都大学が世界のライフサイエンス研究においても、トップランナーであるのは、こういった山紫水明な環境があって、今西錦司博士の『棲み分け理論』や、このようなオオサンショウウオ研究の松井正文教授、果ては世界最高水準を誇る霊長類研究に繋がっているように思われてなりません。


チュウゴクオオサンショウウオ自体は、日本では迷惑な移入種で、独立行政法人 国立環境研究所侵入生物データベースにも掲載されています。主要な部分だけ抜き出しますと、↓

http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40250.html

和名  チュウゴクオオサンショウウオ

形態  日本在来のオオサンショウウオに似る.京都市のチュウゴクオオサンショウウオ外来集団の個体では,濃い地色に淡い斑紋を持つ傾向を持つものの,本種にも日本産種にも個体変異があり,差異は不明瞭。

生息環境  山岳地域の河川

国内移入分布  京都市 鴨川水系広域および上桂川【花脊(はなせ),広河原(ひろがわら)】.

移入元・侵入経路・侵入年代  1972年の輸入に由来する可能性が指摘されているが,事実は不明.

法的扱い  防除のための規制は無い.また,本種はCITES(付属書I)と中国の法律(中華人民共和国野生水棲動物保護規制)で保護対象となっている.

防除方法  現在,京都市が調査を行っており,DNA解析によりチュウゴクオオサンショウウオまたは交雑個体と判明した個体を野外から除去している.捕獲された個体は,水族館等で飼育されている.

問題点等  本種および交雑個体は,外部形態による在来種との識別が困難.


↑ 『1972年の輸入に由来する可能性が指摘されているが,事実は不明』とあるのですが、これは栃本所長によると、こういうことらしいのです。↓

「1972年がはじまりだとすると、まだ40年たってないですよね。でも、ここに入ってるやつだけで、2頭も130センチのハイブリッドがおるんですよ――」

↑ これまで書いたように、日本のオオサンショウウオで130センチなら、100歳以上の可能性があって、それで約40年前に侵入が始まったのなら、計算が合わないのですね。


1972年よりも、ずっと以前から侵入があったのか、それとも、交雑個体の成長スピードが異様に速いのか?本当にオオサンショウウオさんは分からないことだらけなんですよ。だから、ああでもない、こうでもないと考えるのって、楽しいのですね。


近年の調査では、賀茂川での調査によって捕獲された111匹のオオサンショウウオのうち、13%がチュウゴクオオサンショウウオ、44%が交雑種であるという結果が出ているそうです。


しかしながら、侵入外来種ということで、駆除・処分すればいいかというと、チュウゴクオオサンショウウオもIUCNレッドリストの「絶滅寸前 (CR)」、ワシントン条約附属書Iに記載され、種の保存法の国際希少野生動植物種に指定(「アンドリアス属(オオサンショウウオ属)全種」として)されているので、法令等により保護されているもんだから、単純に外来種として処理できず、問題が複雑化しているのです。


中華人民共和国は、河川の水質汚濁でもって、おそらくは既に『鯨類として人類が初めて絶滅に追い込んだであろう可能性が非常に大きなヨウスコウカワイルカ』の前科がありますから、下手をすれば、支那の『チュウゴクオオサンショウウオ』が絶滅して、日本でしか見ることが出来ないという本末転倒の事態さえ危惧されているのです。


これは、例の支那のシフゾウさんの例と似ていますよね。記事はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53113748.html

京都水族館にお住まいのオオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種の子は、水槽の隅っこでいじけて、向こうを向いたままです。結構な時間ふり向くのを待ったのですが、結局、最後までこっちをふり向いてくれてくれませんでした。


 




「どうせ、ぼくは嫌われ者だいっ!」

本人はちっとも悪くないのにねえ。人間の都合で迷惑を被っているだけなのです。

ということで、不思議なことだらけのオオサンショウウオさんでした。

皆さんも京都に行ったらば、会いに行ってあげてね。


次回は京都水族館のペンギンさんの記事です。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55615694.html

京都水族館のイルカLIVEだよ。 【ファイルC289】2015.01.03 

【ファイルC289】2015.01.03 京都水族館のイルカLIVEだよ。

いつもより多めに回っていて御目出度いねえ。


 平成24(2012)年3月14日、京都に水族館ができました。

 京都水族館のHPはこちら。↓
http://www.kyoto-aquarium.com/

 それで、京都水族館は、先日ご紹介した梅小路蒸気機関車館の隣にあるので、秋に一緒に行きました。

 梅小路蒸気機関車館の記事はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55279004.html

東京では、2011年8月4日に、ブログのお友達のカンチョ先生がプロデュースされた新宿サンシャイン水族館がリニューアルオープンしたし、東京スカイツリーの開業に合わせてすみだ水族館が開業したのに、内陸の盆地とは言え、今どき百万都市の京都に水族館が無いというのはやはりまずいのでしょうね。

 サンシャイン水族館の記事の連載はこちらから。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53714951.html

なんてったって、京都は上野に次いで日本で二番目に古い動物園【明治36(1903)年4月1日開園】が岡崎にある、古都であると同時に進取の気性に富む先進都市で、しかも、さかなクンが例のクニマスを見つけた時に種の同定をしてもらった、お友達の中坊徹次先生は、京都大学の教授でいらっしゃいますから、学術的にも京都に水族館がなければおかしいのです。

 さかなクンと中坊教授の発見したクニマスの記事はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/51635842.html

 これまでは、京都の人が本格的な水族館を観ようと思ったらば、わざわざ大阪海遊館くんだりまで行っていたからねえ。

 さらに大阪海遊館ができる前は、かつて兵庫県西宮市の甲子園球場の横にあった、甲子園阪神パーク(廃園)か神戸の須磨か三重県の鳥羽までいかなきゃなんなかったからねえ。

 普通、水族館は海のそばにあります。丸井が駅のソバにあるのと同じです。

 水族館は新鮮な海水が大量に必要だからです。

 大阪海遊館の立地について、漫画家の西原理恵子先生が、ヘタをうった関西のヤク○さんが、コンクリートに漬けられて沈んでいる大阪南港の天保山にどうしてワザワザ水族館?と訝(いぶか)しんでおられましたが、大阪で交通至便な海辺といえば、あそこになるんですね。

それで、池袋のサンシャイン水族館の場合は、大量の海水をワザワザ池袋まで運んで使っているそうです。

最寄りといっても、遠い大阪湾や若狭湾から京都まで大量の海水を運ぶのは大変なので、京都水族館の場合は、日本初の試みとして、100%人工海水を利用した日本初の水族館としてオープンしたということです。

ここの目玉の一つがイルカショーです。

 最近は“ショー”と表記すると、動物愛護団体あたりから、『動物を見世物扱いにするのは何事か』などとクレームが付いたりすることもあって、動物園や水族館はここのように『○○LIVE』と呼んだり、『○○公開トレーニング』とか『○○パフォーマンス』ということが多いようです。
 

まず、イルカLIVEの時間になってから慌てるといけないので、予めロケハンもかねて、スタジアムに行ったらば、イルカさんがジャンプの練習をしていました。


 




 後ろに写っているのは天下分け目の天王山から嵐山方面の山並みだねえ。

 紫式部さんも、源義経さんも、一休さんも、織田信長さんも、明智光秀さんも、豊臣秀吉さんも見た風景だねえ。さすがは京都だねえ。

 ここはできて間もないから、スタッフの皆さんもイルカさんも大変ですね。

それで、あらかた座る場所とか決めてLIVE開演の10分ほど前に行ったらば・・・。


 




 が~ん。

座席は、既に幼稚園のお友達の団体さんに占拠されていました。

京都のお友達は、それまで本格的な水族館を観ようと思ったらば、大阪海遊館くんだりまで行かなければならなかったから、すぐにイルカさんに会えるようになって良かったねえ。とほほ。

 仕方なく、最後尾の立ち見の手摺の所からの撮影です。

まだショーが始まる前で退屈なのですが、このスタジアムは、公園を挟んだ向こう側に東海道本線、東海道新幹線が並行して走っているので、でんしゃ好きのお友達はN700系の新幹線を見て喜んでいます。


 




 ちょろちょろしてたら迷子になるねえ。

ということでイルカLIVEが始まりました。


 




 陽光を浴びた体がメタリックに光ってとっても綺麗。

ジャンプしているイルカさんの向こうに、東寺 【世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺】の五重塔が写っていて、不思議な絵だねえ。


 




水面に鼻先が突き刺さって、抜けなくなって、逆立ちしたままジタバタするイルカさん。


 




みなさんで決めのポーズ!


 




 なんか、イルカさんに寝そべっていられると築地の魚河岸のマグロさんみたいだねえ。

うまくいったから、お魚ちょうだいよお。


 




 お魚をねだるイルカさん。

 イルカさんたちは、これが目的だから、お姉さんは忘れてはいけないねえ。ビジネスだからねえ。慈善事業じゃないんだよ。

トリオでジャーンプ!


 




今度はこちらに向かってジャーンプ!


 




 なんか、向こうの公園にいる人達は、ただ見をしてずるいねえ。

最後の決めは、『ブーメラン回転ジャーンプ!』。


 




なんか飛んでったバナナンのようにも見えるねえ。

人間だったらば、内村航平選手のような天才的な才能を持った人が、来る日も来る日も血のにじむような猛練習をしてやっとできるようなことが、イルカの人たちには普通にできちゃうのですね。

逆にどうして、そんな風に体が出来ていない人間が体操なんてしないとならないのか?逆に不思議だし、できること自体が びっくりだねえ。

 
 ということで、次に続きますね。

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