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大阪の生駒ビルヂングだよ。 【ファイルF59】2014.04.27 

【ファイルF59】2014.04.27 大阪の生駒ビルヂングだよ。

古代遺跡のようなユニークな外観だねえ。

 STAP細胞関連の記事で、本来書きたい記事が遅れています。今回は以前行った大阪の生駒ビルヂングの記事です。

 先日、安井武雄氏が設計した高麗橋(こうらいばし)野村ビルディングについて書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54835152.html

 高麗橋野村ビルディングもユニークなビルですが、こちらも個性的なことでは引けを取りません。

大阪の生駒ビルヂング(いこまびるぢんぐ)です。






中南米風のモチーフをふんだんに盛り込み、20世紀初頭から流行した『アール・デコ様式』にスクラッチタイルを取り入れたこのビルは、設計者である宗 兵蔵氏の代表的建築の一つで、建築当初からモダンなビルとして有名だったそうです。

宗 兵蔵(そう ひょうぞう、1864年3月29日 - 1944年1月30日)さんは、関西を中心に多くの建築物の設計を手がけた建築家で、関西建築界の重鎮として活躍しました。

 とはいえ、このビルの設計に当たっては、既に宗 兵蔵さんは第一線からは退(しりぞ)いていて、デザインは主に宗建築事務所の若手設計者に任せていたようです。

生駒ビルヂング

Ikoma-bld.jpg 
旧名称:生駒時計店
設 計:宗建築事務所  監修:宗 兵蔵
原案:大倉三郎 実施設計:脇永一雄 
施 工: 大林組
構造形式:鉄筋コンクリート造
建築面積:176m2
階数:地上5階・地下1階
竣工:昭和5(1930)年
改築:平成14(2002)年
所在地:大阪府大阪市中央区平野町2丁目2-12
文化財指定:日本国の登録有形文化財
指定日:1997年(平成9年)6月12日登録

かつて、当ブログでは、昔の時計店は、その街のシンボル的な存在だったということを書きました。

ゴジラに破壊された、東京『銀座・和光』や大阪淀屋橋『石原時計店』同様、この建物も『生駒時計店』でした。


 東京『銀座・和光』の記事はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/41164777.html

 大阪淀屋橋『石原時計店』の記事はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54085473.html

 でも、『生駒時計店』は、ゴジラに壊されなくて良かったねえ。

 船場(せんば)を南北に走る堺筋(さかいすじ)は、昭和12(1937)年に御堂筋(みどうすじ)が完成するまで、大阪のメインストリートでした。

 一方、堺筋を東西に横切る平野町通(ひらのまちどおり)は、当時「平ぶら」という言葉が生まれるほど賑やかな通りで、カフェや飲食店など華やかな店が軒を連ねていたそうです。

その二つの賑やかな通りの交差点、つまり当時の大阪一の一等地だった場所に、生駒時計店は本店を建てました。

北東角がこのビルの顔です。






 昭和5(1930)年竣工した生駒ビルヂング(旧生駒時計店)の外壁タイルは手掻き線入り(スクラッチ)の別注品で、昭和58(1983)年に外壁修理がなされました。

 その時は、腐食した鉄の窓枠サッシを取替えた時相当数のタイルを破壊せざるを得なかったのですが、同型のものが出来なかったので、ビルの裏側(主として西側4~5階部分)に残っていたタイルを剥がし取り1枚ずつ丁寧に仕上げ直して使用し、殆ど全面的にエポキシ樹脂を注入して接着固定されました。

東北角の細部を見てみましょう。






この最上部に取り付けられた、生駒時計店の商標である「将棋の駒型に『生』」の金属マークは、戦時中に銅地金供出のため長らく失われたままになっていたのですが、外壁改修に当たり復元されたもので、縦55cm、横43cmあります。





 テラコッタ(terra cotta=イタリー語で焼いた土の意)は、屋上周りの装飾、各階の窓の上下のライン等に使用され、 アールデコ調の建築様式を強調しています。

東北ファサードの屋上から3階にかけて縦に取り付けられた装飾板(彫刻風)にある古代文字のような模様は、このビルを特徴づけているのですが、残念ながらその意味はオーナーにも分からないそうです。






入り口とショーウィンドウの上部7ヶ所には、御影石(みかげいし)でできた鷹(たか)の彫刻が設置されています。










設計の段階では、ギリシア神話において知恵の神・アテナ女神の従者とされ知恵・知識・学問・芸術のシンボル『フクロウ』の石像が計画されていたのですが、施主サイドからの要望で、『フクロウ』は夜や闇を連想して暗いイメージがあるからということで、鷹に変更されたという話が伝わっているそうです。

 それが、最近になって『フクロウ』のデザインの入った設計図が発見され、言い伝えが裏付けられたということです。

よく考えてみれば、このビルは、宗 兵蔵さん率いる宗建築事務所の設計ですが、施工は大林組です。

大林組といえば、大正3(1914)年12月18日に開業した、辰野金吾博士設計の東京駅丸の内駅舎の施工を請け負った工務店です。

東京駅丸の内駅舎のドーム天井には八方向の角を取り巻くように大きな鷲(わし)がしつらえられています。

東京駅丸の内駅舎天井ドームの鷲(再掲)



 


 足にはそれぞれ稲穂(いなほ)の束が文字通り“鷲づかみ”され、『富国強兵』が表現されています。富国が稲穂で、強兵が鷲なのですね。


 タカ目タカ科に属する鳥のうち、オオワシ、オジロワシ、イヌワシ、ハクトウワシなど、比較的大き目のものが鷲(わし)で、オオタカ、ハイタカ、クマタカなど比較的小さ目のものが鷹(たか)です。

ですから、当初はフクロウの案も候補に挙がったのでしょうが、生駒ビルヂングのこの鷹(たか)も、やはり昭和5(1930)年という時代を考えれば、強兵による国の守護を表現したのだと思われます。


堺筋側から西を向くと時計塔を見ることができます。生駒時計店だからねえ。






建物てっぺんにある時計の下には5階から3階にかけて縦に長く出窓があり、 さらにその下の2階部分に丸窓がありますが、これは時計の振り子をデザインしたものなのだそうです。






 ↑この写真はたまたま街路樹枝の剪定後の冬に撮ったので、この位置から時計の振子を写すことができました。枝葉の生い茂った夏なんかにこの位置から取ると、時計の振子が隠れてしまうようです。

 時計の振子を見上げると、鷹さんに睨まれました。うへえ!





生駒時計店は、元来は袋物や小物を扱って江戸時代後半から商いを始め、 明治3年に中央区今橋(淀屋橋筋西側)に大阪屋権七が「大権堂・生駒商店」を創業したのが始まりです。


 昭和初期の御堂筋・淀屋橋筋の拡張に伴って、現在の北浜(堺筋平野町西南角)に移転し、 昭和5(1930)年に当時のお金で15万円をかけ「生駒ビルヂング」の建設を行いました。

 昭和20(1945)年3月の大阪大空襲により、周辺は焼野原となりましたが、 このビルは堅牢なコンクリート壁と各開口部の防火扉によって戦災を免れたということです。

 その後、昭和58(1983)年に外壁のテラコッタの一部が落下したことを契機に、外壁剥離防止の処理と鉄製窓枠を全てアルミサッシに替えるという大改修が行われました。

 平成7(1995)年の阪神淡路大震災の時も、隣接するビルの窓の大半が破損する被害を受けたにもかかわらず、直径6寸5分の松丸太493本を基礎杭として打ち込むという堅牢な工法の為か、ほとんど被害がなく現在に至り、平成9(1997)年には文化庁の「登録有形文化財」に指定されました。その後、平成14(2002)年に改築工事が行われています。

 生駒時計店のHPはこちら。↓
http://www.ikoma.ne.jp/index.html

 やはりレンガ造りのビルは独特の雰囲気がありますね。









 現在、このビルは、コンシェルジュオフィス・北浜T4Bとして生まれ変ったということです。  

 ビル内部の写真や説明については、こちらの、コンシェルジュオフィス北浜T4BのHPをご覧くださいね。↓
http://www.t4bk.com/history.html

ということで、今回は大阪の堺筋に面した生駒ビルヂングでした。
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小保方晴子さんのSTAP細胞について(その6) 【ファイルSI 11】2014.04.22 

【ファイルSI 11】2014.04.22 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その6)

2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての、挨拶と、代理人室谷弁護士による説明のノーカット全文文字起こし(5/5)


(4/5)からの続きです↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919912.html

(1/5)から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919820.html

『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

【27:26】
【室谷和彦弁護士説明続き】

文字の色や、画像と文字の位置関係、画像と文字の位置関係、位置関係、位置関係が異なるという点を指摘しております。

これを根拠に、学位論文を切り貼りしたはずだ、学位論文は物質由来のものであるというのはよくわかっているはずだ、という、そういう推論をしているようであります。


しかし、学位論文の画像を元にしたのではなくって、ここにあります、パワーポイント使用に掲出された画像を使用したものである。このように小保方さんは提示しておるわけであります。


この両者を見ますと、これとこれ、これとこれ、これとこれ、


※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 室谷和彦弁護士は、それぞれ対応する画像にパソコンのポイント矢印を動かして説明。


 〔動画のキャプチャーをトリミング、コントラスト・色彩補正したもの〕(再掲)






↑上の段が『【画像A2 パワーポイント資料に掲載された画像】(不服申し立て 資料4から引用)』
↑下の段が『【論文1 テラトーマ形勢】(理研HP)(理研スライドから引用)』

 ただし、動画のキャプチャーでは、文字の色や、画像と文字の位置関係については残念ながら不鮮明ではっきりとは確認できません。

 記者に配布された資料には、鮮明な画像が載っているはず。ここで嘘をついてもしょうがないので、この指摘は理研の『小保方氏に不正があった』という根拠を覆す決定的な証拠だと思われます。


※  ※  ※  ※

【28:21】

 【室谷和彦弁護士説明続き】
 

文字の色も位置関係もすべて、同一のものでございます。

 
 それで、じゃあ、このパワーポイントの資料というのは、なんのために作られたんですか、という点ですけど、

このパワーポイントは、ラボミーティング、共同研究者の間で交流するために、情報交換するためのミーティングですが、そのラボミーティングで用いられたものであって、たびたび、そのラボミーティングが多数回行われる関係上、たびたび更新されているものでございます。バージョンアップされているものでございます。

そのパワーポイントは、いくつもあるわけなんですけれども、そのパワーポイントのどの、いくつもあるパワーポイントのうちのどのパワーポイントから掲出画像が使用されたのか、それについては、小保方さんも、記憶がございませんで、こちらではまだ特定されておりません。


ここで述べたいのはどういうことかというと、学位論文から切り貼りした、つまり、A1について・・・、あ、すいません、この間違って載った画像がなに由来であったのかということを十分に理解して、掲載したわけではない。

こういうことを申し上げたいのでございます。


報告書がねつ造であると判断した理由としてですね、この画像がですね、画像の処理に関することが大きな根拠になっておるわけですけれど、


それが、今申し上げたように、

特に、学位論文から持ってきたものではないということになりますと、調査委員会が言うてる,ねつ造であるとする根拠の中であると残るのは、『重要な図だから間違うはずがないんではないか』、この点だけであります。


間違うはずがないから間違うはずがない。というこういうことで、だからだからですね、というような結論になっている。現在ではなっているのではないかと、いうように我々は考えております。

【30:50】

その点からしますと、今申し上げたような論法はですね、合理的理由がないということになってまいりますので、

ただ、あの、だから調査委員会を非難するというわけでないですけれど、この調査委員会において、やはり調査が不十分であった。

非常に短期間の間に調査されたということでございますので、再調査をしていただいて、そのあたりを十分検討していただいたうえでですね、判断して、正確な判断をいただければというふうに考えております。


なお、この画像取り違えについて、小保方さんがですね、データの整理が十分ではなかった、元データを確認しておれば、このような取り違いというのは、生じなかったというように反省しているところでございます。(室谷和彦弁護士の言葉に、着席して聞いていた小保方さんが会場に向かって頭を下げる)

しかし、調査が不十分であったという点は否めませんので、ねつ造という結論をこの時点で出されたということについては、不服でありますので、不服申し立てをしているということでございます。


 以上が私からの説明でございます。(室谷和彦弁護士の説明が終わり、小保方さん頭を下げる)

【00:32:25】 
【室谷和彦弁護士からの説明終了】



 次回に続きます。次回は小保方さんの質疑応答の全文書き起こしです↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54957420.html

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その5) 【ファイルSI 10】2014.04.22 

【ファイルSI 10】2014.04.22 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その5)

2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての、挨拶と、代理人室谷弁護士による説明のノーカット全文文字起こし(4/5)



(3/5)からの続きです↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919891.html

(1/5)から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919820.html

『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html


【20:05】
【室谷和彦弁護士説明続き】

これについては、研究不正と表示方法に嫌疑があるということは別次元であるにもかかわらず、本報告書ではこれと、これらを混同しているという点で問題でございます。

ここで、ねつ造という言葉の意味なんですけども、本規定、本規定というのは、この理化学研究所の不正に、研究定款(けんきゅうていかん?)の規定なんですが、その規定の中では、このように使用が定義づけられております。

『データや研究結果を作り上げ、これを記録または報告すること』

“作り上げ”という言葉の意味なんですけれど、これは存在しないものを存在するように作成するということであります。

 で、そうしますと、ねつ造。これも例えばですけれども実験を行ってないのに、存在しない画像を作りだしますと、これは典型的ねつ造でございます。

 それを論文に載せた、これも典型的ねつ造したデータを報告したということになるわけです。

 次に、実験を行ったんですけれど、異なるデータから存在しない画像を作出して、その作出した画像を掲載した。これも典型的なねつ造でございます。

じゃあ、本件ではどうかといいますと、骨髄由来の細胞から作製したSTAP細胞、あ、すいません、骨髄由来の実験があるわけですけれど、骨髄由来の実験からですね、その骨髄由来の細胞から作出したSTAP細胞からの画像、これをA2(エーツー)と言いますが、A2を現に得ております。

存在しない画像を作出したというようなことは、もちろんございません。

また一方で、脾臓(ひぞう)由来の実験も行っておりますけれども、画像、それによって画像Bを得ております。


存在しない画像を作出したなどということはございません。


その画像Bというのは、脾臓由来の画像を再処理し、することによって得られたSTAP細胞からの画像でございます。

もともとこのレベルの話として、存在しないものを取り出すということはまったく行われておりません。


どこが問題かというと、論文掲載されたのが、この脾臓由来の実験の結果とされている画像が、あるはずである画像を載せないといけない、つまりBを掲載しないといけないのに、A2が掲載された。そういう点であります。

これは取り違えておるわけですけれど、画像Bを掲載すべきなのに画像Aを掲載したという、掲載の次元の問題であって、先ほどの掲出不正の次元の問題ではないという、事情を異にするというように考えております。


ですので、その事情を異(こと)にする、載せるべきものを載せなかったということと、無いものを作り上げたというのは全然違う話でございますので、それを混同して判断してしまっているという点が問題であるというように考えております。


あの、小保方さんは、このBを載せるべきなのに、画像A2を載せてしまったという点についてですね、自ら発見してこれを申告しておるものでございます。

また、3月9日には、ネイチャーに対して、訂正原稿を提出しております。

【24:40】

そのようなことも含めて、単なる画像の掲載違いであってねつ造でないというふうに判断しております。


次に、最後のポイントなんですけど、画像なんですが、ここで問題となった画像をですね、並べておるんですけれども、4つ並べております。


論文に掲載された画像は、共同研究者間で行われるラボミーティングに用いられるパワーポイントの使用に掲載した画像2を使用したものであり、学位論文に用いられた画像A1を切り貼りしたものではない。

 

どういうことかというと、本報告書ではですね、『学位論文を切り貼りしたはずだ』という推論を前提に判断をしているようであります。


明記はされておりませんで、『ようである』というように考えておりますが、それが前提になっているようでございます。


 ※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 【動画で映されたパワーポイントのキャプチャーを加工したもの(画像A1)↓】




↑動画では、このように3つの画像がつぶれてしまって分かりませんが、前掲理化学研究所スライドP14の画像の一番下の段の写真から引用したものです。↓


 P14の再掲(最下段の3つの写真が画像A1)






 なお一層の理解のため、理化学研究所のHP

 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)(2014年4月1日)
 研究論文の疑義に関する調査報告書(全文)
 http://www3.riken.jp/stap/j/f1document1.pdf
 研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)(2014年4月4日修正※2)
 http://www3.riken.jp/stap/j/i2document2.pdf

 をご参照ください。

 ※  ※  ※  ※

【25:57】
【室谷和彦弁護士説明続き】

そこで、こちらで確認したところ、学位論文で用いられた画像を切り貼りしたものではなくて、『パワポ、パワーポイントにですね、掲載した画像A2を使用したものであり』ということでございました。


4つの画像を紹介していきますと、画像A1これが学位論文の画像であります。


 次、これは調査委員会の解析によって掲出されたものであります。

 解析においてというのはどういうことかというと、ちょっと飛ばしますが、

※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 〔動画のキャプチャーをトリミング、コントラスト・色彩補正したもの〕






上の段が『【画像A2 パワーポイント資料に掲載された画像】(不服申し立て 資料4から引用)』
下の段が『【論文1 テラトーマ形勢】(理研HP)(理研スライドから引用)』 〕
 
※  ※  ※  ※

 【26:37】

 【室谷和彦弁護士説明続き】

 論文1とこの2ですね、論文1の写真の画像、3つの画像から、これキャプションといいますが、

※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 下の段、『【論文1 テラトーマ形勢】(理研HP)(理研スライドから引用)』のキャプション=赤い字で、“βIII Tubulin(βIIIチューブリン)”と書いてある部分にパソコンのポイント矢印。↓





 前掲理化学研究所スライドP14の画像(再再掲)





 ↑左下隅の写真が当該部分。

※  ※  ※  ※

 【26:47】

 【室谷和彦弁護士説明続き】

キャプションを外して、外したら出てきたものが、これである。この2段目の画像なんですけど、ということであります。

 追加枠欠陥(?)ということで調査委員会の方でブースを解析された結果、そのようになっておるということですね。

それで、理化学研究所としては、これを見てですね、学位論文の画像、こちらの画像と、文字の色、文字の色、これが緑色なんで、ここは紫色なんですが、

※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 前掲理化学研究所スライドP16の画像(再掲)





 ↑真ん中の行の下段の写真のキャプションは緑色だが、上段は紫色という意味。

※  ※  ※  ※

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その4) 【ファイルSI 9】2014.04.22 

【ファイルSI 9】2014.04.22 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その4)

2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての、挨拶と、代理人室谷弁護士による説明のノーカット全文文字起こし(3/5)


(2/5)からの続きです↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919845.html

(1/5)から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919820.html

『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

【13:10】
【室谷和彦弁護士説明続き】

で、それについて、調査委員会の方は、このよう重ねて検証しております。何を検証しているのかと言いますと、このバンド、これが、標準DNAサイズマーカーというものなんですが、ゲル1のバンドとゲル2のバンドが一致するのか、ズレが生じるのかというのを検討して、ここからあわせていくと、事実合っているわけですが、下の方でズレが生じているではないかということで結局ズレが生じるの、という、そういう検証されている。


【16:53】

次に小保方さん自身にですね、私の方から、どうやったのか実際に重ねてくださいと。


 重ねるというのは、そういう方法を図面で出してくださいということをお願いいたしまして、小保方さんが作成していただいた、小保方の作成したのがこの図です。

 これは不服申し立てでも資料2の1として提出しているものなのですけれど、まず、どうやったかというと、ゲル2の高さを80%に縮小しました。

 検証の方では拡大、ゲル1の方を拡大しているんですけれど、小保方さんゲル2の方を縮小。さらに2を2°(注:角度のこと)回転しております。

 何故2°回転しているかと言いますと、もともと、ちょっと前に戻りますが、この元の図でも、写真でもお分かりのように傾いているんですね。

 写真自体が、撮影するときにですね、傾いて写真を撮ってしまったので、ゲルが、写真上は左側に2°傾いているということでございます。

 で、あの、その傾いているのをですね、そのまま重ねてしまうと、調査委員会はそのまま重ねているんですけれど、そうすると、ズレが生じておるわけですが、2°回転させて重ねますとここに見えますように、バンドはすべて一致すると、ことごとく一致するということでございます。

この図から必要ない部分をトリミングしますと、フィギュアPCIになるということで、その結果、小保方さんの説明通り、ズレは生じない。小保方さんの説明は正しいという、そういう結論を得ております。


【19:00】

ですので、このような説明をですね、調査委員会の方が、十分に小保方さんの方に聴き取りをせずに、自らの検証をもとに、誤っている、ズレが生じているということを前提に、小保方さんの説明は誤っているんだというふうな判断をしたということについては、こちらとしては非常に不服であるということで、再調査をして、この内容を前提にですね、再調査をしていただきたいということを求めております。


【19:45】

次に画像取り違えについてでございます。

これについて、次が2のd、2のeについて、ねつ造と認定されたということであります。

 ※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 ここで、再度、参考のため、当該箇所である理化学研究所のHPから問題のスライド部分を掲載します。

 これがないと何が何やらわかりません。

 前掲の、理化学研究所のHPでは、
 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)(2014年4月1日)
 研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)(2014年4月4日修正※2)
 http://www3.riken.jp/stap/j/i2document2.pdf

 P12、13、14、15、16に、こういう図が示されています。

 P12





 P13





 P14





 P15





 P16





 それで、このスライドのP17、18、19で小保方さんだけが、不正を行ったと断じています。

 P17





 P18





 P19





 これを書き起こしますと↓。

*小保方氏は、STAP 細胞作製の条件の違いを十分に認識しておらず 条件の違いを十分に認識しておらず、間違えて使用したと説明。

*論文1の画像は、2012年4月にNature誌に投稿し、採択されなかった論文にすでに使用されていた。

*3年間実験のノートが2冊しか存在なく、これらの画像データの由来を科学的に追跡することはできなかった。

*Fig. 2eの3つの画像及び実験の存在は確認されたが、材料の由来の詳細は確認されなかった。

*小保方氏が学位論文の画像に酷似するものを論文1に使用したものと判断。

*データ管理がずさんであり、由来の不確実なデータを論文に使用した可能性もある。

*学位論文と論文1では、実験条件が明らかに異なる。


*論文1の画像には、学位論文と似た配置の図から切り取った跡が見える。


*このデータはSTAP細胞の多能性を示す極めて重要なデータである。


*明らかな実験条件の違いを認識せずに、論文1の図を作製したとの説明を納得することは困難。


*データの信頼性を根本から壊すものであり、その危険性を認識しながらなされたと言わざるを得ない。

小保方氏がねつ造に当たる研究不正行為を行ったと判断した



若山氏:

*小保方氏が客員研究員として在籍した研究室の主宰者。
*このような実験を指導する立場 ような実験を指導する立場で、ともに研究を行っていた。

*これらのデータの正当性、正確性、管理について注意を払うことが求められていた。

笹井氏:

*本論文執筆を実質的に指導する立場。

*データの正当性と正確性を自ら確認することが求められていた。

 両氏は、ねつ造に関与したものではなく、データの正当性等について注意を払わなかったという過失によりこのようなねつ造を許すこととなった。

研究不正行為を行ったわけではないが、その責任は重大


 それで、p20がまとめ(結論)になっています。

P20





 これを書き書き起こしますと↓。

    まとめ

小保方氏

2つの点について研究不正行為があった。


若山、笹井両氏

研究不正行為はなかったが、

 データの正当性と正確性等について自ら確認することなく論文投稿に至っておりその責任は重大である

丹羽氏

論文作成の遅い段階でこの研究に参加したものであり、

研究不正行為は認められなかった。


 ※  ※  ※  ※

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その3) 【ファイルSI 08】2014.04.22 

【ファイルSI 08】2014.04.22 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その3)

2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての、挨拶と、代理人室谷弁護士による説明のノーカット全文文字起こし(2/5)


 (1/5)からの続きです↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54919820.html

 『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

【室谷弁護士からの説明の続き】


では、本件についてはどうですかということですけども、本件ではですね、ゲル1写真、それからゲル2写真、という良好な結果を示すデータが現に存在しております。

 




 ここに、出しておるのは、小さく掲げておるんですけども、これは理化学研究所が中間報告の時にホームページ上でスライドを公開されているものを掲げている。

この写真からですね、出てくる、その今申し上げた良好な結果というのはどういうことかといいますと、DNAが短くなった、すなわちT細胞受容体再構成が起こった細胞が含まれているという結果でございます。

ですから、本件では、結果が無かったのにあったと見せかけるために、データを整えたというようなことではなく、もともと結果があるわけでございます。


【12:20】

結果自体は存在して、それとは別の次元で、ですね、掲載方法の問題としてレーン3の挿入がございます。


 どういうことかといいますと、レーン3の挿入は、こちらの、これがレーン3の挿入でございますけれど、(キャプチャーの真ん中の縦帯にパソコンのポイント矢印を持ってくる)





 ※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 理化学研究所のHPでは、
 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)(2014年4月1日)
 研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)(2014年4月4日修正※2)
 http://www3.riken.jp/stap/j/i2document2.pdf
 P3に、こういう図が示されていいます。





※  ※  ※  ※

【室谷和彦弁護士説明続き】

このレーン3の挿入は、図をですね、見やすくするために行われたものであります。

ですので、この結果自体については、厳然と存在しておりますので、当然に掲載方法についての問題であって、改ざん云々の問題ではもともと無いというように考えております。

ここで見やすくするという言葉の意味ですけれど、見やすくするというのは、その見にくいから見やすくするというだけではなく、ネイチャーの紙面は限られておりますので、その、大きな写真をですね、どんどん載せるというわけにはいきませんので、このポイント部分を載せることになるんですけれども、その紙面の関係上小さなものを載せるわけだけども、その時にこのような形になっているんだということでございます。


つまり一言でいいますと、レーン3の挿入というのはですね、結果の偽装に向けられたデータの変更ではない。

結果の偽装に向けられたデータの変更ではないので、本来的に改ざんにはあたらない、そういうふうに考えております。

 【14:18】

次に、ポイント2についてお話しさせていただきます。


これはですね、レーン3の挿入に当たって、ゲル1とゲル2の標準DNAサイズマーカーに、小保方さんの説明でありますと、ズレは生じていない。このように調査委員会の方に説明したわけなんですが、本報告書ではですね、ズレが生じているというように検証がなされているんだと、そういうふうに記載されております。


そして、そのズレが生じるのだから、小保方さんの説明を裏付けることができない。ということで、まあ、一言でいえば、小保方さんの説明が信用できない行為とされているのでございます。


そこで、そのズレが本当に生じているのか生じていないのか、小保方さん自身のですね、どうやって挿入したのか、という説明をさせていただきたいと思っております。


本スライドの、このゲル1ゲル、ゲル2写真ですけれど、これはあの大判のもの、先ほどの四角いものですけれども、それから、該当部分だけを取り出したものでございます。

こちらがゲル1、こちらがゲル2。

問題となっておるレーン3というのはこの位置にですね、このゲル2のレーンについては、これを挿入するという、そういうことです。

【16:06】

 ※  ※  ※  ※

 【眼とろん星人注】

 動画では、小保方さんの表情ばかり写し、パワーポイントのプロジェクターを映していないため、参考のため、当該箇所である理化学研究所のHPから問題のスライド部分を転載します。

 これがないと何が何やらわかりません。

 理化学研究所のHPでは、
 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)(2014年4月1日)
 研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)(2014年4月4日修正※2)
 http://www3.riken.jp/stap/j/i2document2.pdf

 P4、5、6に、こういう図が示されています。

 P4





 P5





 P6





 それで、このスライドのP7で小保方さんが不正を行ったと断じています。

 P7





 これの『まとめ』を書き起こしますと【画像の掲載だけだと、検索エンジンに引っかからないので、私はなるべく、文字起こしをすることにしています】↓。

*小保方氏はこのような行為が禁止されているということを知らなかったと説明。

*研究者を錯覚させる危険性あるがある。
*T細胞受容体遺伝子再構成バンドを綺麗に見せたいという目的性
をもって行われたデータの加工。
*その手法は科学的な考察と手順を踏まないものであった。

小保方氏が改ざんに当たる研究不正行為を行ったと判断した。


*笹井、若山、丹羽の三氏は、小保方氏から、論文投稿前に、すでに改ざんされた画像をその事実を知らされないまま示された。
*この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかった。

三氏にいては研究に不正行為はなかたとったと判断した。


 ※  ※  ※  ※

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その2) 【ファイルSI 07】2014.04.22 

【ファイルSI 07】2014.04.22 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その2)

2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての、挨拶と、代理人室谷弁護士による説明のノーカット全文文字起こし(1/5)

前回、私はこう書きました。 ねつ造とか調査とか言っている暇があったら、理研は小保方さんに目の前でSTAP細胞を作らせたら良いだけでしょ?と書きました。

 前回『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』の記事はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

↑前回の記事は、理化学研究所の報告書等資料のHPにもリンクしており、予め、そこも重ねてご一読いただくことをお勧めします。


それで、2014年4月9日に調査委員会の『小保方さんだけが不正を行った』という結論に関する不服申し立てに伴い、記者会見がありました。


ところが、そのメディア報道が杜撰極まりないものなのでした。


 記者会見の全模様の動画があるので、貼っておきます。

【全編動画】STAP細胞問題で小保方晴子氏が会見




うまくまられない方はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=Nbr6WrhJCW4

 全編2時間36分12秒もあります。

記者会見の構成は

1.小保方晴子さんご本人の挨拶。

2.代理人の室谷和彦弁護士から今回の不服申し立てについての説明。

3.メディアと小保方晴子さんとのあいだにかわされた質疑応答。

ということになっています。

それで、今回の記者会見で一番重要な部分は、『2.代理人の室谷和彦弁護士から今回の不服申し立てについての説明』なのですが、

どういうわけかメディアは、肝心のこの部分を報道せずに、『1.小保方晴子さんご本人の挨拶』と、『3.メディアと小保方晴子さんとのあいだにかわされた質疑応答』とだけを、しかも歪めて報じていました。

この不服申し立てについては、『研究不正判定』という小保方さんの信用、研究者生命にもかかわる重大な事案であり、不服申し立てが却下され、もしくは再審査の結果によっては、『処分の取り消し訴訟』も視野に入れたものですから、当然、代理人の弁護士が説明しているのです。


これをメディアがちゃんと報じないのは、


1.小保方さんの不服申し立てには十分な理由があることを日本国民に知らせたくない。

2.図表を使った複雑なものをまとめるのが邪魔くさい。

3.室谷和彦弁護士の説明を理解できる知識を持たず、ただゴシップネタを取るために来場した。

4.室谷和彦弁護士の説明はまったく聞いていない。説明の間、小保方さんの挨拶の原稿を書いていた。資料もゴミ箱に直行。

 

↑のいずれかもしくは、全部なのでしょう。


そこで、やはり、正式な当事者同士の資料と、今回の当事者の発言ノーカット映像が一次資料なので、無責任なメディア報道を安直に信用せずに、面倒でも原典に当たるのが一番正確なのです。

しかも、テレビのコメンテーターや解説員、論説員なるものの殆どが、無責任にも偉そうに、この部分を観もせずに、安直な御高説を垂れ流したことは、本当に腹立たしい限りです。


今回、『小保方晴子さんご本人の挨拶』と、『代理人の室谷和彦弁護士から今回の不服申し立てについての説明』について、なるべく言葉を変えず忠実に再現し、(但し『え~』とか『あ~』とかの間投詞は省略)私の理解の範囲で、参考になる図表等の【眼とろん星人注】を間に挟みました。

それから、不明瞭で聞き取りづらかった部分には『(?)』という表示を付しましたが、

それでも聞き違いはあると思います(特に室谷和彦弁護士の関西弁のイントネーションで急に早口になる部分)。でも、大筋の部分で小保方さんの主張から大きく逸脱することがない程度には正確に書き起こしたつもりです。

メディアの報道を鵜呑みにせず、虚心坦懐にお読みいただけたら幸いです。

 なお当然のことながら、本稿の文責は私、眼とろん星人にあります。

ということで、『小保方晴子さんご本人の挨拶』から、


 【00:30】 

 【司会進行の三木秀夫(みきひでお)弁護士】

 それでは記者会見を始めさせていただきます。本日は小保方晴子の記者会見にご参集いただきましてありがとうございます。

 小保方晴子は、理化学研究所の調査委員会が3月31日付けでされました報告書につきまして、昨日、理化学研究所に対しまして不服申し立てをさせていただきました。

 本日はその不服申し立てにつきまして、その内容等についてのご説明を中心にやらさせていただきたく開催をさせていただきました。

 なお、本人も今般の一連の出来事で心身ともに疲労いたしております。記者会見を開くことにつきましても医師からは難色を示されておりましたけれども、無理を押して送り出していだきました。その点をなにとぞひとつよろしくご配慮いただきたいとおもいます。

 【01:35】

 遅れましたけれども、真ん中におりますのが小保方晴子でございます。

 その右におりますのが、弁護士の室谷和彦(むろたにかずひこ)でございます。そして私が弁護士の三木秀夫(みきひでお)でございます。なにとぞよろしくお願いいたします。

 それでは、小保方晴子から、皆様方にご挨拶をさせていたいと思います。

 【01:59】

【小保方さん立ち上がる。フラッシュが浴びせられる。ハンドマイクで説明。時々演台の原稿を確認しながらの挨拶】

【02:18】

このたびは、STAP細胞に関する論文の作成に関し、私(わたくし)の不勉強、不注意、未熟さゆえに、論文に沢山の疑義が生じてしまい、理化学研究所(りかがくけんきゅうじょ)、共同執筆者の皆様、また、多くの皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまったことを心よりお詫び申し上げます。

 また、責任を重く受け止め、深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした。

 【深く頭を下げる、フラッシュがたかれる】

 今日(こんにち)まで、筆頭著者である私(わたし)から、何も情報を発信できなかったことを重ねてお詫び申し上げます。

 【深く頭を下げる、フラッシュがたかれる】

国際間をまたぐ二つの研究室で、

二報分【論文1(Nature Article)と論文2(Nature Letter)の二報のこと】のネイチャー論文を、データを同時にまとめ、執筆していく作業が私の能力をはるかに超えていたのかもしれませんが、私はその時々に、論文発表に向け、全力で取り組んでまいりました。生物系の論文の基本的な執筆法や提示法に不勉強なままでの作業となり、それに加え、私の不注意も加わり、結果的に多数の不備が生じてしまったことを大変情けなく、申し訳なく思っております。

 それでも私は、STAP細胞が、いつか誰かの、きっと誰かの役に立つと信じ、研究を続けてまいりました。

 多くの研究者の方々から見れば、考えられないようなレベルでの間違いが沢山生じてしまっていると思われると思いますが、この間違いによって論文の結論に影響がないことと、何よりも実験を確実に行われており、データが存在することから、私は決して悪意を持ってこの論文を仕上げたわけではないということをご理解いただきたく存じます。

 そもそも、私が、図表を正しく提示していたならば調査委員会自体も必要なく、お忙しい中、調査に協力してくださった調査委員の先生方々にも心からのお詫びと、感謝を申し上げます。

 しかし、調査結果におきましては、事実関係をよく理解していただかないままでの、不正と判定されてしまいました。

 弁明と、説明の機会を、十分に与えてくださったならば、必ず間違いが起こった経緯を理解していただけるものと思っておりますので、昨日不服申し立てをさせていただきました。

STAP現象は何度も確認されている真実です。

 私はSTAP現象に出会って以来、この現象を発表するという使命感とともに、毎日実験に取り組んでまいりました。

 そして、この現象のメカニズムが詳しく理解され、いつか多くの人々の役に立つ日を、立つ技術まで発展させていける日を、夢見てきました。

どうか、STAP現象が論文の体裁上の不備によって、否定されるのではなく、科学的な実証、反証を経て、研究が進んでいくことを心より願っております。

 このたびは、本当に申し訳ありませんでした。
 
 【深く頭を下げる、フラッシュがたかれる】

【8:18】小保方さんの『挨拶』終了。


【三木秀夫弁護士】

 それでは、昨日行いました不服申立書の概要につきまして、まず室谷和彦弁護士の方から皆様方にご説明をさせていただきたいと思います。

 よろしくお願いします。

【8:35】

【室谷弁護士からの説明。図表等資料の説明についてはパワーポイントも使用】


 はい、代理人の弁護士の室谷でございます。私(わたくし)の方から不服申立書のポイントをご説明させていただきます。

 資料としましては、要約書、それから記者会見説明資料を皆様にお配りしております。

 要約書は不服申し立ての内容をコンパクトに要約したものでございます。記者会見用説明資料、これは不服申し立てのポイントだけを抜き出したものでございます。

 その説明資料に基づいて、説明させていただきます。

まず2の1、Dの3の『挿入』の点についてでございます。

 前でも、前の方でも見ていただけるようになっておりますので(プロジェクターに画像が映される)これを・・・、

 ポイントとしましては、研究過程と論文掲載方法が不適切であるという点が強調されている。その点で妥当でないというふうに考えております。
 
 どういうことかということですが、例えばですね、この改ざんというものについて一例をあげております。

 模式図のようなものですけども、例えばこのデータが良好な結果を示していないものであるという場合において、このデータをですね、ちょっと書き換えまして、良好なデータを示すように変更する。

【動画のキャプチャー】





 これが本来の改ざんでございます。

 ここでは、良好な結果を、結果がもともと無いのにですね、良好な結果がするかのような外観が作出されているという、こういう点に改ざんのポイント、がございます。

つまり、研究の結果が無かったのに、あったかのように主張すること。これが研究不正とされる事由でございます。


小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1) 【ファイルSI 06】2014.04.17 

【ファイルSI 06】2014.04.17 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)

問題はそこじゃないでしょ?

 小保方晴子(おぼかたはるこ)さんのSTAP細胞の件について、素朴な疑問があります。

 どうも分からないんですよ。素人には簡単な話だと思うんですけどね。

結論から先に言います。


ねつ造とか調査とか言っている暇があったら、理研は小保方さんに目の前でSTAP細胞を作らせたら良いだけでしょ?

 200回以上作ったって本人は証言しているのですから。

できれば、論文の記述の不備だし、できなければとんもない勘違いか、ねつ造。

それだけの話でしょ?

なのに、『取り下げろ取り下げろ取り下げろ取り下げろ取り下げろ取り下げろ』って。

『修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ』って唱えていたオウム真理教の信者じゃあるまいし。


STAP細胞 【すたっぷさいぼう】とは、どんなものかというと、

論文が掲載された〝nature [Japan] January 30, 2014 Vol. 505 No. 7485 (単号)”は、amazonでも、もう取り扱っていないので入手できませんが、独立行政法人理化学研究所HPに、小保方さんの研究についてのプレスリリースが載っているので、見ることができます。分かりやすいイラストも載っています。それによると、↓

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/#note12

※   ※    ※

哺乳類の発生過程では、着床直前の受精胚の中にある未分化な細胞は、体のすべての細胞に分化する能力(多能性)を有しています。

ところが、生後の体の細胞(体細胞)は、細胞の個性付け(分化)が既に運命づけられており、血液細胞は血液細胞、神経細胞は神経細胞などの一定の細胞種類の枠を保ち、それを越えて変化することは原則的にはありません。即ち、いったん分化すると自分の分化型以外の細胞を生み出すことはできず、分化状態の記憶を強く保持することが知られています。

今回、共同研究グループは、マウスのリンパ球などの体細胞を用いて、こうした体細胞の分化型を保持している制御メカニズムが、強い細胞ストレス下では解除されることを見いだしました。さらに、この解除により、体細胞は「初期化」され多能性細胞へと変化することを発見しました。この多能性細胞は胎盤組織に分化する能力をも有し、ごく初期の受精胚に見られるような「全能性」に近い性質を持つ可能性が示唆されました。

 この初期化現象は、遺伝子導入によるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の樹立とは全く異質のものです。

共同研究グループは、この初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(STAP)、初期化された細胞をSTAP細胞と名付けました。STAPの発見は、細胞の分化状態の記憶の消去や自在な書き換えを可能にする新技術の開発につながる画期的なブレイクスルーであり、今後、再生医学のみならず幅広い医学・生物学に貢献する細胞操作技術を生み出すと期待できます。

※   ※    ※(以上引用終わり)

↑というものだそうです。


私たち人間を含む多細胞動物は、もともとは一個の受精卵という細胞からできます。

それが2個に4個に8個にというように分裂増殖して、胚(はい)という多細胞生物の個体発生におけるごく初期の段階を経て、あるものは神経細胞に、あるものは骨の細胞に、あるものは眼球の細胞に、あるものは心臓の細胞にというように、役割分担します。

つまり、もともとの受精卵は、神経細胞にも、骨の細胞も、眼球の細胞にも、あるものは心臓の細胞にもなりうる能力を持っているのですね。


私たちの命は、そういった『何物にもなりうる万能細胞』から出発しているわけです。

ですから、一例をあげれば、骨髄のような、壊れたら二度と再生できないものを損傷して車イスの生活を余儀なくされている人たちに、万能細胞でもって、それを再生し、治療ができる可能性が広がっていくわけです。


例えば、韓国ソウル大学のファン・ウソック(黄禹錫)教授によるねつ造問題で有名になった、ES細胞は、胚性幹細胞とも呼ばれ、精子と卵子の結合した受精卵が1週間ほど分裂を繰り返した状態のヒト胚を破壊して得られた細胞を特定の方法で培養して未分化な(将来、身体のどの部分になるかが定まっていない)細胞に保っているものです。

ES細胞は、ヒト胚という、そのままなら人間になる可能性があるものを、破壊してつくる細胞なので、倫理上非常に問題で、仮にファン・ウソック教授の研究がねつ造ではなかったとしても、なおクリアすべき問題が山積しているのですね。


その点、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中 伸弥教授【受賞理由:成熟細胞が初期化され多能性 (pluripotency) を持つことの発見】のiPS細胞は、ES細胞のようにヒト胚を使わず、人間の大人の皮膚に4種類の発癌遺伝子などの遺伝子を導入するだけで、ES細胞に似たヒト人工多能性幹(iPS)細胞を生成するというものなので、その点においても画期的なのです。

ですから、2006年にセルに掲載されノーベル賞受賞の直接のきっかけとなった論文の発表から2012年のノーベル賞受賞までわずか6年という異例のスピードの受賞だったのですね。

普通は、若いころにノーベル賞級の研究成果を発表しても、受賞は高齢になってからで、ノーベル賞受賞の第一要件は、長生きできるか否かにかかっているとも言われていますからね。


他方、小保方晴子さんが作成に成功したと発表したSTAP細胞は、体細胞に外部から弱酸性の液体に浸す等の刺激を与えるだけで、未分化で多能性を有する細胞ができるというのですから『コロンブスの卵だ』と大騒ぎになったのも無理はありません。

STAP細胞、iPS細胞、ES細胞も、何の細胞にもなる万能細胞つまり、何にでもなりうる受精卵に近い状態まで時計を巻き戻す技術なのですね。


また、問題の理化学研究所の調査結果はだれでも閲覧できます。

独立行政法人理化学研究所HPの研究論文(STAP細胞)に関する情報等について

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140327_1/
のページのうち、特に、

研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)(2014年4月1日)

研究論文の疑義に関する調査報告書(全文)

http://www3.riken.jp/stap/j/f1document1.pdf

研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)(2014年4月4日修正※2)

http://www3.riken.jp/stap/j/i2document2.pdf

 を覗いてみてください。

この報告書を読んで、資料を見て意味が分かりますか?

素人に分かるわけがないのです。私にもわかりません。というより、玄人の学者でも専門が違えば、判断はむずかしいでしょう。


それなのに、マスメディアは、素人に街頭インタビューして、『記者会見を聴いて疑惑が深まった』とか『あんな正直そうな人が嘘をついているはずがない』とか言わせて、科学担当とはいえ素人の記者が記事を書いて、無責任なことを言っているのです。

 私にわかることは、

もし本当だとしたら、怪我や病気や障害に悩む多くの人たちに福音となるノーベル賞級の大発見であること。

信じられないと相手にされなかった研究を、平成26(2014)年1月28日 理化学研究所が記者会見でSTAP細胞について発表し、1月29日 理研、プレスリリースを公開。科学誌「ネイチャー」の電子版で論文が掲載されたことが、ことの発端であること。

 くらいです。

素人に分かるのはその程度で、だから素人のマスコミも、すっかり信用して小保方さんがおばあちゃんの割烹着を着て研究したとか、『リケジョ』という言葉を流行らせたり、iPS細胞とどっちが偉いかといった、程度の低い話題で、大はしゃぎしたわけです。


ただ、一つ絶対に忘れてはならないのが、


STAP細胞が本当なら、この研究に遅れが生じることによって、本来なら助かった命も助からなくなる可能性があることです。


理化学研究所の『研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)(2014年4月1日)』の結論(まとめ)を見てみると、

※   ※    ※

2つの点について小保方氏に研究不正行為があったという結論に達した。

 研究不正は科学の本質を歪め、研究という行為そのものだけでなく研究者コミュニティーに対する一般社会からの信頼を大きく損ねるものである。

 研究不正が禁止されるのは、研究者間の健全な情報交換による真理の探究を確保し、科学の進歩を推進するためである。

小保方氏は、科学的に許容しがたいプロセスによる2枚の異なるゲルのデータの切り貼りや

条件が異なる実験データの使用など、到底容認できない行為を重ねて行っている。

これは研究者としての未熟さだけに帰することのできるものではない。

 一方、実験ノートの記述があまりにも不足しているなど、第三者が小保方氏の実験内容を正確に追跡し理解することが困難な状況が明らかとなり、この点も健全な情報交換を阻害していると判断される。このような行為やずさんなデータ管理の背景には、研究者倫理とともに科学に対する誠実さ・謙虚さの欠如が存在すると判断せざるを得ない。
 他方、担当研究者(小保方氏)以外の研究者(本件共著者等)が慎重にすべての生データを検証するという、当然発揮することが予定されている研究のチェック機能が果たされていなかったと判断される。

確かに、小保方氏以外の調査対象者について、研究不正は認められなかったが、若山、笹井両氏については、

 シニアの研究者でありながら、上述したとおり、データの正当性と正確性等について自ら確認することなく論文投稿に至っており、そのため、過失とは言え、研究不正という結果を招いたものであって、その立場や経験などからしても、その責任は重大であると考える。
 
 なお、研究のチェック機能が果たされなかったことについては、小保方氏が他の機関で行った研究を若山研において客員研究員の身分で継続し、その後、自らがリーダーを勤める研究室において発展させたという研究環境の変遷や、成果とりまとめに近づいた段階に入って笹井氏と丹羽氏というそれぞれ若山氏とは独立した立場のシニア研究者がデータの補強や論文作成のために協力することになったなどの事情もあるのではないかとうかがえる面がある。

 研究所は、所内の異なるグループ間の共同研究における各自の責任の在り方や、共著者の果たすべき役割等も含めて、通常行われるべき研究のチェック機構が、なぜ機能しなかったかについて検証するとともに、研究所における験ノートなどのデータ管理や、研究の立案から実施、成果の取りまとめと発表に至るまでのプロセスを点検し、このような研究不正の再発を防止するために必要な具体的措置を早急に執るべきである。

 以上

※   ※    ※(引用終わり)

ということで、研究不正行為があったのは、ハーバードから若山研を経て理研のユニットリーダーに着任された小保方氏だけで、共同研究者である若山、笹井両氏は、責任はあるが不正ではないという結論に達したそうです。

つまり、不正をしたのは外様の小保方氏だけで、身内の若山、笹井両氏は、不正はしていないということです。

研究論文の疑義に関する調査委員会 委員は下記の通りです。

(50音順、敬称略 氏名 所属 役職)

委員長 石井 俊輔 独立行政法人理化学研究所 石井分子遺伝学研究室 上席研究員

委員 岩間 厚志 国立大学法人千葉大学大学院 医学研究院細胞分子医学教授

委員 古関 明彦 独立行政法人理化学研究所 統合生命医科学研究センター 免疫器官形成研究グループ 副センター長 グループディレクター

委員 眞貝 洋一 独立行政法人理化学研究所 眞貝細胞記憶研究室 主任研究員

委員 田賀 哲也 国立大学法人東京医科歯科大学 難治疾患研究所 幹細胞制御分野副学長教授

委員 渡部 惇 渡部法律事務所 弁護士

委員長も含め学者は5名で、あと一人弁護士を入れたのは、不服申し立てや訴訟に備えて結論や文書に不備がないか、法的なチェックをするためでしょう。


とはいえ、子宮頸がんワクチンの認可の際の審議会のデタラメさを検討した記事を書いた私としては、このての委員会はまったく信用していないのでした。

 日本で初めてHPV(子宮頸がん)予防ワクチンのサーバリックスを承認した平成21(2009)年9月29日 薬事・食品衛生審議会のドタバタ劇(その1)の記事はこちら↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54304735.html

議事録が公開される審議会ですらこれですからね。

 ということで、小保方さん本人の記者会見もあったことなので、もう少しこの問題を考えてみたいと思います。
(その2)はこちら。↓

グリーンイグアナさんはほっぺが可愛いねえ。 【ファイルC282】2014.04.10 

【ファイルC282】2014.04.10 グリーンイグアナさんはほっぺが可愛いねえ。

名古屋市東山動物園と上野動物園のお子達とタモリさんのイグアナ動画

 今回も、以前の蔵出し記事です。
 
 まず、例の名古屋市東山動物園の爬虫類コーナーです。

今回御紹介するのは、グリーンイグアナさん。


 




 なんか枝の上でまったりしているねえ。

イグアナといえば、普通このグリーンイグアナさんを指します。

それで、イグアナといえば、昔タモリさんが物まねをしていたことでも有名です。

 今は亡き紫綬褒章受章の漫画界の巨匠、赤塚不二夫先生のワニと一緒に演じている、今や伝説となったタモリさんのイグアナの動画をみつけたので、貼っておきます。まずご覧ください。

【タモリと赤塚不二夫】 伝説のワニとイグアナ

(※注:タモリさんがイグアナで、腹這いになっている赤塚不二夫先生がワニです)



 うまく観られないときはこちら↓。
https://www.youtube.com/watch?v=OHnprdoGXc4

 好い歳した大人が、それも2大巨匠がこんな馬鹿馬鹿しいことを真剣にやるところが偉いねえ。

 タモリさんは、赤塚不二夫先生とのお別れの時の弔辞で、『私もあなたの数多くの作品の一つです』とおっしゃっていましたが、福岡にいたタモリさんが、ジャズピアニストの山下洋輔さんから面白いからと東京に呼ばれて出てきたところを引き留めて、芸能人にしたのは赤塚不二夫先生ですからね。

 以前タモリさんがラジオだっけかで、赤塚不二夫先生は事務所で仕事をして、タモリさんが本宅に居候(いそうろう)して、赤塚先生のベンツを乗り回していたので、自分は世界一贅沢な居候だったって威張っていました。

ところが、動物園のイグアナさんはタモリさんのイグアナさんのように動いてくれません。ワニさんと遭遇しないと元気が出ないのかな?

最初はこんな感じで後ろを向いてじっとしていました。


 




 しっぽのリングの模様が、ワオキツネザル(輪尾狐猿)さんみたいだねえ。

さっきの人の手前にももう一人イグアナさんがいました。


 




 グリーンイグアナさんの体色は、灰褐色や赤褐色、黒褐色ですが、幼体の体色は明緑色や青緑色です。

ということは、この子はまだ子供なのかな?


 




こんにちは。


 




 ほっぺがお多福さんみたいだねえ。

 オスは後頭部から背面にかけてたてがみ状の鱗(うろこ=クレスト)が発達します。

耳孔下部に円形の大型鱗(おおがたうろこ)があります。それにしてもグリーンイグアナさんは、ネコさんみたいなお目目だねえ。


 




 ネコさんといえば、ワニさんをやっていた赤塚不二夫先生は、昔、愛猫の菊千代(きくちよ)さんとCMに出演されていました。

 “菊千代”というのは、黒澤明の歴史的名画、『七人の侍』で三船敏郎さんが演じた主人公の名前です。

 手塚治虫先生の漫画は黒澤映画の影響が如実に表れているのですが、赤塚不二夫先生も黒澤映画の大ファンだったのですね。

グリーンイグアナさんは、爬虫綱 、有鱗目、トカゲ亜目、イグアナ下目、イグアナ科、イグアナ亜科、イグアナ属 、グリーンイグアナです。和名はイグアナ。

 グリーンイグアナさんはアメリカ大陸で最大のトカゲの一種で、最大全長180センチメートル、体重は5キロにもなります。半分は尻尾の長さですが、それにしても大きくなるんだねえ。

 グリーンイグアナさんのお住まいの範囲は非常に広くて、メキシコ北部の熱帯雨林から、中央アメリカ、カリブ海の島々、そしてブラジル南部にまで及びます。

 自然界では、生涯のほとんどを水辺にある森林の上層部で日光浴をして暮らします。

 1本の木が1頭のオスのテリトリーになります。

 地上に降りるのは非常にまれで、交尾や産卵、または別の木へ移動するときだけなのだそうです。

 基本的に草食で、日中に活動し、葉や花、果実などを食べます。

 繁殖形態は卵生。1回に24-45個の卵を産みます。

 泳ぎがとてもうまく、危険を感じると、高い枝から下の水へ跳び込んで逃げます。

 12メートルもの高さから地面へと飛び降りて逃げることもあるそうですから、人は見かけによりません。

 普段は、まったりとしていて、動くのが億劫そうなのですが、地上でもタモリさんのように動きは俊敏なんだって。

 強いアゴと鋭い歯、とがったしっぽを持ち、敵に遭遇すると、噛みついたり、体の半分の長さのしっぽをゴジラさんみたくムチのようにしならせて敵を追い払います。

 というより、ゴジラさんのほうがイグアナさんをマネっこしたんだろうねえ。

 しっぽをつかまれるとトカゲさんのように尻尾を切って逃げますが、新しいしっぽが生えてくるので傷が残ることはないんだって。

ペットとして飼っている人も結構いるようで、隣で見ていた小学生の男の子が、お父さんに向かって、「グリーンイグアナは、ペットショップで3000円で売っているよ」と、身も蓋もないことを言っていました。可愛くないねえ。

 ネットで調べたら、数千円程度で手に入るようです。

 ところが!飼育のための設備に10万円近くかかるそうです。

 飼育スペースも大変で、縦・横・高さともに3メートル以上の園芸用の温室があると理想的だということですが、適切な飼育下で大きくなった場合には、人に慣れるので、トイレを覚えて、あまり動かないことから、部屋の中を放し飼いにすることもできるそうです。

 ですが、この鋭い歯や爪にですから、人にひどい怪我を負わせることもあるし、特にオスは繁殖期に性格が狂暴になるため注意が必要なんだって。

 また、グリーンイグアナさんは変温動物なので、温度管理が大変なうえに加湿器を設置したりこまめに霧吹きを行い湿度を上げる必要あります。

 さらに、紫外線に当たらなければならないので、日光浴をさせたり、波長が290~320nm領域の紫外線ライトを使用したり、その手間や電気代も馬鹿になりません。

このように、飼うとなればとても厄介で、ナショナルジオグラフィックHPによるとグリーンイグアナさんの寿命は10年から20年と非常に長いのに、アメリカで飼育されるグリーンイグアナさんの多くは1年以内に死んでしまうことが多いそうです。

また、ペットが、飼いきれなくなったか、逃げられるかして野生化することも問題になっています。↓

※  ※   ※

石垣島、イグアナが野生化 環境省が捕獲に本腰

http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013040901001027.html

 47news 2014年(平成26年)4月9日 [水曜日]
 
 沖縄県・石垣島の自然が危機にさらされている。ペットから野生化したグリーンイグアナが推定100匹以上に増殖、きれいな花や果実を餌として食べてしまうからだ。環境省はイグアナの産卵場所に網を仕掛けるなど、捕獲と自然保護に本腰を入れ始めた。

 環境省石垣自然保護官事務所によると、グリーンイグアナはペットとしての飼育は禁じられていないが、外に逃げないようにするなど適切な管理が求められている。しかし石垣島では捨てられたか逃げ出したかで、1995年ごろから目撃されるようになった。【共同通信】

※  ※   ※

ですから、グリーンイグアナさんを飼うのには相当の覚悟が要ります。プロが飼育している動物園に会いに行くのが一番だねえ。


一方、こちらは、上野動物園にいたグリーンイグアナさんです。


 




最後にご挨拶。


 




 さようなら、元気でね。

 それにしても、立派なほっぺだねえ。口の下のニワトリさんの肉垂(にくすい、にくだれ、俗にいう肉ひげ、肉ぜん)みたいなひらひらが立派だねえ。

 皆さんも動物園に行ったらば、会ってあげてくださいね。

四谷から溜池山王までお散歩したよ。(その12) 【ファイルET96】2014.04.05 

【ファイルET96】2014.04.05 四谷から溜池山王までお散歩したよ。(その12)

山王さまの山王日枝神社は江戸城の裏鬼門を守っているよ(日枝神社その2)。

 四谷から溜池山王までお散歩したよ。(その1)から読まれる方はこちら。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54423550.html

 山王さまの山王日枝神社は江戸城の裏鬼門を守っているよ(日枝神社その1)から読まれる方はこちら。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54811826.html

ということで、山王様の神門の内側です。


 




 

境内説明板の説明を書き写します。


※  ※   ※

鎮座地 東京都千代田区永田町二丁目十番五号

御祭神 主祭神 大山咋神(おおやまくひのかみ)
     相殿神(あいどののかみ)・国常立神(くにのとこたちのかみ)、
     伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦神(たらしなかつひこのかみ)

例祭 六月十五日(十日から十六日まで祭典行事多彩)


由緒・御神徳

 祭神大山咋神(おおやまくひのかみ)は近江国(おおみのくに:今の滋賀県)の日枝山(ひえのやま)【仏語(ぶつご)で比叡山】に鎮り、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の孫神であります。

 大山咋神は、「鳴鏑(なりかぶら)になりませる神」といわれ、山城国風土記(やましろのくにふどき)によれば「丹塗(にぬ)りの矢」とされております。この丹塗矢は、又破魔矢(はまや)ともいわれ、厄除け、魔除けのほか、縁結び、子授けにもご利益(りやく)があり、八方円満の徳を有しております。

 当社の始源は古く、鎌倉初期、秩父重継が江戸貫主を名乗り、その館(やかた)に山王社を勧請し、文明年中太田道灌(どうかん)が城内に、更に天正年間徳川家康が入府に際し城内の鎮めと崇められ、武蔵野を開拓し、大江戸の鎮護としてあがめられ、明暦の大火のあと萬治二年(一六五九)当地星が岡に移遷されました。

 江戸時代の日枝・山王まつりは、日本三大祭りの一つに数えられ、時の将軍家が城内に自ら奉迎せされ「天下祭」「御用祭」とも称され、広く世に知られ、江戸市民に親しまれました。現在も隔年に執り行われる六月の山王まつり「神幸祭」は氏子各町内(七十二ケ町)を巡幸し、古式ゆかしく盛大に行われています。(平成は偶数年)

※  ※   ※

 ということで、日枝山王神社の由緒はこういうことなのですが、以下、山王日枝神社のHPを参考にしながら、その概要を説明していきたいと思います。
http://www.hiejinja.net/index.php


御神徳

大山咋神(おおやまくひのかみ)の「咋(くひ)」は「主」という意味で、大山の主であると共に広く地主神として崇められ、山・水を司り、大地を支配し万物の成長発展・産業万般の生成化育を守護し給う御神徳は広大無辺だということです。

 又、近年は厄除け・安産・縁結び、また商売繁盛・社運隆昌の神として崇敬されています。

社格

日枝山王神社は江戸城の鎮守として徳川家の崇敬は特に篤く、将軍世嗣(せいし)、子女及諸大名等の社参は絶えることなく、毎年正月・六月には必ず使いを遣わして幣(へい、ぬさ、みてぐら)を奉り、国家事ある時には必ず祈祷(きとう)を修し、崇敬他に異なるものがありました。


東京奠都(てんと)の後明治元年十一月八日准勅祭社に、同二年七月二日祈年奉幣(きねんほうへい)の列に入り、同五年五月八日府社に定められました。


山王日枝神社のHPには、このようにさらりと書いてありますが、基本的に江戸幕府を守護する神社ですから、明治新政府にとっては面白くありません。それで山王日枝神社の社格を官幣大社(かんぺいたいしゃ)じゃない、府社(ふしゃ)にとどめたのです。


明治元年(1868年)11月の東京奠都の際にまず准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)に指定されます。その後明治3年(1871年)に神祇官(じんぎかん)直下から東京府管轄に移され、明治5年(1873年)の官国幣社の選定時にも漏れ、そのまま東京府の府社となりました。

このあたりの事情は、明治維新に際し、江戸城の鬼門を守護する『神田明神』の主祭神が『朝敵』だった『平将門公』だったことから平将門公が主祭神からはずされ、明治初期の神仏分離により『権現』『八幡大菩薩』などの称とともに『明神』の公用が禁止されたため、『神田神社』に改められたというのと同様、とてもデリケートな問題なのでした。


神田明神も山王日枝神社同様、明治時代に入って官幣大社から外され、『准勅祭社』『東京府社』に定められたのです。

『神田明神は江戸の総鎮守』の記事はこちらから。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53382446.html

社格というのは、神社のランクですから、とても重要なのです。

1881年(明治14年)に、氷川神社宮司で日枝神社の祠官(しかん)を兼ねていた平山省斎(ひらやませいさい)が、皇城鎮護(こうじょうちんご)の神社が府社であっていいはずがないので、官幣大社にしてほしいと願い出ました。


この時は官幣大社への昇格は果たせなかったのですが、皇城の鎮護たる故を以て、東京府・内務省の賛成を得て1882年(明治15年)1月9日に官幣中社になりました。


それから、官幣大社に昇格するのにはさらに時を経なければなりませんでした。


大正天皇御即位にあたり、氏子区域内に御降誕せられたる故を以て、1912年(大正元年) - の大正天皇御即位の当日、ついに日枝神社は宿願の官幣大社に列せられました。

大東亜戦争の敗戦と共にGHQの越権行為によって社格を廃せられたのですが、宗教法人として都民の尊信を専らにしてかわることなく今日にいたっています。


社号


慶応四年(明治元年)六月十一日以来、日枝神社の称号を用いる事となりましたが、古くから「日吉山王社」「日吉山王大権現社」「江戸山王大権現」「麹町山王」ひろく「山王社」と称され、氏子にとっては「お山」であり、一般には常に「山王さん」の名で親しまれて来ました。


由緒


日枝神社は武蔵野開拓の祖神・江戸の郷の守護神として江戸氏が山王宮を祀り、さらに文明十年(1478)太田道灌公が江戸の地を相して築城するにあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である川越日枝神社を勧請したのに始まると伝えられています。


やがて天正十八年(1590)徳川家康公が江戸に移封され、江戸城を居城とするに至って「城内鎮守の社」「徳川歴朝の産神(うぶがみ)」として城内の紅葉山に遷座します。

皇居の一般参観をしたときに撮影した紅葉山。


 





江戸時代、紅葉山には、家康を祀る東照宮をはじめとして、歴代将軍の霊廟が営まれていました。


慶長9年(1604年)からの二代将軍徳川秀忠による江戸城改築の際、社地を江戸城外の麹町隼町に社殿を新築して遷座遷祀され、この時から別当神主を定め、庶民が参拝できるようになり、江戸市民からは「江戸郷の総氏神」「江戸の産神」として崇敬されるようになりました。


世に元山王と称する地は今の隼町国立劇場附近です。


今の隼町国立劇場附近は、江戸城天守閣から、南西の『裏鬼門』と言えなくはありませんが、少し中途半端な位置にあります。


社地は家康により5石、元和3年(1617年)に秀忠により100石、そして寛永12年(1635年)に徳川家光からの寄付を加えて600石と増加していきます。


明暦3年(1657年)、明暦の大火により社殿を焼失したため、万治2年(1659年)、将軍家綱が赤坂の溜池を望む松平忠房の邸地を社地にあて、現在地に遷座しました。家綱は結構善美を尽くした権現造(ごんげんづくり)の社殿を造営・遷祀して、天下奉平、万民和楽の都を守護する祈願所として崇敬しましたが、この地は江戸城から見て明確な裏鬼門に位置します。



その後、明治元年東京奠都と共に勅使奉幣が行われ、御西下御東幸に際しては御途中御安全の御祈祷を修せしめられ、明治二年七月天下水患にあたり勅使祈晴の御事があり、宮妃御懐妊の際は御安産の御祈祷を修せられ、皇室典範帝国憲法の制定を始めとして開戦及び平和回復等の重大事に際しては、常に勅使参向御奉告が行われ、畏くも大正天皇儲宮にまします時、御参拝があり、明治天皇は御愛蔵の御太刀一振(長光)を御進献あそばされたということです。


ということで、現在日枝神社は、皇統と東京を守護する神社ということになっています。



ですから、山王様の神門の内側の額には、『皇城之鎮』と書かれています。


 




さらに拡大すると、『神宮祭主 房子謹書』と読めます。


 




『神宮』というのは当然『伊勢神宮』のことで、明治天皇第七皇女北白川房子(きたしらかわ ふさこ)様の御揮毫(きごう)です。


房子様は戦後、伊勢神宮祭主となり、皇籍を離れ、神社本庁総裁、伊勢神宮奉賛会総裁となられました。これは、伊勢神宮の斎王・斎皇女である斎宮の伝統にのっとったものなのでしょう。

斎王(さいおう)または斎皇女(いつきのみこ)は、伊勢神宮または賀茂神社に巫女として奉仕した未婚の内親王または女王(親王の娘)のことを言います。厳密には内親王なら『斎内親王』、女王の場合は『斎王』『斎女王』と称されましたが、一般に両者をまとめて斎王と呼びます。


伊勢神宮の斎王を斎宮(さいぐう/さいくう/いつきのみや/いわいのみや)、賀茂神社の斎王を斎院とも称し、斎宮は古代(天武朝)から南北朝時代まで、斎院は平安時代から鎌倉時代まで継続しました。


『源氏物語』では前東宮と六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ、ろくじょうみやすどころ)の間に生まれた姫宮(後の秋好中宮)が「葵」帖で斎宮となったため、六条御息所がそれに同道することになるというくだりがありますが、このように、皇族関係の女性が伊勢神宮の祭主に就任されるのはこういう伝統があるからなのですね。


現在の伊勢神宮の祭主は池田厚子様【いけだ あつこさま:旧名、順宮 厚子内親王殿下(よりのみや あつこないしんのうでんか)天皇陛下の姉宮】ですが、ご高齢のため、紀宮清子内親王殿下(のりのみやさやこないしんのうでんか)であられた黒田 清子様(くろだ さやこさま)が2012年(平成24年)4月26日 - 伊勢神宮臨時祭主に就任され、伊勢神宮 第62回式年遷宮をなどの神事を司られたことが記憶に新しいところです。


伊勢神宮の祭主であられた明治天皇第七皇女北白川房子様から『皇城之鎮』という御揮毫を賜るということは、正式に、日枝神社が皇居を鎮護する重要な神社だというお墨付きをもらったということなのですね。


 ということで、江戸城・皇居の裏鬼門の守りとしての日枝神社については、次回に記します。

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