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小保方晴子さんのSTAP細胞について(その42) 【ファイルSI 47】2014.10.26 

【ファイルSI 47】2014.10.26 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その42)

笹井博士の業績と小保方博士のSTAP研究の科学的意義の考察、及び日本に於ける劣悪な科学報道の在り方について

 前回までは、理研CDB内における小保方博士批判者であり、世界初のiPS移植手術成功という偉業をなした高橋プロジェクトリーダーについて、3回の連載記事を書きました。

世界初のiPS移植手術成功。高橋プロジェクトリーダーへの違和感。(上)から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225408.html

全6回、偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 の全貌- 14.07.27の全文文字起こしとスチル画像並びに解説(1/6)】の最初から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55133835.html

『STAP細胞の存在が大きな可能性をもつ理由(その1)』から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55021630.html

 なお、全シリーズ初回『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』の最初から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

まず、イギリスの世界的権威を持つ科学誌ネイチャー誌の笹井氏の訃報に接した際の声明についての記事を再掲します
 ※   ※   ※

「悲劇」「多大な損失」ネイチャー誌声明

2014.8.5 20:45 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140805/crm14080520450032-n1.htm

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長の自殺について、STAP細胞論文を掲載した英科学誌ネイチャーは5日、「これは悲劇だ」とする同誌編集主幹の声明を発表した。

声明は笹井氏が幹細胞や発生生物学の分野で、先駆的な業績を挙げた非凡な研究者だとした上で、「科学研究コミュニティーにとって多大な損失だ。ご家族や友人、同僚の方々にお悔やみ申し上げる」と結んだ。


ネイチャーのニュースブログも「科学者の死で日本に衝撃」という記事を掲載した。笹井氏が胚性幹細胞(ES細胞)を別の細胞に誘導・分化させる技術で有名だったと紹介し、「2011年には自然な発生過程を試験管内で再現し、ES細胞から立体的な目の組織を作り、世界を驚かせた」と業績を高く評価した。


日本国内の報道を引用し、自殺した笹井氏が発見された状況や、「かけがえのない科学者を失った」とする野依良治・理研理事長のコメントも紹介した。ネイチャーは1月30日付の誌面でSTAP細胞論文を掲載したが、問題発覚などを受け7月に取り下げた。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

↑ 前回も書きましたが、そもそも所謂『最初から存在しないSTAP問題』なるものについて、産経は勝手に卑怯千万な書き加えを行っていますが、


ネイチャー誌は、笹井氏の悲劇的な死を悼み、科学研究コミュニティーにとって多大な損失について悔やんだうえで、笹井博士の科学史上の偉大な業績について賞賛と共に、紹介しています。

よく産経は恥ずかしげもなく、『日本国内の報道を引用し、自殺した笹井氏が発見された状況や』などと書けたものです。


日本のメディアが笹井博士の訃報に接して書いたのは、自分たちがねつ造したSTAP騒動のことばかり。ネイチャー誌のように、笹井博士の学問的業績を評価したうえで、そのあまりにも残念な死を悼むという報道姿勢は日本のメディアからは残念ながら伺うことはできませんでした。

まさに死者に鞭打つ鬼畜の所業です。


世界初のiPS移植手術成功という偉業をなした高橋プロジェクトリーダーは、その術式において、笹井氏と共に行ったES細胞の共同研究に大きく裨益されたであろうことに一切触れず、まるで自分の手柄のように大はしゃぎ。

それどころか、逆に笹井博士の悲劇的な死の大きな要因であったろう『STAP騒動の逆境に耐えた』という悪意のメディアの御ぜん立てに悪乗りする始末。

私は高橋博士の世界初のiPS移植手術成功を報じた際に、改めて笹井博士の業績の偉大さについて触れようとしなかった日本のメディアに強い憤りを感じます。


それで、現在進化論の主流は、偶発的な遺伝的変異に自然淘汰が作用して進化が起るというネオダーウィニズムなのですが、このネオダーウィニズムにとって、一番説明不能で厄介な存在が『目』なんですね。

目の網膜に映る画像は上下逆に映っています。網膜で電気刺激に変換された情報は、視神経により網膜から眼球を出て、脳の底部をX形に交叉しながら、脳の一番後ろにあり、視覚情報処理を担当する視覚野に到達します。

それを脳で情報処理して、上下左右がちゃんと見えるようにするんですね。私たちはものを脳で見ているのですね。しかもピントも露光も自動調節して、眼球も動きます。

こんなものが突然変異と自然淘汰なんかで偶発的にできるわけがないんですよ。

普通に考えると、目は、最初からものを見るという目的によって設計されたものとしか考えようがないのです。

ことほど左様に目というのは複雑で不可思議な臓器なのですが、『ES細胞から立体的な目の組織を作る』ということがどれだけ凄いことか!

ところが、これについて笹井博士は偉大な業績を挙げられたのです。


この研究に関しては、前回に触れたiPS Trendのインタビューで笹井博士はこうおっしゃっています。↓

http://www.jst.go.jp/ips-trend/column/interview/13/no02.html
 ※   ※   ※

 聞き手:

(前略)2011年4月には、マウスES細胞から立体的な人工網膜組織をつくることに世界で初めて成功したと発表しました。


 笹井:

網膜というのは、光の刺激を受けてそれを大脳に伝え視覚をつくる神経組織です。先ほど話した色素上皮細胞を含め、いくつもの層構造をなしているのが特徴です。発生学的には、初期胚の間脳が突出してできる脳由来の組織です。時とともにその形が変わっていき、遠位の先端部が陥没してカップ状の「眼杯」を形成します。さらに培養を続けると、生後のマウスの眼と同様の多層構造をもつ神経網膜が形成されたのです。

ES細胞から立体構造をつくったわけですが、胚移植をするのは比較的容易なので、できるだろうという思いはありました。

網膜の構造をめぐっては、ドイツの発生学者ハンス・シュペーマン(1869-1941)が、両生類の実験をもとに、眼杯が形成されるとき水晶体や角膜の組織は不要である可能性を主張していました。しかし、その後のニワトリの胚などを使った実験で、水晶体や角膜などの前駆組織がないと眼杯は形成されないという報告が行われ、議論になりました。眼杯は水晶体が押してつくられるのではないか、角膜が眼胚の形を決めるのではないかなどの説もありました。


しかし、そうではありませんでした。ES細胞を使ったシンプルな系によるこの実験で、網膜自体の内因的なプログラムによって形が変わっていき、眼杯や何層もの網膜の形をつくることが明らかになったのです。


眼の構造の複雑さについては、チャールズ・ダーウィン(1809-1882)も「進化論で説明するには複雑すぎる」と考えていました。このダーウィンの悩みも、自己組織化という概念で解決されたことになります。






 自己組織化により形成された、マウスES細胞由来の眼杯様組織Rxを発現する細胞が緑色蛍光を示している。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

↑つまり、ネオダーウィニズムにとって難問で、チャールズ・ダーウィンをも悩ませた目の構造の複雑さに対して、笹井博士は『自己組織化という概念』という回答を提示したのです。

これは、ノーベル賞を受賞しても何ら不思議ではない偉大な業績です。

だからこそ、ネイチャー誌は偉大な笹井博士の死を心から悼んだのです。


笹井博士の、この偉大な業績を報じた日本のマスメディアはありませんでした。

それどころか、例のNHKスペシャルでは、ノーベル賞を取った山中博士は偉くて、笹井博士は山中博士に科学者として追い抜かれたかのような、愚かな印象操作を行っていました。


また、前回に触れたiPS Trendのインタビューで笹井博士はこうおっしゃっています。↓

http://www.jst.go.jp/ips-trend/column/interview/13/no01.html

インタビュー記事に掲載された笹井博士の写真。






『個体の発生を研究する発生学には、京大の学部生時代に理学部教授だった岡田節人先生(現・京都大学名誉教授)の講義を聴くなどして興味をもっていました』

↑ 岡田節人(おかだ ときんど)先生といえば、『試験管のなかの生命―細胞研究入門 (岩波新書 黄版 (387))』で私でも知っているとても御高名な先生です。興味を持って『試験管のなかの生命』は読んではみたけど、難しくて挫折しました。

笹井博士は、京大生の頃、そんな偉い先生の講義を受けていらしたんですね。


私は、科学というのは、世代から世代へパトンタッチされ、それによって新しい知見が開かれていくのだということを、このエピソードから改めて感じることが出来ました。


本来こういうこともふくめ、偉大な世界的科学者である笹井博士の人となりを紹介し、純学術的な業績について賛辞を送ったうえで、取り返しのつかない世界的人材を失ったことについて哀悼の意を表するというのが、本来の報道の在り方だと私は思っています。


世界的な科学者である笹井氏のなした世界的な研究の意義について、総括した追悼特集を組む科学誌が日本で出版されてもよさそうなものなのに、そんな気配はみじんもありません。


この研究で笹井博士がノーベル賞を受賞なさっても何ら不思議じゃなかったのです。それほど世界的に偉大な人材を、日本の愚劣なメディアは寄ってたかって悪意の中傷誹謗!

日本のメディアは、『世界の科学者、科学コミュニティーを敵に回す、卑劣な愚行』を行ったのです。

それで、支那の社会学者に馬鹿にされ、軽蔑され、糾弾されているのですから世話がありません。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55147213.html

あえてここで私は断言します。日本には科学ジャーナリズムなんて存在しません。

 次回に続きます。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55312080.html
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大阪にある大林組旧本店ビル【現ルポンドシエル ビル】だよ(その3)  ファイルF65】2014.10.21 

【ファイルF65】2014.10.21 大阪にある大林組旧本店ビル【現ルポンドシエル ビル】だよ(その3)

大林芳五郎さんが創業した大林組。

 前回の大林組旧本店ビル【現ルポンドシエル ビル】の中の大林組歴史館についての記事で、大林組創業者、大林芳五郎(由五郎)さんが。明治25(1892)年1月25日、齢(よわい)にして弱冠(じゃっかん)27歳で『土木建築請負業』として『大林店』の名を掲げ旗揚げしたという記事を書きました。


『大林組旧本店ビル【現ルポンドシエル ビル】だよ(その1)から読まれる方はこちら。 ↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55168456.html

それで、前回からの続きです。

大林組創業

阿部製紙工場に続いて、明治26(1893)年3月に朝日紡績の今宮(いまみや)工場を受注、さらに翌年にも阿部製紙と同族経営の金巾製織(かなきんせいしょく)四貫島(しかんじま)工場と大工事を請け負っています。


このとき芳五郎(由五郎)さんを助けた部下に、麴屋(こうじや)時代の同僚福本源太郎さんや小原伊三郎さん、下里熊太郎さんらがいました。


“事業は人なり”と言われますが、芳五郎(由五郎)さんが率いる大林組もその例にもれなかったのですね。

特に、大林店(大林組)創業当初から力を合わせた下里熊太郎さん、菱谷宗太郎さん、小原伊三郎さん、福本源太郎さんは『四天王』と呼ばれました。


また阿部製紙所の幹部松本行政さんは、26年にその甥の伊藤哲郎さんを由五郎(由五郎)さんに託して入店させます。

先ほどの四天王と合わせ、伊藤哲郎さんは、白杉嘉明三(初名亀造)さんとともに、やがて大林店(大林組)の柱石(ちゅうせき)となりました。


これら受注は、その技術において優れていたということは勿論のこと、芳五郎さん個人の人柄が信頼を得たことも大きいとされているそうです。

例えば、創業期に資金的に面倒をみてくれた亡父徳七さんの友人、片山和助さん、材木の供給や資金面で援助を惜しまなかった堀江の材木商佐々木伊兵衛さんなどがそうでした。

芳五郎(由五郎)さんは創業に際し、棟梁、親方の経験もなく、大資本や権力の背景もありませんでした。

ただ、なにがしかの経験による請負業の管理能力と先見性のみが頼みだったのです。

しかし事業には資金が必要です。

これを助けたのが片山さんで、創業に際し5,000円の資金を提供し、母美喜さんの蓄えと自己資金1,000円を合わせたものが、芳五郎(由五郎)さんの旗上げの資金となったのです。


芳五郎(由五郎)さんが当時常に標榜していたモットーは『施工入念』、『責任遂行』、『誠実勤勉』、『期限厳守』、『安価提供』。

当時の建築業界においては、これらは必ずしも守られていない風潮があり、そこに芳五郎(由五郎)さんは新風を吹き起こしたのですね。


また当時の記録には、芳五郎(由五郎)さんは『豪胆の人』、『熱誠の人』であったことも伝えられています。


明治30年に大阪舎密工業(おおさかせいみこうぎょう)、大阪製薬、毛斯綸紡織(もすりんぼうしょく)の各工場や九州倉庫会社の倉庫、阿部製紙所火災復旧工事、31年に大阪府第三尋常(じんじょう)中学校、同第四尋常中学校、日本繊糸寄宿舎(にっぽんせんしきしゅくしゃ)、京都の大日本武徳会演武場(だいにっぽんぶとくかいえんぶじょう)を請け負い、

そして同年6月には、大林組の歴史にとっても大きな意味をもつ大阪市築港 築港(ちっこう)の大工事を受託するに至りました。


大阪市築港の大桟橋(おおさんばし) 明治37(1904)年竣工/大阪府。






大阪市築港工事と並行して、31年住友銀行広島支店、32年日本銀行大阪支店本館基礎、日本繊糸麻工場(注1)、大阪市中大江尋常小学校、滋賀県尋常師範(じんじょうしはん)学校、京都蚕業(さんぎょう)講習所、住友本店倉庫、大阪府第二師範(しはん)学校、33年大阪工業学校冶金窯業(やきんようぎょう)工場、北酉島樋管(にしとりしまひかん)新設、大阪府第一師範学校(現・大阪教育大学 教育学部)、大阪府第七尋常中学校、東京倉庫大阪支店倉庫などの諸工事を請け負いました。

【※注1 日本繊糸麻工場の読み不明。繊糸の読みは『せんし』。日本製麻(にほんせいま)株式会社という会社が現存しているので、『にほんせんしまこうじょう』と読むと思われる】

これらの工事のうち、第一師範学校工事が図らずも重大な危機を招くことになります。それは工事の監督、用材の検査が常識を超える厳格なもので、不合格とされた木材は山をなしたといいます。

そのため、この工事によって莫大な損害をこうむったのですが、それは折悪しく大阪に始まった金融恐慌の最中でした。

大阪市築港工事と同時に多数の工事を施工中であった芳五郎(由五郎)さんも、この恐慌によって金融難に陥り、万策つきて築港工事返上を申し出ます。

これを聞いた築港事務所の西村捨三所長は大林なくしては工事不可能と考え、岡 胤信(おか つぐのぶ)工務部長、内山鷹二(うちやまたかじ)庶務部長その他幹部らとはかって救済策を講じ、その結果、金融の道が開けて、危機を突破することができました。


芳五郎(由五郎)さんが工事の返上を口にしたのは、生涯でこのとき以外にはありません。それほどの危機だったのです。

それを救ったのは西村所長以下の好意だったのですが、そこには仕事を超えた心の結びつきがありました。この相互信頼は後に内山さん、岡さんを大林の人として迎えるもととなったのでした。

さらに芳五郎(由五郎)さんは、明治37(1904)年2月に店名を正式に『大林組』と改名、同年6月には東京にも事務所を開きます。


同年には旅順口閉塞船(りょじゅんこうへいそくせん:注2)石材積込作業に従事したほか朝鮮軍用鉄道、捕虜収容所、駐屯軍兵営(ちゅうとんぐんへいえい)、陸軍予備病院等日露戦争を中心とした請工事を逐次(ちくじ)完成します。

つまり、大林組は未開だった朝鮮半島において、近代的インフラ整備に一役かっているのです。

【※注2 閉塞船(へいそくせん)とは、ある国が海軍力を用いて、他国、または自国の港湾や海域などに船舶が出入港や通過することを阻止する目的などで自沈させられた船舶のこと。海上封鎖の手法の一つで、閉塞作戦と呼ぶ。日露戦争中、失敗に終わった第一回旅順口閉塞作戦に続いて1904年3月27日に第二回旅順口閉塞作戦が4隻の閉塞船によって実行されたが、これも失敗に終わった】

明治37(1904)年頃の仁川(じんせん)支店(現在の韓国)【左端が芳五郎さんの右腕として活躍した当時29歳の白杉亀造さん】。






次いで翌年には本店を発祥の地、大阪市東区北浜2丁目27番地の乙(現在の中央区北浜2丁目5番4号)に移転。この際にまだ業界では珍しかった“設計部門”を社内に新設、西区境川にも製材工場を開設して、業容(ぎょうよう)を整えました。


拡大へ

明治44年からの露戦争により中断されていた東京中央停車場(開業時、東京駅に改名)建設工事の3回に分けられた入札に際しては、大阪方では大林組だけ指命を受けて東京方大倉組、清水組、安藤組等と競争し、最後に清水組を破ってすべて落札。

大阪方新参の大林組がこの天下の大工事を取得したことは、当時、東都の建設業界に大きな衝撃を与えました。

明治44(1911)年2月のことでした。


これが全国的に大林組の盛名(せいめい)を大いに知らしめることになったのです。

東京駅丸の内駅舎は、明治建築界の重鎮、辰野金吾(たつのきんご)博士の設計になる名建築ですが、同時に大林組の施工も素晴らしく、辰野博士は大阪の大工・職人さんの腕を大いに絶賛しました。

東京中央停車場(開業時、東京駅に改名)建設工事については、以前東京駅についての記事を書いたので、こちらを参照してください。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53804685.html

大林歴史館に展示されていたパネルより、竣工当時の東京駅舎の写真。






大林歴史館には、創建当初の東京駅舎の煉瓦(れんが)が展示されています。






東京駅は、あの関東大震災でもまったく被害を受けず、昭和20年5月の東京大空襲の際に直撃されながらも、上部だけの被害にとどまり、補修・改築を経て今もその威容を誇っているということからも、その当時において、すでに高度な建築水準に達していたことが分かります。

他方、大林組は、地元大阪で第五回内国勧業博覧会(ないこくかんぎょうはくらんかい)の仕事を手掛けています。

第五回内国勧業博覧会 新世界「ルナパーク」明治45年5月竣工/大阪府






第五回内国勧業博覧会については、以前当ブログで記事を書いたので、ご参照ください。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53747059.html

あわせて明治45年7月には明治天皇が崩御(ほうぎょ)され、その伏見桃山御陵(ふしみももやまごりょう)造営の特命をうけました。

伏見桃山御陵【御歛葬(ごかんそう)前】 <京都府>大正元年9月竣工






宮内省出入の請負人砂崎庄次郎氏に師事して以来、大林組は皇室の施設とは縁が深いようです。


また並行してすすめられていた生駒隧道(いこまずいどう:トンネル)工事の崩壊(ほうらく)事故や、それにともない発生した北浜銀行の取り付け事件に、師とも芳五郎があおいだ同銀行頭取(とうどり)岩下清周(いわした きよちか)氏を助けて善後策に奔走(ほんそう)する中で大正4年頃から病に臥(ふ)し、一進一退のうちに大正5年(1916)1月24日夜9時, 西宮市夙川(しゅくがわ)の別荘でついに帰らぬ人となりました。享年52でした。そして、兵庫県御影町上ノ山(みかげちょうえうのやま)共同墓地に葬られました。

 

北浜銀行頭取岩下清周(いわした きよちか)氏






生駒隧道内部 <奈良県>大正3年4月竣工






社業ばかりでなく、同時期に箕面有馬電気軌道(みのおありまでんききどう)や広島瓦斯(ガス)、広島電気軌道、阪堺電気軌道((はんかいでんききどう)、京津電気軌道(けいしんでんききどう)など新会社の設立に多数援助・参加していることが、いかに芳五郎さんが時代の風雲児であったかということを物語ります。

ということで、大林組創業者の大林芳五郎さんの波乱の生涯を駆け足でご紹介しました。

 次回に続きます。

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その43) 【ファイルSI 48】2014.10.16 

【ファイルSI 48】2014.10.16 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その43)

一度学位を取り消さないと調査委員会において結論付けた早稲田大学がちゃぶ台返しのドタバタ劇(下)。


(『上』の2014年10月07日 16時38分  弁護士ドットコムNEWSからの引用の続きです)
 『上』はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55246072.html

 ※    ※    ※(引用続き)

■不適切な博士学位論文の取扱い

 不適切な博士学位論文について、不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明したときは、学位規則第23条に則り、学位を取り消す。学位の取り消しにあたらなくても、その博士学位論文の放置が不適切と判断される場合は、本人と連絡を取り、適切な是正措置を行い、経過を公表する。

 以上について、研究科の特性を考慮した具体的な処理手続きの策定を全研究科に指示した。

4.再発防止策について

■概要

 早稲田大学は、従来の倫理教育、指導体制、審査体制を見直し、より厳格な指導・審査体制を整備するため、本年4月より再発防止策の策定に取り組んできた。研究科長会における複数回の審議を経て、本年10月6日に、研究倫理教育の在り方、質の高い研究者を育成する研究指導体制のあり方、厳格な審査体制・過程のあり方等をまとめた「課程博士における博士学位および博士学位論文の質向上のためのガイドライン」を策定し、すべての大学院研究科に対し、同ガイドラインに基づいて、研究科の特性に応じた研究指導体制および学位論文審査体制を再構築するよう、指示した。

 今後は、研究科長会において継続的に実施状況を確認し、評価・改善に努めることとする。

♦︎「博士学位および博士学位論文の質向上のためのガイドライン」主要項目

①研究倫理教育:学位取得の必修要件とし、研究科毎に研究倫理教育責任者を置く

②指導体制:副指導教員を必置とする指導体制の強化、および論文作成途中の提出物や指導記録の系統的管理の徹底

③審査体制:審査の公開、審査手順と期間、審査員の役割と責任の明確化

④博士学位論文最終版の提出:学位論文の最終版提出の手順と方法

「課程博士における博士学位および博士学位論文の質向上のためのガイドライン」(PDF)

(弁護士ドットコムニュース)

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

 早稲田大学の本件に関する記載はこちら↓
http://www.waseda.jp/jp/news14/141009_dissertation.html





そんな馬鹿なことがありますか?

『しかしながら、早稲田大学は、(2014年7月17日の)調査報告書の事案認定を踏まえながらも、小保方氏が公聴会による実質的な審査の対象となった論文とは大きく異なる博士学位論文を提出したことは、研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったものであり、これによって最終的な合否判定が行われたことは「不正の方法により学位の授与を受けた事実」に該当すると認定し、博士学位の取り消しを決定した』

↑って、調査報告書の報告時点から、その結論をひっくり返すような新事実なんて出てきていませんよね?


それで、小保方博士は、現在も体調不良の状態なのです。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

小保方氏近況「絶不調に近い」と代理人

 2014年10月7日 デイリースポーツ
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/10/07/0007399218.shtml

早稲田大は7日、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(31)に授与した博士号の取り消しを決めたと発表した。ただし1年程度の猶予期間が設けられた。

これに対し小保方氏は代理人を通じ「このたびの総長の判断に従わせていただきます」とコメントし、不正・不備が指摘された博士論文を修正、再提出する姿勢を示した。

 この日夕に大阪市内で会見した代理人の三木秀夫弁護士によると、小保方氏は現在、神戸市の理研施設に出勤し、STAP細胞の有無を確認する検証実験に専念しているという。この日も同理研施設に出勤していたという。

 今回の早大の決定は、前日6日夕方に同弁護士に連絡が入り、同日中に小保方氏に伝えていた。小保方氏は、落ち着いた様子で受け止めていたという。

 小保方氏は、今春にSTAP論文問題が発覚して以降の体調不良を訴え入院していた時期もあったが、現在の様子については「詳しくはお話しできないが、現在も体調不良が続いている状態」(三木弁護士)だという。

 8月にはSTAP細胞論文の共同執筆者だった笹井芳樹氏(理研CDB副センター長)が自殺し、大きなショックを受けていた。

三木弁護士は「当初からある精神的なダメージを引き継いでいるのは事実。(笹井氏の件で)さらにダメージが深まり、絶不調に近い状態で、今、再現実験をやっている」と説明した。

論文の修正、再提出に関しては、当面は再現実験に専念し、時期をみながら着手する見込みだという。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑当たり前です。小保方博士は、早稲田の学位論文どころではないのです。

こんな馬鹿馬鹿しい話にいちいち付き合っていたら、身が持ちません。


それで、報道陣に対する早稲田大学の鎌田薫総長の言い分がこうです。もちろん、マスコミの抄録は、不正確なことが多いので、その分割り引いてみてみましょう。↓

※    ※    ※

早大:小保方氏博士論文 鎌田薫総長 「学位審査に重大な手落ち」

 2014年10月07日 毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/news/20141007mog00m040003000c.html





 小保方氏の論文について記者会見する鎌田薫早稲田大学総長=東京都新宿区で2014年10月7日午後4時すぎ、平野美紀撮影

 小保方晴子・理研研究ユニットリーダーの博士論文について7日、記者会見した早稲田大の鎌田薫総長と、報道陣との主なやり取りは次の通り。

--小保方さんに大学側の結論は伝えたのか。

◆伝えた。

--誰に。

◆弁護士に。昨日(6日)、大学としての最終結論が出たので昨日(伝えた)。

--返事は。

◆ない。

--大学として、(学位論文副査の)バカンティ氏へのヒアリングはしたか?

◆していない。


--なぜ早稲田の名誉をかけて調査しないのか。

◆バカンティ氏に調査依頼をしたが断られた。強制調査の手段を持っていないので。


--なぜ一見しておかしな博士論文が学位審査を通ったのか。

◆研究の中身についての審査はしている。だが重大な手落ちがあった。学位審査はパワーポイント(概要をまとめた発表用スライド)を使うが、それに関する注意が多く、論文に関しての審査を怠った。


--早稲田大は他人の著作物をコピーして論文を出しても(学位が取れる)、と周囲から思われるのでは。

◆指摘を受けるような論文を出させないようにする。

--猶予期間について。なぜ1年間という長さになったのか。

◆短い、長い(という判断)にはいろんな考えがある。体調の問題、理研での作業もある。それらを考慮した。

--小保方氏は「(提出した論文は誤りで)ちゃんとした論文がある」と言っている。であれば(1年待たなくても)すぐ提出できるのでは。

◆出てきた論文を確認しないといけない。すでに(正しいものが)書かれていれば1年待たなくてもいい。

※    ※    ※

こんな馬鹿馬鹿しい騒動に、バカンティ教授は付き合っていられるわけがありません。大学として、(学位論文副査の)バカンティ氏へのヒアリングが出来ないのであれば、結論の出しようがないじゃないですか。

そのことも踏まえての調査委員会の結論だったはずです。

それにしても、小保方さんの博士論文なんか、誰が、どうやって見つけてきたのでしょう?この騒動はおかしなことだらけです。


第一、早稲田の調査委員会(委員長・小林英明弁護士)から「博士号の取り消し規定に該当しない」の報告書が出たのは、2014年7月17日なのに、今まで何をやっていたのでしょう?

例えば、理化学研究所の場合、調査委員会の不正認定を受け理研は即日その結論を受け入れているのです。

では、早稲田の調査委員会三箇月を超える長期にわたった調査というのは、一体なんだったのか?ということですよね。


そもそも『科学的知見』というのは『公知』なのであって、特許は存在しても、『著作権』など存在しないのです。本当に馬鹿馬鹿しいったりゃありゃしない。

早稲田大学の知的レベルが知れるというものです。


このSTAP騒動なるもの、最初から『問題』なんて存在しないのですよ。

存在するものの否定でさえ、『悪魔の証明』と言われて不可能なのに、もともと存在しないものの否定なんてできっこありません。もう、ヤク○の因縁より酷い話なのです。

例えば『アイルランドに蛇はいる』ということを証明するとしたら、アイルランドで蛇を一匹捕まえて来れば良いのですが、『アイルランドに蛇はいない』ということの証明はアイルランド全土を探査しなくてはならないので非常に困難、事実上不可能であるというような場合、これを『悪魔の証明』というそうです。


小保方さん側が、『研究の悪意による不正はない』と証明するのは『悪魔の証明』ですから不可能で、『研究の悪意による不正はある』という側に証明の義務があるのですが、そんなもの一つもお目にかかったことがありません。

例の、理研の調査委員会の不正認定においても、推論の上に推論を重ねた恣意的な出鱈目をやっているのです。


ちょっと『2ちゃんねる』とか覗けば、相手に『悪魔の証明』を強いる『荒らし』がわんさか湧いています。

そもそも、このSTAP騒動は最初からネット発で、この『問題』といわれるもの自体、『スレッドの荒らし』のようなものなのです。日本のマスコミの人って、ネット環境を持っていないのでしょうかね?


STAP現象が証明されれば、小保方博士とバカンティ博士のノーベル生理学・医学賞は確実です。

早稲田大学の博士号なんて持っていたら、小保方氏の汚点になりこそすれ、何の役にも立ちません。

早稲田の博士号なんて、本当は、小保方さんの方から熨斗(のし)をつけて返上すればいいのです。

早稲田は大恥です。


ところが、そんなことをすれば、また、早稲田OBが大勢いるマスコミが馬鹿騒ぎするでしょうから、『小保方氏は代理人を通じ「このたびの総長の判断に従わせていただきます」とコメントし、不正・不備が指摘された博士論文を修正、再提出する姿勢を示した』というのは大正解です。


ノーベル賞を受賞すれば、早稲田が名誉博士号を授与するといってきても、断ればいいのです。そうすれば、黙っていても、ハーバード大学の名誉博士号が付いてきます。

それでいいじゃないですか。早稲田の博士号なんかより、ハーバードの名誉博士号の方がずっと値打ちがありますよ。


ちなみに、平成14(2002)年にノーベル化学賞を受賞された田中 耕一氏は、ノーベル賞受賞時には島津製作所に勤める会社員でした。受賞後に出身校である東北大学から名誉博士の学位を授与されたのです。


ということで、私としては、小保方博士が、おかしな雑音から離れて、研究に専念できる環境が整うことを願ってやみません。

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その42) 【ファイルSI 47】2014.10.16 

【ファイルSI 47】2014.10.16 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その42)

一度学位を取り消さないと調査委員会において結論付けた早稲田大学がちゃぶ台返しのドタバタ劇(上)。


 前回まで、【世界初のiPS移植手術成功。高橋プロジェクトリーダーへの違和感】について3回にわたって連載しました。(上)から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225408.html

全6回、偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 の全貌- 14.07.27の全文文字起こしとスチル画像並びに解説(1/6)】の最初から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55133835.html

『STAP細胞の存在が大きな可能性をもつ理由(その1)』から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55021630.html

 なお、全シリーズ初回『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』の最初から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

今度は、小保方博士のSTAP研究を早稲田が潰しにかかりました。

『馬鹿も休み休みにしてほしい』という言い回しがありますが、馬鹿は年中無休のようです。


早稲田の調査委員会は2014年7月17日、小保方博士の博士学位論文は取り消さないと結論付けたのです。↓

 ※    ※    ※

「先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」調査報告について

早稲田大学

http://www.waseda.jp/jp/news14/140717_committee.html
 2014/07/19 (早稲田大学HPより)

 2014年3月31日に設置した「大学院先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」による調査報告書が7月17日、早稲田大学総長 鎌田薫に提出されましたので、以下の通り公表いたします。
先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会調査報告書概要(7月17日掲載)
http://www.waseda.jp/jp/news14/data/140328_committee.pdf
 同全文(7月19日掲載)
http://www.waseda.jp/jp/news14/data/140717_committee_report.pdf
 同別紙(7月19日掲載)
http://www.waseda.jp/jp/news14/data/140717_committee_attachment.pdf

 ※調査報告書全文の掲載について (7月19日追記)

 個人情報等に配慮した修正作業が終了し、各委員より公表の了解を得られましたので、調査報告書の全文を掲載いたします。

 早稲田大学総長 鎌田薫コメント
 
 本学は、3月31日に設置した「先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」(以下、委員会)より、本日、調査報告書をご提出いただきました。

 報告書の内容につきましてはこれから早急に精読した上で、委員会の報告結果を十分に尊重しながら、本学としての対応を決定してまいりたいと存じます。

 小林調査委員会委員長はじめ委員の皆様には、本委員をお引き受けいただきましたこと、また三箇月を超える長期間に及んだ調査に真摯にご対応いただきましたことを、深く感謝申し上げます。

 早稲田大学総長

 鎌田 薫
                              以上

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

それで、この2014年7月17日付早稲田大学の調査報告書の結論だけ引用しますと。↓

 ※    ※    ※

 本委員会は、本件の一連の調査結果を報告するに際し、最後に 2 点を述べておきたい。

1 点目は、本報告書において厳しく指摘したように、転載元を表示せずに他人作成の文書や画像等を自己が作成した文書のように転載する行為は、著作権を侵害する行為であり、かつ他人が作成した文書を自己が創作した文書であるとの誤認を読者に与える行為であって、特に、研究に携わる者が作成する論文等においては、決して許される行為でないと改めて肝に銘じるべきであるという点である。

本件博士論文は、このような決して許されない行為により作成されたものである。

本件博士論文の作成者である小保方氏について、博士学位の取り消し要件に該当しないと本委員会が判断したことは、この問題点の重大性を一切低減するものではないことは、改めて明確にしておく必要がある。


2 点目は、早稲田大学が、博士学位をひとたび授与した場合には、それを取り消すことは容易ではないという点である。

本来、学位を授与すべきでないことが明白である博士論文であったとしても、何らかの事由により博士論文の審査において合格とされ、その学位請求者に博士学位が与えられてしまった場合、早稲田大学において、「不正の方法により学位の授与を受けた事実」が学位取り消しの要件となっている以上は、この事実が認められない限り、学位を取り消すことはできない。

このことは、ひるがえって、早稲田大学が学位を授与する行為には、それほどの重みがあることを意味する。

 早稲田大学において学位授与の審査に関与する者らには、その責任の重さを十分に認識した上で審査に関わることが求められる。

  以 上

 ※    ※    ※

つまり、転載元を表示せずに他人作成の文書や画像等を自己が作成した文書のように転載する行為は決して許されるものではなく、本件博士論文の作成者である小保方氏について、博士学位の取り消し要件に該当しないと本委員会が判断したことは、この問題点の重大性を一切低減するものではないことは、改めて明確にしておく必要があると認めたうえで、

早稲田大学が、博士学位をひとたび授与した場合には、それを取り消すことは容易ではなく、早稲田大学が学位を授与する行為には、それほどの重みがあることを意味する。

↑のであるから、小保方博士の博士学位の取り消しは行わないと『調査委員会』は結論付けたのです。


それが、いまさら、小保方博士が、尊敬する笹井博士を失い、失意と苦悩の極地の中でSTAP再現実験をなさっているときを狙いすましたかのように、卑劣なちゃぶ台返し!


なにが『早稲田大学において、「不正の方法により学位の授与を受けた事実」が学位取り消しの要件となっている以上は、この事実が認められない限り、学位を取り消すことはできない。このことは、ひるがえって、早稲田大学が学位を授与する行為には、それほどの重みがあることを意味する』ですか!?


なにが『報告書の内容につきましてはこれから早急に精読した上で、委員会の報告結果を十分に尊重しながら、本学としての対応を決定してまいりたいと存じます』ですか!?

2014年7月17日から、『『報告書の内容につきましてはこれから早急に精読した上で』の結論がこれです。


 ↓    ↓    ↓

 ※    ※    ※

小保方さんの博士号「学位を取り消す」早稲田大学が「猶予付き」の決定・配布資料(全文)

 2014年10月07日 16時38分  弁護士ドットコムNEWS
http://www.bengo4.com/topics/2138/





理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの研究ユニットリーダー小保方晴子さんの「博士論文」の不正疑惑について審査していた早稲田大学は10月7日、小保方さんの博士号について「学位を取り消す」と結論付けた。ただし、一定期間の猶予を設け、博士論文として適切なものに訂正された場合には、学位を維持するとした。


今回の決定に関する記者会見の会場で、記者向けに配布された資料の全文は次のとおり。


●早稲田大学における博士学位論文の取り扱い等について
 早稲田大学は、大学院先進理工学研究科において生じた博士学位論文に関する研究不正問題について、学内で慎重に協議を重ね、(1)「学問の府」として不適切な内容を含む学位論文がそのまま公開されている状態を放置しない、(2)「教育の場」として指導と責任を放棄しない、という2つの基本方針に従って、下記の結論を出しました。あわせて、その他の博士学位論文についても自主調査を進め、不適切な論文に対する対応方針を決定するとともに、こうした事態の再発を防止するために、研究倫理教育の在り方、質の高い研究者を育成する研究指導体制の在り方、厳格な審査体制のあり方等をまとめた「課程博士における博士学位および博士学位論文の質向上のためのガイドライン」も策定いたしました。

1.博士学位の取り消しについて

■概要

早稲田大学は、下記博士学位論文について、大学院先進理工学研究科における予備調査、2014年7月17日に総長に提出された「早稲田大学大学院先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」による調査報告書等に基づいて、

慎重に協議を重ね、2014年10月3日の早稲田大学研究科長会の議を経て、10月6日付で、小保方晴子氏に授与された博士学位の取り消しを決定した。ただし、先進理工学研究科における指導・審査過程に重大な不備・欠陥があったものと認められることから、一定の猶予期間を設け、論文訂正と再度の論文指導並びに研究倫理教育を受ける機会を与え、これが適切に履行され、博士学位論文として相応しいものになったと判断された場合には、取り消すことなく学位を維持するものとした。なお、上記の修正が定めた期間内に完了しない場合は、学位は取り消されるものとする。


■経緯

早稲田大学は、2014年3月31日、先進理工学研究科からの要請を受け、小保方晴子氏の博士学位論文に関する調査委員会を設置し、同年7月17日に調査報告書の提出を受けた。

同調査報告書は、大学院先進理工学研究科の審査分科会および研究科運営委員会での合否判定時に閲覧に供され、最終的に国会図書館に送付された本件博士学位論文は論文執筆の初期に書かれた下書きに類するものであって、本来最終版として提出されるべき論文(小保方氏主張論文)があったものと認定するとともに、本件博士学位論文について複数の不正箇所が存在するが、本学学位規則第23条にいう「不正の方法により学位の授与を受けた事実」を認定することはできず、当該学位を取り消すことはできないとした。

しかしながら、早稲田大学は、調査報告書の事案認定を踏まえながらも、小保方氏が公聴会による実質的な審査の対象となった論文とは大きく異なる博士学位論文を提出したことは、研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったものであり、これによって最終的な合否判定が行われたことは「不正の方法により学位の授与を受けた事実」に該当すると認定し、博士学位の取り消しを決定した。


ただし、誤って提出された学位論文に対して、博士学位が授与されたことについては、先進理工学研究科における指導・審査過程に重大な不備・欠陥があったものと認められることから、概ね1年間程度の猶予期間を設けて、博士論文指導と研究倫理の再教育を行い、論文を訂正させ、これが適切に履行された場合には学位が維持できるものとした。なお、これが適切に履行できないときは、当然に学位は取り消される。


【早稲田大学学位規則23条】

 本大学において博士、修士または専門職学位を授与された者につき、不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明したときは、総長は、当該研究科運営委員会および研究科長会の議を経て、既に授与した学位を取り消し学位記を返還させ、かつ、その旨を公表するものとする。

2.教員処分について

■概要

 調査報告書が指摘している通り、先進理工学研究科の指導・審査体制には以下のような不備があった。外部研究機関に小保方氏を派遣したことにより研究指導面での制約があった上に、研究倫理や博士論文作成方法について研究指導教員である主査の指導と教育が十分に行き届かなかった。また、2011年1月の公聴会開催4日前に提出された公聴会時論文について、主査・副査が論文に修正点を赤字で書込み小保方氏に手渡しているにも関わらず、主査は博士論文最終版が提出された際にそれらの修正が反映されているか否かを確認しなかった。また、それを確認する制度上の保障もなかった。主査に通常、期待されるこれらの確認作業を怠ることがなければ、またそれを看過する制度上の不備が無ければ、多くの不備を有している本件博士学位論文を先進理工学研究科が受理し、早稲田大学博士学位を授与することは回避できたと考えられるため、主査および副査について以下の処分を下した。また、総長および当時の研究科長は、管理責任をとり、自主的に役職手当等を返上することにした。

・指導教員でかつ主査であった者 停職1か月。

・副査であった本学教員 訓戒。

・総長 役職手当の20%5か月分を返上。

・当時の研究科長 役職手当の20%3か月分相当額を返上。

3.その他の不適切な博士学位論文について

■概要

 早稲田大学は2014年3月より、すべての研究科に対して不適切な博士学位論文の有無に関する自主調査を依頼し(不適切な博士学位論文とは、不正行為の認められる研究倫理的に不適切な博士学位論文、誤りの認められる学術的に不適切な博士学位論文、および、著しい過失によって結果として捏造・盗用に等しいような不適切箇所を含む博士学位論文をいう)。

 現在までに約700件の確認が終了しているが、すべての博士学位論文について学位授与に相当する研究の実体が確認されたが、研究の本質的な部分以外の部分に不適切とみなされる箇所のある博士学位論文が複数発見された(研究の本質的な部分とは、学位論文に記載されている研究の根幹をなす著者独自の着想あるいは新規な事実の発見とそれに基づく学問的帰結のことであり、学位授与の判定において特に重視される部分をいう)。

日本軍に助けられた名古屋市東山動物園のゾウさんの話(その5) 【ファイルC288】2014.10.08 

【ファイルC288】2014.10.08 日本軍に助けられた名古屋市東山動物園のゾウさんの話(その5)

有名な『象列車の話』の真実(北王園長の著作から)

 現在の東山動物園のゾウさんの記事はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54617710.html
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54610055.html

 前回は、『敗戦後の東山動物園(北王園長の著作から)続』という記事を書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55205488.html

日本軍に助けられた名古屋市東山動物園のゾウさんの話(その1)から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55075328.html

今回は、北王園長の日記から、有名な『象列車の話』について引用しましょう。


敗戦直後、日本国内の象さんは、名古屋の東山動物園のたった二頭だけになりました。

その時に生まれたのが有名な『象列車の話』です。

ところが、この名古屋市東山動物園の『象列車の話』も、上野動物園の『かわいそうなゾウの話』同様、日教組の当時のソ連共産党、中華人民共和国共産党、朝鮮民主主義人民共和国労働党から日本の侵略を容易にするため(彼らに言わせれば『日本の解放』)、日本に武装放棄を要求する反自衛隊・嫌軍・反軍思想でもって児童生徒を洗脳するための道具に使われたのです。

ですから、本当の当事者であった、北王園長の手記である【『動物の四季』北王英一著:文芸春秋新社(現在絶版)】の叙述を残しておくことが、なにより必要であると考えました。

さっそく当該部分を引用してみましょう。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

 P50

象の友情

 古代ローマ人が、「象とは両眼の間に、手の代わりとて蛇を有せる獣なり」といつた。

 なるほど、あの器用な鼻はまるで生き物のようだが、さりとて蛇のような不気味さはない。

 いずれにしても象という動物、見れば見るほど奇妙な形である。大きい図体、小さい眼、うちわのような耳と長い鼻、太短い肢など、どれもこれも現実ばなれがしているのである。

 しかもなんとなく愛くるしいところは、どうみてもお伽(とぎ)の国の動物であつて、子供たちの人気のまとになるのも、もつともなことである。

ところがこの象が、戦後しばらくの間、日本の動物園にいなかつたことがある。戦後初めて象が入つたのは、昭和二十四年九月に上野動物園へ、ネール首相から贈られたインデイラというメス象である。それまでは名古屋にただ二頭おつたきりで、それ以外は生きた象は見られなかつたのだから、日本の子供らの象に対するあこがれはいたいたしいほどのものであつた。

東京台東区の子供議会では、名古屋の象を一頭だけ、東京へ借りてこようじやないかということを決議して、代表が名古屋へ乗りこんできたのは、昭和二十四年五月だつた。大人たちの申し出に対しては、ことわり続けてきた私も、純真なこども達の攻勢には全くもてあましたものであつた。

そこで二頭の象は一かたまりのように仲よしであること、象は神経質だから、無理に仲をさいたら病気になるおそれがあることなどを、繰返し説明したうえで、その実演をしてみせることにした。


どうしたかというと、エルドを一頭だけ室の中に残して、マカニーをいやおう無しに連れ出したのである。

数名の飼育係に鳶口(とびくち)でミミの後ろをひつかけられて、マカニーは不承不承に外へ歩きだしたのであるが、このとき室内でエルドがキュウ、キュウというかん高い声をたてながら、鼻で床をたたくとパンパンという響きをたてる。

それをきくとマカニーの形相(ぎょううそう)も変つてきて、目をつり、耳を大きく立てて、同じようにキュウ、キュウを連発して、中と外とで呼応するという始末である。それにも構(かま)わず係員らは、大声叱咤(しった)して歩かせながら、約百メートルばかり離れた噴水塔のあたりまで来たときである。


室内のエルドはもうたまらなくなつたか、鉄戸に頭をぶつつけて、体当たりで戸を破ろうとするのである。額からは血がたらたらと流れ出した。悲鳴は一だんとはげしく、まるで狂気したように暴れるのである。するとこの騒音を聞きつけたマカニーは、ピタリと動かなくなつた。

おどしてもすかしても、もう小山のように動かない。またひとしきりエルドの悲鳴がきこえてくると、こんどはクルリと体を回転したかとみると、係員を尻目に韋駄天(いだてん)のごとく自分の家へ走り出したのである。もう制止もなにもきいたものではない。さつさと室の前までもどつていつて、内と外とで呼びあい、鳴きあうという始末である。

この物凄い情景にうたれた子供代表たちも、ようやく離すことの無理だということを、得心(とくしん)してくれたのである。


この話をきいた、東京の子供たちも感激して、象を借りることはあきらめよう。そして名古屋まで像を見に行こうということになつて、象列車を仕立てて大挙して両象を訪問してくれたのである。

このときは、私どもも嬉しかつた。マカニー、エルドは門前まで皆を迎えて、あの大きい背に子供らを鈴なりに乗せて、心ゆくまで、愉快な交歓に時のたつのも忘れたのだつた。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

【「ゾウを譲ってください」と陳情に訪れた東京の子どもたち代表(昭和24年)の写真:名古屋市東山総合公園HPより】


 




それにしても、象の友情というのは、これほどまでに強いのですね。

上野動物園に来園した象のインディラついては、かつて当ブログで、当時の麻生太郎首相に関連した記事としてとりあげましたので、ご参照下さい。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/44738171.html

こういう、戦後日本の子供たちに笑顔を取り戻すという大切な役割を果たしたマカニーさん、エルドさんなのですが、その後、不幸な事故が起きてしまいます。

それは昭和30年(1955年)6月17日のことでした。北王園長はこう書かれています。

 ※    ※    ※

 十二月の巻

夢を食う動物

(前略、p134より)

さて、昭和三十年も、いよいよ師走の月を迎えた。今年は私の園にも悪い出来事があつた。

それは象のマカニーが飼育係を殺したことである。

 長年みんなから愛されてきた人気者が、人殺しにまで成り下がつて顧みられなくなつたことは、何としても残念である。この思いが悪夢のように、脳裏から離れない。歳末にバクを扱つてみたくなつたのも、この悪夢を食わせて、さらりとした気持で年を送りたいからである。(後略)

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

以前、発情期のオスのゾウは気性が荒く、危険なので、他のゾウと隔離して、飼育員の方々は細心の注意で扱うという記事を書きました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53030776.html

ところが、マカニーさんのようなメスゾウでも、あの体格、重量ですから、不機嫌なときやちょっとした不注意で悪気が無くても、大事故につながります。

事実、動物園に於いて一番事故が多いのがゾウさんなのですね。


そういうリスクがあるにもかかわらず、本物のゾウを日本にいながらにして、観ることが出来るというありがたさを、私たちはしっかりと認識しておくべきでしょう。

基本的に、動物園にいる動物は、野生の動物なのです!

動物は可愛いとか、生物の多様性とか、種を超えた共生とか、自然保護とか簡単に言いますが、野生と人の関係はそんな単純なものではないのです。野生というものは統御ができないから人間は文明でもってそういう野性を排除し、都市を作ったのです。

ですから、都市にこそ動物園は必要なのです。


動物園は、人間の文明とは何か、大きな問題を付きつける施設としても重要な意義を持つのです。

私は当ブログで、『戦時中の東山動物園の真実 猛獣殺処分の国の命令なんてなかった!(北王園長の著作から)』という記事を書きましたが。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55151064.html

調べていくうちに、これ以外にも、この話については他にもデマが多く存在することが分かって愕然としました。


 次回に続きます。

仁川アジア大会の韓国競技不正で、怒り心頭に発したタイの人々 【ファイルBM3】2014.10.04 

【ファイルBM3】2014.10.04 仁川アジア大会の韓国競技不正で、怒り心頭に発したタイの人々

「ひたすらインチキ。すべてのチームだます」 タイ発、韓国競技不正批判動画が120万回再生。なのにバドミントン空調問題で日本は抗議しないどころか、謝罪の言葉まで!

 前回は、【またやらかしたサントリー。『ふ~んわいりわりい』日本海のことを数回東海と併記したあげく、開き直って日本人に喧嘩を売ったトンデモCM。】についての記事を書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54499669.html

今回は、日本でもバトミントン空調問題などいろいろと競技不正について取りざたされている仁川アジア大会についてタイで投稿されたこんなYouTube動画にアクセスが殺到しているということなので、ご紹介します。

Mafiarecord - โอปป้าจงเจริญ Parody (with English sub)



 うまく観られないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=PkYLm6SzXkY

この動画には、2分12秒あたりに日本のバトミントンの映像も紹介されています。↓






↑ この時点で、既に120万以上!1,276,470アクセスに達しています。

また、この動画は下の矢印の『字幕』アイコンをクリックすれば、英語字幕も表示されるのでそれでご覧ください。↓

 




*** 再度確認すると、日本語字幕も追加されたようですが、 ***

 




タイトルが

Mafiarecord - โอปป้าจงเจริญ Parody (with Eng/Jap sub)

↑になっています、【2014.10.05時点】

Jap(ジャップ) subって何?!


日本の略称はJPNです!!!

日本人に成りすまして、日本語字幕を作るのを手伝うと申し出た、在日の仕業に違いありません。

どこまで連中は陰湿で卑怯なのでしょう!

それにしてもアクセス回数が、すでに1,686,263に達しています。


再度覗いてみたら、さすがに

Jap(ジャップ)がJpnに訂正されていました。

きっと日本側から猛烈な抗議があったのでしょう!【2014.10.07時点】

 




それにしても、もう既に210万アクセスを突破しています。


日本では、この動画についてこのような記事がUPされています

 ※    ※   ※

「ひたすらインチキ。すべてのチームだます」  タイ発、「嫌韓」動画が110万回再生

2014/10/ 4 17:08  J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/s/2014/10/04217624.html

「我らがホスト国サマ、万歳! 金を願えば金メダル、銀を願えば銀メダル......我らがオッパ(兄貴)、万歳!」

 陽気なメロディー。調子のいいタイ語の歌声。テンポよく編集された映像。しかしその中身は、これでもかというほど痛烈な韓国へのあてこすりだ。

 「このトムヤムクンども!」





 話題を呼んでいる「我らがオッパ、万歳」(YouTubeより)

この動画は、2014年10月1日、「マフィアレコード」を名乗るタイのユーザーからYouTubeに投稿された。

4日閉幕の仁川アジア大会では、運営をめぐりさまざまなトラブルが続き、ホスト国・韓国への批判が各国から寄せられた。特に、複数の競技で「韓国びいき」とも取れる判定が相次いだことは、当事国の大きな怒りを買った。

 中でもタイは9月30日、サッカー男子準決勝で韓国と対戦したが、PKをめぐって「疑惑の判定」があり、結局これが決め手となって敗退した。タイのサッカーファンは憤激、韓国人選手のフェイスブックに押し寄せたが、これに対して韓国側のファンが「このトムヤムクンども!」(東亜日報より)などと反撃し、炎上騒ぎとなっていた。

 「我らがオッパ、万歳」と題された上記の「嫌韓」動画は、この騒動を受けて作られたものだ。

「練習も特訓も必要ない、相手はインチキだから」

動画の雰囲気は牧歌的でユーモラスなのだが、歌詞は一貫して直截的で手厳しい。

「どんな試合でも韓国が相手なら、もう練習も特訓も必要ない。死ぬほど特訓したってまだ足りない。教えてやるよ、ホスト国とぶつかったら、あいつら確実にインチキしてくるから」

歌声のバックには前述のサッカーを初め、男子レスリング、女子ボクシングなどの試合の様子が繰り返し映し出される。いずれも、判定や運営が物議をかもした試合だ。

日本側に不利な空調が議論を呼んだバドミントンの映像もある。


「インチキ、ひたすらインチキ、ひたすらインチキ、ただひたすらインチキ。すべてのチームをだまくらかす。ボクシング、サッカー、バトミントンでは風が吹く。人呼んで、詐欺師韓国」

動画が投稿されるや、タイではたちまち話題を呼び、多くのメディアが取り上げた。

投稿者が英語字幕を付けたこともあり、日本でも3日ごろから盛んに拡散され、4日午後時点で110万回を超える再生回数を記録している。なお、韓国ではまだほとんど知られていないようだ。


ツイッターでは「#インチキ韓国」も

タイではK-POPなどの韓流コンテンツの人気が高く、セウォル号沈没事故の際にも支援の輪がネット上でも広がるなど、比較的「親韓」的な国の1つとされる。

そんなタイ人でも今回の件は腹に据えかねた様子で、この動画に限らず、ツイッター上ではタイ語の「#インチキ韓国」というハッシュタグまで登場、韓国攻撃のツイートが飛び交っている。

 フェイスブックではさらに過激で、韓国のネット掲示板で紹介されているところによれば、

 「戦争すれば1週間で植民地にできる」

 などという発言さえ出ているという。これに韓国のネットユーザー(ヌリクン)たちもフミポン国王を使ったコラージュ画像を作るなどしてやり返し、これがまたタイ側の怒りを買う――という状況で、泥仕合はしばらく続きそうだ。

 ※    ※   ※(以上引用終わり)

この記事の見出しは、『タイ発、「嫌韓」動画』とありますが、おかしいものをおかしいと訴えた動画がどうして『嫌韓』なのでしょう?

この動画は、好き嫌いの問題ではなくて、客観的に韓国の競技不正問題を批判したものです。

しかも、声高に叫び、怒りをぶつけるのではなく、軽快なラップミュージックに乗せ、楽しいダンス映像も加え、知的に計算しつくした編集でもって、知的なウィットが横溢(おういつ)した作品として成立しているのです。

さすがは、微笑みの国タイです。

さらに付け加えると、セウォル号沈没事故に関しては、我が日本国民も強く心を痛め、捜索活動に支援の手をさしのべようとしたのですよ。それを朴槿恵大統領が拒否したのです。

最近のメディアは、客観的な韓国批判に対して『嫌韓』というレッテルを貼りたがります。本当にどうかしています。


また、この動画では、例の女子ボクシングで、インドのサリタ・デビ選手が韓国のパク・チンア選手を一方的に攻め続けながら、判定ではパク選手の勝利となった映像も引用されています。

 写真左の青がインドのサリタ・デビ選手で右の赤が韓国のパク・チンア選手。 





 この状況について報じた記事を引用します。

 ※    ※   ※

女子ボクシングでインドの選手がメダル受け取りを拒否、アジア大会

 2014年10月02日 11:29 AFP BB NEWS 発信地:仁川/韓国
http://www.afpbb.com/articles/-/3027779?pid=14527255





 第17回アジア競技大会(17th Asian Games、Asiad)ボクシング女子ライト級の表彰式で、銅メダルの受け取りを拒否したインドのサリタ・デビ(Sarita Devi、2014年10月1日撮影)。(c)AFP/INDRANIL MUKHERJEE

【10月2日 AFP】第17回アジア競技大会(17th Asian Games、Asiad)、女子ボクシングのライト級で3位に入ったインドのサリタ・デビ(Sarita Devi)が1日、審判の判定基準に異議を唱え、銅メダルの受け取りを拒否した。

ライト級に出場したデビは、銅メダルの受け取りを拒むと、疑惑の判定の末に敗れた準決勝の相手パク・チンア(Park Ji-Na、韓国)の首にメダルをかけた。

この行為について、国際ボクシング協会(International Boxing Association、AIBA)はデビを厳しく非難し、懲罰の対象としている。

 AIBAの技術部門責任者デビッド・フランシス(David Francis)氏は声明で、「一連の事件は、当該選手とそのチームの念入りなシナリオ通りに行われており、競技で何が起こったとしても、ボクサーがメダルを拒否する姿を見るのは遺憾である」と述べた。

 9月30日に行われた試合では、デビが圧倒的優位に立ちながらもパクに敗れるという大きな疑惑が残り、同選手の夫が警備員を制しながら激しく罵倒し執拗(しつよう)に抗議する場面があった。

 その翌日、デビは両手を組んで下を向いたまま表彰台に上り、号泣した。

 そして、銅メダルが授与される際にも涙が止まらず、泣きじゃくりながらメダルを受け取らないと表明したデビは、大会関係者が首にメダルを2度かけようとしたものの、応じようとはしなかった。

 ほかの選手にメダルが授与されたあと、デビは表彰台から降りて銅メダルを受け取ると、銀メダリストのパクに握手を求めた。

 デビは困惑したパクに銅メダルをかけると、笑顔をみせて集まったインドのサポーターに手を振った。

 デビはAFPの取材に対し、「『これは、あなたと韓国全員のものよ。銅メダルは、あなたにこそふさわしい』と話しました」と語った。

 「彼女の首にメダルをかけたら、ほっとしました。あのメダルは欲しくなかった。今はハッピーです」

 「あれは、世界中のスポーツ選手、男女全員のために、スポーツ界の不正に対して抗議したものです」

 一方、困惑したパクは、混乱して何が起きているのか分からなかったとしており、「彼女が何か言っていましたが、分かりませんでした」とコメントした。

 「デビが、私にメダルをかけました。メダルを返そうとしましたが、拒否されました」

 「私がどうしたらいいか分からないでいると、誰かがメダルを表彰台に置くように言いました」

 ※    ※   ※(以上引用終わり)

デビ選手の姿が可哀想でなりません。

本当にこの国でのスポーツ競技の国際大会は止めたほうが良いと思います。


ところが、我が日本国は、例のバトミントン空調問題で、異常に卑屈な態度をとっていることが支那のメディアで報じられました。

 ※    ※   ※

<仁川アジア大会>バドミントン空調問題=日本は抗議しないどころか、謝罪の言葉まで!―中国メディア

 配信日時:2014年9月26日 0時21分 Record China
http://www.recordchina.co.jp/a94716.html





 25日、新浪体育は、韓国・仁川アジア大会のバドミントン会場で、空調が意図的に操作された可能性がある問題について、日本チームのコーチが組織委員会に抗議する意思のないことを明らかにした上で、謝罪の言葉まで述べたと報じた。資料写真。


2014年9月25日、中国メディア・新浪体育は、韓国・仁川アジア大会のバドミントン会場で、空調が意図的に操作された可能性がある問題について、日本チームのコーチが組織委員会に抗議する意思のないことを明らかにした上で、謝罪の言葉まで述べたと報じた。

日本メディアによると、大会組織委員会は23日、試合前日の20日に起きた停電の対策で、空調を1時間運転し、30分間停止する動作を繰り返していたと説明し、意図的な操作を否定した。

この説明を受け、日本代表の舛田圭太コーチは24日夜、取材に応じ、組織委に抗議する意思のないことを明らかにした。さらに、空調が意図的に操作された可能性を指摘した自身の発言が韓国メディアで報じられ、騒ぎが広がったことについて、「関係が悪くなったのは事実。韓国チームには申し訳ないことをした。負けたのは向こうの力が上だったから」と謝罪の言葉も述べた。(翻訳・編集/NY)

 ※    ※   ※(以上引用終わり)

完全に我が国は馬鹿にされています。


 本当の友人なら、相手の非は非として断固とした態度で抗議すべきです。

 卑屈からは絶対に友情は生まれず、生まれるのは大いなる侮蔑です。

 こんなものは、まともな『善隣友好関係』などとは程遠いのです。

 本当に我が国の卑屈外交には嫌気がさします。

ちなみに、我が国のマスメディアは、我が日本国のことを『我が国』と呼べない外国人の方が多くおられるようで、『我が国』のことを『この国』とまるで他人事のように語り、断固として『我が国』と呼ぶことを拒否します。

 本当に情けないったりゃありゃしない!

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その41) 【ファイルSI 46】2014.10.03 

【ファイルSI 46】2014.10.03 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その41)

世界初のiPS移植手術成功。高橋プロジェクトリーダーへの違和感。(下)

 (中)からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225439.html

(上)から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225408.html

 前回問題提起した毎日新聞の文章の再掲から始めます。
 ↓   ↓   ↓   ↓

兼任する先端医療センターなどで眼科医として毎週診察する一方、ES細胞(胚性幹細胞)などを使い、傷んだ網膜を細胞移植で再生させる研究を続けてきた。

高橋リーダーは当時について「ES細胞は他人の細胞を使うことになるため拒絶反応への不安もあった。患者本人の細胞を使うiPS細胞なら5年で可能という確信があった」と語った。

 ↑  ↑  ↑  ↑

この件について、

どういうわけか、読売巨人軍の提灯持ちスポーツ新聞である報知新聞のほうが、詳細に報じています。例の『NHK取材陣による小保方博士襲撃暴力事件』を詳細に報じた阪神タイガースの提灯持ちスポーツ新聞のデイリースポーツ同様です。


さすがは伝統の巨人―阪神戦です・・・。って言っている場合じゃなくて、スポーツ紙より稚拙な報道をする一般紙って一体なに?


 ※   ※   ※

iPS細胞臨床研究プロジェクトリーダーの高橋政代氏、「小保方問題」乗り越えて快挙

2014年9月14日6時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/topics/20140913-OHT1T50339.html





 iPS細胞を使った世界初の移植手術を終え、記者会見で笑顔を見せる理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダー
 
 世界初となる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞の移植手術から一夜明けた13日、手術に当たった先端医療センター病院(神戸市)の栗本康夫眼科統括部長(53)は同市内で会見を行い、「今朝の診察で患者は『見え方が明るくなった』と話していた」と術後経過を報告した。

共同で12日に移植手術を行った理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(同市)の高橋政代プロジェクトリーダー(53)は、“STAP論文問題”でセンター内が揺れるなか、再生医療への情熱を燃やし続けていた。

iPS細胞を使った世界初の臨床研究を率いる高橋氏は、網膜再生研究の第一人者だ。ライバルは、夫でもあるiPS細胞研究所教授の高橋淳さん(52)。2人は高校時代からの知り合いで、ともに京大医学部卒業後すぐに結婚した。1995年からは夫婦で米国の研究所に留学。神経幹細胞を研究した。


その後、高橋氏は、サルの胚性幹細胞(ES細胞)から作った網膜の細胞から移植に利用できることを確認。倫理上の問題や安全性の確保が壁となり、研究は進まなかったが、06年に京大の山中伸弥教授(52)がマウスのiPS細胞作製に成功したことで風向きが変わった。

「これなら安全性がクリアできる」。すぐに臨床研究を始めた。


今年、“小保方問題”で理研は逆風にさらされた。

7月、高橋氏はSTAP細胞の論文に不正が認定された小保方晴子氏(31)の検証実験参加と懲戒委員会の審査中断を理研が決めたことを受け、ツイッターで「理研の倫理観にもう耐えられない」と投稿。

その後「STAP騒動を引きずって事を大きくした。臨床研究で何かあった時にどうなるのか」と話し、理研の危機管理体制をきっぱり批判した。


さらに「理研が適切な対応を取らなければ、今後は理研の関与を排除して臨床研究を続ける」とも言い切った。研究への情熱は誰より強かった。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

いきなり見出しの“小保方問題”って何?

なにげに小保方博士を呼び捨てにしているし、全く犯人扱いだし。


なんか、昔、別段、何ら法律を犯したわけでも何でもなくて、大人の利害関係でもみくちゃにされた二十歳過ぎの青年の“江川問題”というのがでっちあげられたのですが、阪神タイガースから読売ジャイアンツに移籍した巨人軍OBである江川卓氏の“江川問題”を思い出させるこの言葉ってジャイアンツ提灯持ちメディアの報知的に大丈夫なの?

それはそうと、問題は、

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その後、高橋氏は、サルの胚性幹細胞(ES細胞)から作った網膜の細胞から移植に利用できることを確認。倫理上の問題や安全性の確保が壁となり、研究は進まなかったが、06年に京大の山中伸弥教授(52)がマウスのiPS細胞作製に成功したことで風向きが変わった。

「これなら安全性がクリアできる」。すぐに臨床研究を始めた。

 ↑  ↑  ↑  ↑

という一文です。


笹井博士の逝去に関して、ネイチャー誌はこう報じました。

 ※   ※   ※

「悲劇」「多大な損失」ネイチャー誌声明

2014.8.5 20:45 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140805/crm14080520450032-n1.htm

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長の自殺について、STAP細胞論文を掲載した英科学誌ネイチャーは5日、「これは悲劇だ」とする同誌編集主幹の声明を発表した。

声明は笹井氏が幹細胞や発生生物学の分野で、先駆的な業績を挙げた非凡な研究者だとした上で、「科学研究コミュニティーにとって多大な損失だ。ご家族や友人、同僚の方々にお悔やみ申し上げる」と結んだ。


ネイチャーのニュースブログも「科学者の死で日本に衝撃」という記事を掲載した。笹井氏が胚性幹細胞(ES細胞)を別の細胞に誘導・分化させる技術で有名だったと紹介し、「2011年には自然な発生過程を試験管内で再現し、ES細胞から立体的な目の組織を作り、世界を驚かせた」と業績を高く評価した。


日本国内の報道を引用し、自殺した笹井氏が発見された状況や、「かけがえのない科学者を失った」とする野依良治・理研理事長のコメントも紹介した。ネイチャーは1月30日付の誌面でSTAP細胞論文を掲載したが、問題発覚などを受け7月に取り下げた。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

またここで産経は大嘘をついています。『ネイチャーは1月30日付の誌面でSTAP細胞論文を掲載したが、問題発覚などを受け7月に取り下げた』ってウソでしょ?

ネイチャーは執筆者全員のSTAP論文取り下げの申し出を受けて掲載論文を取り下げたんですよ!それが『問題発覚など』の『など』に含まれてるっていうことですか?!『など』と書いたから嘘をついていないっていうことですか?!

第一、理研がSTAP論文に置いて不正認定をしたのは、二報の論文のうちのアーティクル論文だけですよ。しかも、アーティクル論文のラスト・オーサーである、バカンティ教授は、ハーバードでは全く問題になっていないんですよ。メディアが勝手に騒いだねつ造報道と山本 一太内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)の政治的圧力に理研が屈しただけの話で、STAP論文に何ら問題など存在しません。


それで、それとは別に、大きな問題があります。

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ネイチャーのニュースブログも「科学者の死で日本に衝撃」という記事を掲載した。笹井氏が胚性幹細胞(ES細胞)を別の細胞に誘導・分化させる技術で有名だったと紹介し、「2011年には自然な発生過程を試験管内で再現し、ES細胞から立体的な目の組織を作り、世界を驚かせた」と業績を高く評価した。

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この笹井博士の、ES細胞から立体的な目の組織を作ったというのは、高橋博士の

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その後、高橋氏は、サルの胚性幹細胞(ES細胞)から作った網膜の細胞から移植に利用できることを確認。倫理上の問題や安全性の確保が壁となり、研究は進まなかったが、06年に京大の山中伸弥教授(52)がマウスのiPS細胞作製に成功したことで風向きが変わった。

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という研究と見事にリンクしているのですけどね!

当然ここには、ネイチャー誌に追悼文が掲載されるほどの『胚性幹細胞(ES細胞)を別の細胞に誘導・分化させる技術』における世界的権威、笹井博士の研究成果が導入されたのではないですか?

『その後、高橋氏は、サルの胚性幹細胞(ES細胞)から作った網膜の細胞から移植に利用できることを確認。倫理上の問題や安全性の確保が壁となり、研究は進まなかったが、06年に京大の山中伸弥教授(52)がマウスのiPS細胞作製に成功したことで風向きが変わった』って、

笹井博士のES細胞の研究成果がまずあって、倫理的な問題をクリアできないから、山中博士のiPS細胞に乗り換えて成功したということじゃないの?


 毎日新聞ではこうなっていましたが。↓

『 高橋リーダーは当時について「ES細胞は他人の細胞を使うことになるため拒絶反応への不安もあった。患者本人の細胞を使うiPS細胞なら5年で可能という確信があった」と語った』

↑これっておかしいでしょ?それは確かに拒絶反応の問題もあったのでしょうが、高橋博士がiPS細胞に転向した最大の理由は、倫理的問題で行き詰ったからですよね?


それで、Wikipediaで笹井博士の項目で主要な業績を見てみると、↓

 ※   ※   ※

幹細胞とその自己組織化研究

 1998年頃から、自己組織化研究を本格化させ、10年程かけて自己組織化の実験系の確立に取り組む。なお、この間、2000年理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB:Center for Developmental Biology)において、グループディレクター兼任。翌年には専任となった。

この過程で、2005年には高橋政代とES細胞による網膜の分化誘導に成功し、2006年にはES細胞から視床下部前駆細胞を分化誘導させることに成功。

 マウスES細胞から外胚葉へ分化誘導する遺伝子XFDL156を発見し、2008年のセル誌に発表している。

 また、2007年にはES細胞の大量培養法の開発や、神経系細胞の効率的な作成を発表。

 ES細胞の培養方法においてバラバラにしたヒトES細胞の死が問題になるが、笹井のチームはRhoキナーゼ(ROCK)というリン酸化酵素の活性化が原因であることを発見。

 Rhoキナーゼ阻害剤(ROCK-Inhibitor)を培養液に添加することにより、ES培養を大量培養することに成功している(従来1%の生存確率が27%に向上)。

 更に2011年4月7日付の英科学誌『ネイチャー』にマウスのES細胞から網膜全体を作ることに成功したことを発表、ES細胞から網膜を立体的に作ったのは世界初の試みであり、「この分野を一変させた」と高く評価されている。

 また、2012年には様々なホルモンを分泌する脳下垂体についても、立体的な形成に成功。

 (中略)

再生医療やCDBにおける活躍

笹井は文部科学省再生医療の実現化プロジェクトにおいて、「ヒト多能性幹細胞の分化誘導・移植の技術開発と技術支援のための総合拠点」の代表者を務めると共に、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業 再生医療実現拠点ネットワークプログラムにおいても「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」「疾患・組織別実用化研究拠点」といった大型プロジェクトの代表を務めており、

高橋政代によるiPS臨床研究にも貢献していた。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

↑とあり、出典をあたると、↓

iPS Trend というサイトが出てきます。

 ※   ※   ※

 2013.01,29取材

インタビュー『この人に聞く』

脳に関連する組織を立体的につくる(1)-全2回 -

笹井 芳樹 氏

P1
http://www.jst.go.jp/ips-trend/column/interview/13/no01.html

2000年から2002年頃にかけて、マウスやサルのES細胞からドーパミンを分泌する神経細胞や、網膜にシート状に層をなす色素上皮細胞を分化誘導しました。

 これらの細胞は形成しやすかったからです。それに、これらの細胞が分化誘導されたことを示すマーカーもすでにありました。
 一方で、例えば脳の視床下部を分化誘導するようなことは難しかったですね。関連する前例的研究に乏しく、マーカーを使うこともできなかったからです。

P2

脳に関連する組織を立体的につくる(2)-全2回-

笹井 芳樹 氏

http://www.jst.go.jp/ips-trend/column/interview/13/no02.html

 医療への応用につながるようなイノベーションも、先端的な基礎研究の研究から生まれてくるものだと思っています。

実際、私たちの網膜組織の研究と、橋政代先生(理化学研究所発生・再生科学総合研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクトリーダー)たちの研究が一緒になって、網膜細胞移植という臨床応用に向けた取り組みが行われています。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

笹井博士が亡くなったのは、2014.08.05です。

それから、たった一ヶ月と少ししか経っていない2014.09.12に、高橋博士が世界初となる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞の移植手術行ったわけです。


つまり、今回の高橋博士の『高橋リーダーらは、女性の腕から採取した皮膚細胞に6種類の遺伝子を組み入れてiPS細胞を作製。それに特殊なたんぱく質を加えて網膜組織の一部「網膜色素上皮」に変化させ、シート状に培養した後、長さ3ミリ、幅1・3ミリの短冊形に加工した。細胞採取からシート作製までには約10か月かかった(2014.9.12読売オンライン)という術式は、

笹井博士の【2000年から2002年頃にかけて、マウスやサルのES細胞からドーパミンを分泌する神経細胞や、網膜にシート状に層をなす色素上皮細胞を分化誘導しました(iPS Trend 2013.08インタビュー『この人に聞く』)】という共同研究が大きな土台になったうえでの臨床応用成果で、

さらに笹井博士は文部科学省再生医療の実現化プロジェクトにおいて、「ヒト多能性幹細胞の分化誘導・移植の技術開発と技術支援のための総合拠点」の代表者を務めると共に、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業 再生医療実現拠点ネットワークプログラムにおいても「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」「疾患・組織別実用化研究拠点」といった大型プロジェクトの代表を務め、 高橋博士によるiPS臨床研究にも貢献していたのです。


こういう場合、普通の人間なら世界初のiPS移植手術後のインタビューで『この手術の成果をかつて共同研究者として、また「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」というプロジェクトの牽引役としてとても大きな力になっていただいた今は亡き笹井先生の墓前に報告したい。改めて笹井先生に感謝するとともに、笹井先生の死は本当に残念だったと思います』とか、儀礼上、嘘でも言うでしょ?

そのことをネグレクトしたのは、メディアなのか、高橋博士なのか?どちらにせよ、非常識きわまりない話です。

どうして、高橋博士はここまでご自身の研究から笹井博士の業績を払拭したがるのでしょう?どうして小保方博士をここまで感情的に叩くのでしょう?私には全く理解ができません。

それにしても、理研CDBにおける小保方博士叩きの急先鋒が高橋博士だったというのはほぼ間違いないのですが、

だって、高橋博士は『さらに「理研が適切な対応を取らなければ、今後は理研の関与を排除して臨床研究を続ける」とも言い切った。研究への情熱は誰より強かった。』

ということですから。

この場合の『理研の適切な対応』というの『小保方博士の即時懲戒解雇処分』のことで、

『理研の関与を排除して』というのは、『笹井博士との共同研究という学恩に対してバックレる』ということです。

何が『研究への情熱は誰より強かった』ですか?研究への情熱が誰よりも強いのは、根拠のない『研究不正』というレッテルを貼られ、尊敬する笹井博士を失い、なおかつ24時間監視の人権侵害実験で頑張っておられる小保方博士です。

高橋博士が『研究への情熱は誰より強かった』のなら、おかしな雑音に影響されずに、奇矯なツイッター投稿などせず、淡々と研究を続けるはずです。

仮に『理研に対する小保方博士の懲戒解雇要求』が『研究への情熱は誰より強かった』証だとして、高橋博士には、『医師として手術前の患者の精神状態に配慮する情熱』は致命的に欠如しているとしか思えないのです。

そう言いながら、高橋博士はiPS細胞を使った世界初の移植手術に関する発言において、直接的なSTAP叩き=間接的な小保方博士叩きはしながら、笹井博士の業績の『さ』の字も出てきていません。

本当に学者としてとんでもないお方です。


ここで大きな疑問がでてきます。

だったら、どうして『NHKスペシャル』は例の、インチキ内部告発者の、小保方氏の所属する理研、発生・再生科学総合センター、通称『CDB(シー・ディービー)』の所属ではなく、理研、統合生命医科学研究センター(IMS)統合計測・モデリング研究部門 統合ゲノミクス研究グループ所属の研究員である遠藤上級研究員ではなく、

高橋博士という正真正銘の内部告発者に対する取材を行わなかったのでしょう?


決まっているじゃないですか。『NHKスペシャル』の制作目的、つまり攻めるべき本丸は、『理研CDB潰し』なのです。

高橋博士は『理研CDBを守るために、一刻も早く小保方博士を懲戒処分しろ』という立場の方なので、番組の目的と完全に相反するのです。


 『語るに落ちる』というのはまさにこのことをいうのです。

(了)

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その40) 【ファイルSI 45】2014.10.03 

【ファイルSI 45】2014.10.03 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その40)

世界初のiPS移植手術成功。高橋プロジェクトリーダーへの違和感。(中)

(上)からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225408.html

 それで、この件について、地元の神戸新聞はこう報じました。

 ※   ※   ※

理研・高橋プロジェクトリーダー一問一答  懲戒手続き中断に衝撃

2014/7/4 23:50 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201407/0007116195.shtml

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の高橋政代プロジェクトリーダーとの主な一問一答は次の通り。

 ‐ツイッターへの投稿について。

「自分の意図と違う騒ぎになり、世界初のiPS細胞(人工多能性幹細胞)の臨床研究で何かあったときにどのような影響があるか、垣間見えた。しかしスタッフも患者も『心配していません』と言ってくれた。前向きに生かして臨床研究に備えたい」

 ‐臨床研究について「中止も含めて検討する」と投稿したが。

「今後、患者のリクルート(募集)で慎重になる、というのが真意。既に細胞の移植を待っている人について中止はしない」

「iPS細胞の臨床研究は、患者が期待し過ぎることにも注意し、何年もかけて信頼を築きながら進めてきた。(STAP問題で理研への信頼が)暴力的に壊されたことには腹が立った」

 ‐臨床研究の進め方を見直すのか。

「客観的には、(理研の関与が低くなる)治験などの選択肢もあるが、今は考えてはいない。できればこのまま続けたい」

「(ツイッターによる)投げ掛けで、理研がどんな環境を整えてくれるか。その上で、検討すべきだと思う」

 ‐理研はSTAP細胞の検証実験に小保方晴子研究ユニットリーダーを参加させた。

「検証実験の位置付けが分からない。懲戒処分手続きを止めてまでやるのが衝撃だった。荒波がまだ収まらないのがはっきりした。(自らの研究の)責任も負担も増える中で、このまま進むのは不安だ」

 ‐7月1日のツイッター投稿では「理研の倫理観に耐えられない」とも発言した。

「何が正しいという正解はないが、倫理観を持って対応しないといけない。(検証実験などの対応を見て)理研の倫理観がどこにあるか、分からない」

「(理研の対応次第で)STAP騒動はもっと早く収束できたと思うし、小保方さんも笹井さん(笹井芳樹副センター長)も傷が浅かったと思う。STAP騒動でさえこの状況なら、(iPS細胞の)臨床研究で何かが起こったときにどうなるのか不安がある」

 ‐STAP問題への理研の対応は。

「(論文撤回などの対応について著者らが)自身の責任について言うべきだったが、理研の対応も遅く、事態を長引かせた。iPS細胞を使った臨床研究で何かあったら、こんなことでは済まされない」

 ‐あえてツイッターを使ったのは。

「(理研再生研)内部では声を上げているが、和光(理研本部)まで声を届けたかった。クビも覚悟してつぶやいた」

 ‐理研の改革委員会は理研再生研の「解体」を提言したが、どう受け止めるか。

「(STAP問題という)表面的な問題だけで全てが疑われてしまうのは悲しい。私はここで研究ができて幸せに思っている。ただし、世界初の臨床研究をするのに、今回の(STAP)問題で組織ががたがたするのはおかしい。組織自体をなくすのはもったいなさ過ぎるが、(組織改革をするなら)臨床の重さを十分に覚悟した研究所になってほしい」

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

高橋プロジェクトリーダーを勇気ある内部告発者にしたいというバイアスがかかった記事のはずですが、それにしても、ちんぷんかんぷんです。


「iPS細胞の臨床研究は、患者が期待し過ぎることにも注意し、何年もかけて信頼を築きながら進めてきた。(STAP問題で理研への信頼が)暴力的に壊されたことには腹が立った」って、

もう小保方博士の悪意によるSTAP研究不正が動かしがたい事実ということを前提とした発言です。私は本当にこの方は科学者なんだろうかと首をかしげてしまいます。

この場合、高橋博士のいうところの、『理研への信頼を暴力的に破壊した』のは、ズバリ小保方博士ということですよね?

これがまずおかしい。普通の科学者なら、怒りの矛先はここまで無責任な風評を垂れ流した悪意のネット投稿者やメディア、それに阿諛追従(あゆついしょう)して調査委員会なるものを設置した理化学研究所に向かうはずです。


「検証実験の位置付けが分からない」というのは私も同意見ですが、「懲戒処分手続きを止めてまでやるのが衝撃だった」って、もう何が何でも懲戒処分を行えと高橋博士はおっしゃっているのです。

↑私が「検証実験の位置付けが分からない」と思うのは、最初から、皆さんが何の理由に基づいて『悪意による研究不正』があったと思えるのかさっぱり分からないからで、調査委員会が設置されたこと自体が信じられないのであって、ましてや、懲戒処分なんて私の理解の域を遥かに超えています。

どうして高橋博士はここまで小保方博士に対し、感情をむき出しにして叩くのでしょう?


それで、ツイッター騒動とは対照的に、高橋博士は世界初の手術を終えて、さわやかにインタビューに答えられています。

 ※   ※   ※

iPS移植手術:確信の8年 高橋プロジェクトリーダー

 毎日新聞 2014年09月12日 22時16分(最終更新 09月12日 22時49分)
http://mainichi.jp/select/news/20140913k0000m040136000c.html





 iPS細胞を利用した世界初の移植手術を終え、記者会見で笑顔を見せる理研発生・再生科学総合研究センターの高橋政代・プロジェクトリーダー=神戸市中央区で2014年9月12日午後8時19分、梅田麻衣子撮影

iPS細胞(人工多能性幹細胞)の登場から8年、iPS細胞から作った細胞が12日、世界で初めて患者に移植された。高橋政代・プロジェクトリーダーは大阪府豊中市出身。

京都大学医学部を卒業し、京大医学部助手などを経て、2006年から理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)へ。

兼任する先端医療センターなどで眼科医として毎週診察する一方、ES細胞(胚性幹細胞)などを使い、傷んだ網膜を細胞移植で再生させる研究を続けてきた。


昨年末、英科学誌ネイチャーが発表した「2014年に注目すべき5人」の1人に選ばれている。

 高橋リーダーによると、06年に京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授がマウスの細胞でiPS細胞を作製したことを聞き、「自分の研究に使える」と直感。細胞をもらうために連絡をとるようになった。「5年でヒトに利用できるようにします」。翌年、高橋リーダーは山中教授に言い切った。

 山中教授は「すごいことを言うなと思った」と振り返る。高橋リーダーは当時について「ES細胞は他人の細胞を使うことになるため拒絶反応への不安もあった。患者本人の細胞を使うiPS細胞なら5年で可能という確信があった」と語った。【斎藤広子】

 ※   ※   ※

この記事を読んで、強い既視感(デジャヴ)を想起するのですが、それは、STAP論文のネイチャー誌掲載の時の小保方博士の記事とダブってみえるからなんでしょうね。

本当に科学者って、変な人が多いなあと改めて思うと同時に、成した業績とその人の性格は全く別問題なんだなあと改めて感じた次第です。

高額小切手を読書の途中で栞(しおり)代わりに使って紛失したのは、確かアインシュタイン博士だったっけ?


天才となんとかは紙一重といいますが、小保方博士のようなまともな人のほうが珍しいのでしょうね。


それはいいのですが、これって何ですか?!

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兼任する先端医療センターなどで眼科医として毎週診察する一方、ES細胞(胚性幹細胞)などを使い、傷んだ網膜を細胞移植で再生させる研究を続けてきた。

高橋リーダーは当時について「ES細胞は他人の細胞を使うことになるため拒絶反応への不安もあった。患者本人の細胞を使うiPS細胞なら5年で可能という確信があった」と語った。

 ↑  ↑  ↑  ↑

 (下)に続きます。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225578.html

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その39) 【ファイルSI 44】2014.10.03 

【ファイルSI 44】2014.10.03 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その39)

世界初のiPS移植手術成功。高橋プロジェクトリーダーへの違和感。(上)

 ということで、今回は小保方さんのSTAP騒動と本質的な部分で、根が深くつながった問題だということが分かったので、この度の理化学研究所でiPS移植手術成功という快挙を成し遂げられた高橋プロジェクトリーダーについて触れておきます。

 前回の『支那の社会学者にさえ、その劣悪さを軽蔑された日本のマスコミ』はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55147213.html

全6回、偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 の全貌- 14.07.27の全文文字起こしとスチル画像並びに解説(1/6)】の最初から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55133835.html

『STAP細胞の存在が大きな可能性をもつ理由(その1)』から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55021630.html

 なお、全シリーズ初回『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』の最初から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

STAP騒動の中、同じ理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代・プロジェクトリーダーが、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜の細胞を、目の難病「加齢黄斑おうはん変性」の患者に移植する臨床研究の手術を行うという快挙を成し遂げられました。↓

 ※   ※   ※

理研、目の難病にiPS細胞で世界初の手術

2014年09月12日 21時26分 読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140912-OYT1T50105.html





手術を終えて記者会見する(左から)理研の高橋プロジェクトリーダー、先端医療センター病院の栗本部長、平田院長(12日午後、神戸市中央区で)=長沖真未撮影

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターと先端医療センター病院(ともに神戸市)は12日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜の細胞を、目の難病「加齢黄斑おうはん変性」の患者に移植する臨床研究の手術を行ったと発表した。

 様々な組織や臓器の細胞に変化させられるiPS細胞を用いた再生医療は世界初。患者の経過は良好としている。京都大の山中伸弥教授(52)が2006年に生み出した「夢の細胞」は、誕生から8年で、本格実用に向け新たな段階に入った。

理研の高橋政代プロジェクトリーダー(53)らが移植用細胞の作製を、同病院の栗本康夫・眼科統括部長(53)らが移植手術を担当した。

発表によると、患者は兵庫県在住の70歳代女性。症状の進行を食い止める薬剤注射を3年前から18回受けたが、効果はなく、視力が徐々に低下していた。

高橋リーダーらは、女性の腕から採取した皮膚細胞に6種類の遺伝子を組み入れてiPS細胞を作製。それに特殊なたんぱく質を加えて網膜組織の一部「網膜色素上皮」に変化させ、シート状に培養した後、長さ3ミリ、幅1・3ミリの短冊形に加工した。細胞採取からシート作製までには約10か月かかった。

 手術は、栗本部長ら医師や看護師など約10人が実施。患者に全身麻酔をかけた後、午後2時20分に執刀を開始した。右目の表面に穴を開け、傷んだ網膜組織や異常な血管を除去。その部分に、管状の特殊な器具を用いて細胞シートを貼り付けた。

手術は同4時20分に終了。患者は15分後に麻酔から覚めた。大量出血といったトラブルはないという。

 2014年09月12日 21時26分 Copyright (c) The Yomiuri Shimbun

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

高橋政代プロジェクトリーダー???

ひょっとして、あの高橋博士?と私はこの報道を知って驚きました。

そして、確認したら、やはり私が『小保方博士をヒステリックに叩いたイタいおばちゃん』としてコピペ・スクラップ保存していた“あの高橋博士”でした。

もちろん高橋プロジェクトリーダーの手術成功は、偉大なことですし、iPS細胞の臨床応用として、新たな歴史を開いた画期的な業績だということに対して、私は多大な尊敬の念と感謝の気持ちを持ちます。

しかしながら、失礼ながら、私は高橋博士は、医療従事者としての在り方として、果たしていかがなものかという疑念を払拭できないのです。


私が高橋プロジェクトリーダーの存在を知ったのは、こういった一連の記事からです。 ↓

 ※   ※   ※

iPS臨床研究の中止も検討 担当リーダー、ネットに「理研の倫理観もう耐えられない」

2014.7.2 13:28 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140702/scn14070213280004-n2.htm

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究を進める理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは2日、

STAP(スタップ)細胞の論文不正問題で理研への信頼が損なわれたとして、短文投稿サイト「ツイッター」で

「まだ始まっていない患者さんの治療については中止も含めて検討する」と臨床研究を中止する考えを示唆した。

高橋氏は1日には「理研の倫理観にもう耐えられない」とも投稿していた。


高橋氏は投稿で「万全を期すべき臨床のリスク管理としてこのような危険な状況では責任が持てない」としており、STAP問題が世界的に注目を集めるiPS細胞の臨床研究にも影響を及ぼした格好だ。

高橋氏は1日、理研が小保方晴子研究ユニットリーダーの検証実験参加と懲戒委員会の審査中断を決めたことを「理研の倫理観にもう耐えられない」と投稿で批判。

中止を検討する理由として、感情論や抗議ではなく中止してはどうかという意見を複数聞くようになっていることや、患者も現場も落ち着ける環境ではないことなどを挙げた。

高橋氏は「現在進行している患者の治療のための細胞準備はやめるわけにはいかない」とする一方、「ご本人が不安でやめたい場合はご本人の意思で中止することができる」と患者側の意向を確認する考えを示した。

 高橋氏らによる臨床研究は、目の網膜の裏側に余分な血管が発生して傷み、視力低下などが起きる滲出型(しんしゅつがた)加齢黄斑変性の患者に、本人の皮膚から作ったiPS細胞を網膜色素上皮細胞に成長させて患部に移植する。

 今年秋にも世界初の臨床応用に乗り出すとみられていた。高橋氏は小保方晴子研究ユニットリーダーと同じ理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)に所属。隣接する神戸市立医療センター中央市民病院などと協力して研究を進めている。



■加齢黄斑変性 加齢に伴い目の網膜の中心にある黄斑に障害が生じ、物がゆがんで見えるなどの症状をきたす病気。国内患者数は数十万人とされる。「萎縮型」と「滲出型」に分類される。萎縮型は、黄斑の組織が加齢とともに萎縮することが原因。滲出型は、網膜のそばにできた新しい血管が網膜側に伸びることなどが原因とされる。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

実は、私は、今回のSTAP騒動において、なんか同性の風当たりがきついような気がしてならないんですよ。

小保方博士の不服申し立て記者会見で質問した女性記者にせよ、それについて論評を加えたテレビの女性論説員にせよ、例の『NHKスペシャル』での暴力傷害取材において、トイレまで付きまとったストーカー女性スタッフにせよ、『NHKスペシャル』で悪意に満ちた誹謗中傷ナレーションをいけしゃあしゃあと読み上げた山根基世アナウンサーにせよ・・・。

これって、同じ女性としてどうなのよ?って私は不思議でならないんですよ。

私は以前『女性の足を引っ張るのは女性だ』という意味のようなことを、作家の佐藤愛子さんだったか、曽野綾子さんだったかが書かれていたのを読んだという記憶があるのですが。

それで、そのことについて書く優先順位は低かったので、上記の記事はお蔵入りの状態でした。


ただ単に、まあ科学者なんだから、世間知らずで非常識な人がいるのも当然だな。それにしても、それと比べたら、記者会見の時の小保方博士のふるまい、応対は、科学者としてのみならず、社会人としても誠実でパーフェクトで立派だったな、という感慨を改めて持ちました。


それで、まず思ったのは、高橋博士の手術を受けることをご決断なさった患者さん【今思えば、これが兵庫県在住の70歳代女性】のことでした。

世界初の術式ですから、相当な勇気をもって、藁をもつかむ思いでいらしたであろうことは想像に難くありません。世界初ということは、自分がモルモットになるということで、それに対する同意書に署名押印されているはずなのです。

それが、どうしてSTAP現象に対する、無責任な風評被害への理化学研究所の対応が悪いと、手術や治療が中止になるのでしょう?

とんだとばっちりです。まさしく、『江戸の敵を長崎で討つ』という言葉そのまんまです。

私なら到底納得できません。「こんな先生が関係している手術を受けても本当に大丈夫なのか?」と不安になりますよ。


『「まだ始まっていない患者さんの治療については中止も含めて検討する」と臨床研究を中止する考えを示唆した』『 高橋氏は1日には「理研の倫理観にもう耐えられない」とも投稿していた』『 高橋氏は投稿で「万全を期すべき臨床のリスク管理としてこのような危険な状況では責任が持てない」としており』って一体・・・。

『「ご本人が不安でやめたい場合はご本人の意思で中止することができる」と患者側の意向を確認する考えを示した』って、こんな無責任なお医者さんから、私は絶対手術を受けたくありません。

そもそも、小保方博士の行っているのはSTAPという人類にとって未知の現象を手探りで解明するという基礎研究です。当然トライ・アンド・エラーの世界です。だからマウスで実験するのです。

山中博士のiPS細胞も、マーティン・エバンス博士のES細胞も、膨大な量の失敗を繰り返して、成功を確認して論文発表し、第三者の再現をもってやっと成果を認められたのです。

発生源がどこの誰ともわからない無責任で勝手に垂れ流された、『研究不正』というでっちあげなんて、そもそも天下の理化学研究所は門前払いすべきだったのです。

小保方博士がなすべきことは、STAPという現象の更なる解明と、次のステップの研究だったのです。もし、STAPという現象になにか辻褄の合わないところがあれば、まずその過程で小保方博士自身や他の研究者が気が付くでしょう。

その場合は、科学というコミュニティーのなかで、論争や論文の発表によって自然に解決されるべきものなのです。

他方、高橋博士の行ったのは、iPS細胞研究の臨床応用です。iPS細胞というのは既に樹立されていて、それを実際に患者さんに応用しようという試みですね。

もちろん、臨床応用ですから、患者さんに対する責任やプレッシャーは並大抵のものではないことは分かりますし、それを試みて成功なさった高橋博士が偉大であることは間違いないのですが、そもそもそれとSTAP騒動に対する理研の対応は全く関係ないでしょ?


それで、この「ツイッター」での発言を高橋博士はすぐに撤回なさいました。

 ※   ※   ※

iPS臨床「中止」を撤回 理研責任者、発言で波紋

2014/7/3 2:13 日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO73700920T00C14A7CR8000/

iPS細胞を使った世界初の臨床研究を進めている理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは2日夜、STAP細胞を巡る混乱から研究の一部中止を検討しているとした同日午前の短文投稿サイト「ツイッター」での発言を事実上撤回し「中止を考えているものではない」とする文書を発表した。

高橋氏は、STAP細胞の論文で研究不正が認定された小保方晴子研究ユニットリーダーと同じ理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)に所属。

目の難病患者の皮膚からiPS細胞を作り、網膜の細胞に成長させて移植する治療の責任者で、世界でも前例がないことから、安全の確保に万全を期すことを公言してきた。


高橋氏は2日午前、ツイッターに「現在進行している患者さんの治療のための細胞準備はやめるわけにはいきませんが、まだ始まっていない患者さんの治療については中止も含めて検討いたします」などと書き込んだ。


この発言は大きな波紋を呼んだが、同日夜に発表したコメントで、一部中止を検討するとした発言を事実上撤回。「慎重にならざるを得ないというのが真意」「一刻も早く治療法を作りたいという信念は変わっていない」と釈明した。

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

それで、記事には、高橋氏は、STAP細胞の論文で研究不正が認定された小保方晴子研究ユニットリーダーと同じ理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)に所属とありますが、2014年6月1日時点の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの組織図を見てみますと。






① 副センター長 笹井 芳樹
② 再生医療開発推進プログラム 網膜再生医療研究開発プロジェクト (高橋 政代M.D. Ph.D.)
③ センター長戦略プログラム 〈幹細胞動態解析研究領域〉 細胞リプログラミング研究ユニット (小保方 晴子Ph.D.)

例の、インチキ内部告発者の、小保方氏の所属する理研、発生・再生科学総合センター、通称『CDB(シー・ディービー)』の所属ではなく、理研、統合生命医科学研究センター(IMS)統合計測・モデリング研究部門 統合ゲノミクス研究グループ所属の研究員である遠藤上級研究員と異なり、

高橋博士は、正真正銘、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの方でいらっしゃいます。


内部告発といえばそうなんですけれど、こういうのって、組織人として果たしていかがなものでしょうね。

私は高橋博士の言動は軽率のそしりを免れえない行為だと思います。

科学者ならおかしいと思うことを論文として発表すればよいだけです。

それを私的なツイッターでもって、単なる根拠のない風評に対する私的感情でもって過剰反応して、自分の受け持つ手術や治療を放擲(ほうてき)するという重要な意思表明を全世界につながっているネット空間でなしうる感覚が、私には全く理解が出来ないんですよ。

 (中)に続きます。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55225439.html

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