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小保方晴子さんのSTAP細胞について(その43) 【ファイルSI 48】2014.11.30 

【ファイルSI 48】2014.11.30 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その43)

STAP現象は確認されたのでは!?

産経新聞のSTAP現象存在確認記事の不可解な1日2回報道について。

どうして勝手にこんな重要な証拠記事を差し替えて(正確には報じ直しですが)、平気でいられるの?


 前回は、笹井博士の業績と小保方博士のSTAP研究の科学的意義の考察、及び日本に於ける劣悪な科学報道の在り方について書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55260741.html

卑劣なマスメディアは、笹井博士のノーベル賞級の業績を隠ぺいし、STAP騒動について愚劣な報道を行い、死者に鞭打つ鬼畜の所業に及びました。

私が、この騒動にこだわるのは、これが科学立国日本を破壊するための外圧による工作の可能性が強いという疑念が払しょくできないからです。


全6回、偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 の全貌- 14.07.27の全文文字起こしとスチル画像並びに解説(1/6)】の最初から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55133835.html

『STAP細胞の存在が大きな可能性をもつ理由(その1)』から読まれる方はこちら↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55021630.html

 なお、全シリーズ初回『小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』の最初から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

それで、この騒動についての論考を記事にするのは、精神的な負担がとても重いので、書きたいことは山積しているのに、筆が進みません。

そこに存在する巨大な悪意に吐き気を催すからです。

そもそも、私はこの騒動が起きる前に山中博士のiPS細胞についての記事を書こうとして、そのままほったらかしなのです。


それで、最新のニュースがこれです。↓

  ※    ※    ※


小保方氏のSTAP検証実験が終了へ 結果公表は未定






 小保方晴子氏

理化学研究所は28日、STAP細胞の有無を調べる検証実験のうち、小保方晴子氏による実験を当初の予定通り30日で終えると明らかにした。


 実験の結果はデータがまとまり次第公表する方針。しかし実験データの解釈に時間を要する可能性があり、公表時期は未定としている。

 小保方氏は実験の終了後、検証チームを率いる相沢慎一氏らの指導を受けながら、得られたデータの整理や解析を担う。

 検証チームは8月、小保方氏らが発表した論文に記載された手法では、STAP細胞は再現できていないとする中間報告を発表。小保方氏は第三者立ち会いの下、実験に参加した。当初から進捗(しんちょく)状況にかかわらず11月末で小保方氏の実験を打ち切るとしていた。

検証チームによる検証実験自体は、本年度末を期限としている。


  ※    ※    ※(以上引用終わり)

それにしても、産経は相変わらず悪意のある写真を選びますね。STAP現象発見を報じた時に使った好意的な写真と大違いです。

小保方博士が参加する再現実験は、当初から進捗(しんちょく)状況にかかわらず11月末で小保方氏の実験を打ち切るとしていたということなので、本日30日をもって終了です。

それで、検証実験の詳細については、良く分かっていません。


というか、最初から述べているように、本当に無駄な作業です。


今回のSTAP騒動の争点はただ一点。

小保方博士が悪意による実験データ不正改ざんを行ったかどうか。


理研の調査委員会の報告では、全くそんな証明がなされていないにもかかわらず、

① アーティクル論文は不正認定

② アーティクル論文の存在が無ければ存在しえないレター論文は不正認定なし。

つまり卵が不正認定されているのに、そこから生まれた鶏は不正認定なしというデタラメの結論。


しかも、STA現象の特許を理研は取り下げてはいません。

それで、不正認定されたのは、アーティクル論文の一報の論文だけだったのに、STAP論文は二報とも不可解な論文の著者全員の申し出によるネイチャー誌への取り下げ願い。

笹井博士の謎の自死。


悪意の“STAP問題”とやらのねつ造報道番組『NHKスペシャル』において、後出しジャンケンで出てきた謎の留学生の、若山博士の山梨大学への転勤の際になぜか理研に残されたままというES細胞証言と、いかにもわざとらしい支那共産党のプロパガンダのようなヤラセ臭い証拠写真。

この謎の留学生がSTAP細胞からES細胞にすり替えて若山教授に渡したとしたら、今回の騒動の原因の筋は通るのに、この留学生の消息や追加報道は一切なし。


小保方博士の悪意による実験データの不正の存在なんか今のところ全く証明されていませんし、立証責任は不正があったと主張する側にあります。


再度言います。小保方博士の不正は存在しませんし、今までの報道による材料を吟味すると、そんなものの存在証明は不可能です。


それで、STAP現象の再現実験については、報道される情報が少ないのですが、驚くべき報道が8月にありました。↓

  ※    ※    ※
 

【STAP細胞】 検証実験、難航 幹細胞もキメラマウスもできず 細胞発光は一部確認

2014.8.27 07:58 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140827/scn14082707580001-n1.htm

 STAP細胞が存在するかどうかを調べ理化学研究所が27日に中間報告を発表する検証実験は、実験が難航し計画通りに進んでいない。当初計画では8月末にも細胞の万能性を証明する「キメラマウス」、増殖する「STAP幹細胞」ができている可能性があるとしていた。いずれも実現していないとみられる。

ただ万能細胞の目印となる遺伝子が働いたとみられる緑の発光現象が一部で確認され、検証チームは万能性の有無を慎重に調べている。

 実験は4月から実施。小保方晴子研究ユニットリーダーらが論文で報告した方法で進めた。STAP細胞は生まれたばかりのマウスからリンパ球を採取し、弱い酸性溶液に浸した後、培養して作るとされる。

 万能細胞の目印となる遺伝子が働くと緑に光るよう遺伝子操作したマウスを使い緑に光る細胞が得られるかを調べるのが第1段階。実験を統括する相沢慎一特別顧問は、これがクリアできない場合、検証を11月末までに終えるとしている。

 実験は小保方氏とは別に進めている。小保方氏が自ら進める検証結果は11月に発表する見通し。
 
 ※    ※    ※(以上引用終わり)

同記事をプリントスクリーンしたもの。

 




上記問題個所を拡大したもの。↓






『ただ万能細胞の目印となる遺伝子が働いたとみられる緑の発光現象が一部で確認され、検証チームは万能性の有無を慎重に調べている』


↑ これって、多能性マーカーの発現ですよね!

↑ つまり、これをもって、STAP現象の存在の可能性はかなり大きいというか、存在するとみなしてよいですよね!


それで、私の記事ではすっかりお馴染みの、STAP研究の役割分担は下表になります【理研の報道用資料に加工】↓






上の図の赤い線の左側が小保方晴子博士、チャールズ・バカンティ博士のノーベル賞級大発見STAP現象の確認で、多能性マーカーの発現【図中赤線左側黄色網掛け部分】です。


産経の記事通り『緑の発光現象が一部で確認され』たのなら、これが多能性マーカーの発現で小保方博士の実験は証明されたことになります!


小保方博士の分担はこれでクリアですよ!

晴れて小保方さんの不正は無く(繰り返しますが、もともとありません)、STAP現象は存在するということです。

あとは、執筆者以外の研究者の追試の成功例を待つだけです。


産経は『幹細胞もキメラマウスもできず』となんの臆面も無く、書いていますが、


↑ これって????産経は、気は確かですか????


図の赤線右側の、この緑色に光った細胞がSTAP細胞であるかどうかを確認する行程として、キメラマウスを作るキメラマウス形成能の確認するのは、若山博士の分担で、

高い増殖能を獲得し、臨床応用できるようにするために行うのがSTAP幹細胞作成で、 この分担が、検証実験を行っている丹羽博士なんですよ!


それで、実験を統括する相沢慎一特別顧問の下で、マウスの細胞に酸や物理的刺激を与えて、多能性マーカーの発現を確認し、細胞の初期化がみられるというSTAP現象の検証を、畑違いで不慣れな丹羽博士が行っているわけです。

それで、『緑の発光現象が一部で確認され』たのなら、四の五の言わずにキメラマウス作成の世界的権威でいらっしゃる山梨大学に転勤なさった若山博士にキメラマウスを作成していただいて、

確認できたなら、その細胞でもって幹細胞作成の世界的権威でいらっしゃる、それこそご専門の丹羽博士が幹細胞を作成すれば実験は完了ですよ。


いずれにしても、小保方博士はもう全く問題なくなって(もともと、そんなものはありませんが!)、あとは若山博士と丹羽博士の分担じゃないですか!?


ところが、同日2014.8.27の約10時間後に産経はこんなおかしな報道をします。

 
 ※    ※    ※

再現できず 細胞の有無は今後判断 3月まで検証継続

2014.8.27 18:15 産経ニュース

 http://sankei.jp.msn.com/science/news/140827/scn14082718150004-n1.htm





 記者の質問に答える、研究実施責任者の丹羽仁史・多能性幹細胞研究プロジェクトリーダー=27日午後、東京都墨田区(撮影・大橋純人)

STAP(スタップ)細胞の存在の有無を確かめる検証実験で理化学研究所は27日、小保方晴子氏らの論文に記載された手法では、細胞に万能性の目印となる遺伝子が働いたことを確認できず、STAP細胞は再現できていないとする中間結果を発表した。

細胞の有無の判断には至っておらず、検証実験は当初予定通り来年3月末まで続ける方針。

 検証チームの丹羽仁史プロジェクトリーダーらが東京都内で記者会見して明らかにした。6月末から参加した小保方氏の実験結果は明らかにされていない。小保方氏は第三者の立ち会いのもと、11月末まで実験を続けるという。

検証チームによると、論文にある通り生後1週間以内のマウスのリンパ球を、弱い酸性の液に浸し培養した。


これまで22回実験したが、万能性の目印となる遺伝子が働いたときにみられる緑の光が観察できなかった。


 ただ残された検討課題はまだ多く、実験の継続が必要だとした。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ そんな馬鹿な!

① 2014.8.27 07:58 産経ニュースでは、

ただ万能細胞の目印となる遺伝子が働いたとみられる緑の発光現象が一部で確認され、検証チームは万能性の有無を慎重に調べている。


ところが、

② 2014.8.27 18:15 同日の同じ産経ニュースでは、

これまで22回実験したが、万能性の目印となる遺伝子が働いたときにみられる緑の光が観察できなかった。


↑って何ですか?

担当分野が違う丹羽博士のたった22回で、しかも弱酸性の溶液に浸す実験だけで、この時点ではまだ、物理的刺激を与える実験は行っていないように読めるのですが。

同じ日の10時間の間に報道が180度変わっているのですが、どっちが本当なのですか?


繰り返しますが、①の『ただ万能細胞の目印となる遺伝子が働いたとみられる緑の発光現象が一部で確認され』

↑というのは、STAP現象の存在の証拠である多能性マーカーの発現ですよね。


先ほどのSTAP研究の役割分担の表を再掲します。






ということは、小保方博士のSTAP現象の研究は成功したということですよね。

これはノーベル賞級の大発見ですよね。

①は産経の飛ばし記事ですか?①と②のどっちの報道が本当ですか?


①が正しくても、②が正しくても大問題ですよ!①のソースはどこですか?これが本当なら大スクープで、これが嘘なら大誤報ですよ!

どうしてメディアは騒がない?!

安倍政権もこんな時に選挙なんてやってる場合じゃないでしょ!


ということで、小保方博士の7月2日からわずか5カ月足らずの検証実験は終了します。

生前、この分野の世界的大権威でいらっしゃった笹井博士は、インタビューでキメラマウスの作成をもって、STAP細胞の確認は完了するという見解を示しておられました。STAP幹細胞は臨床応用のための準備過程ですからね。


最初にご紹介した今月28日の記事では、『理化学研究所は28日、STAP細胞の有無を調べる検証実験のうち、小保方晴子氏による実験を当初の予定通り30日で終えると明らかにした』

『実験の結果はデータがまとまり次第公表する方針。しかし実験データの解釈に時間を要する可能性があり、公表時期は未定としている』

↑ とありますが、5カ月足らずの検証実験期間の科学的根拠は絶無です。

検証実験が成功しようが、しよまいが、小保方博士の研究不正の有る無しとは全く関係がありません。結局今回の検証実験の目的は一体何なのでしょう?

本当にどうしてこんな無駄なことさせるの?

 次回に続きます。↓
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消費税8%のままでも日本経済は崩壊!!(下) 【ファイルE 80】2014.11.23 

【ファイルE 80】2014.11.23 消費税8%のままでも日本経済は崩壊!!(下)

ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その21)


前回(上)からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55300820.html

※    ※    ※(番組文字起こし再開)

今回ね!

24:57

今回のグラフ(青い折れ線が97年の消費増税のグラフで、赤い折れ線が今回の8%への消費増税のグラフ)






みてください、大体、増税前までええ感じで来てたんです。日本も。アベノミクスもやってましたんで結構良かったんですよ。

増税して・・・。

見てください!

 




これがこうなってたら(青の97年の折れ線グラフをさして)横ぐらいかなと。

 東野

そうそう。

 藤井 

こんとき(97年)でも、日本はぐちゃぐちゃになったのに、


25:12

(今回は)もっと、ひどいんですよ!






【↑ 97年の3%から5%の増税の時はマイナス2.6兆円ですんでいるのに、今回の5%から8%への増税の時は、なんとマイナス12.2兆円!】


増税するようなタイミングではない!


パネラーの一同 

そうですよ。

ほんこん氏 

それでね、増税の問題と、アベノミクスの問題を一緒にしていう人がいてるじゃないですか。

藤井参与 

あっ、そうです。それはね、アベノミクスの問題はここの右肩上がりのとこなんですよ。

ほんこん氏 

そのままやってて、体力ついてから増税したら、ええと思いますけれど。

宮崎氏 

おっしゃるとおりです。

藤井参与 

我々の論陣はずっと、ずっとそうだったんです。

東野氏 

岡田先生は、どうお思いですか?今回のこの消費税増税。

岡田斗司夫氏

今回の一年半延期っていうのも、いわゆる駆け込み需要を見込んで、とりあえずこれ、カンフル剤にして、なんとか持ち直そうとしてるわけでしょ。無理ですよ、これ増税って言うても。

東野氏 

ただ、でも、なんかこう社会保障っていうか、保障のお金ね。財源というか当てがう・・・。

藤井参与 

それは、実はここで、

25:52





『アベノミックス』で税収は4兆円増えてるんですよ。

だから、税率を上げなくったって、景気が良くなったら、税収って上がるもんなんですよ。

【注:関西の人は、『アベノミクス』ではなく、油断すると『アベノミックス』になってしまう。ミックス・モダン焼きやミックスジュースの土地柄なので当然そうなる】

宮崎氏 

97年に増税してるでしょ。消費税。

それ以降ね、聞いてください、それ以降ね、

その年の、51兆円あったんですよ。

その年の税収を上回ることが一度も無かったんですよ!(語気を強めて)

 26:09




藤井参与 

ないんですよ!

で、翌年には1兆円減ったんですよ!増税したのに。

景気が悪くなったから。

東野氏 

じゃあ、今回のこういうふうになって、秘策みたいのんはあるんですか?

藤井参与 

で、どうするかなんですけれど、これGDPってみんなが使ったお金ですから、理屈でいうとこうなんです。

皆が頑張って、おカネを使うしかない!






↑ 大きな字で

藤井先生が教える!景気を良くする秘策

皆が頑張って、おカネを使うしかない!(政府も国民も)

【背後に、思いっきり、一万円札の福沢諭吉さんの肖像画が映っていますが、大阪ABC朝日放送社屋のすぐ南隣には、中津藩大阪蔵屋敷の長屋で生まれた福沢諭吉さんの生誕の地の碑が建っています。以前に記事にしたので覗いてください↓】
福沢(澤)諭吉さんの生誕地跡だよ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54253241.html

藤井参与

これしかないんですよ。

ただ、やっぱりね、まず忘年会とかでぱっと使ってもらうことも大事ですけれども、それでも当然限界があるので、日本国内で最もでかい財布を持っている人って誰かお分かりになりますか?

ほんこん氏

東野さん。

藤井参与
あっ、ほんまやほんまや!

東野氏
違う違う!

ほんこん氏
頑張ってくれ!

東野氏
日銀日銀!

藤井参与

日本国政府なんですよ。

東野氏

日本国政府!?

藤井参与

90兆円、もう100兆円近くのお金使ってますから、彼らが10兆円増やすのは、大変なことですけど、10兆円ぐらい増やせば、今12兆減ってますから、政府がしっかりとお金を使えば、GDPはもつんです。

海原氏

どうやって使ってもらえるんですか?

藤井参与

それはどういうふうにお金を使うかしっかり計画を立ててやっていく必要があるんです。

東野氏

政府はそれを見なあかんし、我々はそういう忘年会を。

藤井参与

そうです。もうぱーっと行ってください。

海原氏

私めっちゃ買い物している。

東野氏
はい、最後お願いします。

朴一(パクイル)氏
【この人も韓国籍。一応経済学者という資格で語っているが、この人は露骨な反日主義者。平気で自分の祖父は強制的に日本に連れてこられたと大嘘を付くような人】

私も一応経済学者の端くれなんですけども、

あの増税反対ていうのは分かるんですけれど、やっぱり財政再建というのが、必要じゃないですか、一つ。

だから要するに藤井先生がそれを主張するのは分かるんだけれど、増税なき財政再建のビジョンを示さないと。説得力がないと思うんですよ。

【経済学者なのに、芸人さんやタレントの方々が理解している、今までの議論を全く理解していない】

藤井氏

それは、いや、先ほど申し上げたじゃないですか。

GDPが増えれば、もうそれだけで税収が上がるんですよ。アベノミクスによって4兆円増えたんですよ。

ほんこん氏

物を買えば税金がついてるじゃないですか。

藤井氏

そうなんです。

東野氏

それで財政再建できると。

宮崎氏

朴先生ね、財政再建、私は重要だと思うの。重要だけれども、増税を先行させた。


特にね、デフレ下で増税をさせたら最終的に絶対失敗するんです!


朴氏 

それは分かります。物価が上がらないからあれできないじゃないですか。

【ここで、論理のすり替え】

賃金上がってないから。

宮崎氏

賃金を上げることは、重要です。

藤井参与

勿論そうです。

宮崎氏

使うためには給料が良くなければならない。

東野氏
CM行きましょうよ。

※    ※    ※(時間切れ、以上引用終わり)

いかがですか?

ただ、藤井参与の御説明が、最初、一年半延期せずに、このまま来年の10月に消費税再増税していたら、日本は20年内で最大の大不況になるとおっしゃっていたのですが、お話をよく伺うと、前回の8%への増税だけでも、とんでもない不況が訪れるということが分かります。


だったら、5%にもう一度引き下げろということになるはずなのですが、藤井参与の場合、8%を今から2年半後に10%へ引き延ばすと決定するだけでも大変だったでしょうから、政策に参画している内閣官房参与というお立場上、5%にという話までは踏み込めなかったのだと思われます。


この後、何故賃金が上がらないか?というか、アメリカのウォール街も日本の財界も賃金は絶対に上げたくないわけです。

そこで、移民の問題や、派遣社員の法改正や、TPPの問題が出てくるのですが、ここまで踏み込むと、とてもではありませんが、いくらページがあっても足りません。


それで、以前、姫路に行ったときに、消費増税は、税収に結びつかないという記事を書きました。↓

江戸時代の災害対策について 【ファイルE3】2011.11.12
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/52760973.html

以下、その時の記事をコピペ引用します

 ※    ※    ※

ところが、消費税率を上げたからと言って、必ず税収が上がるということは何等保証されていないのです。


 橋本内閣時代の平成9年(1997)年に消費税増税が3%から5%へと2%引き上げられました。
 そして、この時は同時に社会保険料引き上げや所得税特別減税の廃止も行われ、合わせて「9兆円の負担増」と呼ばれました。

 それで税収は増加したのでしょうか?

 財務省のHPに一般会計税収の推移のグラフがあります。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.htm





 平成9年以降、増税したのに、景気の悪化で肝心の税収は大きく落ち込み、それ以降、平成9年の水準を回復した年がありません。

 消費税を上げたはずなのに!

 さらに、主要税目の税収(一般会計分)の推移を見てみましょう。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/011.htm





 このグラフを見て一目瞭然。いくら消費税収が上がっても、景気の悪化でそれ以上に所得税や法人税の落ち込みが大きくなっているからです。

 今は平成9年以上のデフレです。物をいくら安くしても、消費者の財布の紐が固くて売れないのです。

デフレ下の大災害時には、むしろ景気浮揚のための減税を考えるべきなのに、これ以上景気を冷え込ませるなんて何を考えているのでしょう?


 第一、増税言い出しっぺの財務省HPの資料が、増税=増収とならないことを証明しているのですから、大笑いです。

 しかも年金支給時期を引き延ばすとか言っているのですから、狂気の沙汰です。

 みんな、物を買うことよりも、老後が不安で預貯金にお金を回すという選択するに決まっています。

 その上に日本をアメリカに売り飛ばすTPPへの参加表明だなんて信じられません。

 今の日本政府は、破滅のための努力を一生懸命する狂気の政府なのですね。
 
※    ※    ※(以上引用終わり)

引用した上のグラフを観ると、平成9(1997)年の増税前は、53.9兆円(宮崎氏は51兆とおっしゃっていましたが、これはその前の数字です)から、増税の次の年は、3%から5%に増税したにもかかわらず、49.4兆円と4.5兆円の減収で、景気が悪化し、5%に増税して以降、税収は増税前の3%の時の53.9兆円の水準を上回ることはありませんでした。

増税して、税収が下がるなら、何のための増税なのか?

増税が財政再建に対して、全く意味がないどころか、デフレが酷くなって、却って税収も下がって有害ではないですか!


ところが、この記事を書いた時は自民党が野党で、民主党の増税批判として、この時下野されていた現在の安倍首相は、『増税は、必ずしも増収に結び付かない。特にデフレ時は!』と堂々と立派に、藤井参与とまったく同じ意見を主張されていたのです!


安倍首相が、増税反対論者の藤井先生を、内閣官房参与に任命した時は、私は俄かに期待したのですが、その期待は、政権与党として自民党の次々と繰り出す愚かな政策をみて、見事に裏切られたと思いました。


10%への消費増税を二年半後に先延ばしにしたら良いのではなく、このまま、消費税を5%に戻さなければ、ここ20年の中で、一番の大不況になることは間違いありません。


それを、まるで素晴らしい恩恵を与えるかのように安倍首相は、今から2年半後の2017年4月にどんな不況になっても、東日本大震災のような天災が無い限り、10%に必ず引き上げると言っているのです。


安倍内閣こそが、日本人にとって、真の天災です!

まだまだ、安倍内閣の政策のおかしなところがあるので、ぼちぼちと書いていきましょう。

消費税8%のままでも日本経済は崩壊!!(上) 【ファイルE 79】2014.11.23 

【ファイルE 79】2014.11.23 消費税8%のままでも日本経済は崩壊!!(上)

ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その20)

みなさん、騙されてはいけません!消費税を5%に戻さなければ、日本経済は崩壊します。


それについて、とてもわかりやすく説明した番組の動画を『ニコニコ動画』で見つけました。

大阪 ABC朝日放送

『教えて!NEWSライブ 正義のミカタ』

http://nicoco.net/sm24967527
11月22日(土)あさ9時30分~11時00分放送
ニュースラインナップ!
消費増税延期・衆院解散のミカタ:GDP年率マイナス1.6%!!この数字は何を意味するのか?解散や増税延期との関係は?
日本と中国・韓国のミカタ:仏頂面で対応した習近平国家主席、日中韓3カ国首脳会談を開催したいと言い出した韓国…中国と韓国、それぞれの思惑とは?

それで、消費税問題以外にも、とても勉強になるテーマもあったのですが、今回は、この消費増税10%への延期についてキャプチャを交えて、紙芝居的に文字起こししたうえで解説しましょう。

さっそくご紹介します。

※    ※    ※(番組文字起こし開始)

(16:31頃から。以下、適宜タイム表示します)

キャスター東野幸治氏

では、続いては消費税増税延期のミカタです。


アシスタント 斎藤真美氏

今週安倍総理は、消費税増税の延期を決定。衆議院を解散しました。

この要因は国内総生産、GDPの数字だということですが、日本の経済は今どうなっているのでしょうか。

 




 16:05
【安倍晋三総理大臣の記者会見の模様】





「本日私は、消費税10%への引き上げを、法定どおり、来年、10月には行わず、

18ヵ月延期すべきである

との結論に至りました。

【ナレーション】
今週安倍総理は、消費税10%への増税を延期することを発表。

【国会の風景】
「日本国憲法第7条により

衆議院を解散する」

【議会内で万歳の声】
【ナレーション】

その信を国民に問うため、衆議院解散を決めた。

これを決定付けた数字がある。






GDPが前期比で、マイナス0.4%、年率でマイナス1.6%

この数字が意味するものとは?

加えて安倍総理は、

「再生再建への旗を降ろすことは決してありません。

再び延期することはない

平成29年4月の引き上げについては

確実に実施いたします」

【ナレーション】

と、延期した18ヶ月後の、2017年4月には、確実に10%へと増税すると発表した。

 
消費税増税の延期に対し、世間からこんな質問が、

GDP-1.6%と言われても正直よくわかりません。それはそんなにヤバいことなんですか?

増税を延期して、その後は絶対上げるって言っていますが景気が悪くても上げるんですか?教えてください。

東野幸治氏
さあ、消費税増税の延期でございますけれども、桧山さん、解散して延期しますってどう思いました。

桧山進次郎氏【この方は私的には、素晴らしい野球選手だったと尊敬していますが、韓国籍だと自らカミングアウトされたので、この場において国政問題について発言する資格はありません。当然選挙権もありません。あくまでオブザーバーです、】

でもまあ、実際には延期といっても、確実にあがるってねえ。まあ、僕らからすれば、

東野氏
なんか子供たちのために、じゃあ10%で良いか、それか、いやいやちょっと財布の事情が厳しいから、っていう難しい選択ですね。

桧山氏
そうですよねえ。

東野氏
さあ、その辺のことを勉強しましょう。

宮崎哲也氏

ちなみに、一年半後じゃないです。来年の10月を起点として一年半後です。

だから今から2年半後です。


藤井聡参与
そうです、だから今から2年半後ということです。

東野氏

2年半後に10%になるとおっしゃっていますけれど、

さあ、消費税増税延期に関して、この方に教えていただきます。






(藤井聡内閣官房参与の紹介が入る)

 




京都大学 大学院教授

第2次安倍内閣 内閣官房参与
防災・減災ニューディール担当

内閣官房参与とは・・・
内閣が対応すべき各分野において優れた
専門的識見を有する人材を総理が直接任命
総理の“ブレーン”的存在
第2次安倍内閣は藤井先生含め14人

(中略)

東野氏
それでは、行きましょう、それでは、消費税増税延期について藤井先生のミカタは?

藤井内閣官房参与

はい、

GDP-1.6%は恐ろしい数字。

この20年で、このままほんまに増税してたら、この20年で一番の大不況になってたんちゃうかと。いうような状況です。

 




東野氏

大不況になっていたと、増税していたら。

じゃあ、WESTくん、GDP。なんかテレビで聞いたり見たりしますよね。

ジャニーズWESTメンバー(週替わりで2人)
聞いたことはあるぐらいの・・・。

東野氏
なんとなくどういうことか分かる?

ジャニーズWESTの二人
全く、分からないですね。

東野氏

それではちょっと勉強しましょう。GDPとはこちらです。


藤井参与





日本の国内で1年間に新たに生み出された生産物やサービスの『金額』の合計といわれるんですけれどこれではちょっと分かりにくい。
分かりやすく言い換えると、

みんなが、日本国内で使ったお金の合計。

まったく同じなんですよ。

要するに、これが1.6%減ったということなんですよ。

この1.6%減ったというのは、前期、4月-6月期に比べて1.6%減っているんです。この意味を考えてもらうためにこのグラフを考えてもらいたいんですよ。






1.6%なんて大したことは無いんちゃうかと思うですけれど、

実は、その前に、7.3%減っているんです。







普通はこんだけ減った後は、まあ普通は上がるやろうと、みんな思っていたんです。

エコノミストはみんな、2%ぐらいあがるん違うかと思っていた。

 東野氏

だって、ニュースで速報ででたじゃないですか。そんとき、専門家がみんな、「えっ?」とか、「あれっ?」とか・・・。

 藤井氏

そうなんです。みんな、最初プラスの間違いちゃうかと、みんな思ったんです。

 東野氏

だって、みんなこれぐらいだって言うてましたよ(-12.2兆円の数字を指さして、この12.2兆円が)プラスなんとかって・・・。

 宮崎哲弥氏

これね、各新聞やエコノミスト・経済学者はだいたいね、直前になってプラス2%だと言ってた。もうちょっと前は、プラス4%って言ってたんですから。

いかにエコノミストはいい加減かって良く分かる。

責任取らすべきですよこれは。

東野氏

ええかげんな!

藤井参与

ほんとにね。プラスって言ってた人は問題なんです。

東野氏 

藤井先生もプラスやって思っていたんですか?なんとなく周りの話で・・・。

藤井氏 

これは、マイナスになるってことをなかなか想像していなかったんですけど、2%はないやろ。いっても0.2%とか、0.5%とか、それくらいちゃうかというふうに思っていたんですけど、マイナスっていうのは衝撃でしたね。


これ、金額でいうと12.2兆円減ってるってことなんです。

これちょっと分かりにくいんで、分かりやすく言うと、こうなるんです。出してください。






月給でいうと9,000円、

3月からすでに、みなさんの給料は(赤ん坊からお年寄りまで一人当たり)平均で9,000円下がってます。これは凄いことです。

東野氏 
それは、きついね。

藤井氏 
これはきついです。

これ、3人家族とかになると(月に)3万とかになりますし、一年でいうたらこれは(一人あたり)10万円なくなったということなんです。

このままほっといたらえらいことになるっていうことなんですよ。

東野氏 

なんでこんなことになったの?

藤井参与 

消費税を上げたからですよ。ぼくらは、無茶苦茶反対していたんですよ。

東野氏 

(藤井参与・宮崎氏に向かって)あんたらが上げろって言ったから上げたんやないか。(笑)

宮崎氏 

私は絶対上げるな!って言っていたんですよ。

藤井参与

我々は、ずっと・・・。

宮崎 

4月に上げるのは、絶対に反対だ!って・・・。


東野氏

(藤井参与に向かって) だから、あんた、参与じゃないの(笑)?

藤井参与 

(神妙にかしこまって)だから、一年半延期をすべきであると・・・。言い続けていたんですけど。


東幹久氏 

普通は、増税したらちょっと下がるのは、財布のひもがしまるから、分かるんですけど・・・。

宮崎氏 

それはなぜかっていうと、駆け込み需要がいっぱいあって、それに対して、反動減っていって、反動減で下がると言ってたんですが、駆け込み需要はまあまあっていってたんですけれど、(その後GDPが)ものすごい下がった。


東野氏 
前回の時は?

藤井参与 

前回のグラフをちょっと見ていただくと・・・。

これ97年のグラフ。これね、97年って増税したじゃないですか、3%から5%に。

 




あれってずっと、ええ感じで来てたんですよ。

ですけどここで増税して、ありゃりゃりゃとこうなったんです。

 




これ、もっと長く取ると、ずっと、成長して来ていたのが、97年でこっから、ふにゃふにゃっと、なったんです。


 24:01

増税したから、日本は成長できなくなったんです。


だからこんな差ができてるわけですよ。






東野氏

素人考えやったら、じゃあ、こんときに、3%で、良かった・・・?

藤井参与 

これ、だから、我々は、ず~っと、これ調べていただいたら分かりますけれど、ず~っと反対していたんです。消費税増税自体は。

5%に上げることも。8%も。

海原ともこ氏

でも反対しててもいうこと聞いてもらえなかったら・・・。

藤井参与 

まあ、賛成の人の方が、圧倒的に多いんですよ。我々の10倍ぐらいいるんですよ。

東野氏 

麻生さんとかは、「絶対10%にすべきだよぉ(そっくりかえって)」、っていってますけれど。そこで・・・。

海原氏 
そんな言い方は・・・。そんなに・・・。凄い・・・。

東野氏 
いや。ほんまにほんまに。

ほんこん氏 
まだ緩い方やな、もっときついな。

東野氏
そうそう、「するんだよぉ(そっくりかえって)」って・・・。(笑)

そこで、先生が行って、麻生さんそれは違いますよって言って。

 藤井参与

勿論、参与ですから、いろんな方にずっと説明していたんですよ。

宮崎氏 

この番組でもね。もし上げなかったら、国債が暴落するとか、そんな人たちが、いっぱいいたじゃない。

私はそんなたびに、そんなことはないって言ってたじゃないですか。


藤井参与 

これでね。こんときの(97年)の増税のときも大変だったんですけど、


京都土産は『京とうふ きらず揚げ』だよ。 【ファイルS38】2014.11.20 

【ファイルS38】2014.11.20 京都土産は『京とうふ きらず揚げ』だよ。

『おから』の入った美味しいお菓子だねえ。

 京都駅から『梅小路蒸気機関車館』、『京都水族館』方面に徒歩で歩いていくとその途中の狭い道にビルが建っていました。

看板に、『京都豆腐会館』と書いてあるのです。






『京都府豆腐油揚商工組合』のビルなのだそうです。

京都は南禅寺を始め湯豆腐で有名です、とくに精進料理には欠かせません、だから、お豆腐油揚商工組合という組織があって当然ですよね。


『小売りいたします、どうぞ、お気軽にお入りください』とサッシの引き戸に張り紙がしています。『きらず揚げ』、『豆乳パウンドケーキ』、『とうふドーナツ』と書かれています。


『京とうふ きらず揚げ』






 『ポケット版商品カタログ 2014年 秋・冬』にはこう書かれていました。↓
 ほんのり甘くて、止まらないおいしさ!
 「京とうふ きらず揚げ」190円(内税)

 出来立てのおから(卯の花)と国内産の小麦粉を練り上げ、菜種油でカリッと香ばしく揚げました。歯ごたえが心地よく、あとをひきます。お茶受けやお子様のおやつにもピッタリ!

↑昔から、『おから』という呼び名は『空(カラ)』に繋がるので、忌(い)み言葉として、避けられていました。


ですから、関東では『おから』のことを『卯の花(うのはな)』と言い換えます。白くてぱらぱらして卯の花のようだからですね。

一方関西では、『おから』のことを『雪花菜(きらず)』と言い換えるようです。

上方落語の『鹿政談(しかせいだん)』という噺(はなし)に『きらず』のことが出てきます。

人間国宝の3代目桂米朝(かつらべいちょう)師匠による『鹿政談』の動画を見つけたので、ご紹介しましょう。




 うまく観られないときはこちら。


 江戸時代、奈良の鹿は、故意ではなく、誤って殺しても死罪になるという神聖な生き物でした。

 その奈良のお豆腐屋さんが、店先の『きらず』を食べている鹿を犬と間違えて殺してしまって、そのお裁きのお噺です。

米朝師匠のお噺では、「『豆腐』は切って食べるが、『おから』は切らずに食べる」。

 どうしてこんなに苦労して言い換えなければならないのか?

 『おから』の『カラ』は、あまりゲンの良いものではない。

 財布がカラだっら困るし、ことに、我々のような興行ものの世界では、客席が『空(から)』だというのは、こんな困ったことはない。

 昔、楽屋で「おから買(こ)うて来い」なんて言おうものなら、それだけで『どつかれた』ものらしい。

 「なんて、ゲンの悪いことを言いやがるねん」、あれは鍋で炒(い)り付けるようにして焚(た)くので、「『きらず』を買うてきて、『大炒り(おおいり=大入り)』にせい」と、芸人というのはこんなしょうもないことを言って喜んでいた。

 空(から)と大入りではえらい違いですからね。

 ↑ ということみたいです。

 米朝師匠のお奉行様の噺はさすがの貫禄ですね。

それで、『京とうふ きらず揚げ』を食べます。






 まず食感というか、噛みごたえが『かっぱえびせん』や『カールと』は違います。

 どちらかというと、八つ橋煎餅に似たカリッとした噛みごたえで、噛んで粉になっていく過程でシンプルな塩味をクリーミーな味わいの『おから』の名残りが、ほんのりと優しく包み込むといった感じです。

 さすがは京都、『おから』も上品なお菓子としてアレンジしているのですね。

 よくスナック菓子のことを、ひとくくりに高カロリー低栄養の代表として、過度の摂食を控えるように言われますが、これは、大豆たんぱくも入っているから健康に良いかも

 ◎原材料名:小麦粉、おから(国内産大豆)、粗糖、植物油(菜種油)、食塩、膨張剤(重曹) 
 ◎内容量:75g 
 ◎消費・賞味期限:80日 
 ◎保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください。開封後はお早目にお召し上がりください。
 販売者:京都府豆腐油揚商工組合Ⅰとあります。

 お店のお姉さんに、いろいろと試食を勧めていただいたのですが、私は、このスタンダードの『京とうふ きらず揚げ』の他に、その応用編として秋冬限定で、『季節限定 コーンポタージュ切らず揚げ』も買いました。

『季節限定 コーンポタージュきらず揚げ』






 私は、『株式会社 やおきん』の『うまい棒』もコーンポタージュ味が好きだからねえ。

 きらず揚げ
 (コーンポタージュ)
 1袋 330円(内税スイートコーンの豊かな味わいと香りが楽しめます)

 こちらは、内容量が140gで、スタンダードな『きらず揚げ』の75gより大入りです。

 販売者も、『京都府豆腐油揚商』ではなく、『(株) おとうふ工房いしかわⅠ(愛知県高浜市豊田町)』となっています。

『季節限定 コーンポタージュ切らず揚げ』のアップ






 外見は、スタンダードの『きらず揚げ』とほぼ同じです。

 食感は、先ほどの『きらず揚げ』のスタンダード版と同じですが、こちらは塩が前に出ず、トウモロコシとミルキーな味が控えめに申し訳ありませんが、私もいることに気が付いてね、という奥ゆかしい感じでかつ、しっかりと自己主張をなさっています。

 なんか、こういうお菓子をコンビニとかに売っていれば、「やめられないとまらない『かっぱえびせん』」となるのではないかと思います。

 この手の商品は、京都のブランド力なら、成城石井系が売ったら似合いそう。

 でも、よく考えたら、『おから』は、お豆腐を作る過程でできるものですから、お豆腐がたくさん売れないことには、量販は難しそうですね。

 私が日本人に生まれて得したと思うことは、お豆腐やお醤油やお米があること。良質な塩があって、美味しいアラレやおかきや御煎餅があること。

 そういうことを気づかせてくれる、懐かしいお味のお菓子でした。

 あと『きらず揚げ』には、カレー、マヨネーズ、ペッパー&チーズ、黒糖きなこといった豊富なラインナップがあります。

 梅小路蒸気機関車館や、水族館に行った時に、自分のためのお土産にすると自分がうれしいねえ。

 職場へのお土産用にするのなら、一人一人用の小袋に詰めて、小分けにして割れないように箱に入れて売っていただいた方が良いかもしれませんね。

 HPでも通信販売を行っているようです。↓


 名称:京都府豆腐油揚商工組合
・住所:〒600-8241 京都市下京区堀川通塩小路西入ル志水町133-2
・TEL:075-361-0068

 ただ、通信販売では、スタンダードな『京とうふ きらず揚げ』と『きらず揚げ(カレー) 』『きらず揚げ(マヨネーズ)』しか扱っていないみたいです。

 ということで、『京とうふ きらず揚げ』でした。

ついでに、京都府豆腐油揚商工組合ビルの近所にあった畳屋さん。






 「京都疊商工協同組合『畳』 加盟店 疊三商店」とあります。 

 左側の2階の壁がトタン張りになっていて、隣がビルになっているので、たぶん、同じような建物が長屋のように連棟になっていたのを、隣の建物が取り壊されて、この建物だけが、戸建てになって残っているのだと思います。





 窓の格子になった手すりがお洒落ですね。

 どういう訳か、右の看板の真ん中の大きな畳の字だけが『田が一つの『畳』で、それ以外は、『「田」が3つ』の『疊』なのです。

 最近は畳屋さんってあまり見かけないのですが、京都ではまだまだ需要があるのでしょうね。

 フランスでフローリングの部屋に畳を敷いて、裸足で寛ぐのが流行っているって聞きますけれど、あのイグサの香りは良いですよね。

 ちなみに京都の畳は、京間(きょうま)で、サイズは3尺1寸5分×6尺3寸(955mm×1910mm)と東京の江戸間(えどま)のほぼ2尺9寸×5尺8寸(880mm×1760mm)より大きいので、同じ間取りでも、東京より京都の方が広くてお得です。

 畳は、
① 京間(きょうま)=本間(ほんま)=関西間(かんさいま)、
② 中京間(ちゅうきょうま)=三六間(さぶろくま)、
③ 江戸間(えどま)=関東間(かんとうま)=田舎間(いなかま)=五八間(ごはちま)、
④ 団地間(だんちま)=公団サイズ(こうだんま)=五六間(ごろくま)の
 4種類が有名なのだそうです。
 
 京都は、観光地だけでなく、細かいところでも本当に独特な街ですね。

京都祇園神社前の『いづ重』さんで、鯖寿司と海そう巻を食べたよ。 【ファイルF59】2014.11.13 

【ファイルF59】2014.11.13 京都祇園神社前の『いづ重』さんで、鯖寿司と海そう巻を食べたよ。

京都の鯖は鯖街道を通ってくるんだねえ。

鯖寿司が名物のお店、京都祇園神社前の『いづ重』さんに行きました。






 赤い提灯には、『鯖姿寿司』と書かれています。

 祇園神社の前の三叉路交差点を挟んで、北西角すぐにあるお寿司屋さんなので、とても場所が分かりやすいのです。

ちなみに、『いづ重』さんのお店の前の歩道から撮影した、祇園神社の西門。






 以前、祇園祭に来た時はこの門は改修中だったので、ぴかぴかです。

 お茶が出てきたのですが、お湯呑にも一文字、『鯖』と書かれています。





鯖寿司と海そう巻の組み合わせ(税抜き1700円)と、お吸い物(こちらはたぶん税込292円)を頼みました。






 合計税込みで2,128円也

鯖寿司と海そう巻のアップ。






まずは鯖寿司から。






 昆布に巻き込まれてしめてあります。

 お店の人に昆布を外して食べてくださいと言われましたので先に昆布を食べます。

 私は湯豆腐の出汁昆布も好きなのでたまりません。

 昆布の出汁が濃縮された噛みごたえがあって、ぬめりのある昆布がまず美味しいのです。

そして、昆布を外した鯖寿司です。






 皮の銀色が眩しいねえ。

 私は子供の頃、青身魚が嫌いだったのですが、大人になって嗜好が変わり、好きになってしまいました。

京都といえば鯖です。京都の鯖は、古来より若狭湾(わかさわん)の小浜(おばま)から鯖街道(さばかいどう)を通って届けられました。ですから、鯖というのは、伝統のある食材なのです。

 トロサーモンのような柔らかいところと噛みごたえのあるところがあります。私は握りずしでも鯖は好きなのですが、そういった新鮮な鯖の味を残したまま酢でしめているという感じです。青身魚独特の癖も昆布の旨みで程よく和らいでいます。

 鯖の個性が強いので、鯖と酢飯のバランスもこれがベストだと思います。酢飯もとても良い固さで、よく高級すし店の握りずしなんかは口に入れた途端にはらりと崩れるようなふっくら酢飯が美味しかったりするのですが、巻きずしの酢飯は方向性が違っていて、こういう適度にしまったお米も私は大好きです。

 そういった意味で、とても正統な巻きずしの酢飯だと思いました。

お次は、『海そう巻』。






 八種類の海藻(かいそう)が入った巻き寿司です。

 御品書きには、『神事にかかせぬ海そうを、祇園への御膝元にある寿司屋として、何とか寿司にせねばとこしらえました』と書いてあります。

 『いづ重』さんが『神事にかかせぬ海そうを、祇園への御膝元にある寿司屋として、何とか寿司にせねばとこしらえました』からには、祇園祭の記事を書いた私として、何とか食せねばと注文したのです。

 過去に当ブログで祇園祭について書いた連載記事はこちらから。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/34800676.html

 わかめ、メカブ、昆布、あらめ等8種類の海藻の海苔巻です。

海藻の感じが分かるように解体して写しました。






 昆布のコク、トロミ、旨みが加わった『のり佃煮(つくだに)』の『磯じまん』のようなお醤油で煮しめた具が入った巻きずしです。

 海藻の種類によって、微妙に歯ごたえが違っていて、昆布の歯ごたえが新鮮です。

 ここは稲荷ずしも名物なのだそうですが、私は海苔を始め海藻が大好きなので、とても気に入りました。

お吸い物は京都独特の薄味で、湯葉(ゆば)の食感と香りでほっとします。







それで、鯖街道ですが、京都は内陸の盆地です。海産物は南の大阪湾か北の若狭湾から調達しなければなりません。

京都の鯖は、若狭湾で獲れたものを、『鯖街道(さばかいどう)』を利用して、運んできているものなのです。

鯖街道については、若狭鯖街道熊川宿(わかささばかいどうくまがわじゅく) 若狭熊川宿まちづくり特別委員会 熊川宿伝統芸能保存会 熊川いっぷく時代村実行委員会 熊川宿町並み保存伝統技術研究会)さんのサイトから引用させていただきます。

http://kumagawa-juku.com/index03a.html
 
 ※    ※    ※

鯖街道マップです。

京は遠ても十八里





字が小さくて見にくいので、主要な部分を拡大加工します。










若狭から京都へ至る多数の街道や峠道には、本来それぞれ固有の呼び名がありますが、近年、運ばれた物資の中で「鯖」が特に注目され有名になったことから、これらの道を総称して「鯖街道(さばかいどう)」と呼ぶようになりました。


その内、最も盛んに利用された道は、小浜(おばま)から熊川を経由して滋賀県の朽木(くつき)を通り、京都の出町柳(でまちやなぎ)に至る「若狭街道」です。

 これ以外にも、多くの道がありますが、この中で京都への最短距離をとる峠道として「針畑(はりはた)越え」があり、小浜から熊川を経由し滋賀県の今津に至る「九里半越え」も古代からの歴史があり西近江路につながる重要な道です。

 さらに、京都と小浜の間の多数の峠を越えて「鞍馬(くらま)街道」に至る道や、小浜から名田庄(なたしょう)の掘越峠などを越えて京都の高雄につながる「周山街道(しゅうざんかいどう)」、美浜(みはま)の新庄から滋賀県のマキノへ抜ける「栗柄(くりから)越え」も重要な街道の一つです。

若狭から運ばれた鯖が京の都に着く頃には、ちょうどよい塩加減になったと言われ、京都の食文化の中に今も若狭の魚が生きています。なお、若狭の鯖は遠く兵庫県の篠山(ささやま)までも運ばれていました。

 
 ※    ※    ※(以上引用終わり)

小浜から京都まではるばる鯖を運んできて、その輸送中に鯖が塩と丁度いい具合になじんでくるのですね。昔の人の知恵には本当に感心させられます。


以前、東京の江戸時代から伝わる神田は小川町の『笹巻きけぬきすし総本店』の記事を書きましたが、あのお店にも鯖のお寿司がありました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/51367955.html

昔は、冷凍技術が無かったので、生鮮食品の保存と発酵熟成について良く考えられていたのですね。


鯖街道の起点の小浜(おばま)といえば、オバマ氏がアメリカ大統領に就任した時に知名度が上がると大喜びした街です。

小浜市(おばまし)は、畿内(きない)とは関係が深い港町で、律令時代より前から大和朝廷の日本海側入口として盛えました。ですから、伝統のある小京都と呼ばれるような佇まいで、全国京都会議にも加盟しています。

3月に奈良の東大寺で実施されるお水取りの水は、遠敷川(おにゅうがわ)・鵜の瀬(うのせ)から送られたものと言われています。

また、伊勢志摩や淡路島と並んで、海産物を奈良や京都まで送った地域【御食国(みけつくに)】の一つとしても有名です。

江戸時代には、浅井(あざい)三姉妹の次女・初【はつ=常高院(じょうこういん)】の夫である京極高次(きょうごく たかつぐ:京極氏)や、酒井氏などが治める小浜藩の城下町でした。この時代から鯖の水揚げ基地ともなっていて、鯖街道の起点となったのです。


地図に記名されている京都の高尾(たかお)は紅葉の名所で、鞍馬(くらま)は、源義経公が牛若丸時代に修行をしたとされる場所、大原は『京都大原三千院』で有名ですね。


福井というと、明治維新の時に活躍した坂本龍馬さんを助けた第16代越前福井藩主の松平 春嶽(まつだいら しゅんがく)さんのことが頭に浮かびます。






 (写真はWikipediaより)

 春嶽は号で、諱諱(いみな:身分の高い人の実名)は慶永(よしなが)さんです。

坂本龍馬さんは文久2年(1862年)8月に江戸に到着して小千葉道場に寄宿しました。 この期間、龍馬は土佐藩の同志や長州の久坂玄瑞(くさか げんずい)さん・高杉晋作(たかすぎ しんさく)さんと知己(ちき)を得ます。

同年12月5日、龍馬さんは間崎哲馬(まさきてつま)さん・近藤長次郎(こんどう ちょうじろう)さんとともに幕府政事総裁職にあった越前福井藩主・松平春嶽(まつだいら しゅんがく)さんに拝謁します。

12月9日、春嶽さんから幕府軍艦奉行並(ぐんかんぶぎょうなみ)の勝海舟さんへの紹介状を受け取った龍馬さんと門田為之助((かどた ためのすけ)さん・近藤長次郎さんは海舟さんの屋敷を訪問して門人となります。

つまり、春嶽さんが、龍馬さんと海舟さんの運命的な出会いを演出したのです。

 その時のことを、龍馬さんと千葉重太郎さんが開国論者の海舟さんを斬るために訪れたところが、逆に世界情勢と海軍の必要性を説かれた龍馬が大いに感服し、己の固陋【ころう:古いものに執着し,新しいものを受け入れようとしないこと】を恥じてその場で海舟さんに弟子入りしたという逸話が良く知られていて、この話は出所は海舟さん本人が明治23年に『追賛一話』で語ったことなのですが、どうやらこれは海舟さんが面白おかしく話を盛ったようなのです。

 龍馬さんは春嶽さんから正式な紹介状を受けて海舟さんを訪ずれたわけですから、その足で海舟さんを斬りつけるということはありえないのです。

 いずれにせよ、このときの龍馬さんが海舟さんに心服していたことは姉の乙女(おとめ)さんへの手紙で海舟さんを『日本第一の人物』と評価していることにもよく表れています。

 海舟さんは土佐藩主の山内容堂(やまうち ようどう)さんに取り成したので、文久3(1863)年2月25日に龍馬さんの脱藩の罪は赦免され、さらに土佐藩士が海舟さんの私塾に入門することも追認されました。

 龍馬さんは海舟さんが進めていた海軍操練所設立のために奔走(ほんそう)します。

 龍馬さんが土佐勤王党の岡田以蔵(おかだいぞう=『人斬り以蔵』として知られてる)さんを海舟さんの京都での護衛役にし、海舟さんが路上で3人の浪士に襲われた際に以蔵さんがこれを一刀のもとに斬り捨てた事件があったのはこの頃のことです。

 幕府要人と各藩藩主に海軍設立の必要性を説得するために海舟さんは彼らを軍艦に便乗させて実地で経験させます。
 
 4月23日、14代将軍・徳川家茂(とくがわ いえもち)さんが軍艦『順動丸』に乗艦の後、『神戸海軍操練所(こうべかいぐんそうれんじょ)』設立の許可を受け同時に海舟さんの私塾(神戸海軍塾)開設も認められました。

 ところが、先立つものはお金です。

 幕府から年三千両の経費の支給も承諾されたのですが、この程度の資金では海軍操練所の運営には十分ではありません。

そのため5月に龍馬さんは福井藩に出向いて松平春嶽さんから千両を借入れましした。

 龍馬さんは、この頃のことを5月17日付の乙女姉さんへの手紙で「この頃は軍学者勝麟太郎大先生の門人になり、ことの外かわいがられ候・・・すこしエヘンに顔をし、ひそかにおり申し候。エヘン、エヘン」と近況を知らせています。

 それにしても、坂本龍馬さんは、ただの脱藩者だったのに、幕政を預かる重臣、幕府政事総裁職にあった越前福井藩主の松平春嶽さんにも、幕府軍艦奉行並の勝海舟さんに見込まれて重用されていたわけですから、よほど大人物だったことが分かります。

 龍馬さんも京都から福井に向かう時は鯖街道を歩いたんだろうねえ。

 ということで、今回は祇園の『いづ重』さんでした。

栄光の蒸気機関車C62型2号機に会いに行ったよ(その1)。 【ファイルR4】2014.11.07 

【ファイルR4】2014.11.07 栄光の蒸気機関車C62型2号機に会いに行ったよ(その1)。

京都の梅小路蒸気機関車館(うめこうじじょうききかんしゃかん)に動態保存されているねえ。

 実は、今回私が京都に出かけたのは、『鳥獣戯画人物画展』を見に行くためではなかったのです。

 『鳥獣戯画人物画展』の記事はこちら。↓
  http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268686.html

 この人に会いに行くためだったのでした。『鳥獣戯画人物画展』が京都国立博物館で開催されていることを知ったのは、京都行を決めた後です。

日本一人気のある蒸気機関車、C62型2号機さんです。






C62型2号機さんの現在のお住まいは、京都の梅小路蒸気機関車館(うめこうじじょうききかんしゃかん)です。

ここは、京都の旧梅小路機関区(うめこうじじょうききかんく)の扇形庫(せんけいこ)及び転車台(てんしゃだい=ターンテーブル)を活用した『蒸気機関車展示館』と、旧二条駅舎を移築・復元した「資料展示館」からなる鉄道博物館です。


梅小路蒸気機関車館の扇形庫及び転車台(ターンテーブル)






 (↑今回の京都で、唯一魚眼レンズを使った写真です。このためだけに持って行ったのです)

 梅小路蒸気機関車館のHPをちょくちょく覗いていたのですが、最近動態保存されているはずのC62型2号機さんの試乗=『スチーム号』の運航がありませんでした。

 丁度いい具合にその機会があったので、京都まで出かけたのでした。

梅小路蒸気機関車館のサイト『蒸気機関車に乗ろう!』のページはこちら。↓

http://www.mtm.or.jp/uslm/ride/

↑ 【※ 注意!(追記)】梅小路蒸気機関車館は京都鉄道博物館にリニューアルオープンしたため、スチーム号のページはこちらに移動しています。↓

http://www.kyotorailwaymuseum.jp/enjoying/experiencing/#sl

梅小路蒸気機関車館には蒸気機関車が保存されていて、その一部は動態保存といって、ちゃんと動く状態で保守点検整備がなされています。


つまり、蒸気機関車の修理、保守点検、整備、運転、設備の保守管理等々、今の時代には一見不要と思えるような、技術・ノウハウの継承が行われているのです。


今回の梅小路蒸気機関車館の見学で、私は今は廃れた蒸気機関車の動態保存が、ただの懐古趣味としてではなく、こういったメカニックの基礎技術・ノウハウの継承のためにとても重要だということを思い知りました。


時計にしても現在における腕時計のムーブメントはクォーツ時計、電波時計、動力源はソーラーだ電池だということになっていますが、セイコー社は、その細密加工技術の基本を継承するために、実用的なメカニカルムーブメント機械式時計であるグランドセイコー・ブランドでもって、いまだに職人の手によって、パーツは一つひとつ丁寧に磨き上げられ、1/1000mm単位の調整を擁するゼンマイ時計を作り続けているのです。

http://www.seiko-watch.co.jp/gs/movement/mechanical.php

この、C62形2号機は、この除煙板【じょえんばん:デフレクター(smoke deflectors)=走行時に車両前方からの空気の流れを上向きに導くことで、煙突から排出される煤煙を上へ流し、運転室からの前方視界を改善するための板】に『つばめ』のマークがついているので、『スワローエンゼル』という、なんとなくこそばゆい愛称で呼ばれることがあります。






ちなみに松本零士さん作のSF漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ番組、アニメ映画である『『銀河鉄道999(ぎんがてつどうスリーナイン、Galaxy Express 999)』はC62 型蒸気機関車の外形を模し、外宇宙の遺跡から発見された技術などを導入して作られた超近代化宇宙列車という設定になっています。

『松本零士画業60周年記念 銀河鉄道999 テレビシリーズ Blu-ray BOX-7』の画像 【Amazonより。(C)松本零士・東映アニメーション】






原作及び劇場版に登場する999号のC62のナンバーは『C6248』でC62型の48機のナンバープレートが付いています。

ところが、テレビ版のそれは『C6250』となっているようです。

C62蒸気機関車は49号機までの49機が製造されており、『C6250』は実在しません。それで、TV放映時に、未来のC62という意味を込めて、最終機『C62-49』の次のナンバー『C6250』のナンバリングが採用されたということです。


それで、梅小路蒸気機関車館における『C62形2号機』に関するHPの紹介記事を引用しましょう。

 ※    ※    ※

C62形2号機ってどんな機関車?

C62形蒸気機関車は、1948~1949(昭和23~24)年にかけて49両が製造された、超大型の旅客用機関車です。

日本最大・最速の蒸気機関車として、東海道本線や山陽本線などで活躍し、特急「つばめ」をけん引したことでも有名です。C62形2号機は、1948(昭和23)年6月19日に山陽本線の糸崎機関区(広島県)に配置され、1950(昭和25)年に特急をけん引するため宮原機関区(大阪府)に転属となりました。


除煙板(デフレクタ)の「つばめ」のシンボルマークは、この時に取り付けられたものです。また、1953(昭和28)年にはけん引の定数を増やすため、重油タンクが取り付けられ(現在は撤去されています)、重油併燃改造が施されました。


その後、東海道本線の全線電化にともなって、1957(昭和32)年に小樽築港機関区(北海道)に転属となり、函館本線の急行列車けん引などで1971(昭和46)年まで活躍しました。そして、1972(昭和47)年の当館開館に合わせて、動態保存機としての保存展示が開始され、現在に至っています。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

つまり、昔東海道本線のエース特急『つばめ』を牽引していたのがC62型蒸気機関車なのです。


『つばめ』のヘッドマークを付けて東海道本線を疾走するC62型2号機。






 なお、この写真は
 yakahashisan.setagawaC62%202さんから画像をお借りし、トリミング及びコントラスト補正を行ったものです。

 スハ44系客車をけん引しています。

『つばめ』のヘッドマーク。






 このマークは、国鉄車両設計事務所がデザインしたものです。

もともと、『つばめ号』の名称が使われだしたのは、戦前の昭和5(1930)年10月から東京駅 - 神戸駅間で運転を開始した漢字表記の『燕(つばめ)号』が最初です。

昭和4(1929)年から運転を開始していた特急『富士』が東京駅 - 大阪駅間に9時間かかっていたのに比べて、『燕号』は、それより長距離の東京駅 - 神戸駅間を8時間20分と東京駅 - 大阪駅間では2時間30分近くも所要時間を短縮したため、『超特急』と称されていました。

『燕』という列車名は、先行して運転されていた『富士』『櫻』と同様昭和4(1929)年に行われた特急列車の愛称一般公募結果をもとに命名されたものです。

敗戦後、昭和24(1949)年9月から東京駅 - 大阪駅間で特急『へいわ』の運転が始まり、それが愛称公募により翌昭和25(1950)年1月に『つばめ』に改称しました。


『つばめ』の愛称は,戦時中の昭和18(1943)年10月に廃止されて以来,6年ぶりの再登場です。

昭和25(1950)年4月10日、リクライニングシートを装備した特別2等車が登場、同年5月11日には、『つばめ』の姉妹列車として特急『はと』が誕生します。

同年6月1日からは,女性乗務員が乗務するようになり、それぞれ『つばめガール』、『はとガール』と呼ばれました。

当初『つばめ』と『はと』は東京駅 - 大阪駅間において戦前の約8時間より遅く、9時間を要していたのですが、同年10月のダイヤ改正では8時間に短縮しました。

昭和31(1956)年11月に東海道本線が全線電化されると7時間30分にまで短縮します。


『つばめ』と『はと』は、ともに一等展望車が連結(マイテ39形、マイテ49形、マイテ58形)され、当時の日本を代表する列車となりました。

特急『はと』の一等展望車から手を振る『はとガール』のお嬢さんの写真。(47NEWS⁻共同通信より)






 写真に写っている『はと』のヘッドマークは、特急『つばめ』のヘッドマーク同様、国鉄車両設計事務所がデザインしたものです。

つばめガール嬢(テレビドラマ『鉄道100年 大いなる旅路』の動画より)

https://www.youtube.com/watch?v=AouYHJkKQ3A





テレビドラマ『鉄道100年 大いなる旅路』は、昭和47(1972)年に日本鉄道開業百周年を記念して、昭和47(1972)年4月2日から同年10月15日まで、日本テレビ系列で放送されました。

これは、鉄道建設から鉄道百周年の昭和47(1972)年にいたるまで、鉄道に携わる人々の哀歓を描いた作品だということです。


梅小路蒸気機関車館も昭和47(1972)年10月10日に日本国有鉄道(国鉄)により日本の鉄道開業100周年を記念し開設されたので、この年はいろんな鉄道の行事があったのですね。


『10月14日』は、『鉄道の日』とされていて、今でも毎年各鉄道会社ではそれにちなんだ行事が開催されていますが、この日は昭和明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)に、新橋駅-横浜駅間で日本初の鉄道(現在の東海道本線の一部)が営業運転を開始したこと

並びに、1921年(大正10年)10月14日に鉄道開業50周年を記念して東京駅の丸の内北口に鉄道博物館(初代)が開館したこと、を記念したもので翌1922年から鉄道記念日として鉄道省により制定されました。

昭和47(1972)年10月14日は、ちょうど鉄道開業100周年だったのです。


『鉄道100年 大いなる旅路』の動画では、こういうナレーションが入ります。

 ※    ※    ※

 彼女たち(つばめガール)の勤務としては、制服のマーク、常務列車の違いの他には『はとガール』と何ら変わるところがなかった。

しかし、その出身地となると、『はとガール』は関東地方、『つばめガール』は関西地方という決定的な違いがあった。それは『はとガール』は東京車掌区が採用したのに対し、『つばめガール』は大阪車掌区が採用したからである。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)
 
 大原麗子さんや中山麻理さん、小林昭二さんが出演なさっています。 

 それで、動画のドラマでは旅行雑誌の企画で、覆面記者が『つばめ』と『はと』に乗り込んで審査員になり、お互いのサービスの良さの競争をすることになっています。

この当時は、『はとガール』の『線路の友情』という話が教科書に載っていたんだって。

『線路の友情』のお話はこうです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311832503

※    ※    ※

 1951年頃、大阪12:30発上り客車特急「はと」が東海道線山崎駅付近(大阪府と京都府の府境付近)を走行中、食堂車会計係の女性乗務員がふと車外を見ると白衣の青年が線路脇から列車に向かって手を振っていた。

 次の乗務時も、またその次も青年は同じ場所で手を振っていた。

 やがて乗務員はその場所の通過を心待ちにするようになり、窓から身を乗り出して青年に手を振り返していた。

 青年の他にも同じ白衣の男女が加わるようになり、またその場所が結核療養所「青葉荘」だとわかると、列車の他の乗務員も手を振るようになった。

 病気療養中の患者にとって、毎日通過する特急列車は「早く元気になってあの列車で旅に出たい」という夢や希望の象徴であったらしい。

 このことを知った天皇陛下が、1953年秋の行幸の際にお召し列車から青葉荘をご覧になって歌を詠まれた。

 「山崎に病養ふ人みれば におえる花も美しからず」

 この歌は後に療養所に届けられている。

 またこの話は1955年、小学5年の国語教科書に「線路の友情」として取り上げられ、全国的に有名となった。

※    ※    ※(以上引用終わり)

 山崎といえば、明智光秀と『本能寺の変』を聞きつけ、中国の大返しで戻ってきた豊臣秀吉が戦った山崎の戦い(やまざきのたたかい)で、天下分け目の天王山のあるところですね。

 また、利休も愛でたという山崎の名水で仕込んだ『シングルモルトウイスキー山崎』で有名なサントリーの山崎蒸溜所でも有名です。

 関西弁の『つばめガール』と標準語の『はとガール』が、ライバル心をむき出しにして対抗しています。ドラマとはいえ、かなり無理な設定です。

 『つばめガール』の一団が『はとガールの一団』に京都弁か船場言葉(せんばことば)まがいのおかしな関西弁で慇懃無礼な果たし状のような心が底冷えするご挨拶。

 「ハトの皆さん、お帰りやす。今日はまた妙な具合でお付き合いすることになりましたけど、お手柔らかにおたの申します(お頼みいたします)。お休みやす(お休みなさい)。ほな(それでは)、うちら(私たち)ちょっとお茶飲んできますわ。ほな・・・・」

 グーグル検索をしたらば、実際に『つばめガール』として乗務されていた方のサイトがヒットしたので、参考までにリンクを貼らせていただきます。
 http://www.rikuryo.or.jp/home/people2001/ono4.html

普通、機関車が客車をけん引し、終着駅で折り返し方向転換する場合、先頭で客車を牽引する機関車を、ターンテーブルで反転させ、客車の編成の前から後ろに連結しなおすだけで済むのですが、この一等展望車を最後尾につけたため、その運用に際しては、上下列車ともわざわざ東京と大阪の双方で、三角線回しと呼ばれた特殊な大回り回送を行って、全編成を方向転換させるという手間をかけました。


『特急「つばめ」小史』という素晴らしいサイトを見つけたので、随所で参考にさせていただいています。本当に良く調べてあるので、感動しました。↓

http://www6.plala.or.jp/orchidplace/Tsubame.html

 これによると、東京地区では,下の図に示すように、東京駅から後進で品川→大崎,大崎から前進で貨物線経由で蛇窪信号所(現在,湘南新宿ラインで使用中)に入線,後進で品川客車区に入線して編成の前後を反転させたということです。





 大阪地区では、大阪駅から前進で尼崎→塚口、塚口から後進で宮原客車区、宮原客車区から前進で大阪駅に入線して編成の前後を反転させました。

 今の新幹線は、終着駅で先頭車両だった車両の前照灯(ヘッドランプ)を消して、赤い尾灯(びとう=テールランプ)を点けて、最後尾だった車両はその逆をして、世界的に神業だと絶賛されている清掃をして、座席の向きを変えるだけで上下列車が逆になりますよね。

主な牽引機関車はC62形、C59形蒸気機関車、電化区間ではEF58形電気機関車が使用されました。

 大垣駅 - 関ヶ原駅間には、1944年10月に新垂井駅(しんたるいえき)経由で緩勾配の下り迂回線が完成していて、戦後の下り『つばめ』『はと』はこちらを経由することで、補機を連結することなく運行されたということです。

 次回に続きます。次回で『SLスチーム号』に乗り込んだ時の記事をご紹介しますね。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55445555.html

京都の『拳(こぶし)ラーメン』に行ったよ 【ファイルF58】2014.11.04 

【ファイルF58】2014.11.04 京都の『拳(こぶし)ラーメン』に行ったよ

特製拳ラーメンのお醤油味だよ。

 京都も御多分に漏れず、ラーメンの激戦区です。

 以前、ロックシンガーのGACKT(ガクト)さんお勧めの京都木屋町三条にある『博多長浜ラーメンみよし』について記事を書いたことがあります。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/49900560.html

今回は、京都の『拳(こぶし)ラーメン』をご紹介しましょう。


 JR京都駅の北西に『拳ラーメン』はあります。

 梅小路の公園の北にあたります。

 最寄駅はJR嵯峨野線 丹波口駅より徒歩11分ということですが、JR京都駅から歩くと結構距離があります。それで結局グーグルマップを片手にJR京都駅から歩きました。

 龍谷大学の南の七条通をずんずんと山陰本線の方に向かってひたすら歩きます。

 とうちゃーく。




 
 夜の9時前に行ったので空いていました。

注文したのは、つけ麺『特製 拳ラーメン』900円也

 塩と醤油のどちらか聞かれたので、お醤油にしました。

 それで、出てきたのがこれ。





 具のアップです。





 麺を発掘するとこんな感じ。




 
 コシのある平打ち麺です。

 いわゆる横浜の六角家に代表される『家系ラーメン』のような感じです。

 この店独特の鮮魚出汁が効いた甘辛い醤油が絡んだというか、程よく吸ったラーメンです。

 淡いピンクが彩(いろどり)を添える塩釜チャーシュー(昆布〆チャーシュー)はベーコンのようなふくよかな香りを放ち、歯ごたえのある味の沁みた赤身ととろりとしたしつこくない脂身が特徴です。
 
 半熟卵はトロリとして、白身は噛みごたえがあって、それがコントラストになっています。

 青菜は細いので空芯菜かな?

 白ネギと共にしゃきっとして爽やかなアクセントを添えます。

 赤タマネギはシャリシャリした歯ごたえ。癖がなくて味がでしゃばらないのが良いねえ。

 独特の青い香りが鼻に抜ける歯ごたえ穂先メンマも美味しいねえ。

 香辛料が並んでいたので、ゆず一味をかけました。





 これをかけると、味がさっぱりして、美味しいのです。

 やはり日本人はゆずだねえ。
 
 ということで、今回は京都の拳ラーメンでした。

京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展に行ってきたよ。(下) 【ファイルA20】2014.11.01 

【ファイルA20】2014.11.01 京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展に行ってきたよ。(下)

生きとし生けるものの仏性を、闊達(かったつな)なユーモアで描ききった鳥獣戯画!。

 (上)からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268686.html

 高山寺(こうさんじ)の宝物を見て奥に進むとまた行列に並びます。

 簡易ポールの赤いベルトでくねくねと小腸のように折れ曲がった迷路を20分ほど並ぶのですが、展示作品の説明や、拡大したパネルを見ながら並ぶので、少し退屈はまぎれます。

一般に国宝の『鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)』として有名で、歴史の教科書にも載っている『鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)』は、高山寺(こうさんじ)に伝わる紙本墨画の絵巻物です。

現存のものは、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻から構成されています。

特に有名な擬人化されたウサギさん・カエルさん・おサルさんなどが描かれている絵は甲巻に含まれています。

一部の場面には現在の漫画に用いられている効果に類似した手法が見られることもあって、「日本最古の漫画」とも称されています。


成立については、各巻の間に明確なつながりがなく、筆致・画風も違うため、12世紀 - 13世紀(平安時代末期 - 鎌倉時代初期)の幅のある年代に複数の作者によって別個の作品として制作背景も異にして描かれたものが、高山寺に伝来した結果、鳥獣人物戯画として集成したものとされています。


世界に冠たる『MANGA』のルーツなのですね。


作者は戯画の名手として伝えられる鳥羽僧正覚猷(とばそうじょう かくゆう)とされてきて、私もそう習ったのですが、それを示す資料はなく、前述の通り各巻の成立は年代・作者が異なるとみられることからも、実際に一部でも鳥羽僧正の筆が加わっているかどうか、正確な所は分からないようです。

館内の説明書きによると、鳥羽僧正作という説は、江戸時代の考証によって唱え始められたということです。

 それにしても、足がだるいねえ。

 それで、やっとこ一列になって順に『鳥獣戯画』の巻物を見ていきます。もうこの頃になると、疲れて絵画鑑賞なんかどうでも良いような感じになってしまいます。

 どうせ図録を買うつもりだし、鑑賞というよりも、本物をこの目で見るという確認手続きのような感じです。

 ゆっくりとはいえ、行列のペースで観るので、ゆっくりと落ち着いて観られたものではありません。

墨痕鮮やかで、修復しただけあって、かなり状態が良いので驚きました。

それで、印象に残った作品をご紹介しましょう。(前期の展示なので、後期は別の作品が展示されるのでご注意を!)

(上)でも書きましたが、仏教の教えは『草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ:涅槃経の言葉)』といって人間や動物は勿論、草木など生きとし生けるものは皆仏性が宿っているのです。

だから、仏性を持った動物の人たちが、いろんなことをして遊んでいるのです。


私は、こういう思想を我々の祖先が持ったことを尊敬します。

よく、ネット上で、半島系の外国人の方々の『荒らし』が、他人(日本人)を動物に例えて侮辱する例が多々みられますが、(私もしょっちゅう被害を受けています)日本の文化にはそういう歪んだ思考回路が存在しないので、本当に違和感を受けます。

日本への抗議と称して、そのためにわざわざ殺した犬の生首を路上に晒したり、日本の戦後の偉人、白洲次郎・正子夫妻と日本人を『朝鮮人の他人を見下す常套手段として白犬にたとえて馬鹿にした』、延々と流れているソフトバンクのCM。このような歪んだ根性をもつ民度の低い民族については以前、本ブログで記事にしました。

 犬の生首を路上に晒して平気な韓国人の記事はこちら。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54384778.html

 日本の主権回復に吉田茂首相の右腕として活躍した偉人、白洲次郎氏ご夫妻と日本国民を侮辱するソフトバンクCMの記事はこちら。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54353040.html

かの国はもともとが支那の属国で、さらに高麗から李氏朝鮮になって、仏教が弾圧されたので、ああやって、自分より強い人にはぺこぺこ媚びへつらって、自分より弱い人や、外国人(特に黒人)や障害者、生きとし生けるものを平気で見下し差別し、侮辱できるのですね。

高麗青磁は大したものだと思いますが、ああいう手仕事や体を使う技術者たちは、冷遇され、李氏朝鮮になって技術は滅んでしまいました。

 高麗青磁の逸品に関する記事はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/52667628.html

朝鮮の素朴な陶器の価値を見出したのは日本人です。


そういった歴史を学ばず、誇るべき漢字文化さえ捨てたこれらの人々から私たちは反面教師として学ぶ必要があります。

朱に交われば赤くなると言いますが、これらの国をひいきにする人は、まさにそんな感じです。遣唐使を廃止した菅原道真公=天神様の顰(ひそみ)に倣(なら)って、ああいう人たちとは付き合わないことです。

そもそも、日本に観光に来る支那人や韓国人は、「これらの文化は、われわれが教えてやった、伝えてやった」と、優越感に浸るためにやってくるのですが、冗談ではありません。

日本の文化は南方の文化も含むいろんな文化との交流の中で影響を受け、また逆に与えながら、日本固有の文化としてハイブリットした世界に類を見ない文化なのです。


まず、この作品。ウサギさん達が、饗応の準備で酒肴(しゅこう)を運んでいます。(甲巻:平安時代)






ウサギ組とカエル組が争う賭弓(のりゆみ)の儀式(賭弓:平安時代の年中行事。勝者には賞品があたえられる)。(甲巻:平安時代)






こっちは蓮の葉っぱで作った弓の的です。(甲巻:平安時代)






 審判役のキツネさんが長い尻尾を旗のように振りながら『ここに当ててね』って言っています。

カエルさんの御本尊を拝むお猿さん。御本尊の左横にはフクロウさんが。(甲巻:平安時代)






 本当に能天気で明るくって、とても愉快ですね。

 よく、こういった作品は権威とか信仰とかいった格式ばったものをカリカチュアライズしたものだという人がいますが、私はそうは思いません。

 こういった闊達(かったつ)で大らかなユーモアにあふれたものとして、仏性の宿る生き物を描いていることがとても微笑ましいし、この作品が国宝だということに、私は大きな価値を見出します。

一方人物戯画もあります。


囲碁に興じる人たちと、お母さんとハイハイする赤ちゃん。(丙巻:鎌倉時代)






 賭けているので、負けた人は賭けた服を取られ、身ぐるみはがれて裸の大将です。
 
 賭けごとというのは夢中になるとすってんてんになってもまだやりたい中毒性のあるものだということは、この絵の描かれた鎌倉時代もそのずっと以前からも変わらないのですね。

 なんか、日本には、いまだにカジノがどうこう言っている愚かな政治家が大勢いて、嫌になります。

首引きをやっています。(丙巻:鎌倉時代)






 お互いの首にひもをかけて引っ張りっこをするんだねえ。むち打ちにならないかとっても心配。ハンマー投げの室伏広治選手なんて、あの首の太さだから、これをやったらば無敵だろうねえ。

こちらでやっているのは耳引きです。(丙巻:鎌倉時代)






 お互いの耳に紐をかけて、引っ張ってお相撲をするのです。痛そうだねえ。
 
 松本伊代さんのような耳の大きな人は、有利なのかな不利なのかな?

 なんか、いまだにテレビのバラエティー番組で似たようなことをやっているのです。人間は進歩しないねえ。

 画像に図録とか使うといろいろとややこしそうなので、よそから画像を引っ張ってきています。

 修復前の物もあるので、実物はもっときれいです。

 本来、平安鎌倉時代の絵に著作権などありません。3次元の彫刻や仏像などの立体造形は、写す角度やレンズの選定、被写界深度や露光、トリミング、照明や陰影の処理などに創作意図が介在するため、撮影者に著作権が発生するのは理解できるのですが、二次元の作品で歴史上の作品に著作権なんてありえないと思います。

 そういえば、私が東洋陶磁美術館で撮影した3次元の陶磁器がURLも引用元も提示されずに、他の方のブログで思いっきり使われていました。

 ということで、最後は図録を買います。

 税込みで2600円しますが、鳥獣戯画全巻の蛇腹折の豆本もついていて充実した内容なので、お勧めです。でも重いしかさばるのが難点だねえ。

 会場の中でお土産売り場が一番熱気があるのは、展覧会の常です。

 図録はレジで渡しますと書いてあったので、レジの長い行列に並んでいて壁を見ると、図録だけ買う人は出口の売り場で買ってくださいという張り紙があったので、出口の売り場に行ったらば、ひとりおばちゃんが、図録以外のお土産をこまごまと沢山ここに持ち込んで会計をしているのです。

 支那語を話しています。

 土産売り場でレジをしてくださいって突っ返してよお!

 ルールをちゃんと守って並んでいるお客さんに悪いでしょ。どこまで支那人に甘いのでしょう。ただでさえマナーが悪いのに、そんなことを許していいわけ?

 それで、その一人だけのために結構待ちました。図録だけ売る対応しかできていないので当然です。

 あと、係の人に、並んでいることについて、ぶうたらぶうたら無理な文句を言っているおじさんは思いっきり大阪弁だったし。

 ということで、私はこれだから人混みは苦手です。

 作品自体はとても見ごたえがあるので、機会があればぜひご覧になってくださいね。

京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展に行ってきたよ。(上) 【ファイルA19】2014.11.01 

【ファイルA19】2014.11.01 京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展に行ってきたよ。(上)

国宝とはいえ、漫画を見るのに、90分時間並んだよお!。

修理完成記念 『国宝 鳥獣戯画と高山寺』のチラシ






 2014(平成26)年10月7日(火)~11月24日(月・休)
 京都国立博物館 明治古都館(本館)
 
 HPはこちら。行かれる方は、あらかじめ情報を確認してから行ってくださいね。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/exhibition20141007.html

 大混雑する紅葉シーズンの前、京都に行ってきました。

 まずは、今開催中の京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展について。

 この展覧会は、前期と後期で一部の展示作品、場面を入れ替えるので、鳥獣戯画全巻を見たい人は2回行かなければなりません。それで、先に掲載しないとまずいので、他の書きたいことより優先しますね。

 前期=10月7日~11月3日、後期=11月5日~11月24日

 それで、私が行ったのは、前期。

 当然混むと思って、土日祝を避けていったのですが、いきなり嫌な予感。

 京都駅前で、観光案内の人に、国立博物館に行くにはどのバスに乗ればいいか聞くおばちゃんグループがいらして、バス停は行列ができています。

 博物館についたら、やはり長蛇の列。





 館外で70分並んで、館内で20分並ぶんだって。合計90分!うへえ!





 お金を払ったし、看板も見たからこれで勘弁してよお!





 ブログに書きたいので、そういうわけにもいかず、並びました。

 今回の展覧会は京都国立博物館HPによると、こういうことのようです。

 ※    ※    ※

展覧会の見どころ

絵巻の中でも最もよく親しまれ、世界的にも知られる国宝「鳥獣人物戯画」(高山寺蔵)。この展覧会では、朝日新聞文化財団の助成による修理が完成したことを記念して、甲巻から丁巻までの4巻すべてを公開します。あわせて、高山寺中興の僧・明恵(1173~1232)に関わる資料や、国宝「華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)」(高山寺蔵)などの名宝の数々をご紹介します。

その1 平安時代のジャパニーズ・ファンタジー

 時代を超えて親しまれてきた国宝「鳥獣人物戯画」は、甲巻、乙巻、丙巻、丁巻の4巻に分かれて伝わっています。

 それぞれ長さ10メートルにおよぶ絵巻物です。

 とくに平安時代に描かれた甲巻と乙巻は秀逸で、甲巻に登場する兎や猿、蛙の人間のようなしぐさからは、かれらの話し声まで聞こえてくるよう。まさに中世日本のファンタジーの世界、現代の漫画の原点といえるでしょう。

 乙巻は動物図鑑のようで、馬や牛といった身近な動物から、麒麟や龍、獏などの想像上の霊獣が自然の景観の中に次々と現れ、ひとつの物語のように展開しています。

その2 修復完了後、国宝 鳥獣人物戯画四巻すべてを初公開

 描かれてから800年が経過した鳥獣戯画は、劣化や損傷に悩まされていました。和紙そのものの劣化や退色、小さな焦げ跡や虫食いの跡、江戸時代の修理で使用された裏打ち紙の雲母が絵に付着した例などです。

 今回の保存修復は、朝日新聞文化財団による文化財保護助成事業の第1号として実施され、平成25年(2013)3月に4年がかりで完了しました。本展は、修復作業中の新発見を紹介しながら、修理後の全4巻を初めて一挙に展示する稀有な機会です。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

 暇なので、ウォークマンで全曲約80分のブルックナーの『交響曲第8番』を聴きながら並びます。足がだるいねえ。

 仲よしな年輩の御夫婦が多いねえ。さすがは京都で、着物を着た女性も並んでいます。

 黒い服の係の方がトランシーバーみたいので連絡をとりあっています。これだけの人をさばくのは、大変だねえ。

 快晴で結構暑くてまいりました。

 飛行機雲が青空を切り裂くように鮮明に見えます、





 トイレで抜けたくなったらば、前後に並んでいる人に、声をかけて入り口横のトイレをご利用くださいって、うへえ!

 それで、数分ずつ数十人単位で入るという入場規制で、70分ほど並んで、やっと館内に入って、

まず、世界文化遺産、栂尾山(とがのおさん)高山寺(こうさんじ)の収蔵物を見ます。

 世界文化遺産、栂尾山 高山寺のHPはこちら。
http://www.kosanji.com/index.html

 高山寺は京都市右京区栂尾(とがのお)にある古刹である。創建は奈良時代に遡るともいわれ、その後、神護寺の別院であったのが、建永元年(1206)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興した。

 鳥獣人物戯画、日本最古の茶園として知られるが、デュークエイセスの唄「女ひとり」にも歌詞の中に登場しています。

 また、川端康成、白洲正子や河合隼雄の著書にも紹介されています。(以上引用終わり)

鳥獣戯画は、高山寺に伝わる国宝なので、高山寺の他の貴重な宝物も鑑賞できるという塩梅になっています。

小さくて、きれいな神様がいらっしゃいました。


重文 白光神造(びゃっこうしんぞう)

 木造彩色 像高42.3㎝





 (高山寺HPより)

 嘉禄元年(1225)、寺の鎮守として、善妙神・白光(びゃっこう)神・春日明神の3社が建立される。8月15日に善妙神像・白光神像が奉納され、翌日、開眼供養が営まれた。

 それが現存する善妙神像と白光神像である。

 3社の中央に据えられた白光神は天竺雪山神といわれ、インド・ヒマラヤの神である。梵名、欝多羅神(うったらかしん)。

 清浄な白身・白衣は雪山を象徴する。十二神の随一であり、3社の上下は、白光神・春日明神・善妙神の順とされた。神像を収める厨子(鎌倉時代)も重要文化財である。(以上引用終わり)
 
 とても小さな神様なのですが、細密な超絶技巧でもって、作られています。海洋堂の神ワザのフィギュアも真っ青です。

 ちいさくて可愛くて、細密繊細という日本の技能者の技と匠はずっと受け継がれているのですね。

こっちは神鹿の御夫婦です。

重文 神鹿(しんろく)

  鎌倉時代 木造彩色 牡鹿(左):像高51.3㎝ 牝鹿(右):像高46.5㎝




 (高山寺HPより)

 狛犬と同様、阿吽(あうん)形の雌雄1対をなす。耳を立て口を閉じている(吽形)のが雄、耳を寝かせ口を開いている(阿形)のが雌である。

 雄の額には枘(ほぞ)差しが見え、狛犬同様有角だったのであろう。明恵の春日信仰に基づき、没後3年の文暦2年(1235)、東経蔵(現石水院)に春日・住吉両明神の御形像が安置される。

 その際に、春日社の神の使いとされる鹿が、狛犬にかえて置かれたものである。膝を折る鹿の姿は、春日社を参詣した明恵に跪いた鹿の逸話(明恵上人神現伝記、春日権現験記絵巻など)を想起させる。

 類例の少ない動物彫刻で、湛慶作ともいわれる。(以上引用終わり)

 奈良公園にいらっしゃる春日大社の鹿の人たちも、神鹿(しんろく)ですよね。

 とっても可愛いねえ。日本人は昔から可愛いものが好きだねえ。

国宝 明恵上人樹状座禅像(みょうえしょうにんじゅじょうざぜんぞう)。

紙本着色 縦145.0㎝ 横59.0㎝





同部分。(図上の賛)





同部分。(明恵上人)





 (高山寺HPより)

  明恵(みょうえ)は貞応元年(1222)に栂尾(とがのお)へ還住(かんじゅう、げんじゅう:もとの場所にかえって住むこと)し、最晩年を過ごす。

 高山寺の後山、楞伽山 (りょうがせん)には、上人坐禅の遺跡【華宮殿(けきゅうでん)、羅婆坊(らばぼう)、縄床樹(じょうしょうじゅ)など】が今も残る。

 華宮殿の西に二股に分かれた一株の松があった。縄床樹(じょうしょうじゅ)と名付け、常々そこで坐禅入観したという。図上の賛によれば、この絵は縄床樹に座る明恵を描いたものである。明恵の近侍、恵日坊成忍(じょうにん)の筆といわれ、明恵の人となりをよく伝える。

 背景には松、岩、藤、小鳥、栗鼠(りす)などが配される。肖像画にしては人物が小さく、人と自然とが拮抗しつつ調和している。

 画面構成が羅漢図に似通い、宋画の影響が見られるという指摘がある。(以上引用終わり)

仏教の教えは『草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ:涅槃経の言葉)』といって人間や動物は勿論、草木など生きとし生けるものは皆仏性(ぶっしょう)が宿っているのです。

それにしても、肝心のお上人様の姿が小さく描かれている肖像画というのは!

この絵からも、明恵上人は『草木国土悉皆成仏』の思想を実践した高僧だったということがわかります。


同じような思想をもった偉人に、イタリアはアッシジの聖人フランチェスコさんがいらっしゃいます。


 フランチェスコ(伊:Francesco d'Assisi、ラテン語:Franciscus Assisiensis、本名 ジョヴァンニ・ディ・ピエトロ・ディ・ベルナルドーネ Giovanni di Pietro di Bernardone、1182年 7月5日 - 1226年10月3日)さんは、フランシスコ会(フランチェスコ会)の創設者として知られるカトリック修道士です。

 フランチェスコさんが求めたものは異端を帰順させたり、いかがわしい聖職者を断罪することではなく、ただ神を讃美し、小鳥やオオカミなどをふくむ神のあらゆる被造物を自分の兄弟姉妹のように愛し、福音を伝え、単純と謙譲の道を歩むことでした。

 フランチェスコさんは、ウサギ、セミ、キジ、ハト、ロバ、オオカミに話しかけて心がよく通じ合ったといわれます。

 魚に説教を試み、オオカミを回心させた伝説が知られ、とくに小鳥に説教した話は有名である。『聖フランチェスコの小さい花』にも、説教を聞く者がいないときフランチェスコは小鳥を相手に説教したという逸話が収載されており、同様の伝承は数多く伝えられているそうです。

 ちなみに、アメリカ、カリフォルニア州のサンフランシスコは、『セント・フランチェスコ(アッシジの聖フランチェスコ)』さんの英語読みで、有名なこの方に因んで名づけられているのです。

明恵上人とアッシジの聖フランチェスコさんは、万物に仏性、神性が宿っているという思想において共通しています。


そういったことが御縁で、1986年11月4日に京都栂尾高山寺とアッシジの聖フランチェスコ教会は兄弟教会の縁組を結びました。

とても素晴らしいことだと思います。

 これらを観るだけでも値打ちがあるねえ。

ところで、20世紀の大作曲家オリヴィエ・メシアンさん(Olivier-Eugène-Prosper-Charles Messiaen)の作曲した6時間を要する歌劇『アッシジの聖フランチェスコ』という作品がありますが、この作品の世界初演は、1983年11月28日にメシアンさんと親交があり絶大な信頼を寄せる世界的大指揮者の小澤征爾さん指揮でパリのオペラ座で行われました。

私はこのことに、なにか因縁めいたものを感じます。


 (下)に続きます。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268715.html

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