FC2ブログ

 『京名物 いもぼう 平野家本家』に行ったよ。 【ファイルF61】2014.12.21

【ファイルF61】2014.12.21 『京名物 いもぼう 平野家本家』に行ったよ。

一子相伝(いっしそうでん)の海老芋(えびいも)と棒鱈(ぼうだら)の老舗(しにせ)だねえ。


 京都の食を代表するお味といえば、『京名物 いもぼう 平野家本家』さんが有名なのですが、私はどういうわけか、まだ行ったことが無かったので、今回は満を持して伺いました。

『京名物 いもぼう 平野家本家』






 場所は、京・東山祇園円山公園(ひがしやまぎおんまるやまこうえん)内【八坂神社(やさかじんじゃ)北側】にあります。

『京名物 いもぼう 平野家本家』さんのHPはこちら↓。

http://www.imobou.com/

『※「いもぼう」は商標登録いたしております。』『近くによく似た名前の店がございますが、当店とは異なりますのでお間違いの無いようにお越し下さい。』とあるので、「いもぼう」を出す類似店があるのでしょうね。

京都の有名な老舗で頼山陽、富岡鉄斎といった文人墨客(ぶんじんぼっかく)に愛され、『文豪・吉川英治先生に「百年を伝えし味には百年の味あり」とお褒め頂き、ノーベル賞作家・川端康成先生が「美味延年」と記され、また推理小説作家・松本清張先生には小説の舞台として登場させて頂いております』

 ということです。これだけで恐れ入りますよね。

川端康成先生が揮毫(きごう)の『美味延年』の書【『いもぼう平野家本家』HPより】





 
 これは、川端康成さんがノーベル賞を受賞した記念に立ち寄り、いつになく上機嫌で、十三代当主多造さんの目の前で揮毫したものなのだそうです。

 文士の方は結構悪筆な人が多くて、石原慎太郎さんの字なんて、普通の編集者には読めなくて、解読可能な専属の編集者の方がいらっしゃると聞いたことがあるのですが、さすがは川端康成先生。立派な書を書かれますね。

 庭に面した御椅子席に案内されましたが、お庭の様子が暗いのでよく見えません。座敷もあるそうです。

 私は中途半端な時間に行くのがモットーなので、混んではいませんでしたが、上品なご婦人のグループや、良い歳の召され方をなさったなあと思われる、年配の御夫婦など、とても大人の雰囲気です。

 私は旅行先でわざわざマクドナルドに行って、若い子の様子を観察するのも好きなのですが、こういう落ち着いた佇まいのお店も良いですよね。

お食事を注文すると、まず、お茶と一緒にお菓子が出てきます。

 




 お皿に小さなクッキーボールが一粒。

 さくっと歯ごたえがある、甘くてミルキーなお味です。

 お会計の際に、このお菓子の正体が分かりました。

『いもぼうる(登録商標)』






 レジでも売っていて、サンプルとして、良かったら買ってね。ということらしいのです。

 HPにはこう説明がなされています。

 『特選やまと芋を使用、サックリとした当店特製焼き菓子で半世紀振りに復活。老若男女を問わずご好評頂いております。700円~(税別)』

 お芋のクッキーなんだねえ。

それで、注文した『月御膳』が出てきました。






『月御膳』は、いもぼう、祇園豆腐、小鉢、梅椀(吸物)ごはん、香の物で、2,400円(税別)也のリーズナブルな御膳です。



まず早速、主役で、ここの名物『芋棒(いもぼう)』にご登場願います。






海老芋(えびいも)と棒鱈(ぼうだら)で『芋棒(いもぼう)』ということです。


 ジャガイモの食感もっときめ細かく、上品にしたような食感です。

 少し里芋風の粘りのある歯ごたえなのですが、すっと歯が入ります。中まで均質に火が通り、味も染みています。

 あえて味を例えるなら、焼き芋や、栗きんとんを連想させるような甘みがあって、これに、甘辛く煮しめた鱈の味が良くマッチしています。

 棒鱈の味付けは、やはり京名物のにしんそばの鰊と、共通したところがあります。

 棒鱈(ぼうだら)が噛むと身がはらりと崩れます。

 どちらも時間と手間をかけて出来ていることが分かります。

もともと、海老芋はこんな形のお芋です。【『いもぼう平野家本家』HPより】






店の前のショーウインドーには、大きな棒鱈(ぼうだら)が飾ってありました。






北海道産の鱈です。


『いもぼう』の由来はこうです。


江戸の中期、元禄から享保にかけて青蓮院の宮様にお仕えしていた、平野家初代・平野権太夫さんはお勤めの傍(かたわ)ら蔬菜(そさい)や御料菊の栽培をしていました。

青蓮院(しょうれんいん)というのは、京都市東山区粟田口(あわたぐち)三条坊町にある天台宗の寺院で、青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)とも称することがあります。山号はなく、開基(創立者)は伝教大師最澄。

 ちなみに、現在の青蓮院門主(住職)は、旧東伏見宮家(ひがしふしみのみやけ)の東伏見慈晃(ひがしふしみ じごう)様と書こうとしたら、この方は、今年平成26(2014)年の1月1日に、103歳の御長寿で遷化されておられるので、今は代替わりしているはずです。

それで、平野家初代・平野権太夫さんがお仕えなさっていた青蓮院の宮様がどなたなのか、青蓮院の歴代門主をWikipediaで調べてみると、


年代的に、元禄年間 (1688~1704)から享保年間(1716~1735年)の間ですから、青蓮院宮尊祐法親王(しょうれんいんのみやそんゆうほうしんのう)殿下ではないかと思われます。

 青蓮院宮尊祐法親王殿下は、江戸中期の親王で青蓮院門跡。伏見宮邦永親王第二王子。霊元天皇の養子。名は庶康。幼称は寛宮、字は義啓。親王宣下を受けられ得度、天台座主となられ、一品に叙せられました。

 書を能くし、延享4(1747)年薨去なさっています。享年五十一。

ある時、この、青蓮院宮尊祐法親王(しょうれんいんのみやそんゆうほうしんのう)殿下が九州御幸(みゆき)の折にお持ち帰りになった唐芋(とうのいも)を祇園円山(ぎおんまるやま)の地で栽培したところ、京の地味にかなって立派に育ち海老に似た独特の形と縞模様を持った『海老芋(えびいも)』となりました。


権太夫さんは、この海老芋と宮中への献上品であった北海道産の『棒鱈(ぼうだら)』という“出会い”の食材とを一緒に炊き上げる工夫を重ねることによって京の味『いもぼう』を考案します。

このように全く異なる性質の素材同士を組み合わせ、お互いの性質をうまく作用させる京料理のことを、京都の人は『出会いもん』と呼ぶのだそうです。

『いもぼう』は、厚く面取りした海老芋と、一週間余りかけて柔らかく戻した棒鱈を丸一昼夜かけて炊きあげます。


棒鱈を炊くときに出る膠質(にかわしつ)は海老芋を包んで煮くずれを防ぎ、海老芋から出る灰汁(あく)は棒鱈を柔らかくするという理にかなった素材の性質が組み合わさって、味の相乗効果を生み出すのです。

この独特な炊き方を平野屋さんでは、『夫婦炊き(めおとだき)』と呼び、一子相伝【いっしそうでん=学問や技芸などの秘伝や奥義を、自分の子供の一人だけに伝えて、他には秘密にして漏らさないこと】で継承しているのだそうです。

 つまり、平野屋本家当主を継ぐ人だけが、他では真似の出来ない本来の『いもぼう』作りの技を知ることが許され、それが約300年に亘って連綿と受け継がれているのですね。

それで、いもぼうでご飯が進みます。






 やはり、日本人はご飯だねえ。

香の物は、関西では忘れてはならない昆布と、酸味の効いたお漬物です。






小鉢は、ゴマであえたこんにゃくで、箸休め。






京豆腐に吉野葛のトロ~リあんをかけた祇園豆腐です。






 辛子が載っていて辛いのでかき混ぜてくださいとお店の人に言われたのですが、それほど辛くありません。


 吉野葛が絡んだお豆腐をそのまま食べると、薄味で少し頼りが無いので、吉野葛のとろみのあるお汁をを飲みながら一緒にお豆腐を食べると丁度良い塩梅でした。

 お吸い物を食します。





京のお吸い物に欠かせない湯葉とさっぱりした三つ葉と味の程よく染みたしいたけや、ぷりぷり蒲鉾を食べたらば、


あらびっくり。







瓢箪(ひょうたん)の形の卵焼きが現れました。こういった趣向で目を楽しませてくれる京都の洗練された文化がお洒落ですね。


店の前のショーウインドーには、だし巻き卵のサンプルが飾ってありましたが、この段階で既に断面が瓢箪(ひようたん)の形をしているのですね。






 お上品な卵を食べて汁を飲むと、最後にほのかなゆずの風味が。

瓢箪が平野屋さんのトレードマークなのですね。






瓢箪といえば、真っ先に豊臣秀吉公の馬印(うまじるし)「千成瓢箪(せんなりびょうたん)」が思いかぶのですが、ここの瓢箪の由来はそれではないようです。


大黒囊(だいこくのう)【『いもぼう平野家本家』HPより】






これは、平野屋さんに代々伝わる瓢(ひさご)の置物なのだそうです。

 十一代粂蔵さんが壊れていた箱を作り直し、その謂(いわ)れを箱に書き記したと伝えられているそうです。 その姿は下膨れで安定性があり、口は小さく可愛らしく、その名の様に大黒様が背負っている袋の様にみえます。

大黒様は、五穀豊穣・子孫愛育・出世開運・商売繁盛の神様だから縁起が良いのですね。

そういえば、お椀のフタの内側にも瓢箪が。






お座布団にも瓢箪が。






御手洗いに向かう通路の壁に大きな木がはめ込まれていました。【写真は『いもぼう平野家本家』HPより】






樹齢約200年の椋(ムク)の樹で、長い間、平野屋さんの歴史をずっと見守り続け、今も元気に生長し続けているのだそうです。


舟板に書かれた古い看板【写真は『いもぼう平野家本家』HPより】






 舟板の古材に書かれた古い看板で、昔使用していたそうです。

 船というと、高瀬舟かな?それとも三十石船(さんじっこくぶね)か、はたまた北前船(きたまえぶね)か・・・。棒鱈を運んできた船なのかな?廃物利用した看板に歴史を感じますね。

 ということで、『京名物 いもぼう 平野家本家』さんでした。
スポンサーサイト



アベノミクスはカブノミクス(その1) 【ファイルE 81】2014.11.23 

【ファイルE 81】2014.11.23 アベノミクスはカブノミクス(その1)

ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その22)

前回は、消費税8%のままでも日本経済は崩壊!!(上・下)について書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55300820.html

 それで、現在、まあとんでもない時期に全く意味のない選挙をやっているわけです。

 明日が投票日ですが、まったく・・・。

今回の選挙は自民党安倍政権の

① 消費増税延期と

② アベノミクスの評価

 の信を国民に問う選挙ということになっています。

①消費増税延期ということならば、

消費税法

 (昭和六十三年十二月三十日法律第百八号)
 最終改正:平成二六年六月一八日法律第七二号

の条文を見てみると、

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S63/S63HO108.html

附則の第十八条にこうあります。

↓    ↓    ↓

(消費税率の引上げに当たっての措置)

第十八条  消費税率の引上げに当たっては、経済状況を好転させることを条件として実施するため、物価が持続的に下落する状況からの脱却及び経済の活性化に向けて、平成二十三年度から平成三十二年度までの平均において名目の経済成長率で三パーセント程度かつ実質の経済成長率で二パーセント程度を目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるための総合的な施策の実施その他の必要な措置を講ずる。

2  税制の抜本的な改革の実施等により、財政による機動的対応が可能となる中で、我が国経済の需要と供給の状況、消費税率の引上げによる経済への影響等を踏まえ、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討する。

3  この法律の公布後、消費税率の引上げに当たっての経済状況の判断を行うとともに、経済財政状況の激変にも柔軟に対応する観点から、

第二条及び第三条に規定する消費税率の引上げに係る改正規定のそれぞれの施行前に、経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標を確認し、前二項の措置を踏まえつつ、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。

↑    ↑    ↑(以上引用終わり)

これが消費増税の根拠法である、消費税法の、いわゆる『景気条項』と言われているものです。

もう法律で、ちゃんと我が国の『経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる』

 とあるので、

わざわざ無駄な選挙をして国民の信を問わなくても、安倍内閣の判断で、この法律に則って、消費増税を延期すればいいのです。

条文では、『延期』どころか『停止』まで、内閣が判断して行っても良いことになっているのですから。

こんなことで、いちいち国民の信を問うのなら、それこそ、景気がまだ回復していない状況で5%から8%に消費増税を行おうとした際に解散総選挙をすべきだったのです。

どうして、反対があった増税実施の時に選挙をせずに、賛成する人が圧倒的多数である消費増税延期の時にわざわざ衆院解散総選挙なのか訳が分かりません。

だから、そもそもこの選挙に大義なんてありません。

本当に馬鹿馬鹿しいったらないのです。


ところが、安倍首相はどさくさに紛れて、こういうおかしなことを言い始めました。


首相官邸HPより

平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見

http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/1118kaiken.html

 ※    ※    ※

【前略】

(記者)
 西日本新聞の宮崎です。
 今回の解散については、野党のみならず、与党や、それから国民からも大義がないという批判があります。今、総理は税制という重大な決断をした以上、国民に信を問うとおっしゃいましたが、7-9のGDPの速報値が市場予想を大きく下回るマイナス1.6ということもあり、

法律どおり、景気条項にのっとって増税を先送りして、それを国会で諮れば、野党の方もほとんど先送りには賛成しているわけですから、その方が選挙で政治空白をつくるよりもいいのではないかと、経済対策に選挙で空白をつくるよりも、今は経済対策に専念すべきではないかという声があります。

こうした手段をとらずに、あえてこの時期に解散で民意を問う理由を御説明ください。


(安倍総理)

 まず、申し上げておきたいことは、ではなぜ2年前民主党が大敗したのか。それは、マニフェストに書いていない消費税引き上げを国民の信を問うことなく行ったからであります。

 平成24年1月、我が党の総裁であった谷垣総裁の代表質問を覚えておられるでしょうか。

 税こそ民主主義である。まさに議会制民主主義は、税とともに歩んできたのです。その税において、公約に書いていないことを行うべきではない。我々は解散総選挙を要求しました。私たちは、先の総選挙において、3党合意に従って3%、そして2%、5%から10%へ引き上げるということをお約束してまいりました。

18カ月間の延期、さらには29年4月には景気条項を外して確実に上げる、これは重大な変更です。そうした変更については、国民の信を問う、当然のことであり、民主主義の私は王道と言ってもいいと思います。

 




 そして、まさに3年後消費税を2%引き上げていくというお約束を新たにいたしました。その状況をつくっていくためには、三本の矢を、成長戦略をしっかりと推し進めて、景気をしっかりと回復させ、賃金を上昇させていかなければいけません。
 
 こうした政策を進めていくためにも、国民の皆様の理解が必要です。国民の皆様の御協力なくしてこうした成長戦略のような困難な政策は前に進みません。だからこそ、私は税制において、そして、この成長戦略を進めていく上において解散総選挙をする必要がある。国民の皆様の声を聞き、国民の皆様とともに進んでいきたい。そのことによって確実に3年後に私たちは、消費税引き上げの状況をつくり出すことができると考えたわけであります。

↑   ↑   ↑

 ※    ※    ※(後略、以上引用終わり)

西日本新聞の宮崎記者の至極真っ当な質問に、安倍首相はこう答えているのです。


『18カ月間の延期、さらには29年4月には景気条項を外して確実に上げる、これは重大な変更です』


つまり、安倍首相が今回の選挙で信を問いたいのは『10%消費増税を引き延ばして良いか?』ではなく、


『29年4月には消費税法の景気条項(附則18条)を削除して、経済状況がどんなに悪化しても、確実に上げても良いか?』ということなのです。

今から2年半後の29年4月には、東日本大震災級の大災害が無い限り、どんな不景気で国民が塗炭の苦しみを味わおうと、8%から10%への消費増税を実施すると確定しようというのです。


それを、あたかも、消費税引き上げを延期するということで、『国民に対する恩恵』を施すかのように偽装しているのです。


どうして、来年10月の消費税増税じゃいけないのか?どうして延期するのか?

前回の記事にあるように、7-9月期のGDPが、前期、4月-6月期に比べて1.6%減っている。つまり消費増税によってGDPが落ち込んでいるから、来年10月に予定していた消費税10%への増税を延期しようと安倍首相は説明しているわけです。

前回の記事で『4月の消費増税で日本経済がとんでもないことになった』とご説明したGDP1.6%減という数値が、

つい先日、マイナス1.9%減と、更にマイナス3ポイントも下方修正されたのですから、本当に大変なことになりました。


ほとんどのエコノミストが上方修正が見込まれると言っていたにもかかわらず、

まさかの下方修正(というか私は下方修正もありだと思っていましたが)。

本当に、世のエコノミストというのは役に立ちません。

でも、今回はGDP1.6%減の数値が発表された時ほど騒ぎになっていないのです。

財界は黒田日銀が2014年10月31日付けで発表した『量的・質的金融緩和』によって、株価が上がるという飴をしゃぶらされているからです。↓

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2014/k141031a.pdf

↑(それにしても、日銀って、国の機関であるにもかかわらず、元号じゃなくて西暦表示なのですね。だから外資の手先だって言われるんです)


その中で安倍内閣を盤石にするための、わざとらしい衆院解散総選挙。

アメリカ追従の安倍内閣の延命はアメリカのウォール街が大いに望むところなのです。

ところで、アメリカ合衆国なんて国はもはや存在しません。アメリカ全土がウォール街の植民地なのです。

それで、今回の安倍内閣の10%への消費増税の一年半延期。

つまり、29年4月の増税確定というのは、決して安倍首相が日本国民に増税という負担をかけたくないから、敢えて消費増税のタイミングを政治生命をかけて引き延ばしたというような大層なものではありません。

あたかも、消費増税による財政均衡を要求する外資に抵抗して、国民のために実施時期の延期を断行するのだと。安倍首相は、そういうポーズをとっていますけれどね。


私は、それは絶対に違うと思っています。

なぜなら、アメリカの米連邦準備理事会(FRB)がこういうことをすると言われているからです。↓

 ※    ※    ※

米短期金利先物、2015年9月利上げ開始確率50%に FOMC声明受け

2014年 10月 30日 03:31 JST ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9N0Q402J20141029

 [29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が29日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、資産購入の終了後も相当な期間(for a considerable time)、事実上のゼロ金利を維持する方針を再表明したことを受け、米短期金利先物が下落した。

CMEフェドウォッチによると、FRBが2015年9月に利上げを開始する確率は約50%に達した。

声明発表前は、2015年10月との見方が織り込まれていた。
© Thomson Reuters 2014 All rights reserved.

↑   ↑   ↑

 ※    ※    ※(後略、以上引用終わり)

つまり、10%への消費増税を来年の秋の10月に予定していたのですが、まさに、その時期にウォール街の金融筋は、FRBの利上げを織り込んでいるのです。

 FRBすなわち、アメリカの日銀に当たる(なんとこれが日銀のような国の機関ではなく民間の機関!)

米連邦準備理事会が利上げをすると、

ほとんどゼロ金利である日本の円で持っているより、米ドルを持っているほうが、金利が高くつくので、円を売ってドルを買う人が多くなります。

そうすれば、円安ドル高が加速します。


そうなると、安い円で買える日本の株を外資が買い漁ることが出来るのです。

日本の株価が円安だと上がり、円高だと下がるのは、円安で安く買える日本の株を外資が高いドルを安い円に両替して買いたたき、円高になると、日本株を売って儲けた高くなった円を安くなったドルに両替して儲かるからです。


ですから、この時期に無理に安倍内閣に消費税再増税をさせて、日本を弱らせなくても、ウォール街としては儲かるから良いのです。

今回の4月の5%から8%への消費増税で、日本のGDPはまだ日本に体力のあった頃の橋本内閣の3%から5%の時より大きく落ち込んだのです。

だから、前回ご紹介した藤井内閣官房参与のおっしゃったように、来年の10月に8%から10%への消費増税なんて本当に実施したら、日本の経済は壊滅状態になります。

それで、私は、消費税5%に戻せといっているわけですが、8%消費税のままでも日本経済は大きく毀損されるというのに、来年秋に10%なんて、誰が考えても狂気の沙汰です。

日本は外資にとって金の卵を産む鶏ですから、日本経済を乗っ取るために真綿で首を絞めるようにして弱らせたいのですが、乗っ取る前に絞め殺してしまったら、元も子もありません。


だから、消費増税延期も、景気条項を削除して、2年半後の平成29年4月の10%への増税も、アメリカの了承済みなのです。

というよりも、これは小泉郵政改革選挙と同じ、アメリカの命令なのです。


日本のGDPは悪化しているというのに、日本の株価の指標である日経平均は上げ続けています。


ですから、私は、アベノミクスは、ただ単に日本の株価を釣り上げて、外資を儲けさせるためのカブノミクスであると主張しているのです。


明日の選挙結果は目に見えているので。このことについて、次回以降詳しくご説明させていただきます。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55725988.html

平将門さんの首塚がある地区の再開発だよ。 【ファイルET103】2014.12.11 

【ファイルET103】2014.12.11 平将門さんの首塚がある地区の再開発だよ。

やっぱり、世界的大企業でも祟りは怖いんだねえ。

前回は、首相公邸(旧首相官邸)の幽霊にまつわるお話について書きました↓

【ファイルET102】2014.09.27 首相公邸(旧首相官邸)の幽霊にまつわるお話(下)。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55216635.html

それで、東京の怨霊といえば、平将門公(画像は再掲)。






以前、当ブログにおいて、その平将門公の首をお祀りする首塚について3回にわたって連載しました。↓


【ファイルET63】2012.05 07 平将門の首塚は魔都東京一のパワースポット(上)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53268939.html

【ファイルET64】2012.05.25 平将門の首塚は魔都東京一のパワースポット(中)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53314297.html

【ファイルET65】2012.06.10 平将門の首塚は魔都東京一のパワースポット(下)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/53355022.html

それで、この首塚のある区画が再開発されるというニュースが入ってきました。

 ※    ※    ※

たたりを意識? 大手町再開発、「将門の首塚」は計画外

 上栗崇 2014年12月11日20時05分 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGDC5S17GDCULFA020.html

 三井不動産などは11日、東京・大手町の三井物産本社ビル、旧プロミス本社ビルなど3棟を再開発し、超高層ビル2棟を建てる計画を発表した。敷地の一角にある「将門の首塚」は計画に含めず、周囲は緑地にするという。「撤去しようとしたGHQ(連合国軍総司令部)の重機が横転した」など、たたりがあるという言い伝えがある。

 首塚は東京都指定の文化財で、敷地は都の所有。平安時代の武将、平将門の飛んできた首をまつったとされる。道路に囲まれた四角形の開発予定地の中で、首塚の一角だけが切り取られたように抜け落ちている。三井不動産広報にたたりを意識したか尋ねたところ、「神聖で大切な場所と認識している」と答えた。

 計画では、2万900平方メートルの敷地に41階建て約200メートルと30階建て約160メートルのビルをつくり、オフィスやホテル、コンサートもできる多目的ホールが入る。投資額は約1700億円。(上栗崇)

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ それにしても、この記事を書いた記者の方が “ 上栗崇 さん ”というお名前なんだねえ。

まさか、祟(たたり)さんと読むのではないでしょうね!?

 見出しは平仮名で『たたり』と表記してあるし。

良く見ると『祟(たたり)』じゃなくて、『崇』という字でした。失礼をばいたしました。上栗さん、本当にすみませんでした。でも、パソコンのディスプレイで見ると、区別がつきにくいほど良く似た字なのです。


山口崇(やまぐち たかし)さんという俳優さんがいらっしゃるから、たぶん『たかし』さんなのでしょうが・・・。


それで、以前の記事の首塚の記事の時に掲載した写真を再掲しますね。

首塚の碑の後ろに首塚があります。






首塚の写真(再掲)






皇居の大手濠端、三井物産本社ビル跡などの再開発計画の完成予想図(中央の2棟)【三井不動産作成のものを加工】






再開発の位置関係は、Google マップに落とし込むと、こんな感じなのだそうです。






↑ もう、はなから再開発の地域から首塚の敷地だけ外しているのです。

以前、三井物産のIJPC(イランジャパン石油株式会社)が昭和54(1979)年2月に起こったホメイニ氏のイラン革命で頓挫したのも新社屋を将門さんの首塚の上に建てようとした祟りだと言われたりしたようですし。


つい先日も、三井物産などの他社に金属分野、石油・ガス分野の権益で後れをとった住友商事が、米国のシェールオイルなどで2400億円の減損を負ったばかりです。

総合商社は、その職業柄、常にグローバルなリスクを負っていますから、やはり気になりますよね。↓


 住友商事、「資源」で高値づかみの大失敗
 米国のシェールオイルなどで2400億円の減損
 西澤 佑介 :東洋経済 編集局記者 2014年10月01日
http://toyokeizai.net/articles/-/49340

ということでやはり『さわらぬ神に祟りなし』というお話でした。

やはり、氏神様は大切にしなければいけませんね。

 次に続きます。

京都の『まんぞうハーツ』茹でたて手打ちの『九条ねぎうどん』を食べたよ。 【ファイルF60】2014.12.05 

【ファイルF60】2014.12.05 京都『まんぞうハーツ』茹でたて手打ちの『九条ねぎうどん』を食べたよ。

東山七条にある下町ダイニングだねえ。

京都国立博物館で『鳥獣戯画展』に行ったあと、お昼は鴨川沿いの京阪七条近くにある『まんぞうハーツ』に行きました。

 『鳥獣戯画展』の記事はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268686.html

『まんぞうハーツ』






 大きく、『九条ねぎうどん』と書かれた垂れ幕がかかっています。

 それで、京都のおうどんはどんなのかな?と、それを食べようと思って中に入りました。

なんか、お店に入ったところに火鉢が・・・。






 それで、店内に入ったらば、お客さんがびっしり。

その多くが、タカアンドトシの「欧米か!」の方たちです。アジア系の人もいるはずですが、一目では日本人と区別がつかないねえ。

日本通の外国人ライターが47都道府県の旅行情報を4カ国語で発信する、“JAPAN Tourist”というサイトを始めとして、いろいろと外国のかたが日本の情報を知る手段も増えているようなので、下手をすると、日本人より彼らの方が日本観光の穴場を知っていたりするようです。↓

http://en.japantravel.com/

なんか、欧米の方がうどんを食べているのを見ると、リドリー・スコット監督、SF映画の名作『ブレードランナー』で、ハリソン・フォードさん扮するレプリカント狩りの仕事人“ブレードランナー“であるデッカードが、猥雑な近未来都市の屋台で、うどんを4つ注文すると、日系らしい店主が日本語で『二つで十分ですよ。わかってくださいよ』と答える珍妙なシーンを思い出してしまいます。

 行列はできてはいませんでしたが、食べ終わった人のテーブルの片づけで少し待ちました。

 注文は当然、『九条ねぎうどん』です。例によって、お店の人に写真を撮らせてくださいねとお願いします。

壁には、お店の守り神『仙台四郎』さんと、聖徳太子の旧5千円札が。






仙台四郎(せんだいしろう)さんは、安政元(1855)年頃に生まれた仙台の人です。この人は、実在の人物なのですが商売繁盛の福の神として祀り上げられているのですね。

 仙台四郎さんは、知的障害でほとんど話すことができず「四郎馬鹿(シロバカ)」などと陰口を叩かれることもあったのですが、四郎さんが訪れるお店は、どういうわけか、繁盛するという噂が広まり、行く先々のお店で丁重にもてなされたのだそうです。

 亡くなってからも、商売繁盛のご利益がある福の神としてその写真が飾られるようになったそうなのですが、仙台の福の神さんの写真が、京都のお店に飾ってあるのも面白いねえ。

それで、九条ねぎうどん(980円+税)が到着しました。






身もふたもない言い方をすれば、ネギが多めの素うどんなのですが、そこはそれ、伝統ある京野菜の『九条ねぎ』の実力です。


緑が美しい九条ねぎをアップで撮ります。






うどんを発掘すると、こんな感じ。






 さっそく食べるよお。
 
 京都のおうどんは、お澄ましのようなまろやかな甘辛薄味うす口おつゆです。

 カツオだしが効いていて、それに生姜がなんともいえないアクセントになっています。関西だから、昆布も使っているのだと思います。
 
 麺はコシというより、適度な固さでなめらかでつるるんとしていて、もちもちプルンという感じの噛みごたえです。

 九条ねぎはしゃきっとしていて、ぬめりとろみと柔らかい甘みを含んだおネギです。

 おネギだけで勝負ができるというのが凄いねえ。
 
 おつゆもしっかりいただくことが出来ました。

九条ねぎは京都の伝統的な野菜です。いわゆる京野菜。

 ぬめりと書きましたが、冬の寒さが厳しくなり始めた頃、霜が何度か降りるとこの“ぬめり”が多くなり、甘味が強くなるのだそうです。

 果物でも、厳しい環境なほど甘みが増すと言いますが、京都も盆地だから、寒暖の差が激しくて、結構冬は寒いからねえ。

 東京や大阪が晴れていても、京都のすぐ東の関ヶ原は、豪雪で新幹線がストップしたりするからねえ。

 本来の伝統的な栽培方法では非常に手間がかかるそうです。秋に種を撒き、春に植え替え、夏にはいったん株を掘りだして1ヶ月間天日で乾燥させ、その後また植え付けて晩秋にやっと収穫できるそうです。

 今となっては、この方法で栽培されたものが手に入ればすごくラッキーなんだって。でも、こういうおネギは値段が高かろうねえ。 

 このお店『まんぞうハーツ』は、京都の東山七条ですが、もともと、その南の京都市南区九条地区で獲れたから『九条ねぎ』。

 昨今のラーメン人気等の影響で需要が増え、京都府内においては 八幡市都々城(JA京都やましろ)、京都市淀・久世(JA京都中央)、南丹市八木、京丹後市久美浜(JA京都)などと生産地が広がっているそうです。

 白ねぎと違って、緑の葉に栄養がいっぱい。ガン予防に役立つといわれるカロチンや人間にとって必須なビタミンBなどを多く含み、昔から九条ネギの入った温かいお味噌汁は風邪の妙薬ともいわれてきたそうです。

 たかが薬味とはいえない存在感のおネギのおうどんだったねえ。御馳走さまでした。

プロフィール

眼とろん星人

Author:眼とろん星人
FC2ブログへようこそ!

年別アーカイブ一覧

訪問者カウンダ―

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR