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小保方晴子さんのSTAP細胞について(その98) 【ファイルSI 103】2015.09.30 

【ファイルSI 103】2015.09.30 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その98)

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その5)

“大宅壮一賞記者”毎日新聞社科学環境部須田桃子氏が書いた、「ネイチャー誌が『(STAP)現象が本当ではないことを立証した』」という大嘘記事と、そのニュースソースと思われるポール·ノフラー氏のブログ!!

前回は、↓

◆ (その4) レーン3の切り貼りの指摘は、なんと!ネイチャー電子版公開から、僅か4日と12時間後!!

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55711334.html

↑ という記事を書きました。

実は、今回はそれに関連して、NHKが2015年3月10日(火)放送した『クローズアップ現代論文不正は止められるのか ~始まった防止への取り組み~』について書くつもりだったのですが、このタイミングでまたぞろSTAP叩きのメディアがおかしな動きをし始めたのでそちらを優先します。


今回の連載 『◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドの書き込み。(その1)』から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55693785.html

 『【ファイルSI 06】2014.04.17 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

ということで、今回は例のSTAP論文及び執筆者の誹謗中傷名誉棄損本で第46回大宅壮一ノンフィクション賞書籍部門を受賞なさった毎日新聞科学環境部須田桃子氏のスクープ記事(?)の信じがたく、そして許しがたい大嘘について分析、批判を致します。


その前に、どうやら須田桃子氏の肩書は、“毎日新聞科学環境部須田桃子氏”ではなく、“大宅賞記者 須田桃子氏”になったようなので、今回はそのように呼ばせていただきます。


対談集『文系の壁 (PHP新書) 新書 – 2015/6/16養老 孟司 (著)』の増刷版の帯に、ちゃっかりそう書いてあるので、須田氏はご自身が所属する毎日新聞の出版部門ではなく、わざわざ文芸春秋社から出版した著作が、文芸春秋社が主宰するこの出来レース大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したことが余程誇らしいご様子なのでした。↓










↑ こういうのが、養老孟司東大名誉教授のベストセラー本の表題にもなった、超えられない『バカの壁』の典型なのでした。


須田氏は、あれだけ、個人的にも親切を受け、懸命に誠実に、須田氏からの取材やメールへの回答等、STAPへの理解を求めるための努力の労を惜しまず、なんと入院の病床からもメール応対された、故笹井博士の恩を土足で踏みにじって書いた本が、大宅壮一ノンフィクション賞に受賞したことが、とても嬉しいような、そういうお人柄らしいのです。

↑ この本の主著者で、例の誹謗中傷名誉棄損本に対する書評を書かれた養老孟司東大名誉教授や、以前、故笹井博士の発見された、神経誘引物質で、胚の背腹の位置に関与するコーディン、竹市センター長のノーベル賞級の発見カドヘリンの説明について記事を引用させていただいた、池田清彦氏についても書くべきことがあるのですが、これも別の機会に譲ります。


それで、その“大宅賞記者 須田桃子氏”が毎日新聞にまたまた酷い嘘記事を書きました。↓


 ※    ※    ※





STAP細胞:133回の再現実験ですべて作れず

毎日新聞 2015年09月24日 02時00分
http://mainichi.jp/select/news/20150924k0000m040122000c.html

◇米ハーバード大など、ネイチャーに発表


STAP細胞論文の研究不正問題で、米ハーバード大のグループなどが計133回の再現実験ですべてSTAP細胞を作れなかったとの報告を、24日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

理化学研究所も「STAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)由来だった」との試料解析結果を報告した。


同誌に掲載されたSTAP論文は昨年7月に撤回されており、撤回済みの論文に関する報告を載せるのは異例という。ネイチャーは論説欄で「論文撤回時の説明はSTAP現象が本物である可能性を残していたが、2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。

ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると、再現実験は米国、中国、イスラエルの計7グループが実施。STAP細胞の作製方法は、論文に掲載された以外にも共著者で同大のチャールズ・バカンティ教授らが発表していたが、どの方法でも成功しなかったという。

理研の報告は松崎文雄チームリーダーらがまとめ、既に昨年12月に理研調査委員会が公表した最終報告にも反映されている。松崎チームリーダーは「国際的にも影響が大きかったので、試料の解析結果を科学的論文として報告する必要があると判断した」と説明した。

【須田桃子】


 ※    ※    ※

↑ まあ、なんとよくこれだけの嘘記事を“大宅賞記者 須田桃子氏”は書けるものです。

本人の心積りでは、毎日新聞科学環境部所属と言うよりも、“大宅賞記者 須田桃子大先生”が毎日新聞に寄稿してやったというスタンスなのでしょうが・・・。


『133回追試に失敗したから何?133回という回数とSTAPの有無なんて、ましてや氏が追及している“フリをしている”STAP研究不正とやらはどうやったら結びつくの?』で済む話なのですが、それ以前の事実関係について酷い嘘が含まれているのです。


原文を当たってみると、かなり事実関係を曲解していることが分かります。

毎日記事は、『◇米ハーバード大など、ネイチャーに発表』とあり、『松崎チームリーダーは「国際的にも影響が大きかったので、試料の解析結果を科学的“論文”として報告する必要があると判断した」と説明した』とありますが、“論文”が発表されたわけではありません。

原文に当たれば一目瞭然の嘘を“大宅賞記者 須田桃子大先生”は書かれているわけです。須田氏は“第46回大宅壮一ノンフィクション賞”を受賞なさった訳なのですが、そこから“ノンフィクション”という言葉を省いて、“大宅賞記者”を名乗られているのは、自分が書いているのがフィクションだらけだという御自覚がおありだからでしょうか?

ネイチャー誌原文はこうです。↓


NATURE | EDITORIAL

STAP revisited

Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science.

23 September 2015


↑この表題を見ただけで、ネイチャー誌の、日本の雑誌でいうなら、『編集後記』のような記事に、『STAP再訪(STAP revisited)』というのがあって、その中で、

“Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science”

その後のネイチャー誌自身が報じた二報のSTAP論文に対する自己検証として、STAPに対する論争についての端的な例として二つの有力なレビュー【review(論評・報告)】を掲載・再検討しているだけです。↓

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400





毎日の記事だと、ネイチャー誌に発表された、米ハーバード大などの『論文』や、理研の松崎文雄チームリーダーによる『論文』によってSTAPが存在しないことが立証されたということになっているのですが、そんな『論文』は掲載されていません。


ネイチャーのような科学誌は、公平を期すために、掲載した論文の反対論文の投稿は受付けません。

なぜなら、そういった論文の投稿があったとして、編集段階なり、査読段階で、ボツにしたら、そのメディアに、『自分の面子のためにボツにした』などという色がついてしまい、フェアじゃないからです。

だから、今回のSTA騒動のヒーローにまつりあげられていた理研の遠藤上級研究員は、

2014年3月16日に、STAP論文に対する反対論文ではなく、ES細胞コンタミの分析方法についての論文をネイチャー誌に投稿し、査読に回されることなく編集の審査段階で4月11日にリジェクトされたのです(ボツ原稿扱い)。


リジェクト理由は、『確立した方法ではなく、異なる細胞間の比較には使えない』とあり、遠藤博士本人も、2014年10月1日の別の雑誌の論文投稿における記者会見において、「このリジェクトには納得している」と発言しているのです。【記者会見動画より】

  ↓
【全録速報】 理研・遠藤高帆研究員が記者会見~STAP細胞のデータ解析を説明 2014.10.01
https://www.youtube.com/watch?v=FL9ltGGX1Sk

須田氏もその記者会見に出席し、質問までなさっているのですから、何を考えていらっしゃるのでしょう?


それで、念を押しますが、その二つのレビューは、あくまで、STAPに対する論争の代表的な報告の例示なのであって、再生生物学の研究者や査読者のための便宜に供するための情報提供というもの以上でも以下でもありません。

そういった追試に関する情報提供や科学的論争は科学にとって有益であることは言うまでもないのですが、“大宅賞記者”であらせられるサイエンスライターの方が、そのレビューに対する科学的で素人にも分かりやすい論評を記事とするならともかく、(それがサイエンスライターの役割です)

それをせずに『ネイチャーは論説欄で「論文撤回時の説明はSTAP現象が本物である可能性を残していたが、2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。』って、この編集者の記事のどこに書いてあるのですか?


STAPの不在証明なんて、科学的に不可能ですし。


それが133回の追試で失敗したら、STAPが存在しないという理屈なんて科学的に有り得ませんし、そんなことをもって、『「2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。』なんてネイチャーの編集が書くはずがないのです。


それは、この記事で紹介されている二つのレビュー【two Brief Communications :2つの短い情報(BCAS)】として紹介されているうちの最初のレビューである、

筆頭著者が、Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)であるところの“Failure to replicate the STAP cell phenomenon”というレビューにおいて主張している事なのであって、しかもここにおいても、そんな立証なんてされていません。

まともな科学者やまともなネイチャー編集部がそんな立証ができるなんて言うわけがないのです。


正確を期すために、原文をご確認ください。↓

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400





The main reason is to update the scientific record. The wording of the STAP retraction notices left open the possibility that the phenomenon was genuine. It said: “Multiple errors impair the credibility of the study as a whole and we are unable to say without doubt whether the STAP-SC phenomenon is real.” The two BCAs clearly establish that it is not.

↑ とあるように、この度の二報のレビュー掲載の主たる理由は、“update the scientific record”科学的な記録をアップデート【最新情報を与える】することです。

主に若山博士によって書かれたと思われる、若山博士のミスに起因するドタバタ劇の末に発表された二報のSTAP撤回理由の文言は、あくまで、『全体としてミスが多くて研究の信頼性を損なった不十分な論文なので、こうした複数の過誤は、本研究の全体としての信頼性を損ねるものであり、また、STAP幹細胞に関する現象の真実性を疑いの念無く述べることができない。これらの現象を新たに検証する研究は現在進行中である。しかし、これまでに見いだされた過誤が多岐にわたることから、筆者らは Article と Letter の両者を撤回することが妥当であると考える。』というようにSTAP現象の真実性を持つ可能性への道が開かれているという事に注目し、それについての現状の議論はどうなっているか、有益な情報を提供しようという主旨のものなのです。

 理研によるネイチャー誌STAP論文撤回理由仮訳を参照のこと。↓
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20140702_1/140702_1_5_jp.pdf

↑ ここにあるように、二報のSTAP論文撤回は依然として『STAP現象の真実性を持つ可能性への道が開かれている』ということすら日本のメディアは隠ぺいして、あたかも、STAP論文は小保方博士の捏造による不正論文だから、価値が無いものとして、完全否定したうえで撤回したかのような悪意の虚偽報道を行っていました。


ところが、その撤回理由に対して、

“The two BCAs clearly establish that it is not. ”

↑ とあるように、ここで取り上げられた2つのレビュー(2 BCAs)は、それに対してそのような可能性はないという立場を明快に『establish【樹立=打ち立てる】』している端的な論説だからSTAPをめぐる論争の更新された現状報告として取り上げたということなのです。

それで、“大宅賞記者 須田桃子氏”は、“establish”という言葉を文脈も考えず、恐らくは翻訳ソフトそのまま『立証』と訳しているわけです。

STAPが存在しないということが『立証』されたのなら、それ以下の文章と矛盾するにも関わらず・・・。

そもそも、STAPの不在証明なんて、悪魔の証明で不可能ですからね。

それから、対立する説の片方を『立証された』とか完全に正しいと決めつけるというこのような科学に対する傲慢な態度が、氏御自身のサイエンスライターとしての資質や資格に対する大いなる疑義を生じしめることが、氏には全く分かっていない模様なのです。

とにかく、この“大宅賞記者 須田桃子氏”は、予断や悪意の偏見を持った決めつけが多すぎるのです。


このパラグラフにおいて、ネイチャー誌の編集は、こう結論付けているのです。

“But, ultimately, reproducibility efforts should be peer reviewed.”

↑ つまり、究極的には、“peer reviewed”=【狭い意味の査読ではなく】同分野の専門家による評価や検証によって、再現性への努力がなされるべきだと言っているわけです。

すでにSTAPの再現性など存在しないと『立証』されたのだったら、もう、『同分野の専門家による評価や検証によって、再現性への努力』といった、究極的で科学的な方法は無用なのです。


つまり、ネイチャー誌は、

究極的には科学的な証明は、集団リンチのようなメディア報道やそれに追従する無責任な素人の世論や、明確な意図を持った工作や、“大宅賞記者”というようなサイエンスライターなるものが、恣意的に決めつけるのではなく、

専門の科学のコミュニティーの中での更なる研究や分析、論争のみによって行われるのだという至極当たり前のことを確認したに過ぎないのでした。


それで、毎日の記事は、『ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると、再現実験は米国、中国、イスラエルの計7グループが実施。STAP細胞の作製方法は、論文に掲載された以外にも共著者で同大のチャールズ・バカンティ教授らが発表していたが、どの方法でも成功しなかったという。』とあるので、そちらの著者を見てみると。↓

http://www.nature.com/nature/journal/v525/n7570/full/nature15513.html





↑ ジョージ・デイリー教授の名前が見当たりません。おかしいと思ったら、矢印の『+』マークをクリックしたら、出てきました。↓






ジョージ・デイリー教授は、ラスト・オーサーらしいのですが、こういう場合は、筆頭著者の『Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)ら』と書くべきだと思うのですが、それはともかく、ジョージ・デイリー教授といったら、例の偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 14.07.27で、↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55135349.html





(NHK)STAP細胞は作れるというバカンティ教授の実験室で実験を繰り返してきたが、これまで一度も成功していない。

(デイリー教授)「細胞が緑に光る現象は 確認されています。しかし、それは細胞が死ぬ直前に起きる現象だとみています」

↑ と発言していたハーバード大学のジョージ・デイリー教授です。


それで、理研の松崎文雄チームリーダーの報告は、毎日の記事にも書かれているように『既に昨年12月に理研調査委員会が公表した最終報告にも反映されている』とあります。

ですから、このネイチャー誌の編集者によるSTAP再訪の文章に引用されている二つのレビューについては、日本においては、別に『再訪』するまでもない既知の情報なのです。


それを、“大宅賞記者 須田桃子氏”は、

『STAPは存在しないことが立証されたとネイチャー誌が発表した』という大嘘スクープ記事を、

ネイチャー誌の発表の翌日に、他社に先駆けて毎日新聞に“寄稿”なさっているのでした。


それにしても、ネイチャー誌は、

(A. De Los Angeles et al. Nature http://dx.doi.org/10.1038/nature15513; 2015)とあるように、アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士の『レビュー=BCA』と紹介しているのに、↓

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400

何故、『+』クリックしないと出てこない『ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると』というふうになるのでしょう?


このレビューの著者は沢山いるのです。↓

ARTICLE PREVIEW ←【あくまで、レビューです】

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NATURE | BRIEF COMMUNICATION ARISING


Failure to replicate the STAP cell phenomenon


Alejandro De Los Angeles, Francesco Ferrari, Yuko Fujiwara, Ronald Mathieu, Soohyun Lee, Semin Lee, Ho-Chou Tu, Samantha Ross, Stephanie Chou, Minh Nguyen,Zhaoting Wu, Thorold W. Theunissen, Benjamin E. Powell, Sumeth Imsoonthornruksa, Jiekai Chen, Marti Borkent, Vladislav Krupalnik, Ernesto Lujan, Marius Wernig, Jacob H. Hanna, Konrad Hochedlinger, Duanqing Pei, Rudolf Jaenisch, Hongkui Deng, Stuart H. Orkin,Peter J. Park & George Q. Daley


筆頭著者の『Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)』はこちらの方です。↓

http://www.hms.harvard.edu/md_phd/student/current_trainees08.html





Alejandro De Los Angeles

 Stanford University MD in New Pathway PhD in Biological and Biomedical Sciences 
 Mentor: George Daley, M.D., Ph.D.

“Mentor: George Daley, M.D. Ph.D.”とあるので、デ・ロス・アンゼルス博士は、デイリー博士のお弟子さんのようです。

スペインの有名なソプラノ歌手に、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Victoria de los Angeles)さんという方がいらしたので、メキシコ等のラテン系の方かな?

国際色豊かで、何故だか支那系と思われる名前が目立つのですが、Yuko Fujiwaraさんという日本人のお名前があったのでした。

それで、Yuko Fujiwaraさんは、こういう方のようです。↓

https://connects.catalyst.harvard.edu/Profiles/display/Person/27390





Yuko Fujiwara, PH.D.

 TitleInstructor in Pediatrics
 InstitutionChildren's Hospital Boston
 DepartmentPediatrics
 AddressChildren's Hospital

Yuko Fujiwara氏の執筆論文の共著者のラスト・オーサーとして、しばしば名前が見られるのが、Stuart H. Orkin 博士。

プロフィールはこちらです。

http://www.hms.harvard.edu/dms/bbs/fac/orkin.php





スチュアート・オーキン:小児腫瘍学、DFCI科

ボストン小児病院、ダナファーバー癌研究所 、ハワード・ヒューズ医学研究所/ハーバード幹細胞研究所 (最終更新日:2014年6月19日)

スチュアート・オーキン博士は、造血幹細胞や、ヒトESおよびiPS細胞を用いた初期の小児白血病の研究などをなさっている先生のようです。


Yuko Fujiwara博士とは、ボストン小児病院でご一緒です。


ということで、Yuko Fujiwara博士の名前で検索したら、とんでもない記事に突き当たりました。


またしても、ポール・ノフラー氏のブログです!

http://www.ipscell.com/tag/yuko-fujiwara/









記事冒頭の拡大。






TAG ARCHIVES: YUKO FUJIWARA


New Nature papers debunk STAP cells

Posted on September 23, 2015


注目すべきは、2015.9.23のネイチャー誌発表と同じ日に、ポール・ノフラー氏のブログに、その内容が投稿されているわけです。

というより、題名が“New Nature papers debunk STAP cells”つまり『ネイチャー誌最新号のペーパーは、STAPの嘘の正体を暴露する』とあるわけで、ネイチャー誌が編集者の書いた記事の中で取り上げた2つのレビューのうち、Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)のレビュー(ハーバード大のジョージ・デイリー教授がラスト・オーサー)の共同執筆者であるYUKO FUJIWARA氏から内容は知らされていたのでしょう。

まず、ノフラー氏のブログでは最初に取り上げられ、ネイチャー誌では2番目に取り上げられたレビューの方は、理研の松崎文雄チームリーダーらがまとめ、既に昨年12月に理研調査委員会が公表した最終報告にも反映されているものですから、YUKO FUJIWARA氏から事前に内容を知らされていれば、予定稿を書いて、あとは、ネイチャー誌がどんな意図で、この2つのレビューを書いたか確認したうえで書き足せばいいだけですから、ネイチャー誌発表直後にこのブログはアップできます。


ここに出てくるWGS(Whole Genome Shotgun)について説明いたします。

 【国際連携による癌の全ゲノムシークエンスとスーパーコンピュータ 中川 英刀 理化学研究所 統合生命医科学研究センター ゲノムシークエンス解析研究チームより】↓
http://www.cyber.biotech.okayama-u.ac.jp/Ksympo/Hidewaki%20Nakagawa.pdf

遺伝子解析は、例えば、比較的低廉で容易に行える電気泳動分析によってなされることが多いのですが、


現代では、超大量の DNA 配列を決定する次世代シーケンス技術(Next Generation Sequencing:NGS)とゲノム情報解析技術の爆発的な進歩に伴い、例えば、個人のヒトゲノムの配列約 30 億塩基=3Gb を短期間で決定し、ほぼすべての変異/多型の検出が可能な全ゲノムシークエンス解析(WGS)が比較的安価で迅速に行うことが可能になってきているのです。

こういった、ゲノム=染色体に含まれる遺伝子情報総体の膨大な量の塩基配列を短期間で決定し、ほぼすべての変異/多型の検出が可能な全ゲノムシークエンス解析のことをWGS(Whole Genome Shotgun=ホールゲノムショットガン配列決定法)と言います。


それで、思い出すのが、若山博士がなにを血迷ったか、正体不明の第三者機関なるものに残存試料(要するに現存する実験マウスの幹細胞)の遺伝的由来の解析を依頼し、アクロシンによる影響を誤認し、若山研以外のマウスをあたかも小保方博士がポケットに入れて外から持ち込んだかのような誤解を世間に与える暴言を吐いた、

2015年6月16日の記者会見。


その記者会見中で、若山博士は、さらなる詳しい分析を行うと一千万円以上かかるが、それをするまでもなく、実験マウスは(小保方氏によって?)外から持ち込まれた若山研にはないマウスだと断定していました。

この一千万円以上かかるというのがこのWGS分析だったようです。

実際に、理研の発表の経費報告では、保存試料の分析として1,410万円計上されていますから、これが、ご苦労なことに、これによってSTAPの存非が分かるわけがないWGS分析に要した費用なのでしょう。

それにしても、“大宅壮一賞記者須田桃子氏”は本来的に科学にとって有益な検証実験に大反対し、STAPの有無を調べるには無意味な残存試料・データの分析に異常にこだわっていました。まるで、何者かによる、ES細胞混入を予め知っていたかのように。

これは一体何なのでしょう?


こういう、小保方博士にさらなる濡れ衣を着せることが目的であることが見え透いた、科学の進歩にとって無益な分析をさせておいて、結果として、誰がES細胞を混入したか分からなかったにもかかわらず、石川某なる無責任極まりない理研OBを利用して、小保方博士を犯人扱いし、


逆に科学にとって有益な検証実験【しかしながら、これにおいて、小保方博士に対して酷い人権侵害があり、これは断じて科学の方法ではないと相澤チームリーダーは批判した】について、税金の無駄遣いと大声で触れ回る“大宅壮一賞記者須田桃子氏”なる人物は一体何者なのでしょう?


このような科学とは全く無縁な自称サイエンスライターを、『縁なき衆生は度し難し』とばかりに放置しておいてよいのでしょうか?

巧妙な“政治”によって得た“大宅壮一賞記者”の肩書を振り回して虚言を吐きまくるこの人をどうして、メディアという世間の常識とかけ離れた価値観を持つ閉鎖的な“村”は、彼女を許すどころか、あたかも英雄のように祀り上げているのでしょうか。


それにしてもノフラー氏のブログの『debunk』=de・búnk/di-/ /di-/《口》►vt 〈主張・説など〉のうそ[まやかし,虚偽]をあばく;〈名士など〉の正体を暴露する[すっぱ抜く],…の仮面をはぐ.【リーダーズ英和辞典第3版】という悪意に満ちた表題自体が、本当にこの人たちは科学者なんだろうか?という疑念を起こさせます。


私は、毎日に、この悪質極まりない虚偽に満ちた『飛ばし記事』を書いた“大宅賞記者 須田桃子氏”は、こちらのノフラー氏のブログを元に記事を書いたとしか思えないのです。

頓珍漢な問題提起の勘違いの仕方がまるで同じで、

例えば、ネイチャー誌が、

(A. De Los Angeles et al. Nature http://dx.doi.org/10.1038/nature15513; 2015)とあるように、アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士の『レビュー=BCA』と紹介しているのに、

わざわざ『+』をクリックしないと出てこないラスト・オーサーのハーバード大のジョージ・デイリー(George Daley)教授らの報告によると』というように紹介したのがそっくりそのままだからです。

また、ノフラー氏のブログに書かれている本来は『レビュー』に過ぎない“two new papers”を、そのまま、『論文』と誤訳したのも、“establish”を『立証』と誤訳したのもネイチャーの原文も読まずにノフラー氏のこのブログを孫引きしたからだと考えられます。


それで、その報告が笑わせます。


“In summary, 133 replicate attempts failed to document generation of ES-cell-like cells, corroborating and extending a recent report.”

↑ 要するに、133回追試が成功しなかった、からSTAPは存在しないということ。

私にしてみれば、というか科学的常識から言って、「だから何?」という話なのです。誰が何回失敗したからといって、それが、その現象は存在しない証明にはならないからです。しかも、たかが133回の追試失敗を大げさに取り上げてどういう意味があるのでしょう?


私はネイチャーが、何故このように愚かな編集者の記事で、再現実験を行っている科学者にとって有害無益な二つのレビューが、このタイミングで掲載されたのか理解に苦しみます。ネイチャーの台所事情について、だいたいの目算はついているのですが、これはまた日を改めて機会があれば書きます。


それで、ここで念押ししますが、

これを知らずして、STAPについて語る資格が無い、そもそもSTAP騒動を考えるうえでの大前提ですが、


STAP細胞は継代増殖しないので、残存しておらず、残存試料データの分析によって、STAP細胞の有無の証明は不可能です。それが、そもそも理研が検証実験を始めた大きな理由なのです。


それから、全マスコミが隠ぺいにやっきになっている、以前当ブログで書いた、↓

【ファイルSI 91】2015.07.20 自ら記者会見で質問して得た藪蛇回答を隠ぺいして、事実を捻じ曲げる嘘つき『日経サイエンス』(その11)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55640336.html

↑ で詳しく説明したのですが、


何度でも繰り返しますが、小保方博士の研究不正というデッチアゲは、世界的な天才科学者であられた故笹井芳樹博士の必要かつ十分な記者会見資料により粉砕されたままなのです。↓

 【眼とろん星人が見やすいようにレイアウト加工】
http://www3.riken.jp/stap/j/s3document1.pdf





この資料において、STAP現象が無ければ、存在しない大きな理由として挙げられた光る胎盤のキメラマウスの由来がESマウスによるものであるという、証明は、いまだに、なされていないのです。


桂外部調査委員会、【調査報告書(スライド)】P7 より

http://www3.riken.jp/stap/j/h9document6.pdf





【↑ わかりやすいように、P7『理研による全ゲノム解析結果』に眼とろん星人が注記を付けた。 】

↑ この表で明瞭に分かりますが、現象としてのSTAPがあるとしか考えられない証拠である、と故笹井博士が指摘した、胎盤を光らせたFI幹細胞については、


① 胎盤を光らせたFI幹細胞は細胞株名が不明で、Oct4-GFP(論文記載)残存ストック無し(作成された記録不明)となっていて、ES細胞との関連を示した青線による紐づけがされていません。


それから、ここで注意を喚起したいのは、


追試を試みたい科学者の利便に供するために、相澤チームリーダーがおっしゃっておられた、

「2015年3月に、日本だけでなく世界全体の科学者世界に向かって、今回のSTAP現象の検証実験についてレポートの形で、基礎資料として提供するので、今後、STAP現象の究明を行いたいと思う研究者は、当然おられると思うので、それを利用していただきたい。」

↑ という約束が、いまだに果たされようとする気配すらないことです。


もし、ネイチャー編集者が『STAP再訪』なる記事を書くのなら、STAPの再現実験にとってほとんど無価値な二報のレビューではなく、本来、理研が『現存試料やデータの解析だけでは、STAPの有無の証明は不可能あるという根拠に基づいて実施された、この相澤チームリーダーらによって行われた検証実験の結果についてと、世界の最先端の研究をなさっていた笹井博士の『STAP現象が存在しないと説明がつかない』とした理由について、

いまだに『STAP現象の真実性を持つ可能性への道が開かれている』報告として、この場で紹介すべきだったのです。

それをせずに、なにが、ノフラー氏の言うところの“New Nature papers debunk STAP cells”つまり『ネイチャー誌最新号の報告【レビュー】は、STAPの嘘の正体を暴露する』ですか?


繰り返しますが、このようなろくでもない編集者の記事を書いたネイチャーにも大きな問題があります。


以前、私は2014年12月9日のSTAP検証実験結果の記者会見について記事を書きましたが、

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55403563.html

相澤チームリーダーは、こうおっしゃっています。

『小保方さんが、STAP現象が200回成功してますといった、あの成功しているSTAP現象というのは、どういうものであったかということが問題だと思いますけれども、』

『少なくともGFPを緑色蛍光を発するような細胞塊が出てくるということであれば、本実験でも回数を数えただけで、45回程度やったうち、そのうち、ほどんどの40回以上は緑色蛍光を持った細胞塊は出ています。』

『で、数えたものだけで、それで、全体の実験は勿論、あの100回以上この検証実験だけでも彼女やっていますから、それをもって、緑色蛍光が出た細胞塊というのが出ましたよというということをもっていうのならば、200回以上のSTAP現象の再現はしてますという言い方は成り立つんだろうと思います。』


つまり、相澤チームリーダーの証言では、極めて制約のある条件下での懸命の実験でしたが、ネイチャー論文と比較すれば、少量ではありますが、また、「少量故に分化マーカーが本当に消えているかという検討は、行っていない」という“一定の注釈はつき”ではありますが、小保方博士が担当なさった実験である多能性マーカー(oct4)が発現したSTAP“様”細胞は出来たのです。


失敗したのは、一時は小保方博士がまるで犯罪人であるかのように受け取られかねない暴言を吐いた、事実、マスメディアはまるで鬼の首を獲ったかのようにそう報じた、若山博士その人の分担である、STAPキメラマウスの作成と、STAP幹細胞の樹立とそれによるキメラマウスの作成。それから、FI幹細胞の樹立とそれによる『光る胎盤のキメラマウス胎児』の作成なのです。

なのに、いまだに無根拠で理不尽なメディアという公器を使った虚偽による卑劣極まりない小保方博士に対するバッシング。


読売なんて、もっと酷い記事になっているのです。


 ※    ※    ※

「STAPはES細胞」確定…再現実験全て失敗

 2015年09月24日 05時55分 読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150923-OYT1T50106.html

 STAPスタップ細胞の論文不正問題で、理化学研究所などは、STAP細胞由来とされる試料はすべて、以前から理研に存在していたES細胞(胚性幹細胞)由来だったとする調査結果を24日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 小保方晴子・元理研研究員の研究室に残っていた試料の遺伝子を解析した。理研の外部調査委員会が昨年12月、同様の結論を出しているが、国際的な科学誌に発表されるのは初めて。

 また、米ハーバード大など米、中、イスラエルの7研究室がSTAP細胞の再現に計133回取り組み、いずれも失敗に終わったとの報告も掲載される。

小保方氏らが昨年7月にSTAP論文を撤回した際は、複数の画像の不正が理由だったが、これで、STAP細胞の存在根拠は国際的、科学的に完全に失われた。


2015年09月24日 05時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

ですから、残存試料やデータをいくら解析しても、継代増殖しないSTAP細胞の有無は分からないという初歩の初歩のことが、読売は全く分かっていないのです。


「『小保方氏らが昨年7月にSTAP論文を撤回した際は、複数の画像の不正が理由だったが』、これで、STAP細胞の存在根拠は国際的、科学的に完全に失われた。」

という大嘘がよくぞつけたものです。

↑ 私が上述したように、これは、ネイチャー誌をちゃんと読んでいれば完全に間違いだとわかる大嘘です。


朝日は朝日で酷い報道をしています。

 ※    ※    ※

STAP細胞「真実でないと立証」 英誌、騒動に区切り

 合田禄 2015年9月25日05時53分 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH9S438HH9SULBJ00B.html

STAP細胞論文を昨年掲載した英科学誌ネイチャーは、24日付電子版でSTAP細胞が存在するかどうかについて詳しく分析した2論文を掲載した。これらの論文を「STAP現象が真実ではないことをはっきりと立証した」と位置づけ、一連の騒動に区切りをつけた。

 ネイチャーは「近年で最も議論を呼んだ科学の話題について再考する」としてSTAP細胞の論評を掲載。同じ号に米中などの研究チームと、理化学研究所などのチームがそれぞれ論文を発表した。

 米中などの研究チームは七つの研究室でそれぞれ計133回の再現実験をした結果、「STAP細胞は再現できなかった」とした。理研のチームは残っていたSTAP細胞に由来するとされた試料を分析し、「STAP細胞はES細胞に由来する」と結論付けた。

理研チームのデータは、昨年末に理研調査委員会がSTAP細胞の存在を事実上否定した根拠になっていたが、改めて論文の形で示した。


 ※    ※    ※

『これらの論文を「STAP現象が真実ではないことをはっきりと立証した」と位置づけ、一連の騒動に区切りをつけた。』というのが大嘘なら、

『理研チームのデータは、昨年末に理研調査委員会がSTAP細胞の存在を事実上否定した根拠になっていたが、改めて論文の形で示した。』って、だから、掲載論文の反論の論文をネイチャー誌は受け付けないのに、朝日は、デタラメを書いているのです。

↑ 原文にも当たらずに、毎日の孫引きをしただけだということがよくわかります。


それで、毎日、読売、朝日の記事は、YAHOOニュースにもそれぞれ引用掲載されていて、コメント欄には、酷い誹謗中傷が書いてあるわけです。


YAHOOニュースの朝日の記事の引用には、ネイチャー誌の当該記事のリンクがはってあるのですが。↓

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6175395





① 科学誌ネイチャーに掲載(英語)
Failure to replicate the STAP cell phenomenon
Nature(2015年9月24日)
http://www.nature.com/nature/journal/v525/n7570/full/nature15513.html

② STAP cells are derived from ES cells
Nature(2015年9月24日)
http://www.nature.com/nature/journal/v525/n7570/full/nature15366.html

一時はどういうわけか、リンクの貼ってある表題をクリックしても。『お客様がご覧になろうとしているページは、現在アクセスが集中し、表示しにくい状態になっています』と、大嘘表示が出ていたのですが、苦情が相次いだのか、今は記事にそのまま遷移します。


 一時は、普通につながるのに、こんなダミーの嘘表示が出ていたのです。↓





↑ それにしても、一番肝心の、↓

NATURE | EDITORIAL

STAP revisited

Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science.

23 September 2015

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400

↑ のリンクがYAHOOニュースに何故貼っていないのが、さっぱり理解が出来ません。

これを読まないと、ネイチャー誌が二報のレビュー(論文ではない!)を掲載するに至ったのか、その主旨という肝心なことがわからないからです。

それに、このページのリンクから、遷移しないと、二報のレビューの中身が読めないのです。


どうして、STAP叩きの人は、嘘をついてまでストーカーのようにしつこくSTAPばかりたたくのでしょう?

これらは、明らかに犯罪的なメディアという強大な権力を組織によって非力な個人に対して行われた許しがたく、極悪非道な『いじめ』に他なりません。

事実確認をすることなく、軽率にこれに加担した人たちも、一般人も含め同罪です。

 次に続きます。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55753242.html
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ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本のジャイアントキリング。対南アフリカ戦。 【ファイルSPO01】 2015.09.23 

【ファイルSPO01】 2015.09.23 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本のジャイアントキリング。対南アフリカ戦。

世界が驚嘆したジャパン・ラグビー。

 ということで、スポーツの部屋を新設します。

誰がこんな大金星=ジャイアント‐キリング【giant killing】を予想しえたでしょう?


日本代表チームは、アジアではチャンピオンで、ラグビーワールドカップの常連でありながら、何度も善戦はするものの、いままでワールドカップであげた通産勝利がなんと1991年の対ジンバブエ戦の一勝のみ。通算成績1勝2分け21敗なのです。


名将エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)の下で、新生ジャパンが、最近めきめきと実力を蓄え、世界の中でも頭角を現してきたということは、聴いていました。ただ、ワールドカップという大舞台で、どれだけその力が発揮できるのか、これまで実力がアップしたと言われてきた歴代ジャパンがことごとく、世界の壁に跳ね返されてきたことを考えると、素直に期待はできませんでした。


南アフリカは過去ワールドカップ優勝2回の経験があり、今大会でも優勝候補筆頭の強豪チームです。

さすがに、昨今の日本代表のレベルアップを考えれば、1995年のラグビーワールドカップで、ニュージーランドに145-17で惨敗した時のようなことはないにせよ、他のチームも当然レベルアップをしているわけですから、実力の差は歴然としていると思われ(実際に、この試合でも随所で南アフリカチームの破格の実力の片鱗を見ることが出来ました)、勿論日本チームを応援し、勝利を祈りはしましたが、正直なところ、内心では次回の東京大会のホストチームとして、恥ずかしくない程度の接戦に持ち込んでくれれば良いなという感覚でいました。


私の心積もりでは、日本がトライ1コンバージョン1、ペナルティーゴール3で、16点。

南アフリカが、トライ5コンバージョン3、ペナルティーゴール1で、34点。

日本16点対南アフリカ34点くらいのスコアで随所に日本の持ち味を出せれば、日本の大健闘の大満足で評価できるかな?というような感じでした。

正直言えば、これでも楽観的過ぎる大変厳しい数字だと思っていました。

南アフリカ戦の惨敗をできるだけ最小限に食い止めて、あと3戦でうまくいけば、ベスト・エイト進出もひょっとしたらあるかな?といった程度の認識でした。


それが大強豪南アフリカに勝利だなんて、いまだに信じられません。


私の認識が、とても日本代表チームに失礼なものだったことを今回は思い知らされました。本当に申し訳ありませんでした。


13人のドライビングモール参加などという奇襲でのトライや、継続に次ぐ継続の波状攻撃によって、最後にトライを奪った決勝点などは、見事の一言でした。みんなタックルで倒れては、すぐに立ち上がって、またタックルに向かう。その勇気とスタミナには本当に感心しました。


それにしても、他の競技と違い、コンタクトプレーが主体でフィットネスの差が大きく結果に表れるため、あまり番狂わせが無いと言われているラグビー競技で、

その点において圧倒的な不利が指摘されていた日本チームの勝利は、本当にいくら賞賛しても、し足りないと思います。特に低い姿勢の鋭いスクラムで、南アフリカチームを押し込んでいる場面も見られたことは、本当に驚きでした。


終盤、南アフリカがトライを狙わず、ペナルティーゴールで勝ち越し点を取って手堅く逃げ切ろうとした後、逆に日本チームはペナルティーゴールでの同点を選択せず、タッチラインに蹴り込んでゴール付近のラインアウトを選択し、勝ちにいきました。


このチーム全体の信頼感がもたらした素晴らしい勇気の決断が、奇跡的な勝利をもたらしたのだと思います。


終盤に、守備のほころびからあっさりと南アフリカチームにトライを決められたときは、さすがに駄目だと思ったのですが、選手は全然諦めていませんでした。


勿論、ワールドカップに出場するようなチーム同士の戦いですから、プレイのレベルは高いのは当然なのですが、その勝利に対するひたむきさは、まるで高校ラグビーをみているような感動を覚えました。

観客の多くの地元ファンは、イングランドも優勝を狙っているわけですから、当初は、ライバルとして上位進出が濃厚な優勝候補の南アフリカより、格下の日本の勝利の方が嬉しいという事情もあったのでしょうが、

そこはラグビー発祥の地として目の肥えたイングランドのファンのことですから、勇気のある日本チームのプレーに対する大応援は、純粋に日本チームの健闘に贈られたものだと思います。

もし、これが日本チームでなくても、私はこのような試合を戦ったチームに賞賛を惜しまなかったことでしょう。

そのチームがほかでもない我が日本チームだということが、本当に誇らしく、喜ばしいことなのでした。


この試合は、優勝候補である南アフリカの初戦ですから、今回の大会の行方を占う意味で、世界でも注目の一戦でした。


その試合でこれだけのパフォーマンスをして、しかも、勝利をしたチームは、世界に大いなる驚嘆をもたらしたことでしょう。

スポニチ・アネックスより記事を引用します。


 ※    ※    ※

日本 歴史的大金星!優勝候補、世界ランク3位の南アフリカ撃破

 2015年9月20日 02:45 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/19/kiji/K20150919011168990.html





 <日本・南アフリカ>後半29分、トライを決めた五郎丸(左)を祝福する日本フィフティーン
 Photo By スポニチ
 
 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会第2日は19日、英国南部ブライトンなどで行われ、世界ランキング13位の日本は1次リーグB組初戦で同3位の南アフリカと対戦、2度のW杯優勝を誇り、今大会でも優勝候補に挙げられている強豪を苦しめたが、34―32で競り勝ち、歴史的大金星を挙げた。

 8大会連続出場、初のベスト8進出を目標に掲げる日本は、前半8分にFB五郎丸のペナルティゴール(PG)で3点を先制。同12分のPGを外し、同19分には南アにトライを許して逆転されたものの、同30分に5メートルラインでのラインアウトからモールを形成して押し込み、リーチ・マイケルのトライで逆転。その3分後には南アにトライを奪われたが、10―12と互角に近い内容で前半を折り返した。

 後半に入っても日本の勢いは衰えず、開始早々の3分に五郎丸のPGで逆転。すぐに南アにトライを許したものの、9分、13分と五郎丸が連続でPGを決めて同点に追いつく。その後、お互いに1PGずつ決めて22―22で迎えた後半22分に南アフリカに勝ち越しトライを許したが、同29分に五郎丸がトライ、39メートルの角度のある難しいコンバージョンゴールも自ら決めて29―29の同点に追いついた。

 同33分に南アにPGで勝ち越されたが、終了間際にPGで同点のチャンスに敢えてトライにこだわり、最後はヘスケスが逆転トライを決め、W杯6大会ぶりとなる勝利を挙げた。日本はW杯で2引き分けを挟んで16連敗だった。W杯では19試合ぶりの白星で、通算2勝目。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

今回の日本代表は、FW17名、BK14名で構成されています。


日本チームの中心選手のプロフィールについてご紹介しましょう。


まず、日本代表キャプテンは、フォワードのリーチ・マイケル選手。

26歳 190㎝ 105㎏

ニュージーランド生まれ。5歳でラグビーを始めます。

世界最強のラグビー王国ではごく普通の選手だったのですが、2004年札幌山の手高校への留学によって転機が訪れます。

彼はこう言います。『ニュージーランドには毎日練習する習慣がなくて慣れるまで時間がかかったけれど、私には毎日練習でき、試合もたくさんできる日本の環境が合っていた。日本に来なかったら私は、ここまでの選手にはなっていないだろう。私が日本の練習でここまできたのは間違いない』

2007年から東海大学に入学し、2011年からは東芝所属。その、たぐいまれな実力で、頭角を現します。

2015年世界最高峰のプロリーグ、ニュージーランドのスーパーラグビー参戦。強豪チームでレギュラーになり、大活躍するまでに成長を遂げました。

なお、リーチ・マイケル選手は、カフェの経営者として別の顔も持っています。日本人の奥様やまだ小さな娘さんがいらっしゃいます。日本に骨をうずめる決意で帰化しました。

『日本の強さを海外に見せ、日本のイメージを変える』彼はそう意気込んでいます。


バイスキャプテン(副将)は、不動のフルバック、五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)選手。

185㎝ 99㎏で2011と2012のトップリーグ得点王に輝きました。日本代表最多得点記録を更新中です。

その正確なプレスキックは、エディー・ジョーンズHCをして、こう言わしめます。

『彼は世界でも五本の指に入るキッカーだ。ワールドカップの多くの試合は接戦が予想される。その際に彼のキックは日本にとって大きな武器となるだろう』

彼の、キックに至るまでのルーティーンは独特のスタイルです。

対南アフリカ戦。後半12分のペナルティーキック前のルーティーン。【国際映像より】






これは正確無比なキックで既に伝説的な存在である、尊敬するイングランドの往年の名選手ジョニー・ウィルキンソン【(Jonny Wilkinson)、本名ジョナサン・ピーター・ウィルキンソン(Jonathan Peter Wilkinson OBE、1979年5月25日 -)】の影響を受けたものです。

ウィルキンソン選手は日本に何度か来日し、2004年には早稲田大学ラグビー部の臨時コーチを務め、五郎丸歩選手も直接指導を受けたことがあります。

このような。一連の動作を全く同じにすることは、大きな利点があります。

それは同じ動作を繰り返すと、常に平常心で精神を集中することができ、キックがアジャストしなくなった場合、ミスを修正しやすいということです。

また、五郎丸選手の繰り出すロングキックは、敵陣深く攻め込む強力な武器にもなります。


それから、歴代最多キャップを誇る大野均(おおのひとし)選手は、3回目の日本代表。

身体能力に優れた、ツイ選手やトンプソン選手など日本に帰化した5名の選手も頼もしい存在です。

フォワードの堀江翔太選手はオールラウンダーで、突破力が武器です。

海外でも名を知られた 不動のスクラムハーフ田中史朗(たなか ふみあき)選手の的確な判断力や技術。素早い球出しも魅力です。また、南アフリカのスーパーラグビー参加でキックの精度にも磨きがかかりました。

ジンバブエ人を父に持つ松島 幸多朗(まつしま こうたろう)選手はフィジカルの強さが武器です。


そして、日本チームの采配をふるうのは、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)。

オーストラリア国籍ですが、奥様は日本人で、日本人の気質についてはよくご存じです。

2003年ワールドカップで母国オーストラリア代表ヘッドコーチとして準優勝に、2007年南アフリカ代表ではテクニカルアドバイザーとして優勝に導くという輝かしいキャリアを持つ名将です。

そして、日本のヘッドコーチ就任後、日本代表選手に大きな意識改革とスキルアップのための指導や猛練習を課しました。

まず、選手に要求したのは、フィジカルの強化です。練習量を大幅に増やし、世界でも類を見ない、120日間にも及ぶ宮崎合宿の結果、選手の筋力やスタミナが飛躍的に向上し、いつも良い試合をしながら、60分でガス欠をしていた日本代表に80分間、パフォーマンスを落とさない体力を授けました。

それから、日本の弱点とされていたスクラムも改善します。常に低い姿勢を保ち、背中を平らにし、膝を深く曲げて両足をしっかりと地面にグリップし、全員の力が同じ方向に加わるよう、効率よくスクラムの推進力を増すようにしました。

そのために必要な、筋力や技術、理解力を強化して強豪にも押し負けないスクラムを構築しました。

また、エディージャパンは、『アタッキングラグビー』と言われる連続攻撃も、大きな特徴です。

今のラグビーはディフェンスシステムのレベルが上がってきているので、相手ディフェンスの態勢が整い、機能する前にボールを出し続けなければ、ゲインラインを突破することができません。

ところが、タックルされて倒れてボールを出すタイミングを2秒以内にリサイクルすると、攻め込むスペースができるのです。

リロード(銃に弾丸を再装填する)2秒というのは、ディフェンスが体制を立て直すのに必要な時間です。そうすることによって、立って守備に備える敵の数を減らしていくのです。

エディーHCは確信をもってこう言います。『日本はスピードとテクニックで世界を圧倒できるはずだ』と。世界で戦えるマインドを変えることが、まず必要なのです。


その成果は短期間に現れました。新生エディージャパンはめきめきと実力を伸ばし、

2013年 ヨーロッパ王者(当時)ウェールズに歴史的勝利。

2014年 テストマッチで11連勝。世界ランキング9位(当時)にまで上り詰めるという実績を残しました。


対南アフリカ戦 ◇登録メンバー23人【2015年9月17日発表】

 (ポジション 名前 年齢 所属 キャップ数 出身)
PR1 三上正貴(27歳、東芝、29、東海大出身)
HO 堀江翔太(28歳、パナソニック、38、帝京大出身)
PR3 畠山健介(30歳、サントリー、68、早大出身)
LO トンプソン ルーク(34歳、近鉄、59、リンカーン大[NZ]出身)
LO 大野均(37歳、東芝、94、日大出身)
FL リーチ マイケル(26歳、東芝、43、東海大出身)
FL マイケル・ブロードハースト(28歳、リコー、22、キャンピオン高[NZ]出身)
NO8 ツイ ヘンドリック(27歳、サントリー、32、帝京大出身)

SH 田中史朗(29歳、パナソニック、49、京産大出身)
SO 小野晃征(28歳、サントリー、29、クライストチャーチボーイズ高[NZ]出身)
WTB 松島幸太朗(22歳、サントリー、12、桐蔭学園高出身)
CTB クレイグ・ウイング(35歳、神戸製鋼、10、NSW大[豪州]出身)
CTB マレ・サウ(27歳、ヤマハ発動機、23、タンガロア高[NZ]出身)
WTB 山田章仁(30歳、パナソニック、13、慶応大出身)
FB 五郎丸歩(29歳、ヤマハ発動機、53、早大出身)

 リザーブ
HO木津武士(27歳、神戸製鋼、37、東海大出身)
PR1稲垣啓太(25歳、パナソニック、6、関東学院大出身)
PR3山下裕史(29歳、神戸製鋼、45、京産大出身)
LO真壁伸弥(27歳、サントリー、31、中央大出身)
NO8アマナキ・レレイ・マフィ(25歳、NTTコム、3、花園大出身)
SH日和佐篤(28歳、サントリー、47、法政大出身)
SO/CTB立川理道(25歳、クボタ、39、天理大出身)
WTBカーン・ヘスケス(30歳、サニックス、10、オタゴ大[NZ]出身)

今回の激戦の流れを時系列的にまとめました。ご参照ください。

※    ※    ※

ラグビーワールドカップ2015 プールB第1戦 2015/09/19(土)

16:45(現地時間)キックオフ

ブライトンコミュニティスタジアム(3万人収容)


○ 日本チームのスターティングラインアップ。

 FW(フォワード)    【(C)NHK】





 BK(バックス)    【(C)NHK】





○ 南アフリカチームのスターティングラインアップ。

 【(C)NHK】





中央より左側が、南アフリカのプレイ。右側に日本側のプレイを表示。試合の流れについては○印で記述しました。

   南アフリカ                      | | | | |                         日本

○ コイントスで、日本の主将、リーチがエリアをとる。
○ 南アフリカのキックオフで試合開始。
○ 時間 1’36  日本にオフサイドのペナルティー。南アフリカは、ペナルティーゴールを狙わず、タッチに蹴りだしラインアウトを選択、オープンに回しトライを狙う。日本が早い仕掛けで防御し、ターンオーバー。
○ 時間 5’ 日本ボールで、注目のファーストスクラム。押し込まれるが、早い球出しでボールを回し、大きくゲイン。ゴール正面でオフサイドの反則誘う。スタジアムは日本を応援。
                           時間 7’  得点 【0-3】  五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 日本先制。日本のテンポの速い球出しに南アフリカが対応できず再びペナルティー。
                           時間 10’ スコア 【0-3】   五郎丸歩 ペナルティーゴール失敗
○ 日本のラインアウトのペナルティーで、南アフリカがタッチキック。日本陣内深く入られラインアウト。連続攻撃をしかけられる。日本はオーバーザトップの反則、南アフリカはタッチラインに蹴り出し、ラインラインアウトから、ドライビングモールでトライ。
フランソワ・ロウ トライ            時間 17’  スコア 【5-3】
パット・ランビー コンバージョン成功    時間 18’  スコア【7-3】
○ 南アフリカの逆転。4点リード。
○ 時間 22’ 日本のゴール前で激しい攻防。何度もトライを防御。最後は敵のトライ寸前のノックオンで辛くも救われる【TMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認判定】。
○ 日本ボールの5mスクラムで再開。南アフリカのアーリープッシュの反則。キックでエリアを挽回。
○ 南アフリカ陣で南アフリカがスローフォワード。日本ボールスクラム。スクラムは押され気味で球出しは遅れる。
○ 密集で、南アフリカが反則。五郎丸選手のロングキックで、南アフリカ陣深く、日本ボールのラインアウト。ドライビングモールでトライにも見えたがTMOでノートライ判定。南アフリカ反則で仕切り直し。
○ 再度ラインに蹴り出し、日本ボールラインアウト。再度ドライビングモールを試み、トライ。
                               時間 29’  スコア【7-8】 リーチ・マイケル トライ

日本のドライビングモール【国際映像より】





リーチ・マイケル選手のトライ【国際映像より】






観客の大声援を背に次のプレーに備えるジャパン・フィフティーン。






                              時間 30’  スコア【7-10】 五郎丸歩 コンバージョン成功
○ 日本逆転で3点リード。
○ 日本ノックオンオフサイドの反則で、キックで押し戻され、ゴール前で南アフリカのラインアウト。
○ 今度は南アフリカのドライビングモールによる、お返しの逆転。
ビスマルク・デュプレッシー トライ    時間 32’ スコア【12-10】
パット・ランビー コンバージョン失敗  時間 33’ スコア【12-10】
○ 再び南アフリカが逆転で、2点のビハインド。
○ 日本、攻め込まれ自陣ゴール前で必死の防御。辛くもターンオーバーしたところで、前半終了。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(後半)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○ 日本のキックで後半開始。南アフリカ、パット・ランビーのミスキックで日本ボールのラインアウト。日本の速い展開で南アフリカの反則を誘う。
                        時間 2’  スコア【12-13】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 後半開始早々再逆転。日本が1点リード。後半は上々の滑り出し。
○ 南アフリカキックオフ直後、日本の守備の綻びから、ルードベイク・デヤーヘルが抜け出しトライ。
ルードベイク・デヤーヘル トライ     時間 3’ スコア【17-13】
パット・ランビー コンバージョン成功  時間 4’  スコア【19-13】
○ 南アフリカ再逆転。日本6点のビハインド。
                        時間 5’  スコア【19-13】 交代 ツイヘンドリック→アマナキ・レレィ・マフィ 
○ 南アフリカが密集で、ノットロールアウエイ【タックルされ倒れたプレーヤーが寝ころんだままボールから離れずにいるときにとられる反則】。日本のペナルティーゴール。
                           時間 8’  スコア【19-16】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 日本、3点差に縮める。
○ キックオフ後、深く攻め込まれるも、防御。タッチキックで大きくエリアを押し戻す。南アフリカボールのラインアウトでモールが崩れ反則、日本ボールのスクラムからの連続攻撃で南アフリカの密集での反則を誘う。
                            時間 12’ スコア【19-19】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 同点に追いつく。両チーム選手交代。
                            時間 13’ スコア【19-19】 交代 畠山健介→山下裕史
                            時間 13’ スコア【19-19】 交代 大野均→真壁伸弥
交代 テンダイ・ムタワリラ→トレバー・ニャカネ 時間 13’ スコア【19-19】
交代 ビスマルク・デュプレッシー→アドリアン・ストラウス 時間 13’ スコア【19-19】
交代 ヤニー・デュプレシー→コーニー・ウェストハイゼン  時間 13’ スコア【19-19】
○ 南アフリカは、これで先発フロントロー3人とも交代。
○ 日本、ノットロールアウェイの反則。南アフリカは手堅くペナルティーゴールを選択。
パット・ランビー ペナルティーゴール成功 時間 16’ スコア【22-19】
交代 ピーターステフ・デュトイ →シヤ・コリシ 時間 17’ スコア【22-19】  
○ 南アフリカは再び3点リード。日本キックオフで、敵陣ラインアウトを獲得。ここで、両チーム選手交代。
                               時間 17’ スコア【22-19】 交代 三上正貴→稲垣啓
交代 ルアン・ピナール→フーリー・デュプレア 時間 17’ スコア【22-19】
交代 パット・ランビー →ハンドレ・ポラード   時間 17’ スコア【22-19】
○ 日本の連続攻撃に、南アフリカ、密集でノットロールアウェイの反則。度重なる反則に主審が南アフリカの主将を呼びつけ、これ以上繰り返すとイエローカードだと警告。日本は、ペナルティーゴールを選択。
                             時間 19’ スコア【22-22】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 日本再び同点に追いつく。
○ 南アフリカ、連続攻撃から、日本の守備の綻びをつき、アドリアン・ストラウスが独走であっさりとトライ。
アドリアン・ストラウス トライ         時間 21’ スコア【27-22】
ハンドレ・ポラード コンバージョン成功   時間 22’ スコア【29-22】
○ 再び、南アフリカが7点リード。これまでのワールドカップでは、日本チームは強豪相手に、このような善戦をしていても、この時間帯で、日本のスタミナが切れていたのだが、日本チームのスタミナはまだ残っているように見受けられる。
○ 日本のキックオフで敵陣に入るも、ノットロールアウェイの反則で、自陣に押し戻される。南アフリカボール、ラインアウトのピンチ。
○ 日本は再び、モールのコラプシングの反則で、さらにゴールに近い位置で、ラインアウトを取られ絶体絶命のピンチ。
○ 南アフリカ得意のドライビングモールを、懸命のディフェンスでタッチラインに押し出し、日本ボールのラインアウトに逃れる。ここで、アナウンサーが「敗れても7点以内の差の負けであれば、勝ち点1が入る」と説明しだす。五郎丸選手のキックでエリアを押し戻す。
                                時間 26’ スコア【29-22】 交代 田中史朗→日和佐篤
○ 南アフリカのラインアウト後、両チーム、ターンオーバーの応酬、南アフリカが密集でノーバインドでのショルダーアタックの反則により、五郎丸選手のキックで敵陣深く入り、日本ボールのラインアウト。
交代 ルードベイク・デヤーヘル→エベン・エツベス 時間 27’ スコア【29-22】
○ 日本、マイボールラインアウトのボールをキャッチし、華麗なパスワークで右隅トライ。
                                時間 28’ スコア【29-27】 五郎丸歩 トライ
【国際映像より】





                                時間 29’ スコア【29-29】 五郎丸歩 コンバージョン成功
交代 ルワジ・ムボボ→JP・ピーターセン 時間 29’ スコア【29-29】
                                時間 29’ スコア【29-29】 交代 堀江翔太→木津武士
○ 再び、同点に追いつく。観客席から『ジャパン』のコール。
○ 南アフリカのキックオフ。日本陣内ゴールポスト正面で、日本がオフサイドの反則。アドバンテージがかかっている中で、日本は必死の防御でトライは許さず、プレイが中断。反則ポイントに戻って、南アフリカがペナルティーの権利を行使。トライを狙わず、手堅くペナルティーゴールを選択し、逃げ切る作戦を取る。【ここがこの試合の一つの大きなターニングポイント】。客席からは、この強豪らしからぬ消極的な選択にブーイング。
ハンドレ・ポラード ペナルティーゴール成功     時間 32’ スコア【32-29】
                                時間 32’ スコア【32-29】 交代 小野晃征→田村優
○ 再び日本は3点のビハインド。さらに客席の『ジャパンコール』が大きくなる。
○ 南アフリカボールのスクラムで、日本がスクラムを組み勝つ。一進一退の攻防の後、日本が南アフリカ陣ゴールライン前で連続攻撃、ゴール右隅に押し込むも、ノーゴール。この密集の中で、南アフリカが反則。既に警告があった繰り返しの反則のため、イエローカードが出される。
コーニー・ウェストハイゼン ペナルティ イエローカード  時間 38’ スコア【32-29】 
○ コーニー・ウェストハイゼン選手にイエローカード(シンビン=10分間の出場停止)が出たため、南アフリカはこの試合終了まで14人で戦うことになる。
○ 出場停止のウェストハイゼン選手はスクラム最前列のフロントロー(プロップ)のため、安全のための特例で既に退いたテンダイ・ムタワリラ選手が復帰交代。
交代 トレバー・ニャカネ→テンダイ・ムタワリラ  時間 39’ スコア【32-29】
○ ここで、日本はペナルティーゴールでの同点を狙わず、タッチに蹴り込んでラインアウトを選択。トライによる勝ち越しを狙う。
                                時間 38’ スコア【32-29】 交代 山田章仁→カーン・ヘスケス
○ バックス参加の13人のドライビングモールで押し込みインゴールするも、【TMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認判定】によって、グラウンディングが認められず、ノーゴール。
○ 日本ボールのゴール前5mスクラムで仕切り直し。再び南アフリカのスクラムハーフがオフサイドのペナルティー。ここで、時計は80分になり、ロスタイムに入る。
○ 日本は、ここでもペナルティーゴールによる同点を選択せず、5mスクラムを選択。あくまで勝ちに行く。【この大きな決断が、奇跡の逆転劇を生む】
○ スクラムを日本がコントロールし、中央に移動。そこでスクラムが崩れ、日本ボールでスクラムの組み直し。アタックスペースが両側にでき有利な状況になる。
○ スクラムの組み直しから、ボールを獲得、大きくオープンに回し、右側にポイントができる。そこから球出しし、大きく左側にパスをつなぐ。マフィー選手が敵を引き付け絶妙のタイミングでヘスケス選手にパスを供給し、ゴール左隅ぎりぎりにトライ。
 【国際映像より】





                                 時間 42’ スコア【32-34】 カーン・ヘスケス トライ
                                時間 45’ スコア【32-34】五郎丸歩 コンバージョン失敗
○ 直後にノーサイドのホイッスル。
 試合終了。

試合結果

https://www.rugby-japan.jp/schedule/detail/10741/





 ※    ※    ※(以上)

↑ この表を作成し、試合を振り返ると、改めて、両チームの激闘の素晴らしさを実感することが出来ました。まさに歴史に残る名勝負です。


それにしても、暫定順位表を見てください。

 日テレ ラグビーワールドカップ England 2015  HPより
http://www.ntv.co.jp/rugby2015/result/





↑ 日本が南アフリカより上にいるという、こんな状態を私は夢想だにしていませんでした。

もうこれで、今大会で日本代表はノルマを十分果たしたうえにお釣りがどっさりきます。

あとは、ベスト8目指して思う存分自分たちのプレーを発揮してほしいものです。


日本代表の次戦は、9月23日(水)日本時間 22:30の対スコットランド戦です。


大会スケジュールはこちらのリンクをご参照ください。↓

 日テレ大会スケジュール。
http://www.ntv.co.jp/rugby2015/oa/


最後に、後世に残すべきアーカイブスとして、この歴史的試合の報道を掲載いたします。


 ※    ※    ※(参照:スポニチ・アネックスより引用記事)

なぜ選手はついてきたのか エディーHC 前例なき4年間の挑戦 自ら見本を示す

 2015年9月20日 07:46 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011170320.html
 ラグビーW杯イングランド大会 1次リーグB組 日本34―32南アフリカ (9月19日 ブライトン)





 <日本・南アフリカ>前半、モールからトライを決めるリーチ(右)
 Photo By スポニチ
 
 ラグビー史上最大の奇跡が起きた。日本のW杯勝利は、91年イングランド大会のジンバブエ戦以来、24年ぶり2勝目。12年4月に就任したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55)の下、世界一のハードワークを積んできたジャパンが世界を驚嘆させた。

 この4年間の歩みが、それを物語る。過去1勝2分け21敗のW杯の歴史を変えるため、「人生最大のチャレンジ」と銘打ち、全てを日本ラグビーのためにささげた。就任当初は毎月の日本協会理事会に足しげく通い、予算の取り付けや合宿の重要性を説いた。長すぎる拘束に反発するトップリーグのチームにも頭を下げ、理解を求めた。今年の代表拘束期間は130日以上。前例なき強化体制はこの日のために敷いた。

 選手の強化も前例のないことばかりだった。合宿では1日3部練習は当たり前。実戦練習とフィットネス練習を休みなく交互に繰り返し、試合以上の強度に慣れさせた。FWコーチに元イングランド主将のスティーブ・ボーズウィック氏、フィットネスコーチにジョン・プライヤー氏を招へいするなど世界最高レベルのコーチ陣もそろえた。

 自身は13年10月、軽い脳梗塞で倒れながらも、同11月のニュージーランド戦(秩父宮)は病室からメンバー選考の指示を出した。「選手はこの4年間、たくさんのものを犠牲にしてきてハードワークしてきた」。そう語る指揮官自ら見本を示してきたから、選手もついてきた。W杯後の11月1日付での退任はすでに決定。南アフリカのストーマーズとの契約が決定的とされる“雑音”が流れても、選手たちとの信頼は揺るがなかった。
 [ 2015年9月20日 07:46 ]

 ※    ※    ※

日本金星に日比野氏「夢みたいな勝利」松尾氏「いいところ出した」

2015年9月20日 17:48 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011172510.html
 (中略)

 ▼日比野弘・元日本代表監督の話 われわれが生きているうちに、勝てるとは思わなかった。次のW杯開催が決まっている日本にとって、これ以上ないビッグニュース。夢みたいな勝利。

 ▼薫田真広・日本ラグビー協会ラグビーワールドカップ2019日本代表戦略室長の話 4年間のトレーニングの成果とメンタルの強さを感じた。世界で一番トレーニングした。80分間(体力が)落ちなかったのが勝因。フィジカルが強くなった。

 ▼松尾雄治・元日本代表選手の話 本当に素晴らしい。最後まで諦めなかった。日本はパワーで負けても、体力だけはそんなに負けない。いいところを出し尽くした。

 ▼元木由記雄・元日本代表選手の話 この勝利が新たな一歩。日本が新しいスタートを切れる一戦だった。やれるという自信はついたと思う。コンディションを整え、スコットランド戦に向けて準備してほしい。

 ▼王貞治・ソフトバンク球団会長の話 2019年の地元でのW杯開催に向けて、関係者の熱意が一つになった結果。勢いに乗ってほしい。相手も目の色を変えてくるだろうが、決勝トーナメントにいってほしい。

 ▼栗山英樹・日本ハム監督の話 もともとラグビーは好きで現役時代も見に行っていた。巨大なものに日本人が勝つのは侍な感じ。素晴らしいね。
 [ 2015年9月20日 17:48 ]

 ※    ※    ※

五郎丸1トライ2ゴール5PGの大活躍「歴史を一つ変えた」

 2015年9月20日 03:12 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/19/kiji/K20150919011170120.html
 ラグビーW杯1次リーグB組 日本34―32南アフリカ (9月19日 英国南部ブライトン)





 <日本・南アフリカ>前半8分、先制のPGを決める五郎丸
 Photo By スポニチ

 日本の主役は間違いなくFB五郎丸だった。前半8分に先制ゴールを決めると、後半29分には同点となるトライ&コンバージョンゴールを決めるなど1トライ2ゴール5ペナルティゴールと活躍した。

 世界ランキング3位の南アフリカを下す歴史的勝利。五郎丸は「みんなが4年間ハードワークしてきた結果。本当に仲間を信じてやってきてよかった」と胸を張った。
 
 早大時代から名をはせ、スター街道をまっしぐらに歩んできた。代表初キャップは10年前。W杯は今回が初出場だが、代表通算653得点と世界でも有数のキッカー実力を大舞台で存分に発揮した。

 「歴史を一つ変えたが、この先もっと大きなものを変えて日本に帰国したい」。歴史的快挙の余韻にひたることなく、副将は視線をチームが目標に掲げる初の8強入りに向けた。

 ▼リーチ・マイケル主将の話 このためにやってきた。(歴史的勝利は)もちろんうれしいが、ここで切り替えて次のスコットランド戦へもう一回いい準備をしないといけない。
 [ 2015年9月20日 03:12 ]

 ※    ※    ※

「W杯史上最大の衝撃」英メディア、日本の勝利を異例の扱い

 2015年9月20日 05:33 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011170240.html

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本が19日、過去2度の優勝を誇る南アフリカに逆転勝ちし、英メディアは「W杯史上最大の衝撃」と異例の大きな扱いで報じた。

 テレビ中継した英放送局ITVの解説者は試合中に「信じられない」と連発。次の試合の中継が始まった後も日本の試合を振り返った。世界中で大ヒットした小説「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリングさんからも驚きの声が。ツイッターに「こんな話は書けない」と記した。

 ガーディアン紙は「W杯史上、比類のない試合。世界に波紋を広げた」と報道。デーリー・テレグラフ紙は電子版のトップで「史上最大の番狂わせ」と伝えた。

 BBC放送もニュースで繰り返し試合の模様を放送し、ラグビー発祥の地である英国に与えた衝撃の大きさをうかがわせた。(共同)
 [ 2015年9月20日 05:33 ]
 
 ※    ※    ※

南アでも速報 日本代表称賛「勇敢な桜たち」「命懸けでタックル」

 2015年9月20日 16:06 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011171900.html

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で、日本が過去2度の優勝を誇る南アフリカを破った試合について、南アのメディアは「史上最大の番狂わせ」と速報、「容易な開幕戦と思っていた人たちが打ちのめされた」と驚きを込めて伝えた。敗れた南アチームへの批判よりも、日本の健闘をたたえる論調が目立っている。

 オンラインニュースサイト「ニュース24」は試合では「南アは主導権を握れなかった」と分析。日本代表を「勇敢な桜たち」と形容し「命懸けでタックルし、ラグビーファンの記憶に永遠に残る勝利を手にした」と手放しで称賛した。

 日曜紙サンデー・タイムズ電子版は「南アは勝利を期して試合を始めたが、日本は威圧されることがなかった」と伝え、日本チームの戦いぶりに敬意を表した。(共同)
 [ 2015年9月20日 16:06 ]

 ※    ※    ※

南ア撃破にエディーHC興奮「W杯史上最高の試合」「8強が私の仕事」

 2015年9月20日 03:26 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/19/kiji/K20150919011170130.html
 ラグビーW杯イングランド大会第2日 日本34―32南アフリカ (9月19日)





 南アフリカに勝ち、歓喜のラグビー日本代表(AP) Photo By AP

 新たな歴史を刻んだ。日本代表のエディー・ジョーンズHCは試合後「本当に信じられない。きょうはいいプレーができると思っていたが、日本のラグビーにとって素晴らしい日だ。W杯で南アフリカに勝ったのだから特別な気持ち。W杯の歴史の中でも最高のゲームだと思う。まだ終わっていない。ベスト8にいかないといけない。それが私の仕事」と興奮気味に語った。

 世界ランキング3位の南アフリカに対し、日本は同13位。格上の相手に対し「日本は体格が小さいので、ボールを動かし、懸命なことをする。そして相手にトラブルを与えるようなことをしなければならない」と挑んだ。

 そして手にした“大金星”。「このためにやってきた。ラスト3分は両足がつって大変だったが、周りの選手がよく動いてくれた」とリーチ主将。歴史的な1勝に「もちろんうれしい」としながらも「一回切り替えてスコットランド戦に向けて、いい準備をしたい」と気持ちを切り替えていた。
 [ 2015年9月20日 03:26 ]

 【以上】

なお、今大会大活躍をした日本代表チームを愚弄した酷い番組をNHKは放送しました。それについての記事はこちらです。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html

アベノミクスはカブノミクス(その2) 【ファイルE 82】2015.09.20 

【ファイルE 82】2015.09.20 アベノミクスはカブノミクス(その2)

米FOMCの金利据え置きとグローバル資本。ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その23)

 前回は、といってもかなり時間がたっているのですが、『ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その23)』について書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55330293.html

いまなお、TPPについてはゴタついているようですが、TPPが締結される以前に日本経済は、どんどんグローバル資本に外堀を埋められています。

仮にTPPが締結されなくても、アメリカ資本というかニューヨークのウォール街を中心としたグローバル資本の日本侵食は着々と進んでいます。

ひょっとしたら、TPPは見せ玉だったのではないかという疑念すら私には湧いてきています。グローバル資本にとって重要なのは名より実ですから。


それで、今、我が国では集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案でもめていて、19日未明の参院本会議で採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立したわけですが、世間やメディアはこちらの方で騒いでいます。

対馬海峡を挟んだお隣には、徴兵制の存在する、2つの同朋の国同志が今なお臨戦態勢でにらみ合っていて(但し、こと反日憎日侮日に関して両国は共通認識を持っている)、

さらに国防動員法という、対日有事に際しては、在日支那人のテロ活動を義務化する法律を有し、日本に核ミサイルを向けている反日を国是とする自称世界第二位の経済大国があるというのに、まことにもって、天下泰平というのはこのことです。

国会前で騒いだり、寝転がっていたりしている人たちは、そのほとんどが反原発の人たちのはずなのですが、マラッカ海峡やホルムズ海峡等の石油輸送のシーレーンが封鎖されればどうなるか考えれば分かりそうなものなのに、原発容認の人より、目を吊り上げて怒っているのが私には全く理解が出来ないのでした。


日本の財界としては、政局が荒れると、自社の株価に影響が出てくるので、穏便にやってくれというところでしょう。

以前なら、財界の利害=日本国の利害と一致していたのですが、グローバル化の進展とともに、財界の利害は、日本の利害と一致せず、むしろ売国に傾くほうが、自社は儲かるという事態もしばしば生じるので、財界がスポンサーであるところのメディアは、右顧左眄(うこさべん)の全方位売国なのでした。

 

それで、財界の注目の的は、何といっても断然こちらなのでした。


 ※    ※    ※

米利上げ見送り、年内実施の可能性残す=FOMC

Business | 2015年 09月 18日 03:16 JST ロイター

http://jp.reuters.com/article/2015/09/17/fomc-decision-idJPKCN0RH2J220150917
 




 9月17日、米FOMCは金利据え置きを決定した。写真はイエレンFRB議長。ワシントンで7月撮影(2015年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 17日 ロイター]

- 米連邦準備理事会(FRB)は17日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、ぜい弱な世界経済をめぐる懸念を踏まえ、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行水準に据え置くことを決定した。だが年内利上げの可能性は残した。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

ということで、写真に写っているご婦人のイエレンFRB議長は、ある意味では、オバマ大統領より世界に影響を持つ人なのでした。


実際に、今回の『利上げ発表』があった時の、NYダウ【アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数】の値動きを見てみましょう。(以下YAHOOファイナンスより)






↑ 現地時間PM2:00(日本時間午前3時)発表と共に、少し下げて、30分後のPM2:30にイエレン議場の記者会見が始まります。普通に考えると、利上げだったら金融引き締めで株価が下がるはずです。

それが延期ですから、当然のごとく、順調に市場が好感して株価は上がりだしますが、

記者会見の内容を聴いたら、10月利上げの可能性もあるようだし、年内見送りなのかはっきりせず、状況は良くなったどころか余計に事態が混とんとして先が読めないということが分かってきます。

それで、下げに転じます。

そもそも、今回の利上げの話は、雇用が拡大してアメリカ経済が上向き、景気回復によるインフレ抑制もにらんだゼロ金利という異常な状態の解除ですから、その利上げ時期が今に至っても、いつになるか分からないということは、アメリカ経済はちゃんと回復しているのかという疑問が出てきます。

それから、中華人民共和国の株価急落をきっかけとした世界同時株安に際して、当初はあくまでアメリカ国内政策としての利上げだと述べていたイエレン議長が、そういったことも配慮したようにも取れるメッセージを発したことも、不安材料です。


アメリカのFBRは、2008年9月15日アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズがサブプライムローン問題によって破綻(Bankruptcy of Lehman Brothers)したことに端を発して生じた続発的世界的金融危機、すなわちリーマン・ショック以降、量的金融緩和政策【当時のFRBバーナンキ議長は、証券の買い入れ、それを担保する資金貸し出しについて「信用緩和(credit easing)」と称した】を3回にわたって、行ってきました。


サブプライムローン問題から波及した金融危機に対応するために実施されたQE1(2008年11月-2010年6月、1兆7250億ドル)、要するに、ウォール街救済のためのあからさまな公的支援、

米国の景気回復ペースの鈍化を受けて、行われたQE2(2010年11月-2011年6月、6000億ドル)、

依然高止まりしたままの失業率を改善するために労働市場(雇用)を刺激して景気を回復させることを目的としたQE3(2012年9月-、月額400億ドルから「緩和逓減(テーパリング)」により減じていき、2014年10月終了)がそれです。

ところが、このような量的緩和政策は、投入した額に比してさほどアメリカの景気浮揚に効果があったかが、疑問視されているのです。


ノーベル経済学賞を受賞した経済学者のジョセフ・E・スティグリッツ氏は「アメリカのような大国が量的緩和をするとグローバルに影響を及ぼす。しかもアメリカでの実体経済には降りてこないで、アメリカ以外の海外資産に使われる。為替市場に向かう場合も、コモディティ市場【原油や金、銀、銅、小麦、大豆などのような、貴金属や資源、穀物を投資対象とする取引市場のこと】に向かう場合もあるが、その過剰流動性が世界経済の不安定さを助長している」と指摘しています。


つまり、こういうことです。

みなさんは、BRICs(ブリックス)という言葉を耳にされたことがおありかもしれません。有力新興国とされるブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をとった言葉です。

BRICs4ヶ国に南アフリカ共和国を加えたてBRICSと称されることもあります。


2003年秋にアメリカの証券会社ゴールドマン・サックス社が、投資家向けリポートの中で用いて以来、マスコミなどで取り上げられるようになったというこの言葉の沿革からして、その国の経済発展と言うよりも、何のことはない、美味しい儲け話のために造られた言葉なのでした。


今回の利上げで特に深刻な影響が及ぼされると考えられているのが、トルコ、南アフリカ、インドネシア、ブラジルと言われています。

これらの国では、FBRの利上げの話が出た時点で、インフレが起きています。


9月5日、トルコのアンカラで閉幕した、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、支那ショックや、アメリカの利上げに対する懸念が言及されていました。


なお、新興国に対する投資は、現地通貨建てで、キャリートレード【金利の低い通貨で調達(借り入れ)した資金を、外国為替市場で金利の高い他の通貨に交換し、その高金利で運用して金利差収入等を稼ぐ取引(運用手法)】によって、調達されることが多いので、これも、金融危機の際には、大きな巻き戻しがあり、世界経済の不安定要因になっています。


大国の金融緩和は、新興国の外資流入をもたらし、それがバブルとなって、逆に大国の金融引き締めによって、外資が吸い上げられることにより【キャピタルフライト】バブルがはじけて経済危機に陥ることが繰り返されているのです。


いいかげん、経済人は歴史から学習すべきです。

グローバル社会では、自国民のために自国民の税金を使った経済政策の恩恵を、自国民が享受することができないのです。

グローバル化は、主権国家の財政自主権を破壊する国家主権侵害の危険を常にはらんでいるのです。

その最たるものがTPPで、そこに含まれている毒素条項である、ISD条項は、その国の法律に優先して適応されるわけですから、近代国家の基礎である主権在民とそれによって発生する財政自主権をを完全に無視し毀損する、憲法違反の条項なのです。


第二次世界大戦のことを思い出してください。今より遅れたグローバリズムによってさえ、世界大恐慌が起き、その反省によって、列強先進国は、ブロック経済を敷きました。植民地を前提とした鎖国ですね。植民地を持つ先発帝国主義国は自給自足できて安泰ですが、国家の統一が遅れた国の日本、ドイツ、イタリアは植民地を持たないが故に資源の調達先を失ったので溜まったものではありません。

このままでは国民が餓死してしまいます。

そこで起きたのが第二次世界大戦だったのです。

今の世界情勢はこの頃とそっくりなのです。


先頃、日本と支那が入札に参加したインドネシア高速鉄道が白紙になったという報が入りましたが、これはインドネシア政府の正しい判断だと思います。将来的にアメリカの利上げが行われた場合、アメリカから流れ込んだ資金は再び、アメリカに吸い上げられて、建設費の支払い不能に陥る可能性が非常に高いからです。

それで、イエレン議長の質疑応答が進むにつれ、市場が嫌気をなしてダウがどんどん下がり始めたところで、そのまま現地時間PM4:00の大引けになります。

そして、現地時間の翌9月18日の9:30分の寄付きでさらにダウ平均は急落します。






それで、利上げ=ドル高になるはずだったのを今回見送ったわけですから、ドル円相場はこうなりました。






つまり、もしFOMCがドルのゼロ金利政策をやめて、利上げしていれば、アメリカドルの方が持っているだけで利息がつくので、ドル高になるのですが、それが取りやめになったので、ドル安円高に為替相場がシフトしたわけです。


今は、アメリカはサマータイムですから、日本の方が、ニューヨークより13時間進んでいます。

現地時間9月17日昼の2時に発表があって、つまり日本時間の午前3時に発表があって、その約30分後にイエレン議長の記者会見がありました。

 

東京証券取引所は、午後3時が大引けで、先物を扱う大阪証券取引所でも、深夜午前3時に引けてしまいますから、日本の証券市場は開いていません。というか、そのタイミングで発表しているわけです。


それで、前日にポジションが取れず、日が明けた翌日の日経平均の値動きを見てみると、こうなります。





 

円高ドル安になると、アメリカの投資家が安いドルで高い円に両替して日本株を買うのは、損な上に、日経平均にシンクロしているダウが下がった以上、リスクオン【株式は、リターンが大きい代わりに、損をするリスクもあるので、こういいます、逆に、国債や社債は、リターンは少ないのですが、(特に今はゼロ金利なので)株より安全なのでこれに対してリスクオフといいます】にするには、躊躇するという市場の判断なのでした。

ところが、週明けはまるで図ったかのように、日本はシルバーウィークで東証は5連休ですから、ニューヨーク市場や、先物のシカゴ市場の後手を踏みます。

いずれにせよ、当分の間、株価は安定しない状態が続くものと思われます。


ところで、私はアベノミクスというのは、カブノミクスだと言っているのは、安倍首相が日本の景気=日経平均だと考えているとしか思えないからです。

安倍首相がそういった政策をとらざるをえないのは、ある意味日本の経済の実態を考えればやむをえない部分があるのです。


最近は、大抵の報道バラエティー番組で必ずと言っていいほど、為替と株の動きについて言及します。


皆さんは、これをおかしいと思いませんか?

昔は株といったら、博打ですから、真っ当な堅気の人はやりませんでした。銀行よりも証券会社の方が下に見られ、銀行は、経営者が株に手を出している会社には融資をしませんでした。

それが、決定的に変化したのがいわゆる橋本龍太郎内閣時を中心に行われた『金融ビッグバン』以降です。


それ以前に、銀行は投資信託の業務もやるようになって、株に傾斜していたわけですが、相変わらず、企業の資金調達は銀行からの借り入れが主でした。

日本の場合は、それでうまくいっていたわけです。

それを、こともあろうに、バブル崩壊後で、少し景気が上向きかけていた時に、消費増税の3%から5%への増税とともに、金融ビッグバンで日本経済は壊滅的な打撃を受けました。

簡単にいえば、日本の事情に合わせて出来ていたルールを、グローバルスタンダードの名のもとに、アメリカにとって都合のよいルールに変更しろと言われたのです。

日本にとってアメリカは、○○団の用心棒ですから、ことあるごとにみかじめ料を要求するわけです。

まず、大きな影響があったのが、1998年4月1日の外国為替法改正です。それ以前は、直接投資など国内外の資金の流れが国によって管理されていたのですが、それが原則自由になりました。これにより、外国企業が、市場から自由に円を調達して、日本の企業や不動産に投資するといったことが容易になりました。

それから、銀行の自己資本比率規制(BIS規制)の強化です。98年4月までに、国際業務を行う銀行は8%以上、国内業務のみを行う銀行は同4%以上の自己資本を積み増さないと、業務を継続できなくなるというルールが課されました。

これは、アメリカの経済環境で通用するルールで、要するに日本の銀行の場合、このルールを適用すると、貸付金がオーバーしてしまい、基準に合わせようとすれば、貸付金を回収しなければなりません。それで、貸はがしや、貸し渋りを行わざるを得ず、これで中小企業を中心にした多くの企業が倒産したわけです。

銀行にとっては、貸付を圧縮した結果として不良資産が増え、収益が減り、資本が痛むという、危機的な状態になりました。

それで、97年11月3日に準大手証券会社の三洋証券が会社更生法を申請し、17日には北海道拓殖銀行が経営破綻(北洋銀行に営業譲渡)、24日には当時の四大証券会社の一角である山一証券が自主廃業を発表しました。

翌98年には、日本長期信用銀行と日本債券信用銀行の経営が立ちゆかなくなり、公的資金の注入を受けて実質的に国有化されていきました。そうして税金を投入した長銀は、ハゲタカファンドの餌食になって、安く買いたたかれ、高値で転売されたのです。


さらにデタラメなのが、会計制度の変更で、特に大きかったのが、2001年頃に行われた有価証券などの資産の評価方法の時価会計への変更です。

株などは、その時の相場で乱高下します。しかしながら、株は持っている分には含み損なり含み益で、これは売らない限り、企業活動にはなんら関係ありません。

株の相場などというのは、美人コンテストで誰が優勝するか賭けるのと一緒で、株価の真の適正価格は存在しません。「市場が常に間違っている」という名言を残しているのは、1992年、イギリス政府の為替介入に対抗してイギリスの通貨ポンドの空売りを行い、15億ドルとも言われる利益を得、この一件により、「イングランド銀行を潰した男」の異名を持つ、世界的に著名な投資家、ジョージ・ソロス氏です。

日本の金融ビッグバンは、1986年にイギリスのロンドン証券取引所で行われたマーガレット・サッチャー首相による証券制度改革『ビッグバン』の焼き直しですから、サッチャー氏の売国政策の恩恵をジョージ・ソロス氏は得たわけですね。

その手で、長銀がハゲタカファンドの餌食になったのですから、そうなることは、1992年というとうの昔に分かっていたはずなのです。


時価会計制度は、好景気の時は含み益が出てよいのですが、デフレと株安が進行すると企業が保有する資産価値が大きく減少し、時価会計導入にともなう悪影響は計り知れません。

例えば、企業は景気が悪いときに、株価が下がって含み損が出ると、泣きっ面に蜂で、財務会計上、深刻な苦境に立ちます。

そうすると、敵対的TOBをかけられるなどして、会社を乗っ取られることになります。

経営者は、本業そっちのけで、株価を気にかけなければならず、利益が出ても、いざという時の為に投資に回さず、内部留保を積み上げることになります。ところが、モノを言う株主からは、配当金を上げろとか、自社株買いで株価を上げろとか、好き放題言われます。

こんな状態で、景気なんて上向くわけがないのです。

こんな不安定な状態で20年、30年先を見据えた事業計画なんて立てられるわけがありません。

投機を目的にした株主にとって、会社も社員も使い捨てなのです。

そのように時価会計主義が碌なものでは無い証拠に、日本の会計基準を遅れていると散々にこき下ろし、時価会計基準を押し付けた張本人のアメリカが2008年9月15日のリーマン・ショックで、自国の金融資本が危機に直面した途端、時価会計凍結を言い出し、2008年10月初めに成立した「金融安定化法」によって、SEC(米証券取引委員会)に時価会計凍結の権限を与え時価会計は実質上廃止されたのです。


このアメリカの御都合主義の二枚舌をみると、グローバルスタンダードなるものの正体がいかなるものか、歴然と分かります。

日本で錦の御旗のように『グローバルスタンダード』などと吹聴する人間はこういった人たちの手先です。


それで、昨年記事にするつもりで作った、NYダウと日経平均の推移を比較しましょう。





 

上記のように、まるでそっくりです。

一つの原因は、外国人投資家の存在です。

外国人投資家とは、機関投資家の一部で、欧米の年金資金、米国の投資信託、日本国内の外資系企業、ヘッジファンドなどがそれにあたります。日本株の外国人保有比率は上がってきており、日本株の30%程度は外国人が持っています。

まさに金融ビッグバン様様です。

さらに、東証一部銘柄の保有比率だけで言えば60%以上は外国人です。売買比率に至っては、その7割程度が外国人投資家ですから、日経平均はNYダウとドル円相場に大きく影響されるのです。

つまり、日本人が苦労して築き上げた富を、外国人投資家が、株式支配ではぎ取っているのでした。

ところで、このグラフを見ると、①NYダウよりサブプライムローンに手を付けなかった日本の日経平均のリーマン・ショック時の下落の方が大きいのが不思議です。

②の『トラスト・ミ―』で普天間問題を台無しにした民主党政権を外資は嫌気したので、日経平均はもたつきます。

③の東日本大震災発生での株価の低迷はしょうがないとして、じゃあ、復興需要景気はどうなるのだという話なのです。

④の第二次安倍政権で、日経平均が急騰しますが、よく見れば、アベノミクスだ、黒田バズーカだといいますが、結局のところ、民主党政権でもたついていた、日経平均がNYダウに追いついてシンクロを取り戻しただけだということが分かります。

それでもなお、NYダウは、リーマン・ショック前の水準を既に上回っているのに、日経平均は、まだそこまで至っていません。

つまり、安倍政権は、ウォール街にとって、都合のいい政権なのは確かですが、じゃあもっとまともな政権が日本に生まれるかと言うと、もう絶望的なのでした。


今となっては、やみくもな米国債購入に疑義を呈した後に、謎の変死をされた中川昭一氏の死が惜しまれてなりません。

そういえば、中川氏も記者会見で、常備していた薬と読売記者の越前谷知子氏に勧められたワインとの複合作用とが原因だとうわさされている、酩酊を、メディアから常軌を逸した叩かれ方をしましたね。

記者会見どころか、国際会議中に泥酔状態になったことがある、エリツィン氏やサルコジ氏は完全スルーだったのは、いかなる理由によるものなのでしょう?


それから、グローバル資本がいかなるものか、例示しましょう。

上海発の世界同時株安について、アメリカの利上げ懸念が原因だといった、鶏が先か卵が先かといった議論が見られますが、そもそも、上海市場なんてまともな取引ではないのです。

鬼城と呼ばれる、暴走地方政府の財テク目当ての乱脈投資によって出来た廃墟都市という不良債権の焦げ付きによって、不動産価格が下落しようとするときに、支那共産党は、今度は国民に株の購入を勧めました。

結果、いわゆる官製相場で、つまり支那株の時価総額がまず日本の国内総生産(GDP)に相当するほどの値幅で高騰します。

そういった、インチキ相場はすぐに馬脚を現し、その後わずか22日間で英国のGDP相当分下落したわけです。





 

その影響は日本の株式市場にも影響を与え、株価が急降下しました。





 

その時支那共産党がとった措置が、もう市場原理の常識を無視した無茶苦茶で、『下がりそうな企業の株取引を停止する』というどうやったら、そんな発想が出てくるのかといった出鱈目をやりました。

また、株価を下げた犯人とやらのスケープゴートをでっちあげて、次々と逮捕者を出しました。


それを、日本のメディアは、『中国経済のソフトランディング』 とか、『株価の落ち着きが市場に好感をもたらした』とか、『中国経済の底堅さが確認できた』とかべんちゃら報道しているのです。


こんなものに振り回されるアメリカ経済は、一体大丈夫か?という疑問が出てくるのは当然なのです。

というか、支那共産党と、ウォール街というのは、抜き差しならない関係にあって、田中角栄首相の日中国交正常化にしろ、日本に支那のインフラ整備をODAやら、技術供与を『よっしゃよっしゃ』と行わせて、その成果である巨大マーケットの果実をウォール街がいただこうという段取りだったわけです。

そうやって、さんざん利用された田中角栄氏は、アメリカ発のロッキード事件で政治生命を絶たれたのです。


皆さんもご存知の有名なカルロス・ゴーン会長の『日産自動車』を見てみますと、グローバル資本主義がいかなるものか分かります。


東洋経済 会社四季報(作成日:2015年09月14日)より。↓


※    ※    ※

日産自動車 (7201) 東証1部

【株主】 [単]208,054名<15.3>万株

ルノー 196,203(43.4)

チェース(ロンドン)スペシャル・アカウントNo.1 14,473 (3.2)

ステート・ストリート・バンク&トラスト 12,896 (2.8)

日本トラスティ信託口 10,651 (2.3)
日本マスター信託口 9,934 (2.1)

JPモルガン・チェース・バンク385632 5,860 (1.2)

SSBT505223 5,777 (1.2)←調べてみたら、中華人民共和国政府系ファンドの模様

日本生命保険 5,402 (1.1)
日本トラスティ信託口9 4,680 (1.0)

モクスレイ&Co. 4,459 (0.9)


<外国> 74.2%

<投信>2.6% 
<浮動株> 3.5%
<特定株> 60.5%

※    ※    ※

筆頭株主がルノーで43.4%の持ち株比率。

外国人株主が74.2%ですから、

一応『日産自動車』という名前ですから、日本の会社だと思ったら、『日産自動車』という世界に通用する看板をそのままにしただけで、実質的には日本の会社ではないのです。


それで、日産自動車は、破たんが目に見えている支那に重心を置いた経営をしています。


※    ※    ※

日産産 ムラーノ ハイブリッド、世界に先駆け中国で発売

2015年8月18日(火) 13時59分 Response.より。
http://response.jp/article/2015/08/18/258122.html

日産自動車は、同社の中国の合弁会社である東風日産が、新型『ムラーノ』および『ムラーノ ハイブリッド』を発売したと発表した。






新型ムラーノは、中国の若年層をターゲットとした東風日産の「YOUNG NISSAN」戦略にとって重要なモデルとして開発。

エントリーモデルの価格を旧モデルから12万7000元(約250万円)引き下げ、23万8800人民元(約477万円)からとするなど、戦略的価格設定とした。


 新型ムラーノは、日産の最新グローバルデザインランゲージであるVモーショングリル、フローティングルーフ、ブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用。ダイナミックかつシャープなデザインとした。

 (後略)

※    ※    ※(以上引用終わり)

若年層向けに477万円の車というのも驚きですが、こういう富裕層は課税当局に捕捉される収入がそれほどありません。その多くが、申告していない賄賂他副業収入だからです。

ツアーで来日して、家電などを爆買いしている支那人の多くは、表向きの年収が100万円~300万円程度の中間層です。

本国では、デパートでも偽物を売っているからということもあるのですが、さすがの賄賂社会でも、あまり派手にやると後ろに手が回ります。

それで、外国でこういった贅沢三昧をやるわけです。


しかしながら、家土地などの不動産や日産ムラーノのような自動車など高額動産の場合は、外国で爆買いして、手荷物として持ち帰ることができません。そういうのに使うお金はマカオのカジノなんかでマネーロンダリングをします。

つまり、カジノにいくばくかのお金をつかませて、この金はカジノで勝った金ですという証明書を発行してもらうわけなのですね。

日本でもIRとかいって、カジノを誘致する法案を提出しようとしているのですが、こういったことをちゃんとメディアが報道しません。マネーロンダリングとおそらくは無関係だった韓国で日本に先駆けてできたカジノは、大失敗しています。

例の安保法案で今回はこちらの方は見送られたようですが、カジノカジノと言って露骨に民団とつながりのある大阪市長が、何故いまだに人気があるのか私には理解不能です。


日経を始めとしたメディアは、支那人の爆買いを、デフレ下の日本におけるありがたい恩恵のように報じますが、何のことはない。

そもそもあの富は、日本の工場を支那に移転して、本来合弁会社の支那側の共産党幹部役員とそれ群がる有象無象の利権集団が得たものなのであって、日本のデフレの、そもそもの原因の一つなのです。

グローバル化した日本企業は支那に工場を輸出して、失業を輸入しているのでした。日本のメディアは日本人のことが大嫌いなので、このことが、さぞかし痛快なのでしょう。

グローバル企業は、特に外資に乗っ取られたそれは、日本人なんてどうなっても良いのです。

それで、何年も前から予測されていた事態がおきました。↓


※    ※    ※

絶好調の日産に忍び寄る中国市場の異変

「新車販売はどんどん悪くなっている」

木皮 透庸 :東洋経済 編集局記者 2015年07月30日 東洋経済ON LINE
http://toyokeizai.net/articles/-/78756
 (前略)

世界販売は四半期ベースで過去最高の129万台、売上げと純利益は過去最高を達成。日産自動車が7月29日に発表した第1四半期(4~6月)の決算は好調そのものだった。好業績を牽引するのは、全体の販売の4割弱を占める北米だ。台数は約9%増の48.6万台で、利幅の大きい車種が利益に貢献した。

だが、決算会見で関心が集まったのは、上海株式市場の急落を受け、景気減速懸念が強まる中国だった。日産の中国販売は北米に次いで台数が多く、世界販売の約4分の1を占める。日系メーカー首位の座は2009年以降保持しており、最重要市場の一つだからだ。

 (後略、以上引用終わり)

※    ※    ※

↑ ゴーンさんは経営者のカリスマのようにメディアは持ち上げていますが、チャイナリスクなんて、一体全体、何時から言われているのですかね?


尖閣沖で、漁船を装った支那の工作船が海上保安庁の巡視船に体当たりをしてきたのは、2010年9月7日のことですよ。あの時、フジタ工業の社員二人がスパイ容疑の言いがかりをつけられ(最高刑は死刑)逮捕、つまり人質に取られたのです。

支那で有事ともなれば、在支那日本人は全員人質なんですよ。

それ以降も、というかそれ以降さらに日産自動車は支那にどんどん深入りしています。

本当にゴーンさんって、経営センスがあるのですか?


まあ、支那で酷い目にあうのは、日本人社員だから、ゴーンさんには関係ないのでしょうけどね。

会長職についている間だけ業績が良ければ、高額な役員報酬もらって、さようならの人ですから。


まだまだ、書くことはあるのですが、

また、機会があれば、続きます。

実力派ミュージシャンとしてのザ・ドリフターズ 【ファイルMU15】2015.09.15 

【ファイルMU15】2015.09.15 実力派ミュージシャンとしてのザ・ドリフターズ

1966年ビートルズ日本武道館来日公演より。

久しぶりの音楽の部屋です。STAP潰しを行った人たちの疑義については、次から次から出てきて本当に収拾がつかない程沢山ありすぎてまとめるのが大変なので、少し箸休めということで、違う記事もぼちぼちと挟みたいとは思っています。


 前回は『左利きは天才肌』だということについての記事をポール・マッカートニーさんの例も含めてアップしました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55103371.html

今回も、ビートルズがらみの記事として、不当に閑却されているミュージシャンとしてのザ・ドリフターズについて書きたいと思います。






ザ・ドリフターズは、もともとは、ビートルズの武道館公演の前座をもつとめた、人気と実力を兼ね備えたプロミュージシャンでした。

 

アメリカにはザ・ドリフターズ(The Drifters)という1950年代から1960年代にかけて隆盛を極めた有名な黒人コーラス・グループがあります。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第81位という世界的な人気グループです。


でも、我が国でザ・ドリフターズといえば、言わずと知れたこのコメディーグループのことを指します。


特に彼らの代表的なテレビ番組の『8時だョ!全員集合』の人気はすさまじく、番組全体の平均視聴率は27.3%で、最高視聴率は1973年4月7日放送の50.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区にての数値)という今では信じられない数字をたたき出しています。最盛期には40% - 50%の視聴率を稼ぎ、「お化け番組」「怪物番組」と呼ばれたのも当然でしょう。

しかも大掛かりなセットを組んだ、公開放送のこの番組が生放送だったというから驚きです。


もともとはプロミュージシャンだったから、本番の生ライブに強かったという事もあるのでしょう。

コメディアンとして一世を風靡したことがミュージシャンとしての彼らにとって、本当に幸せだったのか、私にはよくわかりません。


それで、そのテクニックのある人気コミックバンドとして、ザ・ドリフターズは、ビートルズの武道館公演の前座を勤めました。

この日本公演は1966年6月30日から3日間、昼・夜公演の計5回行われましたが、ドリフターズの出演は。6月30日と7月1日のみです。

 

当時の映像がありましたのでご紹介します。


【お宝映像】ドリフターズのBEATLES日本公演前座映像




 うまく観られないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=1PX5nMjEi_U

加藤茶さんは、さすがにリンゴ・スターさんのドラムセットは使えないので、別の場所でドラムを叩いています。


当時のザ・ドリフターズは荒井注さんのコメントにもあるように「音楽喫茶全盛期には『ライブハウス、ジャズ喫茶の帝王』の異名を持っていた」とされるほどの人気と実力を誇っていたので、前座に抜擢されていたわけですね。


いかりや長介さん(ベース)34歳 、加藤茶さん(ドラムス)23歳(字幕では22歳と誤表記)、 高木ブーさん(リードギター)33歳(字幕では27歳と誤表記)、 仲本工事さん(リズムギター、ボーカル)24歳(字幕では23歳と誤表記) 、荒井注 (ベース・キーボード)37歳(字幕では33歳と誤表記)。

それにしても、みなさん若いねえ。特に加藤茶さんなんて、ハンサムさんだし、ドラムが上手いし。

荒井注さんが抜けて、志村けんさんが加入したのは、ずっと後のことです。


あれだけ動き回ってこの演奏は凄いと思います。


いかりや長介さんが、晩年ウッドベースを弾いている場面をテレビで拝見したことがありますが、さすがに味わいの深い素敵な演奏でした。みなさん、根っからのミュージシャンなのですね。


ザ・ドリフターズが、演奏しているのは、「ロング・トール・サリー(Long Tall Sally)」、あるいは、「のっぽのサリー」。

この曲はもともとは、リトル・リチャードの曲なのですが、スタンダードナンバーとして多くのミュージシャンにも演奏され、ビートルズもカヴァーしていて、1964年にオリジナルEP「ロング・トール・サリー」のA面1曲目に収録されリリースされています。






現在は、CDの『パスト・マスターズ Vol.1』で聴くことができます。






同曲のビートルズの演奏の模様を記録した動画がありました。


1964年1月17日のビートルズの最初のワールドツアーの一環として行われたオーストラリアはメルボルンのフェスティバルホールライブの模様です。

The Beatles Long Tall Sally (Live In Melbourne)




 うまく観られないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=eiXtk296YmE

ポール・マッカートニーさんのシャウトと、リンゴ・スターさんのドラムワークが中心に映っています。


この動画でもそうですが、この頃のビートルズは、1965年まで、コンサートではこの曲がラストナンバーに使われることが多かったようです。

ドリフの皆さんは、ビートルズに敬意を表して、Long Tall Sallyを演奏されたのだと思いますが、本家がよくコンサートのラストナンバーとして使っていた曲を前座で演奏するというのも、ある意味度胸があるというか・・・。冷や汗ものだねえ。


ポールマッカートニーさんのMCで「ジョン!」とコールされたジョン・レノンさんが、英国国歌の「神よ女王陛下を守り給え(God Save the Queen)」の旋律をギターでポツポツと地味に弾いています。

オーストラリアはエリザベス2世女王陛下を元首とする英連邦王国の立憲君主国として、連邦議院内閣制をしいていますからね。

実は、オーストラリアの国歌は、1984年に現在の『Advance Australia Fair』が国歌として制定されるまで、イギリス国歌『God Save the Queen (King)』が用いられていたので、この当時はこの曲がオーストラリア国歌でもあったのです。


観客は熱狂して悲鳴を上げていますが、自分の声でビートルズの演奏は聞こえないはずです。何のためのコンサートかよくわからないねえ。


演奏中の最後の方で、まるで知り合いのように駆け寄ってきてジョン・レノンさんに握手を求めた男性は、そのあと警備員に身柄を確保されていますが、あれは一体何だったのでしょうか。今思えば、後年ジョン・レノンさんが射殺された1980年12月8日のマーク・チャップマン事件を連想してしまいます。


実は、マーク・チャップマンは、それ以前にも、1978年に、ホラー小説の名手、作家のスティーヴン・キングさんにしつこくサインをせがんでいて、それがマーク・チャップマンだと分かった時の恐怖が『ミザリー』(Misery)という作品を書くきっかけになったというのは有名な話で、まあ、チャップマンは、ジョン・レノンさんじゃなくても、相手が有名なら誰でも良かったようだったのです。


なお、ビートルズの最初のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の収録曲に『ミズリー(Misery)』という曲があります。

スティーヴン・キングさんの『ミザリー』は、この曲に因んだ作品名だと思われます。


ドリフターズの演奏は、どうもビートルズ・バージョンではなくオリジナルのリトル・リチャードのほうに近いように感じます。

しかも、曲の前の方をかなりはしょった短縮版です。






こちらの動画がありましたので、ご紹介します。

Little Richard - Long Tall Sally



 上手く観られないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=V1FNveyqgRQ

ちなみに、『ロング・トール・サリー』(のっぽのサリー)にちなんだニックネームを持っていた人がいらっしゃいます。

それが、現在俳優でご活躍されている岸部 一徳(きしべ いっとく)さん。


若いころは、沢田研二さんで有名なスーパーGS(グループサウンズ)バンド、『ザ・タイガース』のリーダー兼ベーシストの名手=岸部修三(きしべ・おさみ)さんとしてご活躍されていたのですが、181cmと長身だったため、ロング・トール・サリー』(のっぽのサリー)に引っ掛けて『サリー』というニックネームだったのですね。

ちなみに、岸部 一徳さんは、同じく『ザ・タイガース』に所属していた岸部四郎さん(ニックネームはシロー)のお兄さんでもあります。


ザ・タイガース当時のアイドルだった岸部修三(きしべ・おさみ)さんことサリー。現岸部 一徳(きしべ いっとく)さん。(laughy.jpより)






最近の岸部一徳さん。






それで、ドリフターズ以外に前座のステージに立った人たちの演奏も映した動画もあります。


The Beatles 日本公演 前座(最長版)




 上手く観られないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=Xrt8Ego2kvQ

日本側メンバー。【動画スクリーンショットより】






E.H.エリックさんの司会に、ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ブルージーンズ。ビートルズのメンバー名のコールとリードボーカルとして尾藤イサオさんと内田裕也さんが客席を煽っているんですが、

いまではすっかりロック界の大御所である若い頃の内田裕也さんが、歌詞を覚えていなくて大声で間違いまくっているのが“らしく”ていいねえ。


いかに内田裕也さんでも、さすがに『天下のビートルズって言っても、どうして俺が前座なんだ?』ってツッパっていたわけではないはずで、単に忙しくて覚える暇が無かったか、さぼって覚えなかっただけだと思うねえ。

横の尾藤イサオさんが、内田さんの方を向いて、露骨にイラついているねえ。


それにしても、内田裕也さんは、「皆さん一緒にやってください」って丁寧な言葉で手拍子をお客さんに求めるなんて、なんという礼儀正しいロックンローラーだったんだろう。

こういうのが当時は“不良の音楽”だったんだねえ。


ところで、この動画なのですが、先述のようにビートルズの来日公演は全部で5回のステージです。


1966年6月30日
PM6:30より第1回目の公演

【Set List】
Rock And Roll Music
She's A Woman
If I Needed Someone
Day Tripper
Baby's In Black
I Feel Fine
Yesterday
I Wanna Be Your Man
Nowhere Man
Paperback Writer
I'm Down
※以降、すべての公演の演奏リストは同じ。

7月1日
PM2:00より第2回目の公演
PM6:30より第3回目の公演
(この日のPM2:00からの公演の模様が日本テレビで放映される。視聴率60パーセントという高い数字を記録。)

7月2日
PM2:00より第4回目の公演
PM6:30より第5回目の公演

 以上です。

ところで、7月1日の第二回公演は日本テレビで放映されたわけですが、実はこの時の録画テープは、マネージャーのブライアン・エプスタインが本国に持ち帰ったので日本には残っていません。

動画の字幕には1966年7月と表記されていますが、これは間違いです。


本来は初日の30日の公演をビデオ録画してそれを翌日テレビで放映する予定だったのですが、ポールのマイク・セッティングが不備で、歌っているうちに首を振り出してしまうトラブルがあったのと、客席のファンの反応が十分に写っていないことでブライアンの意向でNGになったのでした。

ひょっとしたら、内田裕也さんのトチリも原因だったのかもしれません。さすがに2回目からはちゃんとやったでしょうから。

つまり、そちらの30日のNGビデオが、日本の放送局に残っていたため、70年代後半に日本で再放送された日本公演はこちらの方なのですね。

ということで、30日には前座で出ていたドリフターズの映像も残っているわけです。

さすがに、ビートルズの演奏が映った来日公演動画はネット上に見つけることができませんでした。


なお、日本での滞在中、警備の警察官の拳銃からヒントを得て、未定だった新作アルバムのタイトルを『リボルバー』と決めて本国に電報で知らせたそうです。


第一回目の公演を見た作家の北杜夫さんは、「ビートルズの姿が現れるや、悲鳴に似た絶叫が館内を満たした。それは鼓膜をつんざくばかりの鋭い騒音で、私はいかなる精神病院の中でもこのような声を聞いたことがない」という感想を持たれたようですが、

当のビートルズ側では、他国の公演に比べて、観客が静かで「お通夜のようだ」と感じていたそうです。


ということで、日本の音楽シーンに決定的な影響を与えた歴史的コンサートの前座に、ザ・ドリフターズが参加していたというのはすごいことなのでした。


今となっては、ミュージシャンとしての彼らの映像がたくさん残っていればと、残念でなりません。

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その97) 【ファイルSI 101】2015.09.10 

【ファイルSI 101】2015.09.10 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その97)

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その4)

レーン3の切り貼りの指摘は、なんと!ネイチャー電子版公開から、僅か4日と12時間後!!

前回は、↓

『◆ アメリカのSTAP叩きの急先鋒ポール·ノフラー氏のおかしな記事を垂れ流すサイト、“NewSphere”は露骨な反日の韓国プロパガンダメディア!』という記事を書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55705466.html

今回の連載『◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドの書き込み。(その1)』から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55693785.html

 『【ファイルSI 06】2014.04.17 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

ということで、前回はアメリカにおけるSTAP叩きの急先鋒、かつ、今回のSTAP騒動の発端となったスレッドを立ち上げたにもかかわらず、何故かSTAP叩きの日本のマスメディアが取り上げたがらない、ポール・ノフラー氏のことを、異様に持ち上げている“NewSphere”というおかしなサイトが、露骨な韓国の提灯記事を書く反日サイトだということを説明いたしました。


ポール・ノフラー氏については、さらなる疑義が沢山あるのですが、これも後日に譲ります。

転じて言えば、それはとりもなおさず、だからこそ、STAP叩きが目的の日本のマスメディアは、今回のSTAP騒動を仕掛けた、あまりにも胡散臭いポール・ノフラー氏のことに触れたくないのでしょう。


今回は、物の順序として、ネット上で、ポール・ノフラー氏がPubPeerという『英語版科学系2ちゃんねる』のようなスレ板に、STAP論文のスレッドを立てるとともに、その書き込みにおいて、ポール・ノフラー氏がSTAP論文の概略とそれについての感想を書いたブログのリンクが貼られ、


そのスレッド内に、最初の『STAP論文に対する“具体的な疑義”』が書き込まれたことについて考察いたします。


これについては、各メディアは完全にシカトを決め込んでいますから。皆さんが一読するに値するものと私は自負しております。


まず、ポール・ノフラー氏がPubPeerに最初のスレッドを立てた経緯についての疑義は、本連載第一回の↓

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドの書き込み。(その1)で詳述したのでご参考ください。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55693785.html





↑ ポール·ノフラー(Paul Knoepfler)氏=再掲

繰り返しになりますが、日本のJTS時間より9時間遅れの時差があるUTC(協定世界時)の2014年1月29日午後8時21分に、

ポール·ノフラー(Paul Knoepfler)氏が

PubPeerにSTAPネイチャー論文に関する最初のスレッドを立て、自らをブログのリンクを貼ったコメントを投稿しました。↓

"Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency"

Haruko Obokata, Teruhiko Wakayama, Yoshiki Sasai, Koji Kojima, Martin P. Vacanti, Hitoshi Niwa, Masayuki Yamato, Charles A. Vacanti, Nature (2014)

PubPeerのこのスレッドのURLはこちら↓

https://pubpeer.com/publications/8B755710BADFE6FB0A848A44B70F7D





そして、最初に自らのブログのリンクを貼ってその内容の要約のコメント投稿をしたPeer 1もポール·ノフラー氏だと思われます(時間的に他人が行うのは不可能です)。↓

Peer 1: ( January 29th, 2014 8:21pm UTC )

From Paul Knoepfler's blog:

http://www.ipscell.com/2014/01/review-of-obokata-stress-reprogramming-nature-papers/

"...something akin to hitting the cells over the head with a sledgehammer of a pH 5.7 (physiological pH is more typically thought of as around 7.4), they report the blood cells of 1-week old mice turned on expression of an Oct-GFP reporter as they floated around in clusters in the media."
(後略)

↑ つまりネイチャーSTAP論文に関するスレッドが立ったのです。

それに至る経緯は前掲(その1)に詳述しましたが、


要するに、ネイチャーが2014年1月29日午前11時20分頃(UTC) 【ノフラー氏の住む、カリフォルニア時間1月29日真夜中の午前3時20分頃】解禁破りをした英メディアに追従する形で二報の長文に亘るSTAP論文をネット公開。

ノフラー氏は、公開直後すぐにその論文を見つけて興味を持ち、全文読んで、徹夜して理解して分析し、図表を引用しブログ記事を作成しアップ、それにリンクを貼ったスレッド立てをしたのがJanuary 29th, 2014 8:21pm UTC【ノフラー氏の住む、カリフォルニア時間1月29日午後0時21分】。

最長でもこれだけの作業に要した時間は9時間以内。予め情報を入手して予定稿の準備をして、発表を待ち構えていなければ、こんなことは不可能です。


これだけでも有り得ないことなのに、さらに有り得ないことが起きたのです!↓






↑①と赤い字で附番したコメント1がびっくりです。↓


附番① Unregistered Submission: ( February 4th, 2014 11:35pm UTC )

Figure 1i lane 3...

At higher magnification the background of that lane 3 is darker than the rest of the gel.

Also vertical straight change background on each side.

(Figure 1i lane 3...拡大してみると、レーン3の背景には、ゲルの他の部分よりも暗い。また、両側のバックグラウンドとは垂直の直線状に違いが表れている。)


↑ このUnregistered Submission氏(未登録の提出=つまり匿名書き込みですね)のコメントが書かれたのはなんと、

【February 4th, 2014 11:35pm UTC (協定世界時)】


ノフラー氏のスレ立てが、January 29th, 2014 8:21pm UTCで、

この、『レーン3の疑義』とやらに関する書き込みが、


ノフラー氏のこのSTAPスレッドが立ってから4日と3時間

ネイチャー誌ネット版の意図せぬ解禁からでさえ、4日と12時間

という短時間のうちになされたのです!


実物を確認してみましょう。

ネイチャー誌ネット版の当該画像がこれです。

アーティクル論文より、Figure 1のi (スクリーンショット未加工)

http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_F1.html





↑上記の画像の小保方博士が書かれたと思われる注記(凡例)はこれです。↓
i, Genomic PCR analysis of (D)J recombination at the Tcrb gene. GL is the size of the non-rearranged germline type, whereas the smaller ladders correspond to the alternative rearrangements of J exons. Negative controls, lanes 1, 2; positive controls, lane 3; FACS-sorted Oct4-GFP+ cells (two independent preparations on day 7), lanes 4, 5.

↑ TCR再構成というのは、速い話が免疫系の再構成なのでした。説明すると複雑で長くなるのですが、要するにB細胞と共に狭義の免疫の主役であるT細胞には、免疫グロブリンによく似た抗原受容器が存在して、これをTCR(T細胞受容体)と呼びます。


STAP細胞は既に分化した細胞の時間を巻き戻して一旦初期化するわけですが、再びTCR生成の初期ステージにおける遺伝子再構成であるJ遺伝子再構成【J recombination】が見られます。

この写真はJ遺伝子再構成についてPCR法でゲノム分析を行ったものです【PCR法は警察捜査における犯人特定でも用いられる、一般的なDNA解析法です】。


TCR再構成が行われていない遺伝子は、長いままなので、電気泳動ではゆっくりとしか動かず線が画面上からGLのところまでしか伸びないのですね。


レーン1(ES細胞)とレーン2 (Fibroblasts=繊維芽細胞)は、ネガティブコントロールとありますから、最初から、TCR再構成がなされないと分かっている条件で行われた対照実験なので、当然、GLまで電気泳動が伸びませんでした(つまり遺伝子が長いままなのですね)。

一方レーン3のLymphocytes(リンパ球=T細胞はリンパ球の約70%を占める)や、4、5【FACSソートのOct4-GFP+細胞(2つは別々に独立して培養7日目のもの)】は、下の方までハシゴ状の光輝線が見られるので、遺伝子が短くなったため、速く動いて電気泳動距離が下の方まで伸びているわけです。


キメラマウスはすでにSTAP細胞から若山博士が作成しているわけですから、当然免疫系は出来ているはずなので、TCR再構成は当然あるに決まっているので、念のために確認しようというのが『ポジティブコントロール』です。

それで、レーン3のリンパ球が短いままなので、TCR生成の初期ステージにおける遺伝子再構成であるJ遺伝子再構成は見られたという、STAPの多能性の『傍証』として掲げられた画像なのです。


でも、STAPキメラマウスは若山博士によって“できちゃって”いるわけですから、捏造以前に、『三胚葉のテラトーマ画像』同様、この画像ががなくても、STAP論文は成り立つわけです。


ポジティブコントロールとして、TCR再構成が見られなかった場合、科学的な研究として、じゃあ、それはなぜかというステップに進むだけなのですが、例えば、NHKスペシャルや毎日新聞の須田桃子氏などは、『TCR再構成がないじゃないか』と鬼の首を獲ったかのように、言いつのるわけですね。どうせネット情報の受け売りでしょうけど。


それで、上の写真を見て、

「レーン3だけ暗くて、両側のバックグランドと違っているって分かりますか?

そういわれてじっと見ても私にはわかりません。


なのに、おびただしい数の2報のSTAP論文の図表の中から、【February 4th, 2014 11:35pm UTC (世界標準時】のUnregistered Submission氏は、論文発表からわずか4日と半日で、それを発見できたのです!

それこそ、この人なら、空飛ぶ円盤とか、ネッシーとかツチノコとかツチノコパンダとか、容易に発見できるでしょうから、その才能をそちらの方に向けた方が儲かると思うのですが、どうも無私無欲の人のようなのです。

“At higher magnification”とありますが、ネイチャー誌電子版のフィギュア画像はそのままでは拡大表示できないので、私も一旦スクリーンショットでコピペしたものをレタッチソフトで拡大してみます。↓






↑ そうすると、成るほど、そういう“先入観を持って”よく見ると、レーン3の矢印の部分が両側よりかすかに暗いというのが“かろうじて”分かります。


ところが、Unregistered Submission氏は、まず、ネットで多くの図表をみて、その中から拡大も何もされていない状態のこの図表だけ、見てレーン3が暗いと気が付いたのですよ!

まず、普通に見て気が付いておかしいと思ったから、わざわざ、レタッチで拡大したわけです。


繰り返しますが、それに気が付いたのが、

なんと、わずか

ノフラー氏のスレッドが立ってから4日と3時間!

ネイチャー誌ネット版解禁からでさえ、4日と12時間!!

という短時間内なのです!


次に、赤い附番②で、

つまり①からわずか、6時間25分後にレーン3の挿入が際立つような、加工画像が添付されたコメントが匿名のPeer 2氏により投稿されます。

このレスポンスの速さも異常ですね。


② Peer 2: ( February 5th, 2014 6:00pm UTC )

Here is a false-colour image of Fig. 1i:

http://imgur.com/1nBfKTr

上記URLのリンク先画像(スクリーンショット)。↓






加工画像部分のみの(スクリーンショット)。↓






コメントが、

It does seem as if somebody did not like the original "positive control" (according to the legend). 【誰かさんは、(凡例によれば)オリジナルの『ポジティブコントロール』が好きではなかったかのように見受けられます。】

(以上引用終わり)

つまり『(according to the legend) =図表の凡例によれば』the original "positive control"が好きじゃない つまりオリジナルの画像に意図的な改ざんを行ったんじゃないの?というようなことを皮肉交じりに言っているらしいのですね。この嫌味な当てこすりから、この投稿者のお人柄が偲ばれます。


それで、物好きにも、私も試しにネイチャー誌の元画像のスクリーンショットから、レタッチソフトで、同じ画像を作ってみました。↓






Peer 2: ( February 5th, 2014 6:00pm UTC )氏が作ったものと、私が作ったものを並べてみます。






↑ まあ、このように私にもできないことはないのですが、何度も明度や、コントラストやシャドウ部の明るさ調整を繰り返し行わなければなりません。


それにしても、黒い写真の補正だけで分かるのに、何故色相を変えてオレンジ色にしたのかが不明です。

それから、①でレーン3が暗いと指摘したUnregistered Submission氏は、当然、レタッチソフトで検証したうえでコメントしたはずです。少なくともスクリーンショットの拡大処理は確実にやっているわけです。

私でも、そこまでするのなら、コントラスト等のレタッチ調整で確認しますよ。

つまり、①でレーン3が暗いと指摘したUnregistered Submission氏と、わざとらしく、②で加工画像を示したPeer 2氏は、同一人物もしくは、同じ仲間内の可能性が大きいと私は思っています。


その後③以降、STAP論文の疑義だ疑義だと放火炎上したのが、STAP騒動の発端なのですね。


それから、このページに再訪して気が付いたのですが、↓

https://pubpeer.com/publications/8B755710BADFE6FB0A848A44B70F7D

いつの間にやら、リンク先に飛ばなくても、スレッド内にこのオレンジ色の加工画像が表示され、






また、リンク先も、もともとの“imgur”

http://imgur.com/1nBfKTr

から、

単なる画像だけの

i.imgur.com/1nBfKTr.jpg

へ、改ざんされているのです! ↓






この手のスレッドで、後から改ざんが可能だなんて、初耳です。


私は、このPubPeerという論文アラさがし、タレこみサイトの管理運営方法の無責任さに不信感を持ちました。

これは、最初のリンク先の“imgur”経由で投稿者の身元がばれるのを惧れての措置ではないのですか?

ということは、PubPeerの管理者と、STAP叩きコメントを書いた人物は、同一人物もしくは身内だということも十分に考えられるのです。


というのも、PubPeerについては、無責任なコメントを垂れ流した書き込み主の情報を開示しろと言う訴訟が提起されたからです。

例えば小保方博士が同じ訴訟を提起しようと思ったら、PubPeerだけでなくimgur経由からも身元の確認・開示を要求することができることになりますからね。↓

 
 ※    ※   ※

JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構HPより

http://www.jst.go.jp/gaiyou.html

 科学技術情報プラットフォーム

研究者、査読サイトPubPeerへのコメント投稿者を告訴(記事紹介)

http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=7662

2014年11月18日| 情報流通,北米・中南米

査読サイトへの匿名コメントをめぐり、訴訟に至った事件に関する、ネイチャー誌11月14日付け記事"Peer-review website vows to fight scientist's subpoena"を紹介する。


ミシガン州デトロイトにあるウェイン州立大学の癌の研究者Frazlul Sarkar氏は10月9日、公開論文の査読サイトPubPeer.comに投稿された彼の論文への中傷的コメントのために、オックスフォードのミシシッピ大学から終身地位を保証された職の内定を取り消されたとして、コメント投稿者を告訴した。

またPubPeerに対し、コメント投稿者の氏名やIPアドレス等のサイト側が知り得る情報を明らかにするよう、証人としての召還を求めている。


 アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union, ACLU)のAlex Abdo氏は、次のようにコメントしている。

「PubPeerは、投稿者の匿名性の権利は保護されていると主張している。投稿コメントは合法的な科学的質問であり、裁判ではなく、話し合いにより解決すべき問題である。またPubPeerは多くの州で適用されているシールド法(記者が情報源を秘密にすることを認めた法律、参考)により告訴から守られている。争点は、コメントが中傷に当たるとする強い証拠を提示できるかである」


 この事件により、研究者が査読サイトへのコメント投稿を躊躇することも懸念されている。サイト側は次のようにコメントしている。

「もし裁判に発展すれば、名誉毀損法と科学のプロセスとの曖昧な境界線を明確にすることになるだろう。公開データの不正が疑わしい場合に、このような特性に注目したことは中傷にあたるのか?」


[ニュースソース]
Peer-review website vows to fight scientist's subpoena - Nature 2014/11/14
http://www.nature.com/news/peer-review-website-vows-to-fight-scientist-s-subpoena-1.16356





[関連記事]
Researcher files lawsuit over anonymous PubPeer comments - Science 2014/10/26
http://news.sciencemag.org/scientific-community/2014/10/researcher-files-lawsuit-over-anonymous-pubpeer-comments?rss=1





 ※    ※   ※(以上引用終わり)

PubPeerのコメント投稿者を告訴し、PubPeerに対し、コメント投稿者の氏名やIPアドレス等のサイト側が知り得る情報を明らかにするよう、証人としての召還を求めているFrazlul Sarkar博士






また、山中博士の論文疑義のデッチアゲの時にはこんな記事が書かれています。↓

 ※    ※   ※

 2014.4.28 23:20 産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/140428/lif1404280001-n2.html

山中伸弥教授会見 論文検証サイトの功罪

 インターネットのサイトで科学論文への疑義が指摘されるケースが増えている。理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)によるSTAP(スタップ)細胞論文に続き、今度は山中伸弥京都大教授の論文に飛び火した形だ。

STAP論文の疑惑を最初に指摘したのは、海外の論文検証サイト「PubPeer(パブピア)」。科学者が匿名で意見を投稿でき、世界中の論文について検証や議論が活発に行われている。

一方、山中氏の論文に疑義を指摘したのは、日本語による匿名の不正疑惑告発ブログ。論文の画像を中心に著名な大学の疑惑を取り上げ、降圧剤「ディオバン」の臨床研究データ改竄(かいざん)事件も追及してきた。ネットでは有名なサイトだ。


こうしたサイトは不正摘発に貢献してきた面がある一方で、指摘内容の妥当性や根拠が不十分だったり、匿名での運用に伴う問題点などが指摘されている。


ネットに詳しい神戸大の森井昌克教授(情報通信工学)は「重箱の隅をつつくような間違い探しは意味がない。山中氏以外の他の著名な研究者も、ありもしない疑義をかけられるかもしれない。本質以外で騒がれることは科学界にとってマイナスだ」と指摘する。

広島大の難波紘二名誉教授(血液病理学)は「ネットでの疑惑検証には功罪がある。情報の信用度を確かめる手段がなく、破壊的な方向に議論が進む恐れがある。山中氏が早期に会見したのは妥当だ」と話す。


 ※    ※   ※(以上引用終わり)

↑ 広島大の難波紘二名誉教授によると、『山中氏が早期に会見したのは妥当だ』ということですが、現実問題として、こんな因縁をタレこみサイトに書き込まれるたびに、記者会見で釈明しなければならないということ自体が、研究の大きな妨げになるということに気が付かれないのでしょうか?それだけでも、研究者は委縮してしまいます。

それにしても、ここにもポール・ノフラー氏の名前が出てこないんですよね。


今回のSTAPについては、以上論述いたしましたように、もう最初から、論文が発表される前に準備万端整っていて、発表と同時に『ヨ~イ、ドン!』でSTAP潰しが始まったとしか思えないからです。

逆に、速すぎると疑われないように、時間差で情報をわざと小出ししているようにしか見えないのです。しかも客観的な利害関係の無い者の意見を装って。

メディアへの無責任なリークといい、どう考えても理研内部の人間が関与しているとしか考えられません。


ところで、理研のトップの野依博士はすでにノーベル賞受賞者。理研CDBセンター長の竹市博士、副センター長の故笹井博士は、ノーベル賞候補者。若山博士は胚操作技術では世界のトップで世界初のクローンマウス作成で世界的に著名。丹羽博士も幹細胞の世界的権威、バカンティ博士も発生生物学の世界的権威で、小保方博士のSTAP研究はノーベル賞級の仕事です。


日本の世界でも超一流の発生生物学を潰すには、一番効率の良いターゲットなのです。


まだまだ疑義は続きます。これは何度も言いますが、私のような個人ブロガーがやることじゃなくて、プロのライターのすべき仕事ですよ。本当にうんざりです。


 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その96) 【ファイルSI 100】2015.09.06

【ファイルSI 100】2015.09.06 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その96)

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その3)

アメリカのSTAP叩きの急先鋒ポール·ノフラー氏のおかしな記事を垂れ流すサイト、“NewSphere”は露骨な反日の韓国プロパガンダメディア!。

前回は、↓

『◆ ポール·ノフラー氏のおかしなWikipedia記事を作成したおかしなサイト、“NewSphere”。』という記事を書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55696114.html

今回の連載『◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドの書き込み。(その1)』から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55693785.html

 『【ファイルSI 06】2014.04.17 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

前回はWikipediaにおけるポール・ノフラー氏のことを、『2013年にノーベル賞受賞者の山中伸弥とジョン·ガードン、ロバート·ランザなどとともに幹細胞研究分野の「最も影響力のある50人」の一人に選ばれた』という誰によって選ばれたか分からない異様な紹介を含む、異様な項目立て、書き込みをしたのが、“NewSphere”というおかしなサイトだということを、その記事のいい加減さを具体的に明示しながら、説明いたしました。

 『STAP細胞、理研やNature誌にも問題ありと海外識者指摘 理研の調査委員長は不正疑惑で辞任』 更新日:2014年4月2という記事です。↓
http://newsphere.jp/national/20140425-6/

それで、“NewSphere”のサイト内検索で “ポール·ノフラー”で検索をかけると、気分の悪くなるような、STAP叩きの記事ばかりが複数ヒットします!

http://newsphere.jp/?s=%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC&x=22&y=10





しかも、例の嘘で固めた理研改革委員会を筆頭に各メディアや科学者も含めた有識者、サイエンスライターから、ネットにおける書き込みに至るまで、明らかに箸にも棒にも掛からないレベルの、この記事からの受け売りで『外国では』とSTAP叩きをやっている言論が多く見受けられるのですから、たまったものではありません。

皆さんの中にも、ネットでSTAPや小保方博士のことを誹謗中傷する書き込みにこのような意見を見かけた方がおありだと思います。


このように、異様に、ポール·ノフラー氏のブログ記事を引用してSTAPバッシングを行うこのサイトは、いかなる記事を書いているか覗いてみると、もう、全く大韓民国政府のプロパガンダ(政治宣伝工作)記事ばかりなのです。↓


 ※    ※    ※

米教科書の慰安婦記述、外務省の修正要請が裏目? 米歴史学者19人が抗議声明

2015年2月10日
http://newsphere.jp/politics/20150210-3/





 米教育出版社「マグロウヒル・エデュケーション」が発行する教科書の慰安婦に関する記述をめぐって、日本政府は外務省を通じ、同社に対して修正を求めている。同書は慰安婦について、「日本軍が最大20万人にも及ぶ14歳から20歳までの女性を強制的に募集、徴用した」「天皇からの賜物として提供した」などと記している(読売新聞)。こうした点に修正を求めたとみられる。
 これについて、アメリカの歴史学者グループが、歴史の検閲だとして、日本政府を非難し抗議する共同声明を発表する。韓国メディアが伝えた。

◆中心人物ダデン教授は、安倍政権は領土拡張主義と批判
 聯合ニュース(英語版)によると、声明を発表するのは、アメリカ歴史協会(AHA)に所属するアメリカの大学の歴史学者19人だ。朝鮮日報などによると、主導したのはコネチカット大学のアレクシス・ダデン教授である。ダデン教授は、1月16日付のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)のオピニオン欄で、安倍政権は「領土拡張主義的」で、尖閣諸島などの領有権を訴えていると主張し話題となっていた。
 聯合ニュースなどによると、声明は、AHAが来月発行する機関誌に掲載される予定だ。聯合ニュースには、声明がそれに先立って送られてきており、内容を詳しく報じている。10日現在、ワシントン・ポストやヒューストン・クロニクルなどの米紙もこれを報じている。

◆「日本の性奴隷制は確立された歴史」
 聯合ニュースによると、声明では、「われわれは歴史学者として、第2次世界大戦中に大日本帝国陸軍に軍属して、性的搾取の残酷な制度の下で苦痛を受けた、婉曲的に『慰安婦』と呼ばれる人たちについての、日本国内外の歴史教科書の記述を抑圧しようとする日本政府の最近の試みに対し、失望を表明する」とされている。
 また、安倍政権が「慰安婦に関する確立された歴史に対して声高に疑問を呈し、学校教科書における言及を排除しようと追及している」ことも非難しているという。
 声明は、学術研究と被害者の証言により、「慰安婦制度の本質的特徴が、政府後援の性奴隷制に相当することについては、議論の余地なく示されている」と断定している。
 このように、声明を発表する歴史学者グループは、慰安婦が強制された性奴隷だったということを「確立された歴史」と捉えている。その根拠としている「学術研究」とは、「中央大学の吉見義明教授が日本政府の公文書について行った綿密な研究」だという。そのため、声明には「日本の歴史学者らを支持して」との表題が付けられている。
 なお「被害者数」が何万人だったか、何十万人だったか、また、軍が慰安婦の調達で果たした役割の正確なところについては、論争があるとしている。

◆ダデン教授の独自の「学問の自由」観
 中央日報は、ダデン教授にメールでインタビューを行い、その抜粋を編集して掲載した。ダデン教授は、声明を出すことになった動機について、マグロウヒルの高く評価されている教科書への日本政府の干渉が、学問の自由に対する脅威として懸念されるためだとしている。
 しかし、その後で述べられている、「学問の自由」に対する同教授の考えは、一風変わったものだ。同教授は「すでに証明されており、広く受け入れられている歴史について、それが正しくないと思わせようとする企ては、学問の自由に対する脅威」だとしている。「すでに証明されている歴史を消し去ろうと試みることは――また特に、公表した研究成果のことで、歴史家を直接の標的とすることは――学問の自由への脅威である」と語っている。
 なお、朝鮮日報では、声明がAHAの年次総会で満場一致により採択された、と報じられているが、中央日報のインタビューでは、年次総会で(賛同者が)非公式な形で集まることにした、と語られている。またAHAが公表している、年次総会の議決内容にそのような事実は記載されていないことから、誤報が考えられる。

◆アメリカは学問の自由を強く支持と発表
 こういった状況の中、米国務省が8日、アメリカは学問の自由を強く支持すると発表したと、韓国の英字新聞コリア・ヘラルド紙(聯合ニュース配信記事)が報じた。
 それによると、国務省のある代表者が、「歴史問題については、全ての関係者に癒しと和解を促進する仕方でアプローチすることの重要性を、われわれは強調していく」と語ったという。また、「原則問題として、われわれは学問の自由を、民主社会の基礎として、確固として支持している」と語ったという。どのような代表者がどのような場で語ったのかについては、記事は明らかにしていない。
 報じられている発言を見るかぎり、国務省は日本の名指しを避けているようだが、記事は当然、日本が教科書の修正を要請した問題と絡めて報じている。日本の行動は、残虐行為のうわべを取り繕おうとする試みだと見られている、と記事は語っている。さらに、その行動のために、日本の学問の自由についても疑問が生じる、という批判の声がある、と語っている。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑よくぞまあこれだけ、一方的な韓国の提灯持ち政治宣伝ビラのような記事を掲載できたものです。また、こんな記事もあります。↓


 ※    ※    ※

韓国に遅れを取る日本の歴史認識戦略、NYT指摘 米教科書の慰安婦記述などめぐり

更新日:2015年2月3日
http://newsphere.jp/politics/20150203-3/





 1月29日の衆議院予算委員会で安倍晋三首相は、米国の公立高校向けの世界史教科書の慰安婦記述について「がくぜんとした」と述べ、日本の名誉にかかわる問題について、積極的に情報発信して対応していく方針を示した。
 
 教科書のタイトルは、『伝統と対立:過去への世界的な視線(Traditions and Encounters: A Global Perspective on the Past)』だ。教科書には、第二次世界大戦中に、日本軍が約20万人の14~20歳の女性を連行し、慰安婦として徴用したといった記述がある。また、日本海と東海という名称が併記されている。
 安倍首相の発言や日本政府の対応について、米韓メディアが報じている。

◆米出版社「疑いようのない真実だ」
 日本政府は1月、外務省を通じて公式に、教科書の記述を訂正するよう米出版社のマグロウヒルに求めた。しかし同社はこれを断り、次のような声明を出した。「学者らは、『従軍慰安婦』の事実に基づいて執筆している」、「執筆者による文章、検証、説明は、疑う余地のない正しいものだと考える」(ニューヨーク・タイムズ紙(NYT))
 
 ブルームバーグは、従軍慰安婦の人数について各者の意見が食い違っていると指摘する。国連が1998年に発表した調査結果では、20万人以上の女性が性的労働を強いられたとしており、これはマグロウヒルの教科書と同じ数字だ。一方、歴史学者の秦郁彦氏は、強制はなかったとし、2万人だったと主張している。

◆政府の対応は日本のイメージを損なうのでは
 NYTは、「日本が海外でのイメージを向上させるため、予算を大幅に増やそうとしている時」、と首相の発言のタイミングに注目している。記事は、「安倍首相のような日本の保守派は、日本を唯一の侵略者とする歴史的表現を頑として受け入れず、戦いはアジアを西欧の支配から解放しようとするものだったと言っている」、と伝えている。
 
 首相に回答を促したのは、自民党の稲田朋美議員だ。同議員は、国の名誉を守るのは政府の責務だと主張した。
 
 ブルームバーグによると、カリフォルニア州立大学フラートン校のナンシー・スノー教授が日本政府の問題への対応が誤っていると述べている。今のような対応では、「守勢に立つ日本に不利となる見方を強めることになる。今は将来どうなるかという方向に視線を向けるべきだ」、「世界に向け『隣人を歓迎する』という雰囲気を伝えなければいけないだろう。地域の周辺国と協力し、平和を進める国だとより広く認識してもらい、歴史認識をめぐって争うという嫌なイメージを纏うべきではない」(ブルームバーグ)と意見した。
 
 韓国紙ハンギョレは、安倍首相の歴史認識をいま一度精査する必要がある、と記事を始めている。そして、安倍政権の態度は、米政府も懸念を示しているとして、米議会調局(CRS)が1月20日に発表した報告書の内容を取り上げた。報告書では、従軍慰安婦問題や靖国神社参拝、海域での領有権に関する対立、全てが継続的に地域の緊張を高めることに繋がっている、と指摘している。

◆韓国との支持獲得をめぐる争い
 NYTは、ここ数年間、日本と韓国は、アメリカに対してそれぞれの歴史認識を受け入れさせようと競争を加熱しているとする。韓国系アメリカ人の団体は、日本と対立している歴史と領土の問題について韓国側の見方を浸透させようと、政治的影響力を使い、教科書を修正させ、モニュメントを建設、と指摘。
 
 安倍首相のもと、日本も遅れを取るまいと慌てているが、韓国に対抗するため外交官を特派するなどしているが、あまりうまくいっていない、とNYTはみている。2014年、バージニア州は、教科書の「日本海」という表記に「東海」という韓国の呼び名も併記することを決定したが、それに反対する日本の訴えを却下している。
(Newsphere編集部)

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

当ブログでは、『従軍慰安婦』という言葉自体が捏造で、『慰安婦』なるものが単なる自発的な高級娼婦だということは、アメリカ公文書館の内容証明付公文書により、証明されたことを記事にしました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55478203.html

そういった、捏造記事を、NewSphereは会社組織でもってビジネスとして拡散しているのでした。


『NewSphere』とはこういう会社のようです。↓

http://newsphere.jp/aboutnewsphere/

 ※    ※    ※(一部引用)
 ネットに比べて信頼性が高いといわれる新聞やTVも、役割として公権力の監視という立場もあり、どうしても「市民」の立場から報じている断片的なものが多く、一定の偏りが出てきてしまいます。

 我々も一定の見解を持ちながら全てのニュースをウォッチしていくことは難しく、気づかないうちに未来に対して重要な決断が下されている、ということも多々あります。
 こういった状況の中で、NewSphereは、読者の考える材料になり、繰り返し読め、そして読み応えのある良質なコンテンツを作ってまいりたいと考えております。

サービスコンセプトは、『洗練された大人へ国際視点を』提供することです。

海外は日本をどう見ているか?日本で問題になっていることを海外はどう処理しているか?はたまた、海外の意見に対して日本の論者はどう反論しているか?こういった情報提供を行っていくなかで、読者が諸問題を考えるための論点を自ら設定できるように、サービスを提供していきたいと考えています。


 ちなみに、編集部は若いメンバーも多く、今後の日本のあり方についても深く考えていこうとしています。
 年金問題なども解決のメドが立っていないなか、各個人が努力していく国家を目指すのか?(小さな政府)もしくは、お互い助け合っていく国家を目指すのか?(大きな政府)の選択は重要だと考えています。

近年、安倍政権によって国防体制は整えられつつありますが、アジア地域の平和戦略をどう考えるのか?

そして、そういった国家を実現していくための教育は?憲法は?このままでよいのか?

 といった答えを日々探りつつ読者のみなさんと考えていきたいです。

 今後ともよろしくお願いします。

 NewSphere編集長 柴田 幸男

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ それで、“NewSphere”の“『洗練された大人へ国際視点を』提供”というコンセプトなるものが端的に示されているのが、ポール·ノフラー氏のブログ記事等を引用しての誹謗中傷ともいえるSTAPバッシングなのでした。

“はたまた”、大嘘だらけの韓国の歴史認識の垂れ流し。


それで、このNewSphereなるネット情報サイトは、こんな情報ばかりで果たして会社組織として経営が成り立つのか疑問に感じたので、運営会社の会社情報を見てみると、↓


 ※    ※    ※

会社概要

http://www.zappallas.com/corporate/

会社名 株式会社ザッパラス

住所東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 東建インターナショナルビル
資本金14億7,634万円(2015年4月末時点)
決算日4月30日
従業員連結244名(2015年4月末時点)
取締役・監査役
代表取締役会長兼社長 玉置 真理取締役 小楠 裕彦
取締役 柴田 幸男取締役 小林 真人
取締役 妹尾 眞治取締役(社外) 美澤 臣一
取締役 森 春幸常勤監査役(社外) 佐々木 宣
監査役(社外) 井上 昌治(弁護士)監査役 谷間 真(公認会計士)

関連会社

会社名Zappallas,Inc.(U.S.)

住所7412 SW Beaverton Hillsdale Highway, Suite 102, Portland, Oregon, 97225

資本金4,500,000 USD
代表者CEO 小楠 裕彦

事業内容 米国におけるコンテンツ配信等

会社名株式会社PINK
住所東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 東建インターナショナルビル
資本金3,900万円
代表者代表取締役 萩原 勇太
事業内容旅行事業

 ※    ※    ※(引用終わり)

↑ 関連会社Zappallas,Inc.(U.S.)の『事業内容 米国におけるコンテンツ配信等』というのは、ひょっとして、こういう反日情報をアメリカにも広めているという事でしょうか?

Zappallas,Inc.(U.S.)のあるオレゴン州のビーバートンというのは韓国人が多く住む町らしいのですが。↓

http://www.youmaga.com/portland/restaurant/0412.php




↑ 『食にこだわるポートランドにおいて、 韓国料理はまだそれほど浸透していないジャンルのひとつ。というわけで、おいしい韓国料理が食べたい時はポートランドのダウンタウンやおしゃれでトレンディーなネイバーフッドから離れ、

韓国人が多く住むビーバートンへ行ってみれば韓国人が経営する本格的な韓国料理のレストランに出合う確率はかなり増す。』ってねえ・・・。

日本人なら、世界中で反日工作をやっている民族が多く住んでいるような地域は、無用な摩擦を避けるために、オフィスの立地候補地からまず最初に外しますよ。ということは、上記のような韓国の提灯持ちの酷い悪意の誹謗中傷反日記事を書くという事実と併せて考えるに、この会社がどのような立場のそれか容易に推測できます。


会社四季報を見ると、東証一部上場会社【ザッパラス (3770)】で、『【特色】携帯電話向けコンテンツ配信。占いが主力で20~34歳の女性層に強み。モバイル中心の通販育成』、『【反発】16年4月期は占いコンテンツ有料会員数が下げ止まる。恋愛シミュレーションゲームなど新サービスで上乗せ。赤字eコマース子会社の売却効く。米国子会社も小幅黒字化。広告やのれん償却の負担こなし営業益反発。為替差益、減損見込まず。』ということです。

それにしても、『ヤフーファイナンス』で株価を見ると、↓






↑IT企業なのに、アベノミクスの恩恵をさほど受けていない珍しいチャートです。こういう状態で、さほど広告収入が入るとも思わない、反日サイトに人と経費を使う余裕があるのか?という疑問が出てくるのですが、どういうわけか、この会社の財務体質は自己資本比率84.8%と良好らしいので、訳が分かりません。

このような反日プロパガンダサイトだからこそ、それに対する『国策スポンサー』がつくのではないか?と勘繰りたくもなります。







↑筆頭株主で代表取締役会長兼社長の玉置真理氏で検索してみると、こんな記事が出てきました。↓


 ※    ※    ※

株式会社ダイヤルキューネットワーク 終わり

【新・内海新聞 32号 2010年6月30日 by jintecより】
http://www.utsumi-news.com/archives/401

株式会社ダイヤルキューネットワークは、1991年4月に破産しました。

たった1年6ヶ月の短い期間でしたが、

その後のインターネット時代に向けて大きな足跡を残しました。

【↑ 眼とろん星人注:その具体例を示してほしいものです。負の足跡なら残したと思いますが ↓】

またその後のダイヤルキューツーは、やはりダーティーなイメージが定着してしまい、その後の発展はありませんでした。

ダイヤルキューネットワークのメンバーたちは、その後どうなったのでしょうか?

まず、代表取締役社長であった玉置真理氏は、当時、東京大学法学部の現役大学生でしたが、その後、株式会社ファミリービスという会社を再び起業しました。そのファミリービスは順調に発展し、株式会社ザッパラスとして株式上場を果たし、現在東証一部企業として活躍しています。

 専務であった真田哲弥氏は、数年間いろいろな仕事を経験し、これからは携帯電話の時代がやってくると予測し、株式会社アクセスに入社し、そのノウハウを蓄積し、友人たちと株式会社サイバードを起業し、この会社も上場を果たします。真田氏は、現在、株式会社klabの代表取締役として携帯電話のソフトウェア開発を中心に、モバイル業界を牽引しています。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ ということで玉置真理氏は、学生時代から起業し、1年6ヶ月で破産を経験するなど大変な苦労をされた辣腕ベンチャー企業経営者の方のようです。


ここで、皆さんに、一点気を付けていただきたいことがあります。

“NewSphere” が海外発信記事としてが頻繁に引用している、『海外メディア』なるものの正体についてです。

例えば、ウォール・ストリート・ジャーナル=第三者的に中立な海外メディアという公式は必ずしも当てはまりません。

特に反日記事に関しては!


ウォール・ストリート・ジャーナルはニューズ・コーポレーションの子会社であるダウ・ジョーンズ社が発行する国際的な影響力を持つ日刊経済新聞で、日本に東京支局があります。

【ダウ・ジョーンズ・ジャパン所在地 日本オフィス住所 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア イーストタワー19F】

記者はこういう人たちです。↓

【日本版編集長が語るWSJの読み方 第4回 個性派ジャーナリストで読むWSJ(1)より】
http://jp.wsj.com/sp/introduction/04/





↑小野由美子氏【ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集長】、経済のスペシャリスト―デイビッド・ウェッセル氏、スクープ記事を得意とする日本人記者―ケイン・岩谷ゆかり氏、ITはこの人に訊け!―ウォルター・モスバーグ氏、日本の自動車業界では知らない人はいない―白水徳彦(しろうずのりひこ)氏といった人たちが記事を書いています。


結構反日的な記事を書いていて、日本で反日日本人記者や反日外国人記者が反日記事を書いたものをウォール・ストリート・ジャーナルの情報として世界配信しても、『海外メディアのウォール・ストリート・ジャーナルによると』などという引用をされますが、

これは、多くの場合ただ単にアメリカの『ウォール・ストリート・ジャーナル』という看板を使っているだけで、第三国による中立な情報としては全く役に立ちません。


ニューヨークタイムズ(NYT)やロイターも同様で、反日日本人もしくは反日外国人記者が反日記事を東京で書いて、世界配信して、それをまた逆輸入した形で、反日日本人や韓国メディア、在日ネット工作員が、『海外メディアでも』などとやらかしているわけです。


反日色の強いニューヨークタイムズ(NYT)の東京支局なんかは、なんと反日メディアの頭目、朝日新聞本社内にあります!↓

http://www.mapion.co.jp/phonebook/M10016/13102/0335450940-001/





朝日新聞本社内には他に韓国の東亜日報も入っていて、これで中立な報道が保てるわけがありません!ほかにも、海外メディアの日本支局はこんな目を覆うばかりの惨憺たる状況です。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/success0965/18017082.html

さらに、

STAP潰しの新聞メディアにおける急先鋒毎日新聞本社には、朝鮮日報が!

STAP潰しのテレビメディアにおける急先鋒渋谷NHK放送センター内には、有名な中国中央電視台(CCTV)だけではなく、韓国放送公社も入居!


露骨な反日日本人や反日外国人が日本で書いたものを、日本のメディアとして発信すると、疑われるので、

一度、海外のメディアの名前でもってロンダリング(洗浄)した上で、海外からの発信記事を装った包装紙でパッケージングして、あたかも『客観的な海外での反響』であるかのように成りすますわけです。


まあ、税金逃れの『マネーロンダリング』の『情報版』です。

私はこれを、『インフォメーションロンダリング』と勝手に呼んで、てっきり私の発明した言葉だと思っていたのですが、


ネット検索すると、なんと、アーバンディクショナリー(Urban Dictionary)という1999年に創設されたスラング専門のオンライン辞書にこの語が載っていました。↓

http://www.urbandictionary.com/define.php?term=information+laundering





Information laundering

Telling a lie to another party via your lawyer, and their's, so that now the other party believes it. Whereas they wouldn't have believed it directly from you.
I got my lawyer to do some information laundering so that idiot would believe me.

↑(眼とろん星人による意訳)インフォメーションロンダリング:信じさせたい相手側党派が直接自分の言うことを信じてくれなかった場合に、弁護士を使って第三者的な立場の党派経由で嘘を流すこと。用例としては、『私はインフォメーションロンダリングによって、馬鹿が私を信じるように弁護士を雇った』


↑ まあ、誰でも同じようなことを考えるわけですね。

つまり、STAP叩きの人たちの言っているグローバルスタンダードなんて、この程度の物なのです。

インフォメーションロンダリングで騙されるのは、アーバンディクショナリー(Urban Dictionary)でいうところのidiot(イディオット:馬鹿、まぬけ)なので、STAP捏造なんていう嘘っぱちを信じている人は、理研改革委員会を筆頭にそういう人たちなのでした。

 

韓国が今回のSTAP騒動の引き金を直接引いたかは、不明ですが、少なくとも国を挙げてポール・ノフラー氏を始めとした無責任なネット情報に便乗して、組織的にSTAP及び小保方博士を叩いているのは明白です。

一方で、韓国初の科学系のノーベル賞受賞期待の星だった、黄禹錫(ファンウソク)博士の、もともと倫理的に問題のあるヒトES細胞クローン研究の、しかも不正以前の単なる犯罪行為よりも悪しざまにSTAPや小保方博士のことを誹謗中傷しているからです。

STAP叩きの人たちは、結局のところ、『小保方博士は悪いから悪い』という同義反復以上のことを言っていないのでした。


それで、韓国ほど異常にノーベル賞にこだわっている国はありません。


なにせ、金大中氏の大統領在任中からロビー活動(早い話が賄賂攻勢)という金で買ったノーベル平和賞受賞を花火を打ち上げて、国を挙げて盛大に祝うお国柄です。

1978年 - メナヘム・ベギン (イスラエル)、アンワル・サダト (エジプト)や、1994年 - ヤセル・アラファト(パレスチナ)、シモン・ペレス (イスラエル)、イツハク・ラビン(イスラエル)の例でもわかるように、ノーベル平和賞が敵対している国もしくは組織の和平を進展させた功績で与えられたのだったら、

金大中元大統領は、朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌で金正日国防委員長との南北首脳会談が実現させ、6.15南北共同宣言を締結した。南北首脳会談などが評価されて、ノーベル平和賞を受賞なさったわけですから、

当然のことながら、偉大なる首領様であった金正日氏との同時受賞でなければおかしいのです。


会談実現のために(というか、ノーベル平和賞欲しさに)金大中大統領から現代グループを通じて4 - 5億ドルを金正日氏に渡していたとされる対北送金疑惑があるのですから、単独のノーベル平和賞なら、現代グループが受賞されなければおかしいのでは?と皮肉の一つも言いたくなります。


この国の人たちは、自国に有利なように、関係者に金をばらまいて買収するだけならともかく【これだけでも十分に異常なのですが】、例えば、東京五輪の誘致妨害や、軍艦島の世界遺産登録妨害等、国を挙げて、国策として嘘八百を並べ立てて愚劣で幼稚な妨害をして日本の足を引っ張るような国の人たちなのです。


それで、2014年韓国のアジア競技大会期間中の9月25日、どういうわけか、日本製のキヤノン EOS-1D X(約800万ウォン相当、日本円で70万円程度)を、韓国メディア!聯合ニュースの記者が離席中に、わざわざレンズを取り外し、カメラ本体だけを盗んだ【!?←レンズを外したままバッグに入れたら、ボディマーウントカバーをつけないと、カメラボディー内部が埃だらけになるし!プロの記者がカメラを放置したまま離席するなんて絶対にありえないし!普通ここでおかしいと思いますよ】容疑で有罪判決を受けた競泳の冨田尚弥選手は、

あれだけ日本のメディアに叩かれたにもかかわらず、冤罪の可能性が大きいと分かった途端、メディアは沈黙しだしました。

どういうわけか、富田選手を碌に庇わず、一貫して韓国警察当局の味方をしていたJOCの態度が、今回の理研の小保方博士に対する対応とそっくりなんですけれど。

富田選手を日本のネット上で叩いている人たちのコメントも、小保方博士を叩いている誹謗中傷コメントとそっくりだし。


こういった大韓民国による世界中に拡散した海外在住韓国人、帰化した韓国系移民、在日韓国人によるネット工作、ロビー活動、メディアを組織化した宣伝工作の分析は、きりがないので後日の機会に譲ります。


それで、次回はいよいよ、最初の『STAP論文捏造』という捏造、つまりでっち上げられた論文不正のきっかけとなった、ポール・ノフラー博士の立てたスレッドの書き込みについて論説いたします。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55711334.html

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