2016/02/21
小保方晴子さんのSTAP細胞について(その102) 【ファイルSI 107】2016.02.20
【ファイルSI 107】2016.02.20 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その102)
◆またまた、やらかしたマスメディア、またしても小保方さんを犯人扱い!
TBSは、オウム真理教にビデオを渡して、坂本弁護士一家殺害事件の片棒を担いだ反省をまったくしていません。また、松本サリン事件で奥様がサリンによる被害により意識不明状態から回復せず、2008年8月5日に60歳で逝去されるという被害者であるはずの河野さんを犯人扱いしたメディアは、同じことを繰り返しています。しかも、明白な嘘をついて!嘘をつきとおせば本当になると本気で思っている彼らは本当に、恥を知り、人の心を思いやる気持ちを持った日本人なのでしょうか?
前回は、↓
◆小保方晴子さんの著書『あの日』の書評と、Amazonレビューに張り付いた誹謗中傷の『書き込み隊』について(その2)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55919849.html まず、TBSが放送した報道を動画付きでネット上に掲載記事にしてUPしたことを私は知りました。↓ =
TBSのサイトの記事のスクリーンショット(部分)↓
※ ※ ※
小保方氏を参考人聴取、ES細胞窃盗容疑で刑事告発
2016.02.17 22:44 TBS News ihttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2705799.html
Play this video(動画有)
【以下、記事の文章】
STAP細胞をめぐる問題で新たな展開です。小保方晴子氏の研究室から見つかったES細胞が別の研究室から盗まれたとする刑事告発を受け、兵庫県警が17日までに小保方氏から参考人として任意で事情を聴いていたことが、JNNの取材でわかりました。
小保方晴子氏が開発したと発表したSTAP細胞をめぐっては、理化学研究所の調査委員会が、ES細胞が混入した可能性が高いという調査結果をまとめていました。
去年1月、理研の別の元研究員が「ES細胞は、別の研究室で作られ、何者かによって盗まれたものだ」として、窃盗容疑で兵庫県警に告発状を提出し、去年5月に受理されました。捜査関係者によりますと、兵庫県警は16日、東京都内の警察の施設で小保方氏から参考人として任意で事情を聴いたということです。
理研の調査を受けて、小保方氏はこれまで、ES細胞の意図的な混入について否定し続けています。
「STAP細胞はあります!」(小保方晴子氏 2014年4月)
おととし4月、生物界の常識を覆すとまで言われた万能細胞「STAP細胞」の存在を涙ながらにあくまで主張した小保方氏。しかし、その後、小保方氏が所属していた理化学研究所は、STAP細胞は存在せず、ES細胞という別の万能細胞だった可能性が高いと結論づけました。小保方氏の実験サンプルからES細胞とみられる細胞が見つかったというのです。そして、去年1月、小保方氏の研究室で見つかったES細胞は、別の研究員が作ったもので、何者かが盗んで持ち込んだ窃盗の疑いがあるとして、兵庫県警に告発状が出され、その後、県警が受理していました。
小保方氏は、先月出版された手記で、こうした動きについて次のように記していました。
「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた」
「実際に、これら一連の発表は、私の上司にあたる人たちによって、周到に準備され、張り巡らされた伏線によって仕掛けられた罠だったとも受け取れた」
「実際に、これら一連の発表は、私の上司にあたる人たちによって、周到に準備され、張り巡らされた伏線によって仕掛けられた罠だったとも受け取れた」
さらに、STAP細胞が存在する可能性を改めて示唆し、最後にこうつづっていました。
「不思議と今でも実験をしている夢を見る。でも、その夢から覚めた時、思い描いていた研究はもうできないんだなと思うと、胸が詰まり、涙が勝手にこみ上げてくる」
こうした思いを発表した直後に兵庫県警から参考人として受けた任意の聴取。小保方氏は、一体、どのような説明をしたのでしょうか。(17日22:44)
※ ※ ※(以上引用終わり)
TBSといえば、例の1989年10月26日に、「テレビ番組『3時にあいましょう』の取材班は反オウム真理教派の弁護士・坂本堤のインタビューを収録した後、オウムの修行を取材。その際のインタビューで紛糾し、沈静化のため同番組の金曜担当プロデューサー・武市功は坂本の動画を見せることを提案。同日深夜、オウムの早川紀代秀らが科学技術館に来訪、総合プロデューサー・多良寛則の命令により早川らに坂本のビデオを視聴させ、企画自体の放送を取りやめる約束をする。このことが坂本一家殺害事件発生の根源とされる報道倫理問題。(Wikipediaより)」
↑ という、坂本弁護士一家殺害事件の片棒を担いだテレビ局です。
TBSは全然『坂本弁護士一家殺害事件』を反省していません!
この事件で多良寛則番組総合プロデューサーは懲戒解雇、磯崎洋三社長らの引責辞任
TBSはワイドショー番組からの一時撤退という処分・措置がなされました。
国会において、TBS関係者参考人招致も行われました。
Wikipedia には、『TBSがジャーナリズムの原則である「情報源の秘匿」および報道倫理を遵守しなかったため』問題になったかのように書いてありますが、これって違うでしょ?
情報源の秘匿も何も、仮にTBSがオウムに坂本弁護士のビデオを観せずに、企画自体の放送を取りやめる約束をオウム真理教にしなかっとしたら、そのままオウム真理教批判の番組企画は取りやめにならず、TBSは坂本弁護士のインタビューのビデオ録画を放映していたはずなのですから!
取材源の秘匿も何も、オウム批判をしていた他の弁護士の先生方は、ちゃんと名前も顔も出していましたよ。
例えば、滝本太郎弁護士なんかは、座禅を組んでそのまま飛び跳ねる実験をして、空中に飛んだ瞬間の写真を撮って、麻原彰晃こと松本智津夫現確定死刑囚が、オカルト雑誌に投稿した空中浮揚のタネあかしをしていましたから。
滝本太郎弁護士も命を狙われていたようですが、坂本弁護士のビデオをオウムに観せずにそのままテレビで流していれば、視聴者も坂本弁護士の命が危ないと認識し、警察も坂本弁護士に対してそれなりの対応をしたはずですから、逆にオウム側は坂本弁護士一家の殺害が困難だったはずですよ。
Wikipediaのこの文章を書いたのは放送関係者ですかね?
なぜなら、この一連のSTAP騒動においてマスメディアは、一貫して、小保方さんをねつ造不正研究者もしくはES細胞混入犯人と決めつける“一方的で無責任な匿名情報”を流し続け、その取材源を『情報源の秘匿義務』を盾に明らかにしていないことが大問題だからです。
オウム事件にかこつけて、今回のデタラメな取材を正当化しているとしか私には理解できないからです。
なぜなら、松本サリン事件の時は、河野さんは、1994年に発生した松本サリン事件において、オウムの撒いたサリンによって、奥様がサリンによる被害により意識不明状態から回復せず河野さんはその介護を余儀なくされ、2008年8月5日に60歳で逝去されるという被害をこうむっただけでなく、警察およびマスメディアにより事件の有力な容疑者であると見なされ報道被害を受けたわけですが、
ことの発端は“警察の捜査および情報のリーク”を受け、地元紙の信濃毎日新聞(※後注)や主要な全国紙を含め、多くのメディアが河野さんを犯人と決め付けて扱い、河野さんやその家族の方々は断続的に長野県警松本警察署からの取り調べを受けたが、有力な証拠が見つからず逮捕されることはなかった(Wikipediaより)。
※注) 「信濃毎日新聞」は、毎日新聞社とは資本・協力関係共に一切無い。その一方で、朝日新聞社との関係は強く2005年2月から2014年3月までは中馬清福(2001年まで朝日で政治部次長・論説主幹・代表取締役専務などを歴任)が主筆を務めていた。
↑ というように、長野県警の強引な捜査やメディアへの情報リークや取り調べにも責任はあって、事実、捜査当時の野中広務国家公安委員長は、長野県警から推定有罪的で執拗な取り調べがあったことなど、度を越していた河野さんに対しての行為について直接謝罪し、
長野県警は、事件当時、遺憾の意を表明したのみで「謝罪というものではない」と公式な謝罪を行わなかったのですが、後年、田中康夫長野県知事によって、河野さんが長野県公安委員に任命された後に長野県警本部長が当時の捜査の誤りとそれに起因する河野さんの被害について謝罪しているのです。
なお、マスメディアのその後の対応については、Wikipedia『河野義行』さんの項目には事実誤認があり、『松本サリン事件』の項目の方が正確に書かれているように思います。
↓ ↓ ↓マスコミ各社は、誌面上での訂正記事や読者に対する謝罪文を相次いで掲載した。
(久米宏氏が当時「ニュースステーション」の中継対談で番組の“顔”として詫びた)。
また前述の『週刊新潮』【※ 後注】の謝罪は今もってない。なお、報道各社の社員個々人による謝罪の手紙については河野のもとに多数届いたという。
オウム真理教は、アレフへ再編後の2000年に河野さんに直接謝罪した。
※ 注) 『週刊新潮』は、「毒ガス事件発生源の怪奇家系図」と題した記事で河野家の家系図を掲載した。地下鉄サリン事件後も河野は週刊新潮のみ刑事告訴を検討していたが、謝罪文掲載の約束により取り下げた。現在も河野は「週刊新潮だけは最後まで謝罪すらしなかった」と語っている。(中略)河野との約束は現在もなお守られていない。
↑ ↑ ↑
ところで、私はテレビ朝日「ニュースステーション」が河野さんと中継対談を行い、久米宏氏が番組の顔として詫びた放送の記憶があるのですが、その時、河野さんが実際に番組に持ってきたサリンを合成したとして警察に押収されたという農薬は、そのへんのホームセンターで普通に売っている除草・害虫駆除等の家庭用農薬の小ビンで、よくぞこんなものを大量のサリンを合成した証拠だと断定し、犯人扱いできたものだと驚きました。
ただ、河野さんは、思想的に一連のオウム裁判において主要な容疑者とされた幹部に対する死刑に関しては慎重な考えを持っているような、私から見れば行き過ぎた人権擁護の立場の方のようで、特に久米宏氏に感情的になることもなく、和やかに謝罪を受け入れていたように記憶しています。
河野さん自身にとって、自らの思想信条に従ってそうしたことは、自分の中で決着したわけですからそれでいいかもしれませんが、社会的に異常で過酷な報道被害を受けた人間として、また、妻を意識不明のまま長期介護を続けた挙句、回復することなく亡くした本来被害者でもあるにもかかわらず、犯人呼ばわりされ、心ない誹謗中傷を受け、報道被害を受けた夫として、男として、メディアに率直な怒りをぶつけなったことは、間違いだったと私は思っています。
一方、松本サリン事件の際の長野県警と違い、
今回のSTAP騒動における兵庫県警は、理研OBである、石川智久氏が、“小保方さんを犯人とした名指し”で刑事告発を行ったにもかかわらず、“容疑者不詳”として、告発状を受理するという、事実に基づいた中立公平な立場をとっているので、現在のところ、兵庫県警においてはSTAP騒動において世間から批判されるようなことは行っていません。
そのうえ、松本サリン事件当時は、河野さんに対する誹謗中傷、脅迫の手紙は届けられたようですが、インターネットは存在せず、今回のSTAP騒動においては、明らかに組織的だと思われる『書き込み隊』及び、それに付和雷同した無責任なネット利用者からの大規模な誹謗中傷人権侵害が加わっているのです。
小保方さんが受けた、今も現在進行形で受けつつあるバッシングは日本史上、前代未聞の熾烈さであると私は考えます。
最初に例示した、『オウム真理教にビデオを渡して坂本弁護士一家殺害事件に加担したのがTBSなら、新聞メディアにおいて、科学環境部の須田桃子氏を中心に一番酷いSTAP叩きを行ったのが、
毎日新聞社(TBSは毎日新聞系列のテレビ局)です。
※ ※ ※
兵庫県警
小保方元研究員を参考人聴取 ES細胞窃盗告発
小保方元研究員を参考人聴取 ES細胞窃盗告発
↑これを事件の詳細をメディアによって知らされることなく、法的な知識が十分でない一般の方が見たら、兵庫県警は小保方さんをES細胞混入犯容疑者として扱っていると勘違いするはずです。
また、小保方さんは小保方研のユニットリーダー時にSTAP論文を発表したわけですから、小保方元研究員ではなく、小保方元ユニットリーダーと書かなけれなりません。毎日新聞は、例の理研の改革委員会のでたらめな提言を受け入れ、理研が小保方さんを理研の研究不正再発防止改革推進本部内の検証実験チームにおける「研究員」に降格人事したことをを正当化し、小保方さんは、ES細胞の混入犯人であり不正研究者という予断をもって報じたことになります。
一連の理研が行った調査結果や諸調査に基づく処分、及び理研の設置した外部有識者による岸理研改革委員会や桂調査委員会の調査結果は、そもそも理研が委員を委嘱しているわけですから、理研という組織としての強大な権力を持つ雇用主が、小保方さんという個人の被雇用者という弱者を一方的に裁いたパワハラに過ぎないのであって、こんなものは科学でもなんでもありません。
↑ここで毎日は、桂外部調査委員会が下した結論において、理化学研究所の
『若山博士の研究室』
から、ES細胞を持ち出し混入させた犯人は『何者か特定できない』とした事実を隠ぺいしているのです。
↑なぜ、若山研でなければならないかというと、二報のネイチャー誌STAP論文の主要な研究は、若山博士が管理する若山研で行われ、小保方博士は若山博士の部下=ハーバード大在籍のポスドクとして当該研究をしており。マウス管理の権限も責任も全くなかったからです。
ところが若山博士は、山梨大教授着任後、若山研にあったSTAP論文の残存資料分析を、勝手に匿名第三者機関という組織に委ねるという信じがたい裁量を持ちながら、小保方さんといえば、細胞のサンプルは3月の時点ですでに証拠保全され理研によって管理され、その他の残存資料も小保方研が閉鎖されていたので、一切、取り扱えなかったのです。
明らかに、これは公平性を欠いています。
さらに若山博士は自分に有利な発言がネットやインタビューで言いたい放題だったのに対し、小保方さんは理研からそのような行為を禁じられていたのです。
マスメディアはそれを知っていながら、『小保方さんは説明責任を果たしていない』とかなんとか卑怯千万なことを言っていました。
しかも、この第三者機関とやらが下した『このESマウスは若山研由来のものではない』という結論を受けた若山博士は、山梨大における記者会見において、あたかもそのマウスは小保方博士がポケットに入れて外部から持ち込んでES細胞を混入させたと受け取れる暴言を吐いたのです。
その後すぐに理研の遠藤上級研究員によって、アクロシンが光って見誤っただけで、これは若山研由来のESマウスで、その第三者機関とやらの結論の間違いを指摘したにもかかわらず、メディアはそのことについて若山博士を追及しませんでした。
中でも一番悪質だったNHKの藤原淳登(ふじわら・あつと)記者は、例の今問題になっている、「NHKスペシャル 『調査報告 STAP細胞 不正の深層の全貌』」- 14.07.27において、中華人民共和国の元留学生の李氏(番組では外国人留学生として、国籍も名前も伏せていた)という不可解な人物への匿名電話インタビューで、「自分が作ったES細胞が小保方研のフリーザー(冷蔵庫)にあったのを知って驚いた」という無責任な何の証拠による裏付けもなされていな証言というよりも悪意の風評を垂れ流し、せっかく遠藤上級研究員が晴らした小保方さんへの根拠のない濡れ衣を、再び、小保方さんにかぶせ、またもや犯人扱いしたのです。
【なお、ネット上には、若山博士が分析依頼した第三者機関というのは“組織”ではなく、放射線医学総合研究所(放医研)在籍の知り合いの研究者に“個人的に”解析を依頼していたという記事も存在します。↓】
http://masanori-asami.sakura.ne.jp/Riken/press-conference_doubt_Wakayama.htm ※ ※ ※
私に何の確認もないまま、保存されていたサンプルを中途半端に解析され、一方的に結果を決めつけられ、間違った情報をマスコミに流される。ただただ恐怖だった。
「このようなことが続くことには耐えきれない」と丹羽先生に相談すると、最新の遺伝子解析技術を用いれば、ほぼ同一の性質と考えられているES細胞とiPS細胞の違いでさえ検出できる手法があると聞き、一縷(いちる)の希望を持った。
理研にSTAP実験に用いられたサンプルを本格的に解析してもらえれば、誰かに決めつけられず、サンプル自身に自分の身を語ってもらう方法があるとわかったからだ。
細胞のサンプルは3月の時点ですでに証拠保全され理研によって管理されていたが、細胞以外のキメラマウスやテラトーマなどのサンプルは閉鎖されていた小保方研に残されたままだった。竹市先生に「研究室にのこっているサンプルをすべて調査のために提出してください」と申し出た。竹市先生と竹市先生のいう「リークしない人たち」の立ち会いの下、すべてのサンプルが研修室から回収されていった。
これが解析されていれば、STAP細胞としてキメラ実験に用いられた細胞の由来が明確にわかったはずだった。もちろん、若山研から笹井研、笹井研から小保方研に引っ越しをする際、整理されたサンプルもあったが、その箱に入れていたサンプルは若山研にいた時から一切触っていなかった。STAP細胞からのテラトーマの実験も複数回行われていたが、それらのサンプルもなくなっていた。
※ ※ ※(以上引用終わり)
↑ というように、小保方さんは、『細胞のサンプルは3月の時点ですでに証拠保全され理研によって管理されていたが、細胞以外のキメラマウスやテラトーマなどのサンプルは閉鎖されていた小保方研に残されたままだった。竹市先生に「研究室にのこっているサンプルをすべて調査のために提出してください」と申し出た。竹市先生と竹市先生のいう「リークしない人たち」の立ち会いの下、すべてのサンプルが研修室から回収されていった。』と書いておられるのです。
その際に無くなっていた『特に重要な、ほぼすべての組織が初期胚に注入した細胞から形成されるSTAP細胞からの4Nキメラと呼ばれるサンプルのホルマリン漬け』というのは、ネイチャー誌、STAPアーティクル論文、↓
NATURE | ARTICLE
Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency
Haruko Obokata,Teruhiko Wakayama,Yoshiki Sasai,Koji Kojima,Martin P. Vacanti, Hitoshi Niwa,Masayuki Yamato& Charles A. VacantiAffiliations Contributions Corresponding authors
Nature 505, 641–647 (30 January 2014) doi:10.1038/nature12968
Received 10 March 2013 Accepted 20 December 2013 Published online 29 January 2014
Retraction (July, 2014)
Retraction (July, 2014)
Brief Communication Arising (September, 2015)
Brief Communication Arising (September, 2015)
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html
↑ のうち、フィギュア5の、↓
Figure 5: ES-cell-like stem cells can be derived from STAP cells.
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_F5.html↑ 画像kで用いられたマウスのことですよね?↓
【英文説明では、k, l, Tetraploid complementation assay. ‘All-GFP+’ pups were born (k) and germline transmission was observed (l).と書かれている。】
↑ この画像は、若山博士が、小保方博士から受け取ったSTAP“様”細胞をインジェクションした、胚盤胞から、三胚葉を経てはるかに器官の分化ステージの進んだ、暗室においてOct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光で全身が光る4Nキメラマウスの赤ちゃん(上掲画像右)までできちゃっているということを示しているわけですから、これが、最新の遺伝子解析技術を用いることによってES細胞とも、iPS細胞とも異なるものなら、STAP細胞存在の有力な証拠となります。
↑ これについては、平成26年12月25日付け(桂外部調査委員会)調査報告書(全文)(2014年12月26日修正※)↓
http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf及び調査結果報告(スライド)平成26年12月26日 研究論文に関する調査委員会↓
http://www3.riken.jp/stap/j/h9document6.pdf↑ の中に、小保方さんが指摘されているホルマリン漬けされた4Nマウスの分析が記載されていないように見受けられるのですが、仮に、私の単なる見落としで、それがあるのなら、どれがそうなのか確認できる方は、是非ご教示ください。
③
>STAP細胞論文を巡り、理化学研究所の研究室からES細胞(胚性幹細胞)が盗まれたとして告発があった問題で、兵庫県警が小保方晴子元理研研究員(32)から参考人として任意で事情聴取していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
↑ これも読者をして誤読せしめる悪質な印象操作です。
『理化学研究所の研究室からES細胞(胚性幹細胞)が盗まれたとして告発があった』のではありません、理研OBの石川智久氏は最初から“小保方さんを犯人として名指し”で、『ES細胞を盗み(窃盗罪を構成)、混入させ捏造研究を行った』と刑事告発をし『小保方さん側から名誉棄損で訴えられても受けて立つ』と言い放っていたのです。
ここで、一般の方は誤解されている方が多いようですが、『親告罪』ではない場合、例えば今回の事例のような『刑事告発』は、
第三者であれば、誰でも出来るのです。普通はしませんけどね。
つまり、警察が動かざるをえなくなるような、ある程度の確度のある材料を一定量提示できる人間か、もしくは、そうでなくても刑務所行きもあり得る虚偽告訴等や刑事・民事の名誉棄損による反訴を念頭に入れない無鉄砲な人間で、かつ、いろいろな手続きの労をいとわない時間と経済力に余裕さえあれば、誰でも彼でも、刑事告発なんて好き勝手にできるわけです。
それをあたかもこの刑事告発により、小保方さんがES細胞の混入容疑者であるような、印象操作報道を行ったマスメディアは絶対に許されるべきではありません。
メディアはそのことを隠ぺいし、他人様(ひとさま)を盗人(ぬすっと)呼ばわりした悪意の石川智久氏を匿名扱いし、そのまま実名扱いの小保方さんの法的代理人である三木弁護士にインタビューをとっているのです。
当然無実の小保方さんは「取っていない」と答えるわけですが、一般の読者は、「小保方さんが容疑者に決まっているのに、シラを切っている」と受け取るはずです。
この場合、本来メディアがインタビューすべきなのは、『小保方さんを犯人扱いした石川智久氏』なのであって、どうしてそれが警察によって『容疑者不詳になったのか』と、『犯人扱いした小保方さんへの謝罪の言葉』を引き出すことが義務なのです。
ところで、この告発内容の『窃盗』というのは、ES細胞ってどれだけの有価物なんですか?
兵庫県警が本当に窃盗事件として告発状を受理したのか、私の知る限りでは、確認は取れていません。おそらく捜査は偽計業務妨害で進んでいくものと思われています。
ところで、理研OBの石川智久氏はとても優秀な科学者でいらっしゃることは確からしいのですが、法律に不案内なのか、石川氏が、『威力』にせよ『偽計』にせよ『業務妨害』というオーソドックスな罪名を知らずに、『窃盗』どころか、さらに将来的には『詐欺・横領』の罪まで問うとまで言い出したのです。
無知ほど強いものはありません。
以前も書いたように、おそらく石川氏は、『国家を騙した科学者―「ES細胞」論文捏造事件の真相』 李 成柱(イ ソンジュ) (著, 原著)、べ 淵弘【ベ ヨンホン(『ベ』の漢字はナベブタの下に非に衣)】 (原著, 翻訳) 牧野出版、P328 訳者あとがきをよんで、頭の中に、
『研究不正=窃盗・詐欺・横領の罪が問える』という公式が出来上がっているようなのです。
小保方博士は、
黄禹錫(ファン・ウソクファン・ウソク)元教授のように、
論文捏造を通して国と民間の支援金、合わせて約二億八千万円を横領した疑いが持たれ(実際に研究に要した研究費でなく、支援金ですよ!)、
親戚研究員など六十三の借用口座を利用して支援金を管理し、
身内名義の自家用車購入費、複数の政治家への後援金などになどに使い、
事件発覚後には協力的な研究員らに対しても金銭を分け与えていたとされ、
また、日本ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律(平成十二年十二月六日法律第百四十六号)の発効以降にも、卵子提供の見送りとして産婦人科病院へ経済的利益を与えていたようだった、のですか?
【↑ 明らかな詐欺・横領事件】
小保方博士は、黄禹錫元教授のように、自らがユニットリーダーを勤める『細胞リプログラミング研究ユニット』の研究員に、執拗に偽のSTAP細胞を作るように圧迫し、若山研のES細胞を持ち出させ、それで“研究員に作らせた”細胞を若山博士に手渡すという犯罪を行わせていたということを、研究員が自白したのですか?
【↑ 明らかな詐欺・窃盗事件】
6月12日記者会見において、
委員長を務める東京大名誉教授の岸輝夫氏は、「世界3大不正の一つ」と述べ、
信州大学特任教授の市川家国氏は、『STAP論文問題では様々な不正が同時に行われている点を挙げ、2002年にアメリカで起こった「超電導研究不正(シェーン事件)」や、2005年に韓国で起った「ES細胞捏造(ファン・ウソク事件)」と並び、三大不正事件の一つであると断言。「3つの事件のなかでも一番がSTAP細胞論文の問題で、これから教科書的に扱われることになる」と述べた。』のです。
「超電導研究不正(シェーン事件)」については、私なりにNHKがらみの疑義があるので、ここでは触れませんが、
研究不正以前の、明らかにその悪質さにおいて異常な犯罪行為である「ES細胞捏造『黄禹錫(ファン・ウソクファン・ウソク)』事件」と、出所不明の不可解な疑義がでっちあげられて研究不正と決めつけられたSTAP騒動を引き合いに出し「世界3大不正の一つ」と述べた岸輝夫理化学研究所改革委員長と、『STAP論文問題では様々な不正が同時に行われている点を挙げ、2002年にアメリカで起こった「超電導研究不正(シェーン事件)」や、2005年に韓国で起った「ES細胞捏造(ファン・ウソク事件)」と並び、三大不正事件の一つであると断言。「3つの事件のなかでも一番がSTAP細胞論文の問題で、これから教科書的に扱われることになる」と述べた。』いうような大嘘を故意についたか、もしくは善意に解釈しても度し難く無知蒙昧である市川家國委員は断じて許すことができません!
これだけ明白で稚拙な大嘘をついたうえで、無知蒙昧を露呈した、岸理研改革委員会が下した理研CDBの解体という日本の科学破壊工作を目的とした結論に対して、ほとんどのメディア、世論は批判を行いませんでした。
④
>兵庫県警が小保方晴子元理研研究員(32)から参考人として任意で事情聴取していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
↑ まず、一般の人は『参考人』の意味を知りません。
『参考人』というのは、
刑事訴訟法第223条第1項に規定があるとおり、
『検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者以外の者の出頭を求め、これを取り調べ、又はこれに鑑定、通訳若しくは翻訳を嘱託することができる。』
↑ ですから、小保方さんは、『被疑者以外』なのです。
兵庫県警は理研OBの石川智久氏の『小保方博士を容疑者と決めつけた刑事告発は』明らかに無理があると判断し、『あくまで『容疑者不詳』で刑事告発受理しているうえに、検証実験において、小保方博士の責任範囲のOct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光で光る未知の『STAP“様”細胞』の作製までは成功し、同じく丹羽博士も成功し、さらに丹羽博士はその細胞が、論文作成の時に見たものと同じだと検証実験記者結果会見において証言なさっているため、小保方さんがわざわざ少なくとも自分の責任範囲では存在が証明された未知のSTAP“様”細胞に、ES細胞を混入する理由はないのです。
小保方さんは、兵庫県警に『特に重要な、ほぼすべての組織が初期胚に注入した細胞から形成されるSTAP細胞からの4Nキメラと呼ばれるサンプルのホルマリン漬けなどがなくなっていた。』という説明もなさっているはずです。
むしろ、小保方さんは、兵庫県警からは、ES細胞混入により実験を妨害された“被害者”として位置付けられ、そのことについて“任意”にいろいろな“説明協力“を求められているはずなのです。
⑥
容疑者不詳で窃盗容疑の告発状を県警に提出し、県警は同5月に受理していた。
↑ というように、毎日新聞社他メディアは、あたかも最初から『容疑者不詳で窃盗容疑の告発状を県警に提出し』たかというような大嘘記事を書いたうえ、小保方さんからの『刑務所行きもあり得る虚偽告訴等や刑事・民事の名誉棄損による反訴』の可能性が出てきたとたん、石川智久氏を匿名扱いするという卑怯なことをやらかしたのです。
ということは、石川氏は小保方さん潰しを目的としたメディアの傀儡(かいらい)である可能性もあるのです。
⑦
>理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)にあった研究室から何者かがES細胞を持ち出したとの告発内容。論文は2014年7月に撤回され、理研の調査委員会が同年12月、「STAP細胞はES細胞が混入した可能性が高い」とする最終調査報告書を発表していた。【矢澤秀範】
↑ 桂外部調査委員会の結論は、平成 26 年 12月25日付『調査報告書(全文)』のP14には↓
http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf『以上の実験過程を考慮すると、混入があった場合、当事者は小保方氏と若山氏(STAP細胞からのテラトーマ作製では小保方氏のみ)しかいないように見える。しかし、当時の CDB 若山研の状況調査から、必ずしもそうとは言い切れないことが判明した。』
(中略)『若山研では、多くの人が夜中にこの部屋に入ることが可能だった。つまりインキュベーターやフリーザーへの接近が可能だった人は数多くいたことになる。したがって、作製中の STAP 細胞が入ったディッシュを判別できれば、多くの人に混入の機会があったことになる。』
(中略)客観的状況に照らし混入の機会があったと見られる全ての関係者を洗い出し聞き取り調査を行ったが、小保方氏を含め、いずれの関係者も故意又は過失による混入を全面的に否定しており、残存試料・実験記録・関係者間のメール送信記録・その他の客観的資料の分析検討によっても混入行為者の特定につながる証拠は得られず、ES 細胞混入の目撃者も存在せず、混入の行為者を同定するに足りる証拠がないことから、委員会は、誰が混入したかは特定できないと判断した。
↑ というように、混入犯は特定できないと結論付けたわけですが、
『誰がES細胞を混入したのか不明で、小保方さん以外が混入犯なら(私はそう確信します)』、『小保方さんが研究不正を行ったという結論』は『その根拠を失う』ということをちゃんと書かないと、一般の読者は小保方さんがES細胞を混入したと誤読します。
というより、そういった毎日新聞は印象操作によって、なにがなんでも小保方さんをES細胞混入犯に仕立て上げたいのです。
理研は、小保方博士の退職願を受理した後、懲戒解雇処分相当と結論付け、ネイチャー論文投稿費用60万円を小保方さんに請求しました。小保方さんは、法的に払う義務はないと認識しつつも、またこれがマスコミの好餌となり、バッシングが再加熱する可能性等により、こころならずも全額支払いに応じたのです。
ということは、ES細胞混入犯も小保方博士で、かつ損害を被った被害者は理研であると理研側が結論付けたことを意味しますから、理研職員の法的身分は、刑法第七条第一項でいうところのみなし公務員ですから、『刑事訴訟法第231条2項 公務員は職務上、犯罪を認知したときは告発義務を負う』のですが、理研は小保方さんのES細胞混入という犯罪によって、損害を被ったとしてネイチャー論文投稿費用全額を請求した以上、第三者としての刑事告発はおろか、当事者として刑事告訴を行う法的義務が生じるのです。
ところが、理研は小保方さん以外の真犯人が判明するのが怖いのか、刑事告訴義務を怠りました。それに悪乗りしたマスメディアは、『理研は犯人に決まっている小保方さんを刑事告訴断念によって庇い、真相究明の道を閉ざした』というような、悪意の嘘記事を書いているのです。
また、STAP細胞は継代増殖しないので、個体が死滅すれば残存せず、残存する『幹』細胞の分析によるSTAPの不在証明は不可能です。さらに、STAPにしか持ちえない、胎児も胎盤も光るFI幹細胞キメラマウスはES細胞由来であるという紐づけは桂調査委員会スライド資料においてなされておらず、全身が光るホルマリン漬け保存されていた4Nマウス等の重要な残存資料は何者かに抜き取られているのです。
その上に、STAP存在への有力な反証仮説はいまだに提示されておらず、STAP現象の存在の可能性はまだ開かれたままなのです。
それにしても、これだけの短い記事ですら、これだけのインチキがなされているのですよ!皆さんはこのことに疑問を持たれませんか?
これでも、皆さんは嘘だらけのマスメディアを信じ、首尾一貫して主張にぶれがない小保方さんを疑いの目で見るのですか?
ES細胞の混入で偽計業務妨害が認められた場合、
最高刑でも『3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる』に過ぎないのです。
本件については『日大・板倉宏名誉教授は「わざとか、たまたまそうなってしまったか、という問題があるが、』『うその資料で理研の業務を妨害したということで偽計業務妨害の疑いはある。』『これだけ大きな問題になり、理研は相当業務を妨げられているはず」と話した。有罪となった場合については「懲役3年、執行猶予4年くらいの判決が下されるのではないか」とした。』ということになっています。3年以下の懲役というのはあらかじめ執行猶予を予定したものですから、この板倉名誉教授の判断が法曹界での相場なのでしょう。
つまり、
法的にはたかだか有罪になっても“執行猶予が付くにすぎない”量刑の犯罪の“濡れ衣”を着せられた小保方さんは、
マスメディア、曲学阿世の科学者、組織的なものもふくめたネット等によって、『連続凶悪大量殺人犯罪人』に対してなされる以上の吊し上げ、バッシング、脅迫等々を受けてきたのです!
こんなリンチが許されるのですか?
日本は本当に法治国家なのですか?
なお、石川智久氏の刑事告発の詳細については、講談社は最初から『週刊現代』ではなく主にスキャンダル関係を扱う『FRIDAY』に取材させています。
今思うに、講談社はすでに石川智久氏の刑事告発の突っ込みどころだらけのヨタ話をFRIDAYに掲載した時点で、今回のSTAP騒動はSTAP潰し、小保方さん潰しを目的とした第三者によってでっちあげられたものだということに気が付いていたものと私は推測します。
それが、小保方さん自らのSTAP騒動に関する手記『あの日』の講談社からの出版につながっているように考えるのです。
また、最近になって、科学者の間から『STAPは存在するのではないか』という意見が増えつつあることを仄聞(そくぶん)します。また、一般の人にも、『小保方さんは研究不正を行っていない』という意見を持つ人が増えてきたと私は感じます。
◆理解不能の刑事告発を行った頓珍漢の石川氏以下の能力しかなかった愚昧な岸輝雄理研改革委員会!流石は毎日新聞、今度は系列のスポニチを使って逆恨みの嫌がらせ!
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55448502.html-
◆兵庫県警による『STAP研究妨害及び、小保方博士の研究不正デッチアゲ問題』事実究明捜査に当たっての、私からのお願い。
◆なんとNHK 科学文化部の藤原淳登記者の電話インタビューに電話越しに証言した謎の留学生とやらが誰かということを暴露したのが石川博士!
◆発表したメディアがこともあろうに芸能人のスキャンダルを追っかけまわすFRIDAY(フライデー)!
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55555564.html◆須田桃子氏の小保方さんをESコンタミの犯人扱いする暴走記事。
◆『日大・板倉宏名誉教授は「わざとか、たまたまそうなってしまったか、という問題があるが、』『うその資料で理研の業務を妨害したということで偽計業務妨害の疑いはある。』『これだけ大きな問題になり、理研は相当業務を妨げられているはず」と話した。有罪となった場合については「懲役3年、執行猶予4年くらいの判決が下されるのではないか」とした。』
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55463867.html◆あくまで『容疑者不詳』で兵庫県警が刑事告発受理(2015年5月15日)。にもかかわらず、NHK・毎日の欺瞞に満ちた報道。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55549803.html 次に続きます。