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マーカス・ミラー イン ブルーノート:私のライヴ・リポート 【ファイルMU2】2007.03

【ファイルMU2】2007.03 マーカス・ミラー イン ブルーノート:私のライヴ・リポート


マーカス・ミラー (Marcus Miller )さんは、カリスマ・ベーシスト

 
 カリスマ・ベーシストで敏腕プロデューサーでもあるマーカス・ミラーさんのライヴを聴きに、ライヴハウスのブルーノートまで行ってきました。


 マーカス・ミラーさんにライバル意識を持っている、アトモス部屋専属ベーシストのクマーカス・ピコリンさん。演奏の時ぐらい、ミトンは外してほしいものです。





 本物のマーカス・ミラーさんの写真。(演奏会場のポスターから)





 ブルーノートのディスプレイ





 マーカス・ミラーさんの愛器





 マーカス・ミラーさんの愛器についているイニシァル『M』マークのアップ。





 マーカス・ミラーさんが演奏するバス・クラリネット。





 当日のメンバーは以下のとおりです。

 マーカス・ミラー Marcus Miller (Bass/Vocals/Bass Clarinet)

 ボビー・スパークス Bobby Sparks (Keyboards)

 プージー・ベル Poogie Bell (Drums)

 マイケル’パッチェス’スチュワート Michael’Patches'Stewart (Trumpet)

 キース・アンダーソン Keith Anderson (Saxophone)

 グレゴア・マレ Gregoire Maret (Harmonica)


 私にとって、マーカス・ミラーさんのライヴは2回目です。

 1回目に行ったライヴがCDをはるかに上回る素晴らしさだったので、リピーターになりました。

 マーカス・ミラーさんのキャリアは以下のとおりです。

【マーカス・ミラー】

●1959年、ニューヨーク・ブルックリン生まれ。13歳でベースを始め、15歳でR&Bバンドでプロとしての初のギグを経験する。その頃ジャズに開眼。ジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークから多大な影響を受ける。

●レニー・ホワイトやロニー・リストン・スミスらとの共演でハイ・スクール時代から存在を知られるようになり、80年代初頭には早くも敏腕ベーシストとしての名声を獲得する。81~82年はマイルス・デイヴィス・バンドに在籍するが、自己の音楽追及のために脱退する。

●83年に「サドゥンリー」、84年に「パーフェクト・ガイ」とソロ・アルバムをリリースしながら、ルーサー・ヴァンドロス、デヴィッド・サンボーンの作品をプロデュースする。そして、マイルスの「TUTU」(86年)をプロデュース、その才能がさらに広く認知される。

●その後、自らのグループ、ジャマイカ・ボーイズを結成し、「ジャマイカ・ボーイズ」(87年)、「J-BOYS」(90年)と2枚のアルバムをリリース。93年、9年振りのソロ・アルバム「キング・イズ・ゴーン」をリリース。マイルスに捧げたアルバムで、あらゆるメディアから絶賛を浴びるとともに、圧倒的なセールスを記録する。95年リリースの「テイルズ」では、7人のジャズメンの声をサンプリングし、大きな話題となる。

●97年、エリック・クラプトン、デヴィッド・サンボーン、ジョー・サンプル、スティーヴ・ガッドからなるドリーム・プロジェクト「Legends」を結成し、ヨーロッパ各地のジャズ・フェスティバルに出演。同年、世界各地での演奏を収録したライブ・アルバム「ライブ・アンド・モア」を発表。

●98年には4枚のソロ・アルバム、そして2枚のジャマイカ・ボーイズのアルバムからのベスト・セレクションによる初のベスト・アルバム「ザ・ベスト・オブ・マーカス・ミラー」をリリース。

●01年、自身のイニシャルをクレジットにした約6年振りとなるスタジオ録音アルバム「M2~パワー・アンド・グレイス」をリリース。その年のグラミー賞を受賞する。

●05年2月には、エリック・クラプトンとの共作曲「シルヴァー・レイン」、プリンスの「ボーイズ・アンド・ガールズ」など幅広い選曲したアルバム「シルヴァー・レイン」をリリース。


 マーカスさんはとっても偉大なミュージシャンなんですけど、結構小柄です。でも精悍でバネのありそうなバスケットの選手のような体つきです。

 雰囲気が、大リーグの嘗ての名遊撃手のオジー・スミスになんとなく似ています。

 ベースって結構地味な楽器っていうイメージがあるのですが、私は好きです。ベースの上手い演奏って感心してしまいます。

 オーケストラでも、コントラバスがしっかりしているオーケストラは、良いですから。

 でも、正直言って、エレキベースより、ウッドベース(コントラバス、ダブルベース)の方が好きですね。

 ただ、マーカスさんだけは別格です。

 彼のベースは良く唄います。打楽器みたいに良く弾みます。とってもしなやかで、且つとっても張りがあって硬質です。

 ガラスを叩くような音がしたと思ったら、人の声のような音がします。アフリカのトーキングドラムにも響きが似ています。

 そして、速いパッセージを魔法のように楽々と弾きこなします。ハウリング一歩手前の大音量で、楽器が良く唸り響きます。

 爆音のような響きの後に、繊細で可憐な囁きが聴き取れたりします。

 まるで、ホロヴィッツの弾くピアノみたいです。

 私にとっては、エレキギターの耳に突き刺さるような高音の伸びよりも、体全体を揺るがすようなベースの重低音の響きがとっても心地よいのです。

 羊水の中で聞いたはずの、母親の心音のような作用が働くのかな?

 Keyboardsのボビー・スパークスは太っちょで、ミッキー吉野さんみたいです。というよりハンバーガー屋のおやじといった風体です。

 額にチャンピオンベルトのような光り物のティアラを付けて、右腕に刺青を入れて、スーパーマンのTシャツを着ています。スパークスの『S』のつもりなのでしょうが、マーカスさんが『スーパーマン』と紹介していました。

 ファンキーな曲や幻想的な曲の雰囲気を盛り上げてくれます。

 Drumsのプージー・ベルも太っちょで、とてもパワフルなドラムワークを披露してくれます。2曲目には既に汗だくで、熱演してくれました。全曲、ドラムだけ鳴りっぱなしだったので、彼が一番重労働でした。ごくろうさまです。

 彼の技量の程は、カリスマ・ベーシストが信頼するリズムセッションというだけで十分でしょう。

 Trumpetのマイケル’パッチェス’スチュワートはパワフルなブロウと、リリックなミュートプレイが身上です。なんとなくジェフ・ゴールドブラムを小太りさせたような風貌です。

 Saxophoneのキース・アンダーソンはデヴィッド・サンボーンのような知的でスマートなプレイヤー。レゲエの格好をしています。

 Harmonicaのグレゴア・マレは、哀愁溢れるハーモニカです。ブラスセクションに参加するときはパワーがあってびっくり。

 今回は今度レコーディングする新曲が混じっています。

 最初の曲は中東風のメロディーです。マーカスさんはのっけからメリハリのある演奏で飛ばします。

『元気ですか?こんばんは。ありがとう』って日本語でご挨拶します。とっても愛想がいい人なのです。インタビュー映像を見ても、とても謙虚で、何でも吸収しようっていう人柄なのですね。

 彼は日本びいきのようで、嘗て、渡辺貞夫や渡辺香津美ともセッションをしていて、良く来日します。

 客席からの声のかかり方からして、通のファンが多いようです。

 私はステージ左側の前から2席目を確保できたので、マーカスさんから5mぐらいのところで,彼のスーパーテクニックを見ることができました。凄かったよお!

 おなじみの名曲、PANTHERも演奏してくれてご機嫌です。

 出だしが哀愁に満ちていて、スタイリッシュで雰囲気があり、マーカスさんのテクニックが堪能できる、テンポの良いカッコイイ曲です。

 あと、COME TOGETHER(ビートルズナンバー)は夫々の奏者のテンペラメントにあふれたアドリブソロが入ってとっても楽しかった。

 TUTUは、深海を潜っていくような幻想的な演奏でした。

 マーカス・ミラーの入門盤としては、『ザ・ベスト・オブ・マーカス・ミラー+2』があります。機会があったら、是非聴いてみてください。



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コメント

No title

ミトンをつけてピコリンがベース弾くのね!でも、何気に衣装もそれっぽくなているわね~でも、ライブ、楽しめたみたいね!

No title

BTGさん、ブルーノートはライブハウスとしては大きいのでしょうが、コンサート会場と較べれば断然狭いので、間近で演奏に接することができます。その代わり、チャージが高い上に飲み食いしないとダメなので、贅沢です。マーカスさんはステージの出入りは両手を振るので、楽器は客席から近くのステージに置きっぱなしで、みんな、記念写真をとっていました。

No title

(続き)ライヴ録音を集めた『ジ・オーゼル・テープス』を聴かれたのかな?その前の『ライヴ・アンド・モア』では、最初からライブ録音を予定していて『日本のオーディエンスは世界一質が良い』と日本のテイクを多く使っているらしいのです。彼はやはりライブの人ですね。マーカスさんは基礎もやりますが前面で目立ちまくっています。ただ、アンサンブルのバランスをとても大切にしているのがベースマンらしいですね。

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むにゅさん、ピコリンがベースを弾くなんて、私も知らなかったので、びっくりしましたよ。ミトンは外せないみたいですね。衣装は当日のマーカスさんの衣装を参考にしたみたいです。マーカスさんもピコリンさんも黒人なので、何となく雰囲気が出たかなと思います。ライブは値段だけの価値はありました。とても楽しめましたよ。他のお客さんも、演奏の凄さに唸っていました。

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ブルーノート懐かしいですね。。もうず~~と行ってない、、あそこの臨場感はファンにはもうお涙ものですよね。。マーカス ・ミラー、、聞いてみようっと^^

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まりっぺさん、ブルーノートはロケーションも良いし、雰囲気が良いので、贅沢な時がすごせますね。ただ、良い席を取るために、整理券配付の時に並び、開場時に整理券順に並ばされ、面倒なのが難ですね。私はパソコンと折りたたみ椅子を持って行って並びました。マーカス・ミラーはいいですよ。

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楽器の事はあまりよくわらないのだけど、次女がギターを中学に入ったら習いたいと言って。。今すぐにギターを買ってとだだこねられて、あせらないあせらないと言っている私ですが、すっかり嫌われモードですよ。親って嫌われ役でも仕方がないですよね~(^_^;)???

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ピコリンミトンでどうやって弾くのかな(O_o)!!すごい!ライブ楽しそうでいいな♡いい経験だよ~ポチ☆

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ミントグリーンさん、本当に親は損ですね。子供は欲しくなったら、すぐ欲しいですからね。確かに楽器ができる子って立派に両立して、勉強も凄くできる子がいるかわりに、夢中になって疎かになる場合がありますね。すぐに投げなさないとか、両立させるとか約束してからじゃないと。親は友達じゃないんだから、好かれるだけじゃダメですよね。娘さんも、母親になったら、ミントグリーンさんの立場が分かりますよ。それまでは多分、無理かも・・・。頑張ってくださいね。

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ミユキちゃん、ポチありがとう!本当だね。右手は親指で弾けても、左手は押さえられないよお!ピコリンって変わってるね☆ライブ楽しかったよ。ミユキちゃんもステージで弾くものね。一緒にライブ行こうね☆

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子は親の気持ちなんて、親にならないとわからないっていう事ですよね~。みゆきちゃんからも、メッセージもらって、メトロンさんからもアドバイスもらって、今日は元気いっぱいになって一日でした♪ありがとうね~!

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ミントグリーンさんいい一日でよかったですね。それが何よりです。私もなんだかんだありましたが、トータルしたらとてもいい一日でしたよ。今日も良い一日でありますように。

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ここのところ、人生って難しいな~と色々な意味で考える今日この頃でした。でも、くじけてはいけないので、前に前に進みましょう!メトロンさんもね!

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ミントグリーンさん、ありがとうございます。そうですねえ。私にはお友達のみなさんがいるので、心強いですよ☆これからもよろしくお願いしますね。

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こんにちは。マーカス・ミラーを最初に聴いたのは、彼が、まだ、20歳そこそこの頃だったと思います。渡辺香津美、デイブ・グルーシン…、当時の彼のアグレッシブな演奏に、これってベース?と思ったほどです。一番、印象に残っているのは、やはり、マイルス・ディビスですね。新宿の野外でやったマイルスの復帰コンサートは、圧巻でした。もう、22年ぐらい前になるのかな。今日は、家に帰って、久々に、レコードで、マーカス・ミラーの演奏を聴いてみます。

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生野銀山さんは、初期の頃からマーカス・ミラーをご存知なんですね。凄いですね!彼は若いときから素晴らしいベーシストなんですね。マイルスに見出されるぐらいですから、当然なのでしょうけど。新宿のコンサートは伝説的ですね。羨ましいなあ!

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私はTalesだけ持っているのですが、いつ聞いても飽きません~。
凄いベーシストとしては、レス・クレイプールさん(primus)を一度大阪のライブで目の前でみたことがあります♪ 生で見るのって凄い刺激うけますね~! それにしてもマーカス・ミラーさんを近くで見られて羨ましいです~☆

No title

crystal7thさん、ベーシストは地味な印象がありますけど、凄い人は、お腹に響くしとても迫力がありますね。生はその場の空気と演奏が連動するので、緊張感が違いますね。近くでみると魔法みたいでしたよ!

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マーカスならソフィーが大好きです!TBさせてくださいね!

No title

billevanz さん、TBありがとうございます。マーカスは多彩な人だから、自分のアルバムはもちろん、他のアーティストとのコラボレートも素晴らしいですね。
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